携帯用おしりふきケースの作り方 100均グッズで作ってみよう
まだまだ絶賛オムツ使用中の年齢の子どもがいると、ちょっとした公園やお買い物など、どこへ外出する時でも「おしりふき」の持ち歩きが欠かせませんよね。市販の携帯用おしりふきも販売されているから特に困ることもない…かと思いきや、この便利な携帯用おしりふきには、取り出し口がシールであるがゆえの大きな欠点があります。何度も開閉しているうちに粘着力がどんどん弱くなり、シールに小さなゴミやホコリがついて、しっかりと密閉しなくなってしまうのです。その結果、いざという時におしりふきが乾燥してカピカピになり、使い物にならなくなって悲しい思いをした経験は、多くのママが持っているはずです。
携帯用なので毎日大量に使うわけではなく、外出用バッグの中に数日間放置している間に乾燥しきってしまうこともよくあります。半分以上残っていたりすると、さすがに「もったいないな…」とため息が出てしまいますよね。それに、肌に優しい成分のおしりふきを、手口拭きやウェットシートとして兼用しているママにとって、ファミレスのテーブルでデカデカと「おしりふき」と書かれたパッケージをドン!と出すのは、少しだけ気が引けるものです。
そんな生活感あふれるおしりふきは、100均グッズを活用した可愛い専用ケースに入れてしまいましょう!お気に入りのポーチに専用のフタを取り付けるだけで、乾燥を防げるだけでなく、バッグから取り出すたびにテンションが上がる魔法のアイテムに早変わりします。今回は、手芸が苦手な方でも100均材料で工作感覚で簡単に作れてしまう、おしりふきケースの作り方をたっぷりとご紹介します(^ ^)
おしりふきケースを手作りするメリットと心理的効果
「わざわざ手作りしなくても、市販のケースを買えばいいのでは?」と思うかもしれません。しかし、毎日のお世話で何度も目にするアイテムだからこそ、自分の好みにぴったり合ったものを手作りすることには、想像以上のメリットがあります。
発達心理学では『自己効力感』という考え方が知られています。これは「自分で作り上げた、成し遂げた」という自信の現象で、家庭の場面では「自分のお気に入りの道具を使うことで、面倒なオムツ替えの時間が少し楽しくなる」行動として表れます。この理解があると、ただの節約術ではなく、育児のストレスを軽減し、ママ自身の心をケアする大切な時間だという向き合い方に変わってきます。
子育ての現場でよくあるのは、外出先でのオムツ替えの際、赤ちゃんがぐずって暴れ、ママが焦ってシール式のフタをうまく開けられずにイライラしてしまうケースです。良かれと思ったコンパクトな市販品が、ママには「開けにくくて手間取るストレス」に映ってしまい、かえって外出自体がおっくうになる原因になることがあります。代わりに、片手でカパッと開けられる専用のプラスチックのフタをつけたケースを用意しておくように関わるのがおすすめです。
| やりがちなNG対応 | 外出先でのリスク・ストレス | 望ましい対応・手作りケースの工夫 |
|---|---|---|
| シール式のフタを何度も開け閉めする | 粘着力が落ちて乾燥し、いざという時に使えない | プラスチックの専用フタを接着し、完全密閉させる |
| 「おしりふき」と大きく書かれたパッケージのまま持ち歩く | カフェなどでテーブルに出すのが恥ずかしい | おしゃれな柄のビニールポーチに入れて生活感を隠す |
| 両手を使わないと開けられないケースを使う | 片手で赤ちゃんを押さえている時に取り出せず焦る | ワンプッシュで開くタイプのフタを選んで取り付ける |
「明日の外出には、新しく作ったこのケースを持っていこう!」と楽しみができるだけで、赤ちゃんとのお出かけの足取りがずっと軽くなりますよ。
基本の100均グッズを使った携帯用おしりふきケースの作り方
外出時々しか使わない携帯用おしりふきの品質と水分をしっかり保つため、100均で材料を揃えて簡単に専用ポーチを作ってみましょう。お出かけ専用の密閉できるおしりふきケースがあるのとないのとでは、ウェットシートの乾燥のスピードが全く違います!さっそく、ダイソーやセリアなどの100均アイテムで簡単に作れてしまう、基本のおしりふきケースの作り方をお教えしましょう。
手作りおしりふきケースの材料
- 100均のファスナー付きのビニールポーチ
- 100均のふたが付いたボックスタイプのメイク落としシートやウェットシート(今回はふた部分だけを使います)
- グルーガン(接着剤)、または水に強い厚みのある強力両面テープ
- はさみ or カッター
- 定規、カッターマット
※いつも使っている携帯用おしりふきがすっぽり入るサイズを選びましょう。
※詰め替え用おしりふき(大容量タイプ)を持ちあるくママには、マチ付きのポーチがおすすめです。
または、市販のウェットシート専用のふた(「ビタット」などが有名です)
100均グッズを使った携帯用おしりふきケースの制作手順

- ボックスタイプのウェットシートのふたを再利用する場合、ふたを本体から丁寧にはがしておきます。ふたに商品名が印刷されたラベルが貼ってあったら、見栄えを良くするためにはがしてしまいましょう。(シール剥がし液やドライヤーの熱を使うと綺麗に剥がれます)
- おしりふきの取り出し口のサイズに合わせ、ビニールポーチの片面の中心部を長方形(または楕円形)に切り取ります。
- 1.ではがしたふた、または市販のウェットシート用のふたを、ポーチに開けた穴に合わせて配置し、グルーガンや強力両面テープで隙間ができないようにしっかりと貼りつけたら出来上がりです。
「ふた」を接着するための面をしっかりと残すこと(これが「のりしろ」になります!)が失敗しないコツです。ポーチの内側にカッターマットを挟み込み、はさみやカッターなどで慎重に切り抜きます。
今回使用した「ふた」の裏面は段差があるタイプだったため、その段差がピッタリはまるサイズに合わせて切り取りました。
空いた時間に手軽に作れる丈夫なおしりふきケース
この基本の作り方は、ミシンや手縫いの工程が一切ないため工作感覚で簡単に作れるのが最大の魅力です。お子様がお昼寝している間の30分程度でささっと制作可能です。さらにおしりふきを取り出す「フタの口」と、おしりふき自体を補充する「ファスナーの口」が違う位置にあるため、ポーチ本体が傷みにくく長持ちするという特徴があります。
最近の100均では、キティちゃんやマイメロディなど、可愛いキャラクターがプリントされたウェットシート専用のふた単体も販売されています。少し可愛いパッケージのおしりふきなら、ふただけを直接シール口に貼り付けて付け替えるだけでも、手軽に可愛くおしりふきの持ち運びができますね。
要ミシン!でも簡単で108円で作れちゃうおしりふきポーチ
ミシンや手縫いが得意なママなら、専用のふたを使用せずに、元々ポーチやケースについている「ファスナー部分」をそのまま取り出し口にアレンジする方法があります。少し手間はかかりますが、フラットでかさばらないのが魅力です。材料と作り方は次の通りです。
ミシンは必要ですが、ポーチ代の100円だけで完成します!
ファスナータイプおしりふきケースの材料
- いつも使っている携帯用おしりふきより、一回り大きめのファスナー付きポーチやビニールケース
※以下の工程をもとに、適切なポーチのサイズを算出してください。
- リッパーや糸切りばさみ
- 裁断ばさみ
- ミシンで縫製する場合は:ミシン、ミシン針、ミシン糸
※ラミネート生地を縫製する場合は、テフロン押さえなど滑りを良くする道具があると便利です。
※手縫いで行う場合は:縫い針、丈夫な縫い糸、目打ちなど(手縫いでラミネート生地を縫製する時に必要な道具)
ファスナー部分が取り出し口タイプのおしりふきケース作り方
- ポーチやケースのファスナーを開けた状態で裏返しにし、ポーチの左右両サイドの縫い糸をリッパーや糸切りばさみで丁寧にはずし、完全な「筒状」にします。
- 縫い糸を外しポーチを一旦筒状にしたら、元々上部にあったファスナーの位置が「筒の表面の中央」にくるように位置をずらして調整しながら、マチ部分を作るようにぺたんこに平らに折りたたみます。
- 2.の折りたたんだ状態を、クリップや洗濯バサミなどでしっかりと固定し保ちながら、左右の両サイドをミシンで一直線に縫い合わせます。ビニール素材はミシンの押さえにくっつきやすいため、トレーシングペーパーやクッキングシートを重ねて一緒に縫うと、滑りが良くなり取り扱いやすくなります。
- 中央に配置したファスナー口から、生地をゆっくりと表に返し、内側の縫い代の角を綺麗に整えたら出来上がりです。
※ミシンがない場合は、縫う位置を目打ちなどで等間隔にチクチクと同じ大きさの穴を開けておき、その穴に沿って本返し縫いで丈夫に手縫いします。
追加購入する材料なし!かさばらないおしりふきケース
ファスナーつきポーチのファスナー部分をそのまま取り出し口として使用するこの方法なら、わざわざウェットシート製品のフタをはがしたり、専用フタを買い足したりする余分な手間や費用は不要です。
ビニール生地やラミネート生地を縫う作業さえ問題なくクリアできれば、すぐに作れる実用的なおしりふきケースです。ミシン作業などが得意な人には特におすすめの作り方といえますが、選ぶポーチが透明だと中身のおしりふきが丸見えになってしまうので、「可愛い目隠し効果」を狙うなら、中身が透けない不透明な柄物のポーチを選ぶのがポイントです。
パパも喜ぶ!もっとオリジナルのおしりふきケースにアレンジする方法
基本的な作り方を二通りマスターしたら、より自分たち家族だけのオリジナルデザインのものが作りたくなりますよね?!100均グッズや自宅にある余った手芸材料で、簡単にできるデコレーションの一工夫がこちらです!
おしりふきデコアイディア
- 100均や自宅にあるキラキラのデコシールや耐水ステッカー
- 100均や自宅にあるお気に入りのストラップ、カラビナ
- 100均や自宅にあるキャラクターのボタン、リボンモチーフ
おしりふきケースをもっとオリジナルに
- ウェットシート専用のふたを貼っておしりふきケースを作った場合は、その無地のプラスチックのふた部分に隙間なくラインストーンやデコシールを貼りつければ、キラキラと豪華なオリジナルおしりふきケースに早変わりします。
- パパや祖父母と関わり方をそろえると、子どもにとって「オムツ替えは楽しい時間だ」という安心感につながります。家庭内で「パパが使う時はパパが好きな色のストラップをつける」という方針を共有しておくと、パパがオムツ替えに積極的に参加してくれるという効果が出やすくなります。ポーチの端にハトメで穴を開け、カラビナやストラップを付ければ、ベビーカーのフックやマザーズバッグの取っ手にぶら下げられて機能性も抜群です。
- 布製やラミネート生地のポーチ部分に、お子様が一番好きなキャラクターのボタンやワッペンなどを縫い付ければ、お子様もおしりふきケースに愛着がわき、「〇〇ちゃんのケースだ!」と喜んで持ってくれるようになります。
親子で楽しいおむつ替えができるおしりふきケース
ちょっとした工夫で自分好みのデザインのおしりふきケースにすることで、荷物が多くて少し億劫な外出先でのおむつ替えも、バッグを開けるたびに少し晴れ晴れした気分になるかもしれませんね。
また、1歳を過ぎて歩けるようになると、遊びたくておむつ替えを激しく嫌がって逃げ出す子も多くなります。そんな時には、その子が好きなキャラクターのボタンやデコシールなどを貼ってアレンジしたケースを見せながら、「あ、アンパンマンのケースからおしりふきが出てきたよ!」と気を引けば、おむつ替えが嫌な気持ちもスッと紛れるかもしれません。親子で笑顔で楽しいおむつ替えができると、育児のストレスも減ってまさに一石二鳥です。
みんなの手作りおしりふきケースをご紹介!
全国のママたちが実際に100均アイテムを活用して作った、素敵なおしりふきケースの作品アイデアをご紹介します!ぜひデザインの参考にしてみてくださいね。
No.1 ビタット(専用フタ)とビニールポーチの定番型。使いやすさは断トツです。
Aセリアで買った、ドラえもんのファスナーポーチで作りました。
No.2 クールな外見ですが、オムツも数枚一緒に入れられる実用的な大きさが魅力!
Aお出かけ用におむつも一緒に入れれるおしりふきケース
No.3 半透明のビニールポーチは、可愛い目隠しの布を入れることでさらにおしゃれに♪
A針糸いらず♪100均のポーチをおしりふき入れに変身!
No.4 ビニールポーチの上に毛糸のポーチを被せる斬新なアイデア!毛糸の温かみがとてもおしゃれです!
A細編みおしりふきポーチ
手作りおしりふきケースは幼稚園や保育園のバザーにもおすすめ
最近の100円均一ショップは、お店ごとに様々なコンセプトの元で商品が展開されており、「本当に100円なの?」と驚くほどおしゃれで可愛いデザインのポーチが身近にたくさん溢れています。
100均アイテムであっという間にできちゃうこのおしりふきケースですが、ベースとなるビニールポーチのサイズを変えれば、赤ちゃん用のおしりふきケースとしてだけでなく、大人用の携帯用ウェットシートや、食事用の手口ふき、携帯用トイレ除菌シートなど、取り出し口がシールタイプになっているあらゆる「ポケットウェットティッシュの専用ケース」としても幅広く応用して使えます。
制作のコツを掴んで慣れてきたら、様々なサイズやデザインのものを何個も作って、幼稚園や保育園の秋のバザーなどに出品してみるのも大変おすすめです!シール口が弱くなることに悩んでいるママは多いため、バザーでは飛ぶように売れる人気商品になります。
ママ友同士で手持ちの可愛いハギレやシールの材料を持ち寄り、みんなで集まってワイワイとお茶をしながら作り方を教え合ったり、「私は穴を開ける係」「私はフタを接着する係」とそれぞれの作業工程の担当者を決めて分担すれば、流れ作業で大量生産もラクチンです。いろいろな柄やタイプのおしりふきケースが、一度にたくさん作ることができるでしょう。この手作りケース作りをきっかけに、ママ友との楽しい交流や様々な活動につながっていくといいですね。
ぜひ、あなたも100均に立ち寄った際は可愛いポーチを探して、世界で一つしかないオリジナルの携帯用おしりふきケースや、便利なポケットウェットティッシュケース作りに気軽に挑戦してみてください!
おしりふきケースに関するよくある疑問(FAQ)
Q1. 接着剤(グルーガン)でフタを付けましたが、すぐに取れてしまいます。どうすればいいですか?
A1. ビニールポーチの表面に油分や汚れがついていると、接着剤がうまく付きません。貼る前にアルコールを含んだティッシュなどでポーチの接着面をサッと拭き、完全に乾かしてから「強力タイプの両面テープ(水に強いもの)」で貼ると、かなり頑丈にくっつきます。
Q2. カッターでポーチを丸く切り抜くのが難しくてガタガタになります。
A2. 無理に綺麗な丸や楕円に切る必要はありません。取り出し口のサイズに合わせて、「長方形」に定規を当ててカッターで直線に切り抜く方が簡単で、しかもフタで隠れるため見栄えも全く気になりませんよ。
Q3. カビが生えたり不衛生にならないか心配です。
A3. ビニール製なので、ケースの中に水分が溜まるとカビの原因になります。おしりふきを新しいものに詰め替えるタイミングで、ケースの内側をアルコール除菌シートでサッと拭き、しっかり乾燥させてから新しいおしりふきを入れるようにすると清潔に保てます。
Q4. おしりふきケースにカバンに取り付ける紐(ストラップ)を付けるには?
A4. 100均の手芸コーナーに売っている「ハトメパンチ」を使うと便利です。ポーチの端の硬い部分に穴を開けて金属のハトメリングで補強し、そこに100均のカラビナや好きなヒモを通せば、ベビーカーにも簡単にぶら下げられるようになります。



