ベビーサインはいつから始める?最初に覚えたサインは?体験談15
まだ言葉を上手く話せない赤ちゃんとのコミュニケーションを、より円滑に行うためのツールであるベビーサイン。
食事中はもちろんのこと、子供の身体の不調などを読み取る重要なサインとしても大活躍してくれるため、子育て中に積極的に取り入れているママは多く、産院の母親学級や各地の体験教室、あるいは独学で学ぶ方も増えています。
そんなベビーサインですが、「興味はあるけど、ベビーサインはいつから赤ちゃんに教えればいいの?」と疑問を持つママも多いようです。今回は「ベビーサインはいつから始めた?」をテーマに、子育て中のママ15人に体験談を伺いました。
Q ベビーサインをいつから始めたか教えて!
A7か月から
7か月のころ、市が開いている講座にベビーサイン教室があるのを見つけ、6か月ほど通いました。
ベビーサインをいつから始めるべきかもわからず、当時は「しっかりベビーサインを身に着けよう!」と意気込んで行ったわけではなく、子供とのコミュニケーションがとれたらいいなという気持ちや、近所でママ友ができたらいいなといった、軽い気持ちで始めました。
一番初めに覚えたベビーサインは、ほっぺを軽くたたいて「おいしい」でした。ちょうど離乳食を食べる時期だったので、自分が「おいしい」のサインを見せつつ、「ごはんおいしいねぇ」と何度も見せてあげると1ヶ月しないくらいで覚えてくれました。
ほかのサインはなかなか覚えてくれなかったので、これが唯一のベビーサインになったのですが、大変な離乳食づくりで「おいしい」のサインがでるととても嬉しかったです(*^^*)
A6ヶ月過ぎて離乳食をはじめたついでにベビーサイン開始
ベビーサインの体験教室に行ってみたのをきっかけに、おしゃべに前に意思の疎通が取れたらラクだろうなーと軽い気持ちでベビーサインをしてみよう、と6ヶ月くらいからはじめました。
離乳食を食べさせるついでに「いただきます」「おいしい」「ごちそうさま」「もっと」「おしまい」「おっぱい」「おなかいっぱい」などからスタート。
6ヶ月後半からスタートしましたが、サインをし出したのは9~10ヶ月くらいからです。
「おいしい」や「ごちそうさま」は早かったです。早くから教えてたから早くできるようになるわけではないらしく、一番はじめから教えてた「おっぱい」は1歳直前までやらなかったりしました。
でも、1歳を過ぎると手や指を細かく動かせるようになったのもあるのか、どんどんサインをするようになりましたし、数回見せたサインもすぐに覚えるようになります(覚えないサインもありますが)。ママがあまり焦らず、日常生活の中で自然に取り入れると子供は受け入れやすいかと思います。
A簡単な仕草ができるようになった5か月半頃からです
ベビーサインのきっかけになったのは、子供がバイバイと手を振る行動ができるようになった5か月半の頃のことです。
うちの子は活発な子でしたので、同時期に絵本を読んで指さしをするようになったり、声を上げるようになったので、何か訴えたいんだなというのがこちらにも伝わってきはじめた時期です。
ベビーサインというものがあること自体知らなかった私ですが、お友達ママと一緒にショッピングモールに買い物に行った時に、無料のベビーサイン教室をたまたまやっていて、それを受講したことがきっかけになりました。
うちの子は遊びの中で割とスムーズに様々なサインを覚えてきましたが、”もっと”というサインは簡単ですし、すぐに覚えてしょっちゅう使っていたのを思い出します。
教えるポイントとしては、「教える」という観念を捨てて、一緒に手遊びする感覚で楽しみながら何度も繰り返すことです。サインの使用頻度にもよりますが、良く使うものは当日中位覚えてくれましたよ。
Aハイハイを始めた8ヶ月から
ハイハイを始めたら後追いが始まったので、毎朝パパを玄関まで見送る時に付いてきていました。
それをきっかけに「バイバイ」を教え始めました。抱っこして子供の手をバイバイという掛け声と共に振っていました。
根気よく1ヶ月ぐらい続けると、自分から両手をバイバイするようになりました。
どうやらバイバイという言葉は分かってきたようで、道で話しかけられたり、帰ろうとした時にバイバイというと両手を振り始めました。
しばらくしてバイバイを言わず、私が手を振ると片手を振るようになり、そこからはコミュニケーションがとれているようで嬉しかったです。
教え始める時は繰り返し、同じ状況で同じ人が教えるのが良いと思います。まだまだ話をすることはできないですが、「バイバイ」ができるようになって色々な人とコミュニケーションがとれるので良かったです。
A6か月ころから
妊娠中に、ニュースでベビーサインのことを知りました。とても気になっていたのですが、特に何も調べないまま出産しました。
出産から数か月後、たまたま公民館でベビーサインの講座があることを知り、友人も誘って受講しました。
ベビーサインの先生は「6か月くらいからはじめるのが良いよ」と教えてくださり、ちょうど講座が始まる頃がその月齢でしたのでよかったです。
最初に教わったのは「おっぱい」「お茶」「犬」などの身近なものでした。一番多く使ったのは、やはり「おっぱい」です。しゃべれなくても、サインをしてくれるのでこれは本当に助かりました。
やはり覚えるのには時間が必要で、なかなかやってくれませんでしたが、講座に参加していたこともあり、気長に楽しみながらやることができました。
講座が終わる3ヶ月後には、5、6個のベビーサインをしてくれるようになっていました。「必ず教えなければいけない」というものではないと思うので、親子の手遊び感覚で楽しみながら続けると良いと思います。
A外出させるようになった4か月くらいから
近くのショッピングモールで、たまたまベビーサインの講座が開催されていて、あまり内容もわからず参加してみました。
まだ言葉も話せない時期だったので、「本当にわかるのかな?」と思いながらやり始めましたが、2か月ほどして離乳食を始めた頃に「食べたい」を自分で表現した時は感動しました。
口にスプーンを付けて、「んー」と言っているだけなのですが、食べ物を口に運ぶと面白いように食べてくれました。
飲み物が欲しい時も、コップで飲む真似をしたりして教えてくれるようになり、気持ちが通じている気がしてとても嬉しかったです。
ただ、うちは食べ物以外のサインはあまり興味がなかったようで、積み木で遊ぶときに車やおうちなどのサインも教えてみましたが、自分からしてくることはありませんでした。
あの時期だけの特別なサイン、今でも大切な思い出です。
A色々興味を持ち始めてきた10か月ころから
初めての子供で「赤ちゃんがどんなことを望んでいるのかうまく知れたら、もっとコミュニケーションが楽しくなるのかな?」と思っていたところ、ベビーサインの本を見つけたので読んでみました。
それでさっそく試してみようと、だんだん活動が活発になって色々興味を持ち始めてきた10か月頃にベビーサインを教えてみました。
初めに色々いっぺんに教えると混乱すると思ったので、手のひらを人差し指でちょんちょんつついて、もっと欲しいというサインをして教えてみました。
初めはあまりわからなかったようですが、私がミルクなどをあげる時に、そのしぐさをしながら「もっと欲しい?」と尋ねるようにしていたら、ある日突然、おかわりが欲しそうな時に指で手のひらをつついていました。
「もっと欲しいの?」と言いながらミルクをあげると、それからはもっと欲しい時にそのしぐさをしてくれるようになりました。
その後は頬を指で指して、「美味しい?」などと少しずつサインを増やしながら、赤ちゃんとサインを交えてのコミュニケーションを楽しめるようになりました。
A離乳食を開始した生後6ヶ月から
生後6ヶ月から離乳食を始めて、離乳食をあげながら手のひらでほっぺをポンポンとする美味しいのサインを教えました。
最初は離乳食も口から出してしまい、サインを覚える段階までなかなか進まず、私が美味しいのサインをしているのをただじっと見ていました。
離乳食にも少しずつ慣れてきて、1ヶ月くらい毎日美味しいのサインを続けていたら、ある日突然ほっぺをポンポンとするようになりました。
私も根気よくベビーサインを教えていたので、どうやらようやく覚えてくれたようです。
それからは自分の好きな食べ物や気に入った食べ物の時は特に美味しいのベビーサインをしてくれるようになりました。
一緒に食事をしながら、初めてベビーサインで会話できたことがとても嬉しかったです。
A指差しのような事をはじめた7ヶ月頃から
1番はじめに教えたサインは、「おっぱい」と「オムツを替える」というサインでした。その後、美味しいやもっと欲しいといったサインを教えました。
色々教えましたが、すぐに覚えるサイン、何回やっても覚えないサインがありましたね。すぐに覚えたのは「美味しい」というサインで、2・3日すればもうサインをマスターしてやっていました。「もっと欲しい」なんかも割とすぐに覚えたように思います。
一方でオムツ系のサインはなかなか難しかったようで、何度も教えましたがあまり定着しませんでした。
教えるときに気をつけた事は、サインだけでなく言葉もしっかり子供に伝えたところです。ついでに言葉も自然と覚えて欲しいと思い、サインと言葉をセットにしていました。
A離乳食を始めた6か月ごろから
ベビーサインという存在をママ友から教えてもらいました。
痛いサインを教えていたらみみをさわりながら痛いサインを出していたので、耳鼻科に連れて行くと中耳炎だったという話を聞きました。
私の場合は、離乳食を始めたぐらいに、子どもがおいしく食べてくれているのか知りたくて、「おいしい?」と頬っぺたをおさえながら聞くようにしました。
しばらくすると、おいしい時はほっぺたをおさえて満面の笑みなのですが、緑色のお野菜には、ベビーサインをしなかったです。
ベビーサインを教えたいと思って教えたのではなく、赤ちゃんと生活してコミュニケーションをとるときに赤ちゃんのわかりやすい動きをするように意識しました。例えば、「お風呂入る?」と聞くときに、髪の毛を洗う真似をする…というような感じです。
A歩ける様になった1歳過ぎから
息子は新生児頃からおしゃぶりが大好きで、ないと機嫌が悪くなる子でした。「この分だと話始めるのは遅くなるんだろうな」と思い、ベビーサインを教えてみる事に。
初めに教えたベビーサインは「ねんね」です。両手を合わせて耳に付けて、ねんねのポーズを教えました。教える時は必ず布団やベットの上に寝かして、私も横になり「ねんねーだよ」と言って聞かせる様にしました。
はじめのうちはまったく覚える様子が無かったので、たまに預ける母(おばあちゃん)にも協力して貰いました。
現在1歳8ヶ月になった今では眠くなると、私の手を引っ張り寝室に連れて行き、ベットの上でねんねのポーズをして、眠いアピールをします。ママだけだと影響力がない場合があるので、パパやおばあちゃんおじいちゃんに協力してもらうのが近道かもしれません。
A笑うようになってきた3か月頃から
3ヶ月を過ぎ、赤ちゃんがよく笑うようになってきたので、色々な反応が見たくてベビーサインを教え始めました。
ベビーサインを教えるきっかけになったのは、近くのコミュニティーセンターでベビーサイン教室を開催していたからです。月齢が上の子もいて、ベビーサインに反応してる姿を見て感激したので、自分もやってみたいと思って始めました。
最初に教えたベビーサインは「おっぱい」でした。本当によく母乳を飲む子だったのでよく使いました。
ベビーサインを教える時は、大きな声でゆっくりはっきり喋るように気をつけました。あと、笑顔は欠かしませんでした。
最初は無反応でしたが、月齢が上がった4か月後半には、少し不格好でしたが、おっぱいのサインを覚えてくれました。
こんなに早く反応を返してくれるとは思っていなかったので、とても感動しました。夫も喜んだし、赤ちゃんも楽しそうだし、やって良かったと思います。
Aねんね期の5ヶ月から
私の子どもは、周りの赤ちゃんに比べても本当によく泣く赤ちゃんで困っていました。こんなにも泣いているのに、なぜ泣いているのかがわからないことが1番辛く、しんどい毎日でした。
公園に行くのが日課だったのですが、その時によく会うお母さんとお話する機会があったので相談すると、「ベビーサインがいいよ!」と勧められました。その時に初めてベビーサインを知りました。
インターネットで検索してみると、ベビーサインの教室などがあり、興味を持ったので家から近いベビーサイン教室に話を聞きに行きました。
お座りもまだ出来ていなかったので、「早いかな?」と思ったのですが、同じ月齢の子どもも居てて何より楽しそうだったので通い始めることにしました。
1番最初に教えたのはおっぱいでした。手をグーパーしておっぱいちょうだいと教えました。出来る様になるまで3か月かかりましたが、親子との時間も大事に出来たので本当に楽しかったです。
A6ヶ月頃から
6ヶ月頃から教え始めました。まだ言葉を話せないので、ベビーサインで簡単な意思疎通が出来たらなと思い始めてみました。
一番初めに教えたベビーサインは「おっぱい」です。おっぱいが飲みたいときに、手をグーパーするように教えました。覚えるまでに1ヶ月程かかりました。
毎回、授乳の時に「ぱいぱい」と言いながらベビーサインをやって見せました。根気よく続けることで、子どもも理解しやってくれるようになりました。覚えるのが一番早かったサインは「おいしい」でした。離乳食を食べるときに、ほっぺに手を当てるサインです。
うちの子は食べることが好きだったようで、離乳食をよく食べてくれたので、「おいしい」のベビーサインを覚えるのは3週間程で出来るようになりました。必ずしも、早くに教えたものから覚えるというワケではないようです。
A意思がすこしずつでてきた6か月から
子供と目が合い何かを訴えていたり、表情が豊かになった6ヶ月頃から、ニコニコしながら手を合わせて「いただきます」のあいさつを教えました。
一人座りもまもなくしっかりしてくる頃で、離乳食の始まりのころとも重なり、食事のときも上手くコミュニケーションがとれたらもっと楽しく食事ができると思ったからです。
「おはよう」などはわたしからは一方的な感じもあったのですが、「いただきます」「ごちそうさま」は意味もわかりやすく、すぐ覚えてくれました。
気をつけたことは、ジェスチャーをゆっくり、言葉も早口にならないようにして教えたことです。最初はマンマと返すのが2~3週間続いたり、手を軽く当てるといった感じでしたが、1か月もするとしっかりしてきました。
8か月頃には形になって、手を合わせて私を見る姿がいきいきしていて、これから食事というメリハリが出てきて、3歳近い今も習慣として続いているくらいです。