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余ったオムツを捨てずに有効活用!節約もできる15の使い道

余ったオムツを捨てずに有効活用!節約もできる15の使い道

急な体調不良や車酔い時のエチケット袋、災害時の簡易トイレなど、いざという時の備えとしても余ったオムツは重宝します。防災リュックに入れておくべき理由や、長期間保管する際の注意点をわかりやすく解説します。

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余ったオムツを捨てずに有効活用しよう!節約もできる15の使い道

紙オムツは赤ちゃんを育てている家庭にとって欠かせない生活必需品です。しかし、切らしてしまわないようにと箱でたくさん買い置きをしていると、急なサイズアウトやトイレトレーニングの完了によって、結構な量を余らせてしまうことがありますよね。

「捨ててしまうのはもったいないけれど、子供に履かせる以外の使い道なんて考えたこともない」というママに向けて、余ったオムツの優れた吸水性を活かした、家事や緊急時に役立つ15の有効活用術をご紹介します。

余ったオムツを掃除や家事に活用する方法

まずは、余ったオムツを毎日の家事に活用する方法をご紹介します。オムツの最大の強みである「水分や油分を素早く吸い取り、閉じ込める力」を利用すれば、専用の掃除用具やキッチンペーパーの代わりとして大活躍し、結果的に日用品代の節約につながります。

保冷剤を作る

余ったオムツで作った保冷剤

紙オムツの中に、おしっこをしっかり吸収するための素材が含まれているのはご存知の通りです。これは正確には高分子吸収体(吸収性ポリマー)というもので、乾燥時には小さな粉末状ですが、水分に触れると何倍にも大きく膨らみ、一度吸い込んだ水分を外に逃がさないという優れた性質を持っています。

実は、市販されているケーキなどについてくる保冷剤の原料も、この紙オムツと同じ高分子吸収体が使われています。市販の保冷剤は、高分子吸収体に防腐剤入りの水分をたっぷり吸わせてゼリー状にしたものです。つまり、余ったオムツから高分子吸収体を取り出し、水を含ませてゼリー状にすれば、自宅で簡単に保冷剤が自作できるのです。

日本衛生材料工業連合会の見解によれば、高分子吸収体は人体への安全性が確立された素材とされているため、万が一直接触れてしまっても水で洗い流せば問題ありません(注1)。ただし、本来は不織布に包まれた状態で使用するものなので、作業をする際は念のためビニール手袋を装着するとより安心です。

余ったオムツで作る保冷剤の材料や道具

余ったオムツで作る保冷剤の材料や道具の写真
  • 紙オムツ(テープ・パンツどちらでも可)
  • 冷凍保存用のジッパー付き袋
  • ボウルまたはバケツ
  • はさみ
余ったオムツに水を含ませる様子

1.紙おむつを大きく広げ、コップ1〜2杯ほどの水をゆっくりと注いでたっぷりと含ませます。

水を含ませたオムツの切り開く様子

2.おしりがあたる部分の不織布を、はさみで丁寧に切り開きます。中にはゼリー状に膨らんだ高分子吸収体が詰まっています。

ボウルに移した高分子吸収体にさらに水を足す様子

3.ゼリー状になった高分子吸収体をボウルなどの容器にスプーンで移します。もしポロポロとして水が足りないようであれば、ここで少しずつ水を足して調整してください。

水を吸った高分子吸収体をジップ式の冷凍用保存袋に詰める様子

4.高分子吸収体が十分に水を吸いきったら、ジップ式の冷凍用保存袋に平らになるように詰めます。

保存袋の口をしめて密閉する様子

5.空気を抜きながら袋の口をしっかりと密閉し、冷凍庫で数時間凍らせれば完成です。

保冷剤は100円ショップなどでも購入できますが、余ったオムツ(1枚あたり約10〜30円)で作ればコストを抑えた手作り保冷剤になります。お弁当の持ち歩きや、夏のレジャー時のクーラーボックスに入れるなど、さまざまな場面で活躍してくれますよ。

揚げ物油の処理に使う

油の入ったフライパンにオムツを入れる フライパンに残っていた油を吸ったオムツ

天ぷらや唐揚げなどの揚げ物をした後の、大量の油の処理は少し面倒ですよね。油をこして再利用するご家庭もありますが、子育てで忙しい時期は、市販の油凝固剤や大量のキッチンペーパーを使ってパパッと捨ててしまいたいと考える方も多いでしょう。

そんな時に大活躍するのが余ったオムツです。オムツの高分子吸収体は水分だけでなく、油分もしっかりと吸い込んで閉じ込めることができます。市販の凝固剤を買う必要がなくなり、ちょっとした節約になりますね。

実際にフライパンに残った油を吸わせてみると、Sサイズのテープ式オムツ1枚で約200ml前後の油をスッキリと吸収してくれました。水のように一瞬で吸い込むわけではありませんが、じわじわと奥まで吸い込んでくれます。
手順としては、火災を防ぐために油が完全に冷めたことを必ず確認してからオムツを投入し、一晩置いて油がしっかり吸い上げられるのを待ってから可燃ゴミとして捨てましょう。

捨てる油の量が多い場合は、空の牛乳パックとの合わせ技が非常に便利です。牛乳パックの中にオムツを丸めて押し込み、その上から冷めた油をゆっくりと注ぎます。最後に牛乳パックの口をガムテープで隙間なくしっかりと封をすれば、ゴミ袋の中で油が漏れ出す心配なく安全に廃棄できます。

台所の油汚れを落とす

余ったオムツで台所の換気扇フードの掃除 オムツでガスレンジを拭いている

家庭で揚げ物や炒め物をした後は、コンロ周辺への油ハネの掃除も欠かせません。台所の油汚れには使い捨てのキッチンペーパーが便利ですが、ゴシゴシこするとすぐに破れたりへたってしまい、綺麗にするまでに何枚も無駄にしてしまうことがあります。

そんなコンロの天板や換気扇フードなど、ギトギトの油汚れがつきやすい場所の掃除にもオムツが重宝します。セスキ炭酸ソーダ水などの洗剤スプレーを汚れに吹きかけ、少し置いてからオムツの表面(赤ちゃんのおしりに当たるふわふわの面)でこすり取ります。
オムツは非常に丈夫で厚みがあるため、力を入れてゴシゴシとこすっても破れません。表面で汚れを絡め取りつつ、内部のポリマーが油分をしっかり吸ってくれるため、少ない労力でキッチンがピカピカになりますよ。

布巾替わりに使う

子供が食事中に飲み物を派手にこぼしてしまった時、布巾やタオルでは拭き取った後に絞って洗う手間がかかり、ママもついイライラしてしまいますよね。そんな時こそ、オムツの圧倒的な吸水力を「使い捨ての超強力布巾」として利用しましょう。

オムツと牛乳の入っているコップ コップを倒してこぼれた牛乳
こぼれた牛乳をオムツに乗せる オムツを軽く上から押さえて牛乳を吸収させる

試しに、テーブルの上にこぼした牛乳を拭き取ってみました。子供用のコップ一杯分(約100cc)の牛乳の上に、開いたオムツをポンと乗せて軽く押さえるだけ。そのまま数十秒待つと、牛乳はオムツの中にスッと吸い込まれ、テーブルにはわずかな水滴が残る程度になりました。
「あーあ、こぼしちゃったね。でも大丈夫、魔法のシートが吸ってくれるよ!」と子供と一緒にオムツを乗せれば、ママのストレスも減り、後片付けがグッと楽になります。最後はウエットティッシュでサッと仕上げ拭きをして完了です。

床掃除に使う

余ったオムツをフローリングワイパーとして使用している写真

オムツを開いて、市販のフローリングワイパーのヘッド部分に取り付けるという驚きの活用法もあります。専用のドライシートやウェットシートを買わなくても、オムツを挟み込んで装着するだけで楽な姿勢で床掃除が可能です。

乾いたままドライシートのように使って髪の毛やホコリを絡め取ることもできますし、少し水で濡らして水拭きモップのように使用することもできます。食事の後のダイニングテーブルの下など、食べこぼしの細かいゴミやこぼれた汁物を一気に拭き取りたい時に、そのままゴミ箱へ捨てられるオムツワイパーは非常に優秀です。

結露を拭きや窓掃除に使う

結露で濡れている窓 濡れていた窓をオムツで拭き掃除

冬場の朝、窓ガラス一面にびっしりとついた結露。毎日のように雑巾で拭いては何度も絞る作業を繰り返している方にとって、オムツは救世主になります。

大きな掃き出し窓が結露でビショビショになっていても、オムツの吸水ポリマーが水分を内部に閉じ込めるため、表面は常にサラッとした乾いた状態を保ちながら掃除が可能です。タオルのように途中で水が滴ってきたり、冷たい水で絞る必要がありません。
オムツで結露を拭く際のコツは、サッサッと急いで動かすのではなく、ポリマーが水を吸い込む時間を与えるように、ゆっくりとガラス面を滑らせて拭くことです。たった1枚のオムツで、窓4枚分とベランダのサッシ周りの結露をすっきりと取り除くことができます。

トイレトレーニングに使う

おまるに余ったオムツを敷く様子

トイレトレーニングの時期、子供がおまるにするたびに排泄物をトイレに流し、おまるの受け皿を洗って除菌するのはママにとってかなりの手間ですよね。市販のおまる用吸水シートやペットシーツを敷いて洗う手間を省くご家庭もありますが、余っているオムツを敷けば新たに専用品を買う必要がなく節約になります

サイズアウトして履けなくなったオムツを大きく広げ、おまるの受け皿の底にぴったりと沿うように敷き詰めます。子供が用を足したら、そのままオムツを丸めていつものように捨てるだけです。定期的なおまる本体の水洗いや除菌は必要ですが、毎回汚物を処理する心理的ハードルは大きく下がり、ママも余裕を持って「上手におしっこできたね!」と褒めてあげられますよ。

玄関掃除に使う

砂埃で汚れている玄関 玄関をオムツで拭き掃除

公園遊びの泥や砂ぼこりで汚れやすい玄関のたたき。普通の雑巾で水拭きをすると、雑巾が真っ黒になりそのまま捨てる羽目になってしまいますよね。そこでも余ったオムツを使い捨ての雑巾として活用しましょう。水をまいてこびりついた汚れを落とす玄関掃除だからこそ、吸水性に優れたオムツが水分と泥汚れを一気に回収してくれます。

ただし、一点だけ注意が必要です。オムツが水分をパンパンに吸収しすぎた状態で、ザラザラした玄関のタイルに強く擦り付けると、表面の不織布が破れて中のポリマーがこぼれ出てしまう恐れがあります。
玄関掃除に活用する場合は、ひどい泥汚れには少量の水をつけた古ブラシなどで軽くこすって浮かせ、最後に残った汚水をオムツで優しく吸い取る「仕上げ拭き」として使うと失敗なく綺麗になりますよ。

ゴミ箱の底に敷いて液漏れ防止

キッチンのゴミ箱にしっかりゴミ袋をセットしているはずなのに、なぜか底の方に謎の液体が溜まって悪臭を放っている経験はありませんか。

予防策として、ゴミ袋をセットする前のゴミ箱の底に、余ったオムツを開いて1枚敷いておきましょう。万が一、生ゴミの水分や肉・魚のドリップが袋から漏れてしまっても、オムツが瞬時に吸収して底を汚さず、嫌な臭いの発生を防いでくれます。
さらに消臭効果を高めたい場合は、敷いたオムツの上に重曹をパラパラと振りかけておくのがおすすめです。ゴミ袋を交換するたびにオムツを替える必要はなく、液体を吸って汚れた時だけ捨てて新しいオムツに交換すれば良いので、ゴミ箱本体を丸洗いする手間が格段に省けます。

10クッション材として使用

荷物を郵送する際の隙間埋めや、割れ物を保護するクッション材の代わりとして使うという少し変わったアイデアもあります。分厚くふかふかしたオムツは、段ボールの隙間を埋めるのに最適です。

ただし、相手がオムツを「衛生用品」としてどう捉えるかには個人差があるため、気の置けない仲の友人や身内に限った使い道であることを念頭に置いてくださいね。
同じく小さな赤ちゃんを育てているご家庭へお下がりなどを送る際に、「段ボールの隙間埋めに、サイズアウトした未使用のオムツを入れたよ!よかったら使ってね」と一言メッセージを添えておくと、相手側も驚かず、喜んで活用してくれるでしょう。

余ったオムツを緊急時に活躍させる方法

余ったオムツは、すぐに掃除などで消費しなくても、いざという時のために長期間保存しておくという選択肢もあります。高分子吸収体をたっぷりと含んだ紙オムツは、日常生活だけでなく、緊急時や災害時にも家族を助ける防災アイテムとして役立ちます。

11災害時の簡易トイレに活用する

地震などの災害で断水し、自宅のトイレが水で流せなくなった時、排泄の確保は非常に深刻な問題となります。そのため、余ったオムツは非常用持ち出し袋や防災備蓄のボックスの中に、一定数まとめて保管しておくことをおすすめします。

大人が簡易トイレとして使用する場合、便器に黒いゴミ袋を二重にかぶせ、その中に開いたオムツを数枚敷き詰めることで、尿をしっかりと吸収する即席の非常用トイレが完成します。オムツのポリマーには臭いを抑える効果もあるため、市販の凝固剤が不足した際に非常に頼りになります。
また、夏のレジャーや停電時などには、水を含ませて凍らせたオムツをタオルでくるみ、首元や脇の下を冷やす暑さ対策のひんやりグッズとしても代用できます(※凍らせたオムツを直接肌に当てるのは避け、必ずタオルなどで保護してください)。

12急な体調不良や車酔いの際のエチケット袋に使う

子供は突然の体調不良で吐き気を催したり、ドライブ中に車酔いをしてしまうことがよくあります。大人のように予期してトイレや袋に間に合わせることが難しいため、車内や寝室での予期せぬ嘔吐は片付けが大変です。

そんな時のために、レジ袋やビニール袋の底にオムツを1枚敷いた「自作のエチケット袋」をいくつか作っておき、車のダッシュボードや寝室の枕元に常備しておきましょう。
液体をオムツが瞬時に吸収してくれるため、嘔吐物が袋の中でチャプチャプと跳ね返るのを防ぎ、袋の小さな穴からの液漏れリスクも激減します。万が一、車のシートや布団にこぼしてしまった場合も、残りのオムツを使って素早く大まかな拭き取り処理を行うことができます。

13下の子が生まれるまで保管しておく

「いずれは二人目を考えているから」と、使わなくなったオムツを次の赤ちゃんのために大切に保管しておくご家庭も多いですね。紙オムツは化学変化が少ない製品なので、適切な保管方法さえ守れば、数年単位の保管であっても問題なく使用することができます。

長期保存は保管環境に注意!

長期保存で最も気をつけなければならないのは、ホコリ・湿気・直射日光の3つです。
窓際などの直射日光が当たる場所に放置すると、テープ部分の粘着力が劣化したり、本体が色あせたりしてしまいます。また、オムツは空気中のわずかな湿気も吸収しやすい性質があるため、湿気の多い押し入れの奥などにそのまま保管すると、未使用でも「おしっこサイン」のラインが青く変色してしまうことがあります。

開封済みのオムツを長期保管する場合は、大きめのジップ付き密閉袋に入れ、食品用の乾燥剤(シリカゲル)を一緒に入れて空気を抜いてから口をしっかりと閉じましょう。
ただし、オムツはあくまでデリケートな赤ちゃんの肌に直接触れる衛生用品です。いざ使う段になって、カビのような変色が見られたり、古い押し入れのにおい移りがひどい場合は、赤ちゃんへの使用は潔く諦め、これまでご紹介した掃除用として消費するようにしてくださいね。

余ったオムツを譲って活用してもらう方法

家事での消費が追いつかないほど大量に余ってしまった場合は、必要としている人に喜んで使ってもらうのが一番無駄のない方法です。身近なママ友へのお譲りだけでなく、社会貢献として寄付という選択肢もあります。

14友人に譲る・フリマなどで売る

親しい友人や知人に同じくらいの月齢、または少し月齢の低い赤ちゃんがいるなら、オムツは毎日何枚も消費するありがたい消耗品です。普段使っているメーカーが同じであれば喜ばれますし、「色々なメーカーのフィット感を試してみたい」というママには、数枚ずつのサンプルとしておすそ分けするのも大変喜ばれます。

未開封のパックであればそのまま渡せますが、袋を開封してしまっているバラのオムツを譲る場合は、衛生面を気にする方もいるため、「開封してあるバラのものなんだけど、ジップロックに入れて保管してたよ。気にならなければ使ってくれる?」と事前に必ず確認の一言を添えるのが思いやりのマナーです。

また、未開封の新品パッケージであれば、リサイクルショップで買い取ってもらえたり、フリマアプリや地域のバザーに出品することも可能です。送料や手数料を引くと手元に残る金額はわずかかもしれませんが、ゴミとして捨ててしまう罪悪感からは解放されますよ。

15寄付をする

乳児院などの児童福祉施設では、子供たちの生活を支えるための日用品の寄付を受け付けているところが多くあります。オムツはその中でも非常に消費が早く、需要の高いアイテムです。また、NPO法人を通じて発展途上国への支援物資として送るという国際貢献の方法もあります。

ただし、施設や団体によっては「未開封のパッケージのみ受付」「バラでも清潔な袋に入っていれば可」など、受け入れの条件が異なります。
いきなり送りつけるのではなく、まずはインターネットで「お住まいの地域名 + オムツ 寄付」などで検索し、団体のホームページで受付状況やルールを事前に確認してから連絡してみましょう。

参考文献

この記事を書いたライター
小森ひなた

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪