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赤ちゃんが寝ながら笑う2つの理由!発達による微笑みの変化

赤ちゃんが寝ながら笑う2つの理由!発達による微笑みの変化

「うちの赤ちゃんは、もう笑ってる!」と、驚かれた方。赤ちゃんは、楽しい夢を見ていなくても寝ながら笑うことができるんです!

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【赤ちゃんが寝ながら笑う理由】天使の微笑みと笑顔の変化

産まれたばかりで、顔の筋肉を自由に操れない赤ちゃんでも、寝顔をよーく見ていると、時々笑っているように見える時があります。「わぁ、うちの子もう笑った~!」と、喜ばれた方も、多いのではないでしょうか。この時期の赤ちゃんの微笑のことを、「新生児微笑(生理的微笑)」と言います。残念ながら、楽しくて笑っている訳ではありません。

今回は、寝ている赤ちゃんの微笑の理由と微笑みの変化についてご紹介します。

産まれたばかりの赤ちゃんが笑う理由

ミルクを飲む赤ちゃん

赤ちゃんがミルクの後に笑っているのを見ると、気持ちよく満たされているように感じますよね。しかし、赤ちゃんは、気持ちいいから笑っているのではないのです。産まれたばかりの赤ちゃんの口元がピクリと動き、目じりが下がってニタッと笑っている顔の動きのことを、「新生児微笑(生理的微笑)」と言い、赤ちゃんの意思とは関係なく起こる神経反射のひとつと考えられています。

反射で笑う

これは、ひざ下を木製のハンマーで軽く叩かれると脚が跳ね上がったり、暗い所から明るい所へ出ると目を細めてしまったりするのと同じ無意識の反射行動です。ミルクが胃に入り胃が膨らんだ刺激で、脳の一部が興奮し、顔面の筋肉をひきつらせているだけなのです。

愛されるための本能

新生児室の赤ちゃん

また、赤ちゃんが寝ながら笑う新生児微笑は、遺伝子に組み込まれた大人に愛されるための本能だとも考えらえています。実はこの新生児微笑、チンパンジーの赤ちゃんにも見られるそうですよ。

赤ちゃんが寝ながら笑うのはいつから?

赤ちゃんが寝ながら笑う「新生児微笑」は、産まれたばかりの赤ちゃんでも見られるといわれています。NICU(新生児集中治療管理室)の保育器の中にいる、予定日前に産まれた赤ちゃんにも、新生児微笑はみられるそうですよ。胎児のときから見られると考えている医師もいるようです。

赤ちゃんの成長には、個人差がありますし、「新生児微笑」がいつまで見られるのかということは、はっきりとわかっていません。ただ、赤ちゃんは、笑うということだけでも、短期間に様々な変化と成長が見られるということは、確かですね。

赤ちゃんの微笑みの変化

赤ちゃんが寝ながら笑う「天使のほほえみ」は、成長と共に様々な変化が見られるようになります。

生後2ヶ月~3ヶ月頃始まる社会的微笑

社会的微笑

赤ちゃんは生後2~3ヶ月頃になると、大人の笑いかけやあやす行動に対して、笑顔を見せるようになります。これを「社会的微笑」と言います

新生児の時には視力が弱く、ママの顔も認識できないくらいしか見えなかったのに、この頃になるとぼんやりと見えるようになり、音のする方に顔を向けることもできるようなります。また、初めて自分の意志でママやパパの方を向いて、ニッコリ笑ってくれるようになります。

会話ができない赤ちゃんは、笑顔を見せることで周囲とコミュニケーションをとろうとしていると考えられています。
産まれたばかりの赤ちゃんが寝ているときに見せる新生児微笑も、十分可愛いですが、自分の方を向いてニッコリ笑ってくれると、ママもパパも可愛くてたまりませんよね。

生後6ヶ月~7ヶ月でケタケタ笑う

赤ちゃんの口を開けた笑い顔

だいたい生後6ヶ月~7ヶ月頃には、赤ちゃんは声を出して笑うようになります。赤ちゃんが、声を出して楽しそうに笑うと、こちらも楽しい気持ちになりますね。赤ちゃんの笑顔に対して、ママやパパが笑顔で返してあげることは、赤ちゃんのコミュニケーション能力を高め、情緒を育てるのにとても大切なことです。この時期の赤ちゃんには、できるだけ笑顔をみせて話しかけてあげましょう。

赤ちゃんが笑わなくてもママは笑おう!

赤ちゃんを見つめながら笑う母親

生後3ヶ月頃までの赤ちゃんは、外出もあまりできずママと2人で家の中で過ごすことが殆どですよね。ママも、赤ちゃんと2人だけの生活に疲れてくる頃かと思います。けれどこの時期は、赤ちゃんがママをいつも傍にいてくれる存在と認識する大切な時期でもあります。

「赤ちゃんがあまり笑ってくれない」「寝ながら笑うばかりで、起きているときには笑わない」と感じても、いつもそばで沢山の笑顔を赤ちゃんにみせてあげましょう。また、赤ちゃんが寝ながら笑うのを見て「お腹いっぱいで気持ちいいのかな?」「ママのおっぱいが美味しかったのかな?」と思って、その可愛い笑顔にだまされ続けましょう。

赤ちゃんの個性を受け止めて

様々なことにおいて、赤ちゃんの成長には、個人差があります!良く笑う赤ちゃん、あまり笑顔を見せない赤ちゃん、声をだして笑う赤ちゃん、静かに微笑むだけの赤ちゃん。笑うこと1つをとっても、赤ちゃんそれぞれ個性があるものなのです

赤ちゃんがあまり笑わないからと言って、決して楽しくないとか機嫌が悪いとうことではありません。赤ちゃんの反応にあまり神経質にならず、こちらはできるだけ笑顔で過ごし、赤ちゃんに笑顔と愛情をいっぱい溜めてあげることが大切です。

赤ちゃんの寝ながら笑う、笑わない体験談

くむくむ
29歳

A私を嫌い?と思ったのが嘘のよう!

我が家の長男が生まれた時のことです。私は近所や親戚の赤ちゃんのお世話などをする機会が多く、比較的赤ちゃんや子供には好かれるタイプだったので、自分の子供にも好かれると思っていたのですが、産まれたばかりの我が子は私にはちっとも笑ってくれず、寝ながら笑う顔ばかりを見て過ごし正直ショックでした。

生後2~3ヶ月の頃は仕方がないとわかっていたのですが、生後6ヶ月頃になっても、いつも笑顔で接するように心がけ、顔は筋肉痛になっていたのに、満面の笑みで笑ってくれるのは旦那と一緒のときばかりで、私にはあまり笑ってくれませんでした。

「私のこと嫌いなのかな?」と泣きたい日々を過ごしていましたが、生後10ヶ月頃になり後追いやつかまり立ちができるようになると、突然マザコン息子に豹変しました!

私がそれまで面倒を見てきた赤ちゃんは全員女の子だったせいか、性別によって愛情表現もちがうのかな?とその時感じました。今ではパパと息子で私を取り合う日々です。

ハスカップ
33歳

Aワザとじゃないの!?

娘はマイペースで気が強い子で、上がおっとりした男の子だったせいか、産まれた時からなんだか意志の強さを感じ、私だけではなく主人も圧倒されています。そんな娘が産まれてすぐの新生児の時のことです。核家族で上の子もいたため、産後のお手伝いは義母に泊まり込みで1ヶ月お願いしていました。

前回の出産で乳腺炎になったため、一定時間母乳を飲ませた後、搾乳して哺乳瓶で飲ませるようにしていましたが、その時の授乳は義母にお願いしていました。授乳が終わると私のところに義母が連れてくるのですが、娘は必ず義母を見てニヤリと笑うのです!

まるで「私を抱っこするのはこの人、あなたじゃないのよ」と義母に目でメッセージを送っているように見えました。主人にも話して二人で確認すると、何度もそういった様子が見られ、「怖すぎる…」と娘の迫力に夫婦で圧倒されていました。

今は、新生児微笑とは寝ながら笑うだけではなく起きているときにもあることや、授乳でお腹いっぱいのタイミングだから娘は新生児微笑で笑っていたのだと分かりましたが、「娘に悪かったね」とたまに主人と笑って話しています。

この記事を書いたライター
小森ひなた

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪