赤ちゃんが寝ながら笑う理由に関する記事

赤ちゃんが寝ながら笑うのはいつから?新生児微笑・引き笑いの正体と月齢別の変化

赤ちゃんが寝ながら笑うのはいつから?新生児微笑・引き笑いの正体と月齢別の変化

寝ている赤ちゃんがふと見せる笑顔の理由と、声を出して笑うようになる時期の目安を月齢別に紹介。「引き笑い」との違いや、笑わない時に安心するためのポイントも解説します。

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【新生児微笑の理由と変化】赤ちゃんが寝ながら笑うのはいつから?(笑わない時の不安も解消)

産まれたばかりの赤ちゃんが寝ている時にふと見せる微笑みは、「天使の微笑み」と呼ばれ、ママやパパにとって至福の瞬間ですよね。「うちの子はもう笑った!」と喜びを感じられた方も多いのではないでしょうか。この時期の赤ちゃんの微笑みは、「新生児微笑(生理的微笑)」と呼ばれています。この微笑みは、残念ながら「楽しい」といった感情からきているわけではありません。

今回は、寝ている赤ちゃんが笑う理由、新生児微笑と社会的微笑といった笑顔の変化、生後4ヶ月・5ヶ月・9ヶ月・1歳頃までの月齢別の様子、「引き笑い」の正体、そして「うちの子は笑わない」と不安に感じるママ・パパのための情報をご紹介します。赤ちゃんの笑顔の成長ステップを理解して、コミュニケーションをさらに楽しみましょう。

産まれたばかりの赤ちゃんが笑う理由:新生児微笑(生理的微笑)とは

ミルクを飲む赤ちゃん

赤ちゃんがミルクを飲んだ後などに、口元がピクリと動いて笑っているように見えると、気持ちよく満たされているように感じますよね。しかし、産まれたばかりの赤ちゃんに見られるこの微笑みは、赤ちゃんの感情や意思とは関係なく起こる、神経反射のひとつだと考えられています。これを「新生児微笑」または「生理的微笑」と呼びます。

新生児微笑は反射で起こる

新生児微笑は、膝の下を叩くと足が跳ね上がる反射や、急な光に目を細める反射などと同じ、無意識の行動です。これは、中枢神経系が未熟なために起こるもので、特に睡眠中に多く見られます。

例えば、ミルクが胃に入って胃が膨らんだ刺激で、脳の一部が無意識に興奮し、それが顔面の筋肉に伝わって「笑い」のような動きとして現れるのです。「楽しいから笑っているわけではない」という事実は知っておくと、赤ちゃんの成長をより冷静に見守ることができます。

愛されるための本能説:天使の微笑み

新生児室の赤ちゃん

新生児微笑には、遺伝子に組み込まれた大人に愛されるための本能だという説もあります。赤ちゃんが笑うことで、養育者であるママやパパが「可愛い」と感じ、愛情を注ぎ、大切に育てようとする本能を呼び起こすのです。この微笑みが「天使の微笑み」と呼ばれるのは、まさに赤ちゃんが愛される力を持っている証拠といえるでしょう。この新生児微笑は、人間だけでなく、チンパンジーの赤ちゃんなどにも見られることが報告されています。

このような無意識の微笑みは、赤ちゃんの心身が健康に育っていることを示すサインの一つでもあります。

赤ちゃんが寝ながら笑うのはいつまで?月齢ごとの目安

赤ちゃんが寝ながら笑う「新生児微笑」は、産まれたばかりの新生児でも見られるといわれています。NICU(新生児集中治療管理室)の保育器の中にいる、予定日前に産まれた赤ちゃんにも見られることから、胎児のときから見られると考えている専門家もいます。

「新生児微笑」がいつまで見られるのかということにははっきりとした定義はありません。多くの場合は生後4ヶ月頃までに自然と少なくなり、一般的には生後2ヶ月から3ヶ月頃まで見られることが多いといわれていますが、赤ちゃんの成長には個人差があります。この時期を過ぎると、意識的に笑う「社会的微笑」が優勢になってくるため、反射的な笑いは自然と減っていきます。

そのため、生後4ヶ月や5ヶ月頃になってもまだ寝顔に新生児微笑のような表情が残っていることは珍しくありません。中には、まれに生後9ヶ月頃や1歳を過ぎてからも就寝中にふと微笑んだり笑うような表情を見せたりする赤ちゃんもいると報告されています。月齢の目安はあくまで参考程度に考え、成長には幅があるものとして捉えてあげてください。

新生児微笑が多く見られるのはレム睡眠中

赤ちゃんが寝ている時に笑う様子は、レム睡眠のときによく見られます。レム睡眠とは、体が眠っていても脳が活動している「浅い眠り」のことで、赤ちゃんは大人に比べてこのレム睡眠の割合が非常に高いのが特徴です。

レム睡眠中は、脳が活発に動いて表情筋などに指令が送られるため、新生児微笑が起こりやすいと考えられています。寝ている赤ちゃんがまぶたの下で眼球を動かしていたり、呼吸が少し不規則になったりしている時は、レム睡眠のサインです。このような時に微笑みが見られたら、それは赤ちゃんが浅い眠りに入っている証拠だと理解してあげてください。

なお、レム睡眠は新生児期だけのものではなく、乳児期を通して比較的長く見られる睡眠パターンです。そのため、新生児微笑の時期を過ぎた生後9ヶ月や1歳前後の赤ちゃんが寝ながら笑うような表情を見せることがあっても、それは新生児微笑とは別に、レム睡眠中の脳の活動によるものと考えられており、特別に心配する必要はないとされています。

赤ちゃんの「引き笑い」とは?寝ながら「ヒッヒッ」と笑うような声を出す時

赤ちゃんが寝ている時や機嫌の良い時に、「ヒッ!」「ヒァ!」というような声を出しながら、息を吸い込むように笑う様子を見せることがあります。これは、育児の中でよく「引き笑い」と呼ばれている行動です。

引き笑いも、新生児微笑と同様に、赤ちゃんの神経系がまだ発達途中であることに関連する、無意識の反応のひとつと考えられています。手足をバタバタさせたり、キョロキョロしたりしながら「ヒッ」と声を出す様子は、機嫌が良い時によく見られ、多くの場合は成長とともに自然と落ち着いていきます。

一方で、引き笑いに似た音や呼吸の変化の中には、しゃくりあげるような呼吸が続く、顔色が悪くなる、体が硬直する、視線が合わなくなるなど、いつもと違う様子を伴うケースもあります。このような場合は、単なる引き笑いではない可能性もあるため、自己判断せずに小児科医に相談し、できれば様子を動画に残しておくと診察の際に役立ちます。「よくある行動」と「注意が必要な様子」を見分ける一番のポイントは、赤ちゃんの機嫌や呼吸、顔色がいつもと変わらないかどうかです。

赤ち�んの微笑みの変化:コミュニケーションの始まり

反射で笑う「新生児微笑」は、赤ちゃんの成長と共に、意志を持った笑顔へと変化していきます。これは、脳や視覚の発達と深く関連しています。

生後2ヶ月~3ヶ月頃始まる社会的微笑

社会的微笑

赤ちゃんは生後2ヶ月~3ヶ月頃になると、特定の相手の笑いかけやあやす行動に対して、意図的に笑顔を見せるようになります。これを「社会的微笑」と言います。

新生児の時には視力が弱く、ママの顔もぼんやりとしか見えていませんでしたが、この頃になると視力が発達し、人の顔をぼんやりと認識できるようになります。そして、ママやパパの顔をじっと見つめ、話しかけられたりあやされたりすることに対して、初めて自分の意思でニッコリ笑い返してくれるようになります。

この社会的微笑は、赤ちゃんが周囲とコミュニケーションをとろうとしている明確なサインであり、親子の愛着形成にとても重要な役割を果たします。ママやパパが「可愛い!」と感じることで、さらに笑顔で接するようになり、赤ちゃんの社会性や情緒の発達を促す良い循環が生まれます。

社会的微笑が始まると、新生児微笑のような反射的な笑いは自然と減っていきます。

声を出して笑うのはいつから?生後4ヶ月~7ヶ月頃の変化

赤ちゃんの口を開けた笑い顔

赤ちゃんが「あはは」「ケタケタ」と声を出して笑うようになる時期には個人差がありますが、目安としては生後5ヶ月~6ヶ月頃が多いとされています。早い赤ちゃんでは生後4ヶ月頃から声を出して笑うこともあれば、生後7ヶ月頃になってからしっかり声を出して笑うようになる赤ちゃんもおり、どちらも自然な範囲内の個人差です。

この時期の赤ちゃんは、視覚・聴覚・触覚などの各機能が連携を始め、運動機能の発達も大きく進むことから、声を出して笑うだけでなく手足をバタバタさせて笑うなど、感情表現のバリエーションがぐっと増えます。生まれて間もない頃は喉の発達が未熟で泣き声以外の声を出しにくいのですが、成長とともに喉の使い方が上手になり、「あぶぶ」「あむあむ」といった喃語も出てくる頃から、笑い声もはっきりしてくるといわれています。

赤ちゃんの笑顔に対して、ママやパパが笑顔で応えてあげることは、赤ちゃんのコミュニケーション能力を高め、情緒を育てる上で非常に大切なことです。この時期の赤ちゃんには、できるだけたくさんの笑顔を見せて話しかけ、積極的に関わってあげることが大切です。

赤ちゃんが笑わなくても大丈夫!大切なのは個性

赤ちゃんを見つめながら笑う母親

「うちの子は他の子と比べてあまり笑わない」「寝ながら笑うばかりで、起きているときにはなかなか笑ってくれない」と、不安を感じるママやパパもいらっしゃるかもしれません。特に生後3ヶ月頃までは、新生児微笑しか見られない赤ちゃんも多くいます。

けれど、赤ちゃんの成長には大きな個人差があることを忘れないでください。よく笑う赤ちゃんもいれば、静かに微笑むだけの赤ちゃんもいます。笑うということ一つをとっても、赤ちゃんそれぞれ個性があるものです。生後9ヶ月や1歳頃になっても以前と比べて笑う頻度が少ないと感じる場合も、機嫌や呼びかけへの反応、視線の合い方などトータルで見て変わりがないようであれば、過度に心配しすぎなくても良いといわれています。

赤ちゃんの個性を受け止めて

様々なことにおいて、赤ちゃんの成長には個人差があります!あまり笑顔を見せないからと言って、決して「楽しくない」とか「機嫌が悪い」ということではありません。赤ちゃんの反応にあまり神経質にならず、いつもそばでたくさんの笑顔を赤ちゃんにみせてあげることが大切です。ママやパパの愛情は、必ず赤ちゃんに伝わっています。

赤ちゃんの笑いの発達が遅いと感じて心配な場合は、自己判断せずに、定期的な乳幼児健診の際に小児科医や保健師にご相談ください。専門家の視点で赤ちゃんの成長を見て安心感を得ることも大切です。

赤ちゃんの寝ながら笑う、笑わない体験談

くむくむ

29歳

A私を嫌い?と思ったのが嘘のよう!

我が家の長男が生まれた時のことです。私は比較的赤ちゃんや子どもには好かれるタイプだったので、自分の子どもにも好かれると思っていましたが、産まれたばかりの我が子は私にはちっとも笑ってくれず、寝ながら笑う顔ばかりを見て過ごし正直ショックでした。

生後2~3ヶ月頃は新生児微笑の時期なので仕方がないとわかっていたのですが、生後6ヶ月頃になっても、私が満面の笑みで接しているのに、満面の笑みで笑ってくれるのは旦那と一緒のときばかりで、私にはあまり笑ってくれませんでした。

「私のこと嫌いなのかな?」と泣きたい日々を過ごしていましたが、生後10ヶ月頃になり後追いやつかまり立ちができるようになると、突然マザコン息子に豹変しました!

それまで面倒を見てきた赤ちゃんは全員女の子だったせいか、性別によって愛情表現も違うのかな?とその時感じました。今ではパパと息子で私を取り合う日々です。

ハスカップ

33歳

Aワザとじゃないの!?授乳後の新生児微笑

娘はマイペースで気が強い子で、上がおっとりした男の子だったせいか、産まれた時からなんだか意志の強さを感じ、私だけではなく主人も圧倒されています。そんな娘が産まれてすぐの新生児の時のことです。核家族で上の子もいたため、産後のお手伝いは義母に泊まり込みで1ヶ月お願いしていました。

前回出産で乳腺炎になったため、一定時間母乳を飲ませた後、搾乳して哺乳瓶で飲ませるようにしていましたが、その授乳は義母にお願いしていました。授乳が終わると私のところに義母が連れてくるのですが、娘は必ず義母を見てニヤリと笑うのです!

まるで「私を抱っこするのはこの人、あなたじゃないのよ」と義母に目でメッセージを送っているように見えました。主人にも話して二人で確認すると、何度もそういった様子が見られ、「怖すぎる…」と娘の迫力に夫婦で圧倒されていました。

今は、新生児微笑は寝ながら笑うだけでなく起きているときにもあることや、授乳でお腹いっぱいのタイミングだからこそ、娘は生理的反射で笑っていたのだと分かりましたが、「娘に悪かったね」とたまに主人と笑って話しています。

この記事を書いたライター
小森ひなた

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪