赤ちゃんが笑わない原因を発達の遅れや問題と決めつけないで!笑顔の時期と対応
赤ちゃんが笑わないことを心配する人は少なくありません。「笑わないのは発達の遅れが原因」「サイレントベビーになると笑わない」などと、乳児の笑いについて不安を煽る情報があふれているため、心配になるのも当然です。
赤ちゃんが笑わない場合だけでなく、よく笑う場合も同様に発達の遅れを心配するママがいますが、赤ちゃんの時期に発達の遅れを見きわめるのは、専門医でも難しいことだといわれています。
赤ちゃんは発達に遅れがなくても、個性や気質によってあまり笑わないことがあります。乳児期に笑わないだけで焦ったり、発達の遅れを心配して落ち込んだりする必要はありません。笑顔には個人差があると理解し、焦らず見守っていきましょう。
「サイレントベビー」という言葉に振り回されないで
「サイレントベビー」は、ある小児科医が著書で用いた言葉が広まったもので、正式な病名でも医学用語でもありません。医学的な根拠は確立しておらず、多くの専門家がその使われ方や不安を煽る伝え方に警鐘を鳴らしています。静かで笑いの少ない赤ちゃん=サイレントベビー、と決めつける必要はまったくありません。気になるときは、言葉にとらわれず、小児科や保健師に相談する前提で受け止めるのが安心です。
赤ちゃんが声を出して笑わない!最も心配になる時期は生後3ヶ月~6ヶ月過ぎ
赤ちゃんが笑わない、声を出して笑わない、と最も心配になりやすいのは生後3か月~6か月過ぎです。この時期は、笑いや意思表示に関する精神発達が活発になり、笑顔の種類が変化していくからです。
- 生後3ヶ月過ぎ
新生児微笑(生理的微笑)が消え始め、あやすと笑う社会的微笑が始まってくる時期です。 - 生後6ヶ月過ぎ
声を出して笑うことが増え、意思表示もより豊かになってくる時期です。
3~4か月健診で初めて精神発達に関する項目をみてもらうため、特に健診前は「引っかかるのでは」と心配になりがちです。
新生児の頃の笑いは、反射で表情が動き、寝ながら笑う新生児微笑(生理的微笑)と呼ばれます。この新生児微笑は次第に消えていき、生後2~3か月頃からあやすと笑う社会的微笑が始まります。新生児微笑が消えてから社会的微笑が始まるまでの間は、あやしても無表情に見えることがあります。
社会的微笑が始まっても、声を出して笑う子もいれば、微笑むだけの子もいます。声を出して笑い始める時期にも個人差が大きく、早い子もいれば、ゆっくりの子もいます。「男の子は笑いが少ない」といった話も耳にしますが、はっきりした根拠があるわけではなく、笑い方の違いは性別よりも一人ひとりの個性や気質によるところが大きいと考えられています。
赤ちゃんが笑わないとどうなる?健診や電話相談で不安を解消しましょう
笑わないことが心配なときは、健診で「まったく笑わない」「笑うことが少ない」「顔は笑うけれど声が出ない」「視線が合いにくい」など、日頃の様子を具体的に伝えましょう。専門家は、笑顔の有無だけでなく、目線やあやしへの反応、表情が動くかどうかなどを総合的に観察して判断しています。あらかじめ気になる様子をメモしておくと、伝え忘れを防げます。
3~4ヶ月健診で笑わない赤ちゃんは?
国立成育医療研究センターの乳幼児健康診査身体診療マニュアル(平成30年3月)によると、3~4か月健診では、あやしたら笑うかを保護者にたずねるとともに、笑わない・声が出ない・視線が合わないといった医師の見立てがある場合は、その程度に応じて経過観察や専門の医療機関の紹介を行うとされています。つまり、心配な様子は健診で拾い、必要に応じて次につなぐ仕組みが整っているということです。
生後6~7か月頃は笑いがより活発になり、ケタケタと声を出して楽しそうに笑う子が増える時期です。健診で指摘はなかったけれどあまり笑わない場合や、3~4か月健診で経過観察になっている場合も、「個人差があるから」と頭ではわかっていても不安になるものですよね。
笑わないことが不安で育児がつらくなったら、自治体によっては集団で行われる6か月・7か月健診で相談したり、保健所や保健センターに電話をして保健師に話を聞いてもらったりして、まずは自分自身が笑顔を取り戻しましょう。
赤ちゃんの健やかな発達のためには、思っている以上に、お世話をする人自身の心の健康が大切です。赤ちゃんや家族のためにも、知識や経験が豊富な第三者の力を、遠慮なく借りてくださいね。
赤ちゃんが急に笑わなくなった原因や対応は?接し方や体調をチェック
あんなに笑っていたのに急に笑わなくなると、とても心配になりますよね。実際に、生後6か月頃を境に急に笑わなくなる赤ちゃんもいます。その背景には、いくつかの原因が考えられます。
- 人見知りや分離不安の始まり:生後6か月を過ぎると人見知りや分離不安が始まり、ママやパパ以外の慣れない人に無表情になったり、不安で泣いたりすることがあります。これは「身近な人」と「それ以外」を区別できるようになった、精神的な成長の証でもあります。
- 気質や個性の変化:もともとの気質によっては、成長とともに、ほかの子ほど活発には笑わなくなることもあります。
- 接し方の変化:まわりの大人の接し方や表情、生活リズムが変わったことがきっかけになるケースもあります。
- 体調不良や不快感:体調が悪かったり不快なことがあったりすると、赤ちゃんも大人と同じで笑わなくなります。
笑わないうえに機嫌も悪いときは、何か不快なことがあるサインです。発熱や咳などの体調、室温や服装などの環境をチェックしてあげましょう。ぐったりしている、発熱が続く、いつもと明らかに様子が違うといったときは、早めにかかりつけの小児科を受診してください。
赤ちゃんがパパ又はママにだけ笑う!4つの原因と対応
赤ちゃんがパパだけ、あるいはママだけに笑う、という家庭は意外と多いものです。これは、赤ちゃんが特定の人に愛着や安心感を強く感じている表れでもあります。原因として、次の4つが考えられます。
- 触れ合う機会の差:お世話をする時間や頻度の違い
- 抱かれ心地や安心感の違い:抱っこの安定感や接し方の慣れ
- 遊び方・表情の違い:大人が一緒に楽しめているか
- 特定の人物への認識:その人を「身近な人」と強く認識している
月齢が低いうちは、まだ相手をはっきり認識できず、本当におもしろいときにしか笑わないこともあります。接する時間が短い側には、日頃お世話をする人ほど心を許して笑ってくれない、ということも起こりがちです。まずは、笑顔で触れ合う機会を少しずつ増やしていきましょう。
ママにあまり笑わない場合、「抱っこが不安定だからでは」と自分を責めてしまう人もいますが、多くは慣れや接する時間の差によるものです。抱き方のコツ(首や体をしっかり支える、密着させる)をつかむと安定しますし、赤ちゃんが相手を認識できる時期になれば、ぐっと甘えん坊になることもよくあります。焦らず、リラックスして接していきましょう。
また、「大人が一緒に楽しめているか」も、赤ちゃんの笑いに影響します。パパのほうがよく笑う、という場合、パパが自分自身も楽しんで遊んでいることが多いようです。上手にあやそうと気負うより、大人も一緒に楽しむくらいの気持ちのほうが、赤ちゃんも声を出して笑いやすくなります。心に余裕がないときは、少し赤ちゃんから離れる時間をつくって、自分の調子を整えることも大切な対応です。
赤ちゃんが笑わないのはいつまで続いた?先輩ママの体験談
赤ちゃんが笑わないことを心配した経験のあるママたちの体験談を見ると、乳児期に医師や保健師に相談した人は「気長に様子を見ましょう」「個人差がある」とアドバイスをもらっています。
また、笑顔の出現が遅かった子のママも、いわゆる定型発達の子のママも、乳児期は情緒の発達を促す接し方を心がけていました。
笑わないことを心配し続けるより、発達を促す工夫を楽しむほうが、遅れや偏りがあってもなくても育児にプラスになります。心配し過ぎは、赤ちゃんにも大人にもマイナス。まずは親子みんなで楽しく過ごすことに力を注ぎましょう。
赤ちゃんが笑うことが少なくて心配しました
男の子で現在12歳です。1歳半健診で心配になり、療育センターを受診しました。3歳の時に発達の遅れがあると診断がついています。
1歳半くらいまで笑わないことは心配しましたが、厳密に言うと笑わないではなく、笑うことが少なかったです。
赤ちゃんには笑顔になるような声かけは常にしていました。興味があるもの、電車を見せに連れて行ったりよく外出したりしていました。
笑わない子は発達の個人差である場合もあります。思い悩まずに誰かに相談していくことが大切だと思います。
生後6ヶ月まで赤ちゃんが笑わないのを心配していました
私には現在5歳の娘がいます。娘は発達の遅れについて乳幼児健診などで指摘されたことはありません。
ただ子供が初めて笑ったのはかなり遅く、6ヶ月を過ぎたあたりでした。声を出して笑うようになった時期は、生後7ヶ月くらいです。ママである私にだけ笑いかけてくれたので、少し心配でした。
あまりに笑うのが遅いので区の保健所に相談に行ったことがありますが、「もう少し気長に待ってみて下さい」と言われただけでした。
現在子供は5歳になりましたが、とても朗らかに笑う明るい子供に成長しています。私やパパは娘が赤ちゃんの頃、笑顔で接したりして常に明るく接していました。
赤ちゃんが笑わないことを心配しているママとパパは、子供の成長はそれぞれ違うので、なかなか笑わないことは心配でしょうが、気長に待ってみて下さい。
赤ちゃんが生後7ヶ月で急に笑わなくなったので心配しました
現在6歳の男の子のママです。精神発達の特別な診断を受けたことも、健診等で赤ちゃんが笑わないことや発達の遅れを指摘されたこともありませんでしたが、生後7ヶ月頃、ママにもパパにも笑わなくなったので心配しました。
初めて笑うようになったのは5ヶ月頃、声を出して笑うようになったのは6ヶ月頃でした。笑わせても無表情だったので「あれ?」と少し戸惑いましたが、そんな時期なのかな?と誰かに相談することもありませんでした。
特別にこれ!という対応はしませんでしたが、笑って欲しかったので笑わなくても話しかけたり、笑わせたりはしていました。
今はとっても表情豊かで良く笑う子ですが、表情が固まって笑わなくなることも成長過程においてあるんだということが分かりました。
だけど、どうしても不安ならば医療機関で専門的な診察を受けることも大事だと思います。相談することによって安心を手に入れることができるので。
赤ちゃんが生後1年くらいまでしっかり笑わないので心配でした
うちの子はすでに31歳の社会人です。特段発達の遅れがあるわけではなく、ごく普通に社会生活を送っているごく普通の女性です。よく食べ、よく笑う活発な女性です。
ですが、小さい頃には他の人のお子さんと比較したり、育児書に標準と書いてあることと比べて落ち込んだり、といったことがよくありました。だから今では育児書の必要性に疑問を感じています。
いわゆる新生児スマイルはごく普通にあったのですが、その後実際に楽しいとかおもしろいとかわかって笑っていると思ったのは、生後1年も過ぎた頃からでした。
それまではくすぐったりすると、笑っている?というのを感じないわけではありませんでしたが、笑ったとは思えませんでした。
よく実家の母に「愛想のない子どもだ」と言われ、落ち込んだこともありますが、健診に出かけたときにも、特段何も言われませんでしたから、気にもとめていませんでした。
1歳を過ぎるころから少しずつ表情豊かになり、楽しいことや面白いこと、うれしいことなどを認識して笑っているのではないかと思うようになりました。
親として子どもを笑わせることだけを意識して、何かをしたということはありません。話しかけるなどの対応はしていましたが。
赤ちゃんが笑わないだけで発達の遅れを心配することはないと思いますが、潜んでいることが絶対にないとはいいきれませんので、心配な場合には、保健センターの保健士さんなどに相談されるとよいですよ。
赤ちゃんが6ヶ月になるまで笑わなかった体験談
子供は現在8歳で女の子ですが、赤ちゃんのとき6ヶ月過ぎまで笑わなかったので、発達に問題があるのか心配になりました。現在は人見知りの性格は強いですが普通に笑いますし、発達の遅れについての指摘や診断も受けていません。
初めて笑うようになったのは6ヶ月過ぎで、特にパパが「いないいないばあ」をオーバーにすると、声を出して笑うようになりました。オーバーリアクションに対しては良く笑っていましたが、6ヶ月を過ぎても周りの人に対してニコニコするということはありませんでした。
その当時は無表情だと感じていましたが、今思うと赤ちゃんのときから恥ずかしがり屋だったのかもしれません。とりあえずオーバーリアクションに対しては笑っていたので、笑うことに関しては相談しませんでした。
ただあまりにも人見知りが激しかったので、人見知りに関して自治体の育児相談で相談したことがありました。現在は友達と遊んでいるときも笑いますし、面白いテレビや動画を見てよく笑っています。
赤ちゃんが笑わないのはその赤ちゃんの性格もあると思うので、あまり心配しなくても大丈夫だと思います。ただもし心配でしたら、自治体などで育児相談できるところがあると思うので相談に行って話すことをおすすめします。
息子が生後10ヶ月になるまで笑わず心配でした
私には現在3歳の息子がいます。産まれた時から発達がゆっくりの子だったので、発達の遅れについての診断は受けていないものの健診で「他の子より遅いね」と言われていました。
1歳頃まで笑わないことを心配していましたが、誰にも相談できませんでした。3歳になった今ではよく笑い、昔が嘘のようです。
初めて笑うようになったのは生後10ヶ月の頃で、声を出して笑ったのは11ヶ月の頃でした。敏感で人見知りが激しい子だったので、ママにもパパにも無表情のことが多かったです。
赤ちゃんの頃は笑顔で話しかけたり、色々な刺激を与えようと子育て支援センターのイベントや保育園の体験などに連れて行ったりし、楽しい気持ちを共有していました。それが良かったのかもしれません。
赤ちゃんが笑わないという同じ悩みを持つ方もいると思いますが、警戒心の強い子はなかなか笑わず心配かもしれません。しかし、楽しいことが増えてくると段々と笑う回数も増えてくると思います。
生後6ヶ月まで笑わないのが心配でした
子供は女の子で、現在4歳です。乳幼児健診では特に何も指摘されたことはありませんでした。初めて笑うようになったのは生後6ヶ月くらいになってからだったと思います。それまではムスッと無表情、笑顔を見せたことはありませんでした。
生後6ヶ月くらいに笑うようになる前は「どうして無表情なんだろう」と赤ちゃんが笑わないことを心配していました。笑うようになってからは早く、生後7ヶ月には声を出して誰にでも笑うようになりました。
両親にも相談してみましたが、「赤ちゃんそれぞれ発達が違うのだから」とアドバイスをもらい、少し気が楽になりました。それでも努めて主人と共に笑顔で話しかけることを続けました。
その結果なのか現在はよく笑う、明るい子供に育ちました。赤ちゃんが笑わないことに関して発達の遅れについての指摘を受けていなければ、大らかに構えていても大丈夫だと思います。その子なりの成長を見守るのがいいと思います。
生後6ヶ月まで赤ちゃんが笑わないので、不安な日々を過ごしました
初めての子供で男の子を出産し、現在は11歳になります。産院での診察や1ヶ月健診、その後の健診でも発達の遅れについて指摘を受けたことはありませんでした。
2ヶ月頃から目で私をじっと見つめることはありましたが笑うことはなく、生後5ヶ月頃に一度「笑ったかな」と思わせる表情がありました。それからは徐々に表情が出てき始めて、生後6ヶ月でやっと声を出して笑う様になりました。
笑うようになったからは私と主人だけには笑うのですが、赤ちゃんから見て祖父や祖母には全く笑いませんでした。もちろん、他人にも笑顔を見せることはありませんでした。
同じころに生まれた赤ちゃんは生後2ヶ月頃には笑っていたので、4ヶ月健診の頃に小児科医に相談しました。個人差があるので様子を見ましょうとのことでしたが、本格的に笑い始めた生後6ヶ月までは毎日心配でした。
11歳になった現在は他の子と変らずよく笑います。笑わなくて心配していた頃は、夫婦で絵本を読み聞かせをしたり、大げさな動作で話しかけたりしていました。
私たちのそれぞれの動作に興味はあるようだったので、諦めずに続けました。脳の刺激になるのではと考えて、赤ちゃんを動物園や水族館といった非日常的な場所へもよく連れていきました。
今育児中で赤ちゃんが笑わないことに不安な方、一番は小児専門の医者に相談してみることです。かかりつけの小児科や健診医などに話してみましょう。興味のある絵本などで刺激を与えるのもおすすめです。
生後半年くらいまでよく笑っていたのに、その後笑わなくなりました
私の娘は今4歳になりましたが、小さい頃は笑わないことを心配していました。生後2ヶ月から5ヶ月まではニコニコしてくれていたのですが、今考えればあやして笑うではなく、赤ちゃんの生理的な反射だったと思います。
笑わないと気づいたのは、生後半年程でちょうど乳児健診があった時です。問診票にあやすと声を上げて笑うかどうかがあったのですが、顔が引きつって笑ったように見えることはありました。
健診でお医者さんに聞いても、ちょうど周りのことがわかってくる頃で人見知りも始まる時期だから、様子を見ようとのことでした。
家にいる時も黙々と遊ぶことも多かったのですが、帰りの遅い父親だと顔がこわばって固まっていましたので、心配してワクチン接種の度に医師に相談しても、1歳前だといつも様子見の判断でした。
その後1歳で保育園に入園すると、何かあれば保育士さんが気づくと信じて特に気にならなくなりました。その後9ヶ月経った時、保育園見学があり、時々ケラケラ笑う様子がありました。
保育士さんによると、入園当初は全然慣れなくて半年たっても担任以外が近づくと泣くかこわばって固まっていたみたいです。今考えると娘は警戒心が飛び抜けて強く、慣れるのに時間が何ヶ月単位でかかる子なのだとわかりました。
今でもエレベーターで知らない人と乗ると挨拶も出来ず、後ろに隠れて挨拶もできません。笑わない子のお母さんもあまり気にせず時間が解決することもあると思います。
6ヶ月過ぎてもあまり笑わない赤ちゃんを笑わせようと必死でした
現在3歳半になる女の子がいます。発達の遅れについてこれまで乳幼児健診で指摘を受けたことはありません。ただ、親から見ても園の先生から見ても少し変わった子どもです。
声をだして笑ったのは、生後8ヶ月を過ぎてからです。赤ちゃんのころは、両親どちらにもあまり笑いませんでした。笑わないことを心配したのは1歳になるまでで、友人によく相談していました。
1歳を過ぎてから良く笑う子どもになりました。笑顔がよくでるように足や背中などをよくさすり、明るさや暗さの変化、色々なさわり心地のもの(水や砂遊びなど)の感覚的な刺激を与えるよう意識していました。
赤ちゃんの成長は、感覚や動作などに関わる部分が大切だと思います。赤ちゃんが笑わないことが心配な場合は、身体を動かしたり触れあったりすることで、精神的な成長もあると思います。
赤ちゃんの笑顔を引き出す関わり方のヒント
体験談に共通していたのは、「無理に笑わせよう」と気負うより、日々の関わりを積み重ねていたという点です。すぐに笑わなくても、次のような関わりは赤ちゃんの情緒の発達を支えてくれます。
- 目を見て、ゆっくり笑顔で話しかける(赤ちゃんは大人の表情をよく見ています)
- 「いないいないばあ」を、少し大げさなくらいに楽しんでやってみる
- スキンシップを増やす(手足や背中をやさしくさする、抱っこでの触れ合い)
- 音や光、手ざわりなど、いろいろな感覚の刺激を一緒に楽しむ
- 大人自身も楽しめる遊びを選び、反応が薄くても焦らない
大切なのは、赤ちゃんを笑わせること自体ではなく、一緒に心地よい時間を過ごすことです。反応が返ってこない時期でも、その積み重ねはちゃんと伝わっています。
赤ちゃんが笑わないときの受診・相談の目安
基本的には個人差の範囲でも、次のような様子があるときは、健診を待たずにかかりつけの小児科や保健師に相談すると安心です。相談は「異常を見つけるため」だけでなく、「安心を手に入れるため」でもあります。
- あやしても表情がほとんど動かない状態が続く
- 視線が合いにくい、名前や音への反応が乏しいと感じる
- 笑わないことに加えて、発熱・ぐったり・機嫌の悪さが続く
- 3~4か月健診で経過観察になっていて不安が強い
- 心配で育児がつらい、気持ちが沈む日が続く
特に、お世話をする人自身の気持ちが沈む日が続くときは、産後の心の不調のサインのこともあります。我慢せず、自治体の子育て相談窓口や保健センター、かかりつけ医を頼ってください。
赤ちゃんが笑わないことでよくある疑問
赤ちゃんはいつから笑う?
反射による新生児微笑は生まれてすぐから見られ、あやすと笑う社会的微笑は生後2~3か月頃から始まります。声を出して笑う時期には個人差が大きく、早い子もゆっくりの子もいます。
「サイレントベビー」って本当にあるの?
正式な病名や医学用語ではなく、医学的な根拠は確立していません。専門家も不安を煽る使われ方に警鐘を鳴らしています。静かで笑いが少ないだけで当てはめる必要はありません。
パパ(ママ)にだけ笑うのは問題?
多くは、接する時間や慣れ、一緒に楽しめているかの差によるもので、心配はいりません。笑顔で触れ合う機会を少しずつ増やしていきましょう。
相談したほうがいいのはどんなとき?
表情がほとんど動かない、視線が合いにくい、体調不良を伴う、育児がつらいといったときは、健診を待たず小児科や保健師に相談を。
まとめ
赤ちゃんが笑わないと、つい発達の遅れを心配してしまいますが、笑顔の出方や時期には大きな個人差があり、乳児期に発達を見きわめるのは専門医でも難しいものです。「サイレントベビー」という言葉に不安をあおられる必要もありません。心配し過ぎるより、目を見て話しかけ、一緒に楽しむ時間を重ねることが、赤ちゃんの情緒の発達を支えます。そして何より、お世話をする人自身の心の健康を大切に。気になるときは健診や保健師、小児科を遠慮なく頼りながら、その子なりの成長を見守っていきましょう。
子育て4コマ漫画:赤ちゃんが笑わない?実は才能かも!
赤ちゃんが笑わないことで発達の遅れを心配しているママさん。平山あおいさんの子育て4コマ漫画や先輩ママたちの体験談のように、多くの人が笑い方を赤ちゃんの個性だと受け止めています。
心配なときは赤ちゃんの笑顔の引き出し方を夫婦でいろいろ試してみるのも、後々のよい思い出になるのでおすすめです。
先輩ママが教えてくれた赤ちゃんの笑うツボを試せば、日頃あまり笑わない赤ちゃんも笑ってくれるかもしれません。子どもの個性を探すつもりで、明るく楽しくトライしてみましょう。


