赤ちゃんが意味のある言葉をしゃべる時期は?発達の流れと夢占い
赤ちゃんがしゃべる日を、首を長~くして待っているママやパパも多いかと思います。赤ちゃんが話すようになる前のクーイングや喃語はとっても可愛いのですが、やっぱり「赤ちゃんが何を考えたり感じたりしているのか知りたい!」というのは、ママが一度は望むことではないでしょうか?
そこで今回は、赤ちゃんが意味のある言葉をしゃべる時期は何歳頃なのか、生まれてからしゃべるまでの発達の流れ、赤ちゃんが早く話すようになる4つのポイント、赤ちゃんがしゃべる夢に関する「夢占い」をご紹介します。
赤ちゃんが意味のある言葉をしゃべる時期は何歳?
赤ちゃんが意味のある言葉を話し始める時期は、1歳前後のことが多いです。早い赤ちゃんでは9ヶ月頃に意味のある単語を話始めることもあり、1歳半頃までには殆どの赤ちゃんがしゃべり始めます。
赤ちゃんの発達の中でも言葉の発達は、特に個人差が大きいと言われています。周りの赤ちゃんが話し始めたのに、自分の子供がしゃべらないとママは心配になると思いますが、ママが焦ったり不安になったりすると、赤ちゃんに悪影響を与えてしまうこともありますので、あまり神経質になり過ぎないようにしましょう。
もし1歳半を過ぎても赤ちゃんがしゃべらず言葉の発達が遅いと気になる場合でも、ママやパパの話す言葉を理解しているようであれば、あまり気にし過ぎる必要はありませんが、心配な場合は1歳半検診の時に相談してみるのも良いでしょう。
赤ちゃんがしゃべるまでの発達の流れ
赤ちゃんが文章をしゃべるようになるまでの一般的な発達の流れを、段階別にまとめました。何歳でどれくらい話せるようになるかは、あくまでも平均的な流れですので、お子さんがこの通りに成長していないからといって、あまり心配する必要はありません。あくまでも目安と捉えて読んでくださいね。
1声が出る(クーイング)
生後2ヶ月頃になると、赤ちゃんは機嫌が良い時に「アー」「ウー」などと声を出すようになります。これを「クーイング」と言い、クーイングによりあかちゃんは言葉を話すための発声練習をしています。あやすと声を出して笑うようにもなり、赤ちゃんの笑顔に癒されますね。
この時期の赤ちゃんは、ママやパパがしゃべるのを聞いて色々な言葉を覚えていきます。赤ちゃんからの返事はなくても、赤ちゃんに語りかけてあげましょうね。
2喃語や奇声を発するようになる
生後4ヶ月を過ぎた頃から、喃語や奇声を発するようになる赤ちゃんも出てきます。初めの頃は「アーウー」「アウアー」など、母音だけの喃語から始まり、次に、「バーバー」「マムマム」など子音を含む喃語へと発達していき、生後8ヶ月頃が最も喃語を多く話す時期と言われ、徐々に喃語から意味のある1語に移行していきます。
また、「キー」「キャー」など、赤ちゃんによって奇声の種類は様々です。耳や体が発達したこの時期の赤ちゃんは、自分が奇声を発することができることに気づき、自分の声を聞いて楽しんで遊びで発していることもありますが、ママの注意を引くことが目的になっていることもあります。
3言葉を理解するようになる
生後10ヶ月頃になると、赤ちゃんはママやパパの話す言葉をある程度理解できるようになります。まだ、意味のある言葉をしゃべることができない子が多いのですが、色々な言葉を理解して、しゃべる準備をしている時期と言えるでしょう。言葉を理解しているので「○○持ってきて」と言うと、言われた通りのものを持って来てくれるようにもなります。
指差しで自分の意思を伝えようとすることも増え、徐々に喃語を話すことが少なくなっていきます。
4赤ちゃん言葉を話すようになる
1歳のお誕生日を迎える頃には、約半数の赤ちゃんが意味のある言葉をしゃべるようになります。まだ「赤ちゃん言葉」と言われている赤ちゃん独特の発音ですが、大人にも意味の分かる言葉が増えるため、言葉のキャッチボールが生まれ始めます。
この時期は、ママやパパも赤ちゃん言葉を積極的に使って、赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しみましょう。赤ちゃん言葉で話しかけると、赤ちゃんの語彙力が高まると言われています。
5単語の数が増え、2語文を話し始める
1歳半頃になると喃語が混じることもすくなくなり、しゃべれる単語の数がだいぶ増えてきます。また、個人差もありますが、1歳半頃から2語文をしゃべる子供も増え始め、2歳頃までには多くの子供が2語文をしゃべるようになり、「ママ 来て~」「ブーブー 乗る~」「ネンネ イヤ」など、自分の意思を言葉で伝えるようになるでしょう。
ただし、この時期の子供の言葉はママやパパには理解できても、他の人にはわかりづらいことが多いです。
また、ママやパパとはおしゃべり出来ても、他の人とは恥ずかしくておしゃべりできない子供も多いため、温かく見守ってあげるようにしましょう。
6文章を話し始める
3歳頃になると単語で話すことが少なくなり、短い文章を沢山話せるようになります。この年齢になると発音もはっきりしてきて、ママやパパ以外の人が聞いても理解できるようになっている幼児が多いでしょう。
また、「何歳?」などの質問に答えることが出来るようにもなり、「朝・昼・夜」や「昨日・今日・明日」という時間の流れも徐々に理解できるようになってきます。
赤ちゃんが早くしゃべるようになる4つのポイント
赤ちゃんの言葉の発達は、心の発達と大きく関わっていると考えられています。赤ちゃんの心が発達し「自分の気持ちを伝えたい」という欲求が高まることで、言葉が引き出されますので、親の関わり方はとっても大切!気をつけたい4つのポイントを心がけて、声をかけるようにしましょう。
1赤ちゃんの声に反応する
赤ちゃんは自分の発した声にママやパパが反応し、笑顔を見せてくれることで、「もっとやってみよう!」「もっと話したい!」という気持ちが芽生えていきます。
喃語など意味が分からない赤ちゃんの言葉にも、出来る限り反応してあげましょう。赤ちゃんに、「言葉を通して、ママやパパとコミュニケーションをとることが楽しい」と感じるようになってもらいたいですね。
2教えこまない!自然な声かけが大切
赤ちゃんに早くしゃべって欲しいからと、「これは○○よ」と早期教育のように繰り返し教え込むことが、赤ちゃんの心の発達にマイナスになることがあります。
赤ちゃんは毎日の生活の中やママやパパとの会話を通じて、自然に言葉を身に着けていきます。遊びや食事をする時、お散歩や公園遊びの時などに、ママやパパが自然に話しかけてあげることで、赤ちゃんは徐々に言葉を覚えていきます。
ところが、無理に言葉を教え込ませようとして親が躍起になって言葉のシャワーを浴びせてしまうと、自然な脳の発育できずに、赤ちゃんの個性や感情といった脳の活動が損なわれてしまうこともあるのです。
また、そういったママやパパの接し方が、赤ちゃんへのストレスになってしまうこともありますので気をつけましょう。
3顎や口を鍛える
離乳食が進むことにより口や顎のまわりの筋肉が鍛えられると、言葉を発しやすくなります。
ただし、「赤ちゃんに早くしゃべるように」と、離乳食の進め方を急ぐのはNG!急ぎ過ぎる離乳食は、好き嫌いや食物アレルギー、食べ物を喉に詰まらせるなどの事故につながる恐れもあります。
月齢に応じた離乳食を食べさせることにより、顎や口のまわり筋肉が順調に発達することが望ましいですね。
4ママとパパが会話を楽しむ
ママとパパは赤ちゃんの前で楽しそうに会話をしていますか?また、ママは実家に帰ったりママ友と会ったりした時に、楽しそうに話しをしていますか?
ママやパパが楽しそうにしゃべっている姿を見ると、赤ちゃんも「しゃべりたい」「自分も仲間に加わりたい」という気持ちが芽生えやすくなります。
「赤ちゃんがしゃべるのが遅い」「早くしゃべる姿が見たい」と思っているママは、無理に言葉を教えようとせず、自分自身が会話を楽しみ、赤ちゃんに「人としゃべることは楽しいよ!」と自分自身の姿で感じさせてあげましょうね。
夢占い~赤ちゃんがしゃべる~
妊娠中や子育て中は、赤ちゃんが夢に出てくるというママも多いですよね。夢占いでは、赤ちゃんが出てくる夢は、「吉夢」と言われています。では「赤ちゃんがしゃべる夢」には、どのような意味があるのでしょうか?
赤ちゃんがしゃべる夢の意味
「夢の中で赤ちゃんの話すことは、自分の本心である」「自分を導く言葉の可能性がある」と言われています
赤ちゃんの言葉を通して、自分の本当の気持ちに気付いたり、進むべき方向性が決まり迷いが解消したりするかもしれませんね。また、夢の中で自分と赤ちゃんが会話していた場合は、客観的な自分と主観的な自分が話しをしていたことにもなりますね。
ただし、赤ちゃんがしゃべる夢は、「赤ちゃんがしゃべる姿が見たい」というママの強い願望であることが多く、その願望が夢になって出てきた可能性もあるそうですよ。