【木育・知育】木のおもちゃのメリットと選び方!年齢別おすすめ人気15選
木のおもちゃは、自然の素材である「木」の温もりや質感を感じられることから、「木育」を通じた情操教育や、五感を刺激する知育玩具としても注目を集めています。最近では、赤ちゃんの出産祝いやハーフバースデーのプレゼントとしても非常に人気が高いおもちゃです。
丈夫で長く使うことができる点や、有害物質の心配が少ない安全性など、良い点はたくさんあります。しかし、せっかく購入しても、お子様がすぐに飽きてしまったらもったいないですよね。そこで、遊びの幅が広く、長く愛用できる木のおもちゃについて、先輩ママたちのリアルな声と共にご紹介します。
人気のおもちゃは、積み木やパズルなどの組み合わせて遊ぶタイプから、木琴のような音が出るタイプまで多様です。特に赤ちゃん向けには、舐めても安心な無着色または安全基準を満たした塗料が使われているおもちゃが好まれています。お子様の成長段階に合わせた木のおもちゃの選び方と、先輩ママに人気のアイテムを見ていきましょう。
安全・安心で知育玩具にもなる赤ちゃんが大好きな木のおもちゃ
知育玩具としてもおすすめの木のおもちゃ
WOODYPUDDY(ウッディプッディ) RING10(リングテン)つみきの王国
子供が2歳ぐらいの時に、普通のおもちゃに飽きてきていたのでWOODYPUDDYの「RING10つみきの王国」という木のおもちゃを購入しました。このおもちゃは、遊び方が非常に多様な点が魅力です。リングが五種類で50枚あるので、リングを積み上げて遊んだり、付属のひもでソーイング(ひも通し)ができたり、顔や帽子パーツを使って人形のように見立ててみたりと、創造力を育むことができます。サイコロも入っていて、遊びのルールを作ることも可能です。
リングには穴が開いていて、専用の木のスタンドに積み上げられる構造です。うちの子は顔と帽子を人形のように並べて遊んでいました。値段はお手ごろなのに、これほど遊び方があり子供もとても楽しく遊んでいたので、買ってよかったと感じています。レジのおもちゃと組み合わせて、リングをお金に見立てて遊ぶなど、ごっこ遊びにも活用できました。これをきっかけに、また他の木のおもちゃも欲しくなりました。
子供が乗っても壊れません
Boikido(ボイキド) ワークベンチ
私が持っているのはboikidoの「ワークベンチ」です。おすすめポイントは、女の子が使っているのですが、蝶々を作ったりロボットを作ったりと、豊かな想像力や構成力が養われるところです。まだ上手に形が作れなくても、テーブルの端に穴が空いているので、杭をさしてトンカチで叩いて遊べ、指先と腕の協調性を育むこともできます。
なんでもすぐに飽きてしまう子だったので、何か長く使えそうな物はないかとインターネットで検索したのが購入のきっかけでした。もう4年ほど使っています。下の子が物に興味が出てくると、蝶々を作って見せたり、ロボットを一緒に作って遊んでくれたりと、このおもちゃとともにお姉さんになってくれました。
木のおもちゃの良い点は、耐久性に優れていて、子供がおもちゃの上に乗っても全然壊れないことです。プラスチック製品のように割れて破片で怪我をすることもありません。木の温かみもあるので、安心して長く遊ばせられる点がとても気に入っています。
カタカタと歩くワニが大好き
PLANTOYS(プラントイズ) ダンシングアリゲーター
1歳の誕生祝いに、プラントイズの「ダンシングアリゲーター」という、紐を引っ張ってワニをお散歩させるプルトイ(引き車)を義母からプレゼントされました。息子は1歳3ヶ月まで歩かなかったので、最初は私が引いて遊んでいる姿を見せると楽しんでいました。1歳3ヶ月を過ぎて歩くことが何より楽しい時期になると、お家の中でもたくさん歩いて、このワニを連れて楽しんでいました。
木製なので適度な重量感があり、少し早く進んでも地面から離れずにお散歩させることができます。また、車輪の動きに合わせて「カタカタ」としたリズミカルな動きや音が可愛らしく、一生懸命ぐるぐると連れて歩いていました。あちこちぶつかってしまうこともありますが、傷ついたり壊れたりということもなく、3歳近くなった今でも楽しんで遊んでいます。あんよの練習にもなり、子供の興味を引き出す良いおもちゃです。
本物の良さと木のぬくもりを知ってほしい
KAWAI(カワイ) シロホンクマ
カワイの「シロホンクマ」は、おもちゃでありながら正しい音階を奏でることができる本格的な木琴です。1オクターブ分の音の違いをそれぞれ聞き分けられるようにすることは、耳の発達が著しい時期にこそ必要な知育玩具だと思います。最近、手近にある物を打ち合わせて出る音に興味を示すようになったので、ただ音を聞かせるよりは情操教育にいいのではないかと思い購入しました。また、いとこのお兄ちゃんがピアノを習いだし、早いうちに正しい音階に慣れている方がいいかなと感じたからでもあります。
まだメチャクチャに叩くばかりで、場所によって音が違うということを理解しているかは分かりませんが、親が曲を奏でると嬉しそうに聞いているので、もしかしたら分かっているのかもしれません。これから、もう少し大きくなって一緒に歌えるようになるのが楽しみです。木のおもちゃは強くたたいても嫌な雑音が出ず、優しい音色がします。すぐに割れたりひびが入って使えなくなることがありません。さらに、へこみや傷が付いたとしても、他の素材に比べて怪我につながることが少ないように思います。また、へこんだ跡にもぬくもりを感じる点は、木ならではの味でしょう。古くなって色が変わっていくのも劣化ではなく、そのおもちゃ独特の風合いになっていきます。
いつまでも変わらない使いごこちと耐久性のおかげで、親から子へだけでなく、さらに孫まで同じおもちゃで遊ぶことができるという長所は、経済性という言葉では足りない、心を繋ぐ温かみを持っています。これは木のおもちゃが持つ最大の魅力の一つです。
ブナの積み木はインテリアにもおすすめ
WOOD工房 ブナの木の積み木
WOOD工房の「ブナの木の積み木」がオススメです。布の巾着に入っていて、三角や円柱などの積み木が沢山入っています。どれも木の自然なそのままの色でスベスベです。カラフルではないのでその辺に散らかっていても圧迫感がなく、ナチュラルなデザインなので、お家を作って飾っていてもインテリアに馴染む点が魅力です。
購入したきっかけは、地域の子育て支援センターで見たことです。子どもが興味を持って夢中で遊んでいる姿を見て、私も気に入ったので買うことにしました。色んな色や絵がついていないところが、シンプル好きの私にぴったりでした。購入して良かったことは、赤ちゃんの頃から幼稚園になる今も、ずっと飽きずに遊んでいることです。木のおもちゃの良さは、何と言っても温かみです。スベスベで優しい手触りが癒し効果をもたらしてくれます。
使い込むほど味が出て長く使えるおもちゃです
HABA(ハバ社) 組立てクーゲルバーン
私がおすすめするのは、ドイツのハバ社が出している「クーゲルバーン」です。このおもちゃを使い始めたのは5歳の時ですが、12歳になる今でもまだまだ使い続けています。NHK Eテレの「ピタゴラスイッチ」に出てくるような、いわゆる玉転しゲームですが、最初は基本パーツから、その後は複雑なパーツを買い足していくことによって、長い期間遊ぶことができるので、知育おもちゃとしてもおすすめです。論理的思考力や空間認識能力を養うのに適しています。
私たちが購入したきっかけは、四谷にある「おもちゃ美術館」でこのおもちゃに出会い、子供達が夢中になって遊んでいたことです。兄弟で協力して作り上げることができるので、遊びを通して協調性が育まれ、喧嘩も減りましたし、いいことづくしのおもちゃです。木のおもちゃはプラスティックのおもちゃと違って、長年使っていても悪い感じに廃れないんですよね。むしろ、使えば使うほどいい感じに味が出てくるところが素晴らしいと思います。
東京おもちゃ美術館
TEL: 03-5367-9601
時間: 10:00~16:00
住所: 東京都新宿区四谷4-20 四谷ひろば内
丸ノ内線 四谷三丁目駅から徒歩5~6分
木琴の音色に癒されています
YAMAHA(ヤマハ) 卓上木琴 TX-5
私がオススメする木のおもちゃは木琴です。YAMAHAの卓上木琴を娘の3歳の誕生日にプレゼントしました。なぜ木琴をオススメするかというと、音がまぁるくて優しいからです。子供が適当に叩いているだけなのに、なんだか癒されてしまいます。木のおもちゃは、色もガチャガチャしていなくてインテリアと馴染むところが良いですね。
私がピアノを趣味で弾くので、いつか子供が大きくなったら一緒に演奏したい、私もこっそり木琴の練習をしちゃおうかな、などと夢が広がって楽しいので、購入して良かったと思っています。ただし、子供はつい木琴を叩くマレット(ばち)を口に入れてしまうことがあります。小さい子がいるご家庭では、マレットを別の場所に保管するなど、誤飲を防ぐ対策をすることをオススメします。
木の温もりを感じながら遊んでいます
BECK(ベック社) トレインカースロープ
はじめての子供を出産後、どんな玩具がいいかなと胸をはずませ調べたり、おもちゃ店へ足を運び実際に手に触れたりして探してきました。いろいろな玩具がありますが、知り合いが経営している木のおもちゃを取り扱っているお店に、子供と一緒に遊びに行った際、ベック社の「トレインスロープカー」や「カタカタ人形」など、木でできたおもちゃがいっぱいで、すぐに遊びだす我が子の姿を見て、むしろ私の方がはまってしまいました。
私も木が大好きで、ままごとキッチンや机・イスなど手作りしてきましたが、木はすばらしいです。シンプルな色使いではありますが、子供達が好きな色で温かさを感じます。木の車がスロープを走る音は、木のおもちゃならではの心地よい音です。子供は何度も繰り返し遊んでいました。車一つの音、繋がった車の音、全部続けて走る音。目から入る色、形の刺激、触ったときの木の温もり、耳から入る音の刺激が、なんともいえません。五感をフルに使って集中して遊ぶ子どもの姿が嬉しく購入し、3歳になっても楽しく遊んでいました。
その後も、これでよく遊んでいたよねと思い出しては、時々じっと遊んでいます。いっぱい遊んできたからこその木の色や手触りの変化も、またそこが木の温もりを感じさせ、大切に使いたくなる思いが生まれました。本当に購入して良かったと思います。木のおもちゃは、物を大切にする心も育んでくれます。
積み木の絵や文字に興味津々
KUMON(くもん出版) ひらがなさいころつみき
KUMONの「ひらがなさいころつみき」は0歳児から長く遊べるおもちゃです。積み重ねて遊ぶ以外にも、サイコロ状の面に描かれた絵やひらがなを使った様々な知育遊びができるので、言葉や物に興味を持つきっかけを作るのに最適です。小さい頃はどうしても舐めてしまうし、家も狭かったため、木で出来ていて長く使うことのできる実用性のあるおもちゃを探して、たどりついたのがこのおもちゃです。
もし投げたりしても、角が丸く軽いのでそんなに危なくありません。少し大きくなると絵に興味を持ちだして、次にひらがなを読むようになります。その後も、文字を順番に並べてみたり、物の名前を作ったり、積み木でしりとりだってできちゃいます。これだけ長く使っていても割れたりすることなく使えているのは、高い耐久性を持つ木のおもちゃだからこそだと思います。ひらがなに触れる時期に、遊びを通して自然に学べる点も魅力です。
温もりが感じられる木のおもちゃ
おもちゃの森sapporoラトルTOWER (ラトルタワー)
私のおすすめする木のおもちゃは、おもちゃの森sapporoさんで購入した「ラトルTOWER」というおもちゃです。このおもちゃは、タワーを揺らすと中の小さいボールが動いて音が鳴ったり、不規則に動いたりと子供の好奇心を掻き立ててくれます。音が鳴ると言っても、耳障りな大きい音ではありません。木のおもちゃですので音も優しく、こっちまで何だか懐かしさを感じ、眠りに誘われるような柔らかさを感じます。このおもちゃを購入したきっかけは、自分自身が幼い時に木のおもちゃで遊んでいたことを思い出し、子供にも是非遊んで欲しいと思いネットで探したことでした。
今は、木のおもちゃを購入しようと思っても、なかなか取り扱っているお店が少なく、値段もそこそこします。それにうちの子は飽きっぽいので、最初は購入しようか迷いましたが、購入して遊ばせながら「これはお外に生えている大きい木から作られているんだよ」と教えることで、おもちゃを大切に扱い、物を大事にする心を覚えてくれました。このような「木育」を通じた情操教育は、自分で感じることは難しいので、購入して良かったと思いました。
バッティで気分はすっかり大工さん!
Leccio(レシオ社) ハンマートイ バッティ
おすすめ木のおもちゃは、レシオ社の「バッティ」です。これは木の棒を、これまた木でできたトンカチで打つハンマートイです。1歳後半~3歳前後の子であれば、夢中で叩きます。叩くと木が引っ込むのが楽しいらしく、みな夢中で叩きます。初めは上手に当たらないのですが、2歳半くらいになると上手に叩けます。購入したきっかけは、子供がおじいちゃんの木工作業の真似をしだしたことからです。本物の木だとトゲなどで怪我をする心配がありますが、これならば、おじいちゃんと同じようなことができて、子供も嬉しいかなという思いから購入しました。
このおもちゃは、子供の口のサイズ以上の大きさなので口には入らない設計です。万一口に入れても、安全基準をクリアした塗料が使われているため害はありません。それでいて、表面はキチンと加工されているので滑らかです。口でなめてみたりすることができて、とてもいいと思います。近年は危険だからと子供の様々なおもちゃの改良が進んでいますが、手足をうまく使えない幼児期の子供にとっては、舐める、触るなどの五感を使った遊びはとても重要です。
手を動かす(運動能力)、触ってみる(触覚)、なめてみる(味覚・触覚)など、五感を刺激する遊びができるのが、安全性を確保された木のおもちゃの良さであると考えられます。
舐めても安心なのが木のおもちゃの良さ
Naef(ネフ社) リングリィリング | おしゃぶり
ネフ社の「リングリィリング」がオススメです。子供がまだ2ヶ月、3ヶ月ぐらいの時から好んで触っていましたし、1歳半になった現在でも、オモチャ箱からだして振り回しています。オススメのポイントは音です。人工的な音ではなく、木と木がぶつかって鳴る自然な音で癒されます。このラトル(ガラガラ)は主人の上司から出産祝いに頂いたもので、貰った当初は「シンプルな玩具だな」としか思っていなかったのですが、まさかこんなに気に入ってくれるとは思いませんでした。
長く遊んでくれる点が、このおもちゃの良いところです。木のおもちゃの良さは、赤ちゃんが舐めても安心なところですね。なんでも口に入れる時期は、与えるおもちゃには気をつけなければいけませんが、このおもちゃは危険なこともないので、安心して渡して好きなようにさせてあげられます。無塗装または安全性の高い自然塗料を使用している木のおもちゃを選ぶと、親も安心です。
子供に1つは持たせたい木のおもちゃ
KAWAI(カワイ) 押し車つみき
もうすぐ2歳になる娘がよく遊んでいる木のおもちゃは、河合楽器の「押し車つみき」です。このおもちゃは、積み木の箱にコマと押すための取っ手が付いていて、積み木だけでなく手押し車としても遊ぶことができるので、あんよが遅い赤ちゃんにもおすすめです。取っ手は簡単に外すこともできますので、しまっておく時にも場所をとりません。
娘が1歳の誕生日のプレゼントにと購入したのですが、最初は手押し車として遊び、そのうち一つ二つと積み木を積むようになりました。他にも棒をスプーンに四角い積み木をお皿に見立てて、おままごとをするなど、大人が想像していなかった遊び方をすることがありました。シンプルな木のおもちゃは、子供の想像力や見立てる力を育んでくれます。
おままごと遊びをした時など、思わず積み木を舐めてしまうことがあったのですが、白木でできているので、化学物質などの心配をすることもなく、多少であれば舐めていても中断させず遊びを続けさせられました。赤ちゃん向けの木のおもちゃは、塗装や加工の安全性が高いものが多く、親としても安心できます。
プラスチックでできた積み木もいただいたのですが、軽すぎて娘には逆に積みにくいようでした。ある程度の重さがある木の積み木は、少しずれたくらいでは崩れないのも良い点だと思います。安定感があり、集中して遊べるのです。手触りも白木のものは心地よく、そのような自然の素材に小さい頃から触れさせておくのも大切だと感じています。
安心して使える木のおもちゃ
IZUTSU-YA Wood Cubes(ウッドキュウブ) ウッドキュウブ50ピース箱
母からウッドキューブの積み木をプレゼントしてもらいました。子供には、国産で塗装などしていないおもちゃを使ってもらいたいと思っていたので、嬉しい贈り物でした。赤ちゃん用のおもちゃのほとんどは、カラフルな色が付いている海外製品です。口に入れたりかじったりするので、塗料は大丈夫なのか心配でした。この積み木は面取りがしてあるので、安全ですし、無塗装なので口に近ずけても安心してみていられました。プラスチックなどの工業製品よりも、自然の木などを使ったおもちゃで遊ばせるのが安心できます。
子供はおもちゃにすぐ飽きて、おもちゃ売り場に行くたびに流行りのおもちゃをねだります。駄々をこねるのをあやしたり怒ったりするのは、しつけとはいえ母親もしんどいです。だから、なるべく自分で創意工夫して作ることを習慣にしたいと思っていました。作ることで手先が器用になるし、想像力豊かな子に育ってくれるのではないかと期待しています。積み木はまさにうってつけでした。色もついてないので、折り紙を巻けば不恰好ですが、自分の好きな色になります。私も一緒になって工作したり、遊んだりして楽しんでいます。
木のおもちゃの味わいが素敵です
木遊舎 ベビーセット
木のおもちゃでしたら、赤ちゃんには木遊舎の「ベビーセット」がおすすめです。紐で引っ張るお馬さんや積み木など、いろいろな形の木のおもちゃが詰まったセットですので、小さな子供でも全く飽きませんし、外出先にも持って行ける大きさなので大変便利です。白木に蜜ロウで仕上げられているので、小さいお子さんが口に入れても安心です。このおもちゃは、子供の出産祝いとして父からプレゼントされました。
木でできたおもちゃ遊びを通して、本物の木の温もりや質感などを早い段階から子供に伝えてあげられる点が良かったです。木のおもちゃには、普通のおもちゃにはない風合いや自然の優しさが宿っていて、集中力を養ってくれたり、心を穏やかに保ったりする良さがあります。化学物質に囲まれて育つ現代だからこそ、自然素材のおもちゃに触れさせる「木育」は重要だと考えられます。
木のおもちゃを選ぶ際の注意点!年齢ごとの興味や安全性を考慮する
木のおもちゃの中には、赤ちゃんから小学校低学年までたっぷり楽しめるものもありますが、年齢ごとの発達段階に配慮して与えないと思わぬトラブルを引き起こすことがあります。
例えば、0歳~1歳の赤ちゃんの場合、何でも口に入れてしまうため、小さな木のパーツを口に入れて喉に詰まらせてしまうと大変危険です。また歩けるようになった1歳~3歳の幼児の場合、木のおもちゃを投げたり振り回したり、持ったまま人を叩いてしまうこともあります。
とはいえ、赤ちゃん用の木のおもちゃは比較的軽く、パーツのサイズが大きく、角が丸まっている商品が多いので安心です。人気商品を長く遊ばせたい場合は、お子様の年齢と安全性を考慮し、「STマーク(玩具安全基準)」や「CEマーク」など、安全規格をクリアした商品を選ぶと安心です。
特に色や形、触った感覚を安全に楽しめる積み木は、長く遊べる知育玩具としておすすめです。その他にも、木のおもちゃの1ピースが口に入れても安全な大きさのパズルや、構成遊びができるアイテムは、小学生になっても楽しめるため人気があります。
また、木のおもちゃは水に濡れたまま放置すると、カビが生えたり、木が膨張して割れたりする原因になります。遊んだ後は、乾いた布で優しく拭き取り、風通しの良い場所で保管するなど、適切なお手入れをすることで、木の味わいを保ちながら長く愛用することができます。