手作りのおもちゃをフェルトで作っているママの自信作10選
「手作りのおもちゃを子どもに作ってあげたい」と思っているママは多いはず。でも、裁縫は苦手だし、いろいろと材料を買うのは大変…とためらっているママには、フェルトで作った手作りおもちゃがおすすめです。フェルトなら端の始末がいらないため裁縫初心者でも簡単に切ったり縫ったりでき、100円ショップで手軽に材料が揃います。汚れたら優しく手洗いできるため清潔さを保ちやすく、軽くて柔らかいので、新生児や乳児にも安心して持たせることができます。
実際にフェルトのおもちゃを作っているママ10人の作品は、どれもママの愛情がたっぷり詰まったものばかり。子どもの小さな手でも掴んで遊べるおもちゃの中でも特に人気だったのが、おままごとやごっご遊びで使える「食べ物」をモチーフにしたおもちゃです。先輩ママたちの力作を参考に、お子様の成長に合わせたフェルトおもちゃを作ってみてはいかがでしょう。
フェルトおもちゃが赤ちゃんの発達に与える3つの良い影響
フェルトで作られたおもちゃは、ただ柔らかいというだけでなく、赤ちゃんの脳や心の発達に非常に良い影響を与えます。発達心理学や保育の観点から見ても、手作りのフェルトおもちゃには市販のプラスチック製品にはない魅力が詰まっています。
1. 視覚と触覚への優しい刺激
フェルトの表面にある細かい起毛は、赤ちゃんが握ったり舐めたりしたときに、指先や唇に繊細な触覚刺激を与えます。生後数ヶ月の赤ちゃんは「手」や「口」を使って物の形や質感を学習するため、温かみがあってザラザラ・フワフワしたフェルトの方が、脳への多様な刺激に繋がります。「フワフワして気持ちいいね」と優しく声をかけながら触らせてあげましょう。
2. 「自分でできた!」という自己効力感の育成
フェルトは軽くて滑りにくいため、まだ握力の弱い赤ちゃんでも簡単に掴むことができます。「手を伸ばしたら掴めた」「落としても大きな音がせず、また拾えた」という小さな成功体験が、「もっと遊びたい」という意欲を育てます。「上手につかめたね!」とママが言葉を添えてあげることで、赤ちゃんの安心感はさらに深まります。
3. 見立て遊びによる想像力の開花
おままごと用のフェルトの食べ物などは、本物そっくりの硬いおもちゃとは異なり、少しデフォルメされた柔らかい形をしています。この少し曖昧な形が、子どもの想像力を掻き立てます。「これはおにぎりかな?リンゴかな?」と、自分の頭の中で想像しながら遊ぶことで、認知能力と社会性が大きく育つからです。
裁縫初心者でも失敗しない!フェルトおもちゃ作りの基本とコツ
「お裁縫なんて家庭科の授業以来…」というママでも心配はいりません。フェルトは切りっぱなしでも端がほつれてこないため、複雑な処理が一切不要です。以下のポイントを押さえるだけで、誰でも簡単に可愛いおもちゃが作れますよ。
手洗いで洗えるフェルトを選ぶ
100円ショップや手芸店でフェルトを買う際は、必ず「洗える(ウォッシャブル)」と記載されたポリエステル製のフェルトを選びましょう。ウール(羊毛)混のフェルトは、洗うと縮んだり硬くなったりしてしまうため、よだれで汚れやすい赤ちゃんのおもちゃには不向きです。
糸と針を使って愛情を込める
手芸用ボンドは手軽ですが、赤ちゃんがお口に入れても心地よいように、できるだけ糸と針で縫い合わせることをおすすめします。縫い目が不揃いになっても、それが手作りならではの「味」になります。「ママがチクチク縫ってくれた」という事実が、子どもにとっては一番の喜びです。
中身にはビニール袋を入れて工夫を
立体的におもちゃを作るときは、中に手芸用の綿を詰めます。さらに、スーパーのレジ袋などのカシャカシャ音が鳴るビニールを一緒に入れると、赤ちゃんが大好きな「胎内音に似た音」が鳴るおもちゃに変身します。「カシャカシャ鳴るね、不思議だね」と耳元で鳴らしてあげると、赤ちゃんもご機嫌で遊んでくれますよ。
赤ちゃんが安全に遊べるフェルトで作った手作りおもちゃ
ここからは、実際に先輩ママたちが作って子どもが喜んだフェルトおもちゃの体験談10選をご紹介します。どれも愛情と工夫がたっぷり詰まった力作ばかりです。それぞれの遊びに隠された発達的意義や、声かけのヒントも参考にしてみてくださいね。
生まれてくる我が子の最初のプレゼント
私は妊娠中にフェルトでメリーを作りました。妊娠中、比較的時間があったことと、生まれてくるお腹の子のために、何かプレゼントを作ってあげたいと思ったことが、作ろうと思ったきっかけです。そこで私はフェルトでハートや星、雲などの模様を立体的に作り、釣り糸に通して吊り下げました。作る際には、できるだけカラフルになるような色の配色にしたり、全ての模様がバランスよく並ぶよう気を付けたりして作りました。
初めのうち、子どもは食い入るように、クルクルと回るフェルトのメリーを見ていました。首が座って縦抱っこができるようになると、今度は子どもが手を伸ばしてメリーに触ろうとするようになりました。フェルトのメリーは肌触りも良く、強く触っても安心なので、好きなだけ触らせてあげることができ、作って良かったと思いました。今度はおままごとに使う食材をフェルトで作ってみたいと思います。
【手作りのヒント】
月齢の低い赤ちゃんは視力が未発達なため、白・黒・赤などのコントラストのはっきりした色を選ぶと、より目で追いやすくなります。ゆっくり揺れる動きが赤ちゃんの「追視(動くものを目で追う力)」を自然に促してくれますよ。
ベビーベッド専用のおもちゃにしてます
手にしやすい大きさで、絵本に出てくるようなお家やリンゴなどを作り、それを紐でつないで引っ張ることができるようにしました。小さい手でも掴みやすいため、引っ張っては口に入れて遊んでいます。何種類もあるので1つに飽きても他のモチーフに興味が移るので、他のおもちゃよりもこちらで遊んでる時間が長いです。
このおもちゃは、パーカーを着て抱っこしている時によく紐を引っ張られたので、引っ張っても大丈夫なおもちゃがあれないいな思って作りました。フェルトは色がたくさんあるので、考えたデザインのものが作りやすく、金具を使っていないので汚れが気になったら手洗いをすることもできます。今後はフェルトで、おままごとに使える食べ物を一通り作ってみたいと思っています。野菜だけではなく、パンも多くの種類を作りたいですね。
【手作りのヒント】
「紐を引っ張る」という動作は、指先の筋力と目と手の協応運動を鍛えるのにぴったりです。紐を長すぎないように作ってあげるのが、赤ちゃんが快適に遊べるポイントです。
かくれんぼをしたり、指人形として遊んだり
子供が大好きなアンパンマンの指人形とかくれんぼのセットを作りました。それぞれの人形をいろんなポケットに忍ばせて、「ここには誰がいるかな~」とか「ここは誰かいるかな~」といいながら遊んでいます。私が隠して子どもに当てさせたり、また逆に子どもが隠して私が当ててみたり。
この人形は指人形にもなっているので、指人形単品でも遊べる点も気に入っているようです。また、洗えるフェルトを使っているので、汚れてもあまり気にせずにすみますし、軽く薄っぺらいのでお出かけに持って行っても荷物になることもないので、親としても助かるおもちゃです。これからはキャラクター以外に食べものなどの小物を作ったり、隠れるページや細工を増やしていきたいと思います。
【手作りのヒント】
「いないいないばあ」のような見立て遊びは、対象の永続性(見えなくてもそこにあると理解する力)を育てます。「ポケットからひょっこり!」と声かけしながら見せてあげると大喜びしますよ。
気づいたらこんなに増えました
妊娠中から、動物のマスコットや食べ物をモチーフにしたフェルトのおもちゃをたくさん作りました。娘は特に食べ物をモチーフにしたものをとても好んだのと、ままごとが大好きだったので、食べ物をモチーフにしたものがたくさん増えました。
おしゃべりが出来るようになってからは、子供のリクエストに応えて毎日いろいろなものを作っていました。フェルトのおもちゃは赤ちゃんが触っても安全ですし、意外に簡単に作れるで、私も楽しみながら作り続けることができます。また、100円ショップで材料がそろうので、コストもそれほどかからないというのが良いです。娘は現在、着せ替えに夢中なので今後はきせかえ人形とお洋服を作ってみたいと思います。
【手作りのヒント】
おしゃべりが増える時期には、「次は何を作ろうか?」と会話しながらリクエストに応えることで、子どもの表現力や「自分の意見が形になる喜び」を育てることができます。
ハンバーガー屋さん用のおもちゃです
このハンバーガーは、サイズが小さめで1つが約3㎝と、2歳の娘が片手で持てるくらいの大きさに作ってあります。上のバンズにゴマをトッピングした点が、ゴマ好きの娘に大好評です。私は小学生の頃から手軽に手に入り加工しやすいフェルトが好きで、よく父や母にフェルトのお守りやコインケースを作っていたのですが、出産を期に子供用のおもちゃを作るようになりました。
フェルトの良いところは、まず素材自体に暖か味があることと、子どもが遊んでいても安心できること。また、針と糸さえあれば作れるので加工がしやすく裁縫が初めての人でも扱いやすく、値段がかからないこともおすすめポイントです。今もいくつか作成中ですが、今後はフェルトで色々なキャラクターのぬいぐるみを作ってみたいです。特に、アンパンマンのキャラクター達を作ってみたいと思っています。
【手作りのヒント】
具材を重ねてハンバーガーを作るという遊びは、順序立てて物事を考える「構成力」を刺激します。「レタスの上にトマトを乗せようね」と声をかけながら一緒に積んでみましょう。
娘が大好きなスイーツを作りました
アイスクリームのフェルトおもちゃを作りました。コーンの土台とアイスクリームの上下にマジックテープを縫い付けてあるので、いろいろな味のアイスを組み合わせて、ダブルやトリプルにもできます。うちは女子が二人いるので、二人でアイス屋さんをやったりしてあそんでいます。子供が普段食べるアイスはチョコばかりですが、このフェルトおもちゃでは、カラフルでハートや星がちりばめられているものが好きみたいです。
このおもちゃを作ったきっかけは、幼稚園のバザーでした。ネットや手芸の本を見て、試行錯誤の上、60個程のダブルアイスを完成させました。コーンは普通の三角のコーンにしようという案も出ましたが、やっぱりワッフルコーンがいいだろうということで、ワッフルの模様をミシンでステッチしました。
フエルトおもちゃは、温かみもあるし、やはりママが作ってくれたというところが一番だと思います。バザーで出した以外でも、アイスはいろんな味を作ってあげました。今後作ってみたいものは、ソフトクリームやハンバーガーセットなどでちょっと難易度が上がるので、作りやすいようにまた試行錯誤して作ってみたいです。
【手作りのヒント】
マジックテープを使ったおもちゃは、「くっつける」「はがす(ベリッという音)」の感覚が楽しく、指先の器用さを促します。お店屋さんごっこは社会性やコミュニケーション能力を養う絶好の遊びです。
毎日おままごとで遊んでいます
私はフェルト生地で、おままごと用のフルーツやおにぎりなどの食べ物を作りました。フェルト生地なので、柔らかく触り心地もいいし、形もそれなりに本物みたいに見えるので、おままごとにはぴったりです。娘はお弁当箱に入れたり、おもちゃの台所でコックさんになりきって遊んでいます。
妊娠中に女の子の赤ちゃんを授かったいると分かったので、もともと得意だった裁縫を活かして、一緒に楽しく遊べるおもちゃを作りたいと思い、おままごとで使えそうなものを作りました。市販のものも可愛いものはもちろんたくさんありますが、やはり自分で作ったという満足感と、子どもにどんな風に作ったのか説明してあげられるところが良い点です。おなじシリーズでフェルト生地で作ったお寿司があるのを発見したので、次回はそれに挑戦してみたいと思います。
【手作りのヒント】
お弁当箱に詰める遊びは、「決められた空間にパズルのようにおさめる」という空間認識能力を刺激します。丸いおにぎりや四角い卵焼きなど、さまざまな形を用意するとより楽しくなります。
子供が大好きな納豆巻き
子供は食べることが大好きで、特に納豆巻きに目がありません。紙を丸めて巻物を作るだけでも喜んでいたので、フェルトの白と黒を買ってきて、子供がテレビを見ている間にこのおもちゃを作りました。丸めてボンドでくっつけて、解けないように少し縫い付けるだけです。
納豆や鉄火巻きの具材のようなものを載せようかと思いましたが、このシンプルさが子供には受けとても喜びました。同じように玉子のお寿司も作りました。お弁当箱に見立てた箱を用意して、おもちゃを詰めてお弁当を作らせると、フェルトが柔らかくいろいろなものが詰めやすいせいか、何度も繰り返し遊んでいます。今後は、自分で巻いて作れる巻物セットを作ってみたいなと思っています。
【手作りのヒント】
子どもの大好物をモチーフにするだけで、遊びへの食いつきが全く違います。「丸めて縫い留めるだけ」というシンプルな構造は、お裁縫初心者でもすぐに真似できる素晴らしいアイデアですね。
歌いながら楽しく遊んでいます
私の子供は歌がとっても大好きなのと、離乳食の始まる前に食べ物にいっぱい興味を持ってもらいたいと思い、このオモチャを作りました。「これっくらいの♪お弁当箱にぃ♪」と歌いながら、一つずつお弁当箱にオモチャを詰めていくのを見せると、最初は食い入るように見つめていました。そして、何度も遊んでいるうちに歌に合わせて一緒に手をたたいたり、オモチャをパクッと口にいれたり、私に食べさせてくれたりするようにもなりました。
今では、自分でお弁当箱に入れようとしたりします。このオモチャは『おべんとうばこのうた』の歌詞の通り、「ゴマ塩おにぎり」「刻み生姜」「人参」「さくらんぼ」「しいたけ」「ごぼう」「レンコン」「ふき」をフェルトのお弁当箱に入れています。フェルトのオモチャはあたたかみがあって、安心できる素材なのでとてもいいと思います。今後は『あがりめさがりめ』というわらべ歌に合わせたフェルトのオモチャを作ってみたいなと思っています。
【手作りのヒント】
わらべ歌や手遊び歌と連動させることで、言葉のリズム感や聴覚も同時に刺激されます。「お歌に出てくる食べ物だ!」という発見が、実際の食事への興味にも繋がります。
おもちゃでのヒヤッとした経験がきっかけで作り始めました
私はフェルトで色々な物を作ってますが、娘がお気に入りなのはおままごと用のフェルトのおもちゃです。やはり女の子なのでおままごと大好きで、いつも私にお弁当を作ってくれます。フェルトは柔らかいので、小さな手でも掴みやすいのがいいみたいです。
作り始めたきっかけは、娘とおままごとで初めて遊んだいた際に、娘がおもちゃを投げて壊してしまった時のこと。壊れた破片が落ちているのに気がつかずに、踏んづけて痛い思いをしてしまったのです。
フェルトで作ったおもちゃなら舐めても洗えるから衛生的だし、踏んでも痛くないので見ている親としてもほっとします。手間はかかりますがその時間も楽しめるのも良いですね。今後はもう少し腕をあげて、着せ替えできるお人形を作って娘と楽しみたいと思っています。
【手作りのヒント】
市販の硬いプラスチックのおもちゃとは違い、踏んでも痛くなく、投げても床が傷つかないのはフェルトの最大のメリットです。お片付けの習慣がつく前の小さな子にもぴったりですね。
フェルトおもちゃの作り方・衛生管理に関するFAQ
フェルトおもちゃを手作りする際や、遊ばせている時によくある疑問と具体的な対処法をまとめました。つまずきやすいポイントを事前に知っておくことで、より安心して手作りに挑戦できますよ。
Q. フェルトおもちゃはどうやって洗えばいいですか?
A. ベビー用の洗濯洗剤を溶かしたぬるま湯で、優しく「押し洗い」をするのが基本です。もみ洗いや洗濯機での脱水は型崩れや毛玉の原因になります。すすいだ後はタオルで挟んで水分を吸い取り、風通しの良い日陰でしっかりと中まで乾かしてください。「お天気の良い日の朝に洗って干す」と、またすぐに気持ちよく遊べますよ。
Q. 子どもが遊んでいるうちに毛玉ができてしまいました。
A. フェルトの特性上、遊んでいるうちにどうしても毛玉(ピリング)ができてしまいます。毛玉ができたら、無理に指で引っ張ってちぎらないようにしましょう。引っ張ると生地が薄くなり、中から綿が飛び出してしまうことがあります。小さなハサミで表面の毛玉だけを優しくカットしてあげると、綺麗な状態が長持ちします。
Q. ボンドやビーズなどの装飾は使っても大丈夫ですか?
A. 小さな子ども向けに作る場合、お口に入れても心地よいように、ボンドではなく糸と針でしっかりと縫い付けるのがおすすめです。ビーズやボタンなどの硬いパーツよりも、刺繍糸で目や模様を描く方が、フェルトならではの柔らかい手触りを損なわず、赤ちゃんも思いきりモグモグと感触を楽しめますよ。



