子宝風水の始め方 玄関から寝室まで整える縁起担ぎと心地よい部屋づくり
赤ちゃんを望む毎日は、期待とちょっぴりの不安がいったりきたりして、心が忙しくなりがちですよね。そんなときに、気持ちを軽くする「気分転換」のひとつとして親しまれているのが子宝風水です。まず知っておいていただきたいのは、風水は昔から伝わる縁起担ぎ・ジンクスであって、妊娠を約束する医学的な方法ではないということ。それでも、家を心地よく整えたり、ご夫婦で一緒に模様替えを楽しんだりする時間そのものが、毎日をふっと明るくしてくれます。
「子宝風水って効果あるの?」と半信半疑の方も多いはず。ここでは効果を保証するものではなく、あくまで楽しむものとして、玄関から寝室まで今日から取り入れやすい縁起担ぎを10個と、逆に避けたいNGを5つご紹介します。肩の力を抜いて、「やってみると気分がいいな」くらいの気持ちで読み進めてくださいね。
先に結論をお伝えすると、子宝風水のコツはたったふたつ。暖かみのある色でおうちを整えることと、掃除と換気で気持ちのいい空間を保つことです。難しく考えず、できそうなものから一つずつ取り入れてみましょう。
子宝の縁起担ぎとして親しまれる風水10選
昔から子宝の縁起担ぎとして親しまれてきた風水を10個集めました。特別な道具はほとんど必要なく、身近なものですぐに始められるものばかりです。「どれからやろう?」と迷ったら、まずは毎日必ず通る玄関から手をつけると気分が上がりますよ。まずは全体像を、場所ごとの早見表で確認してみましょう。
| 場所 | 取り入れたい色・アイテム | ワンポイント |
|---|---|---|
| 玄関 | 暖色系のマット、生花 | 気の入り口。まず明るく清潔に |
| トイレ | 暖色系の小物、こまめな換気 | フタと扉を閉めて清潔をキープ |
| 寝室 | ピンクやオレンジの寝具 | 北側に配置、枕は東か南が好まれる |
| リビング | 丸い葉の観葉植物、盛り塩 | 枯らさないようこまめに手入れ |
| 食卓 | 根菜など旬の食材 | 温かい料理でほっと一息 |
1玄関に暖色系のマットや生花を置く
気の出入り口とされる玄関は、風水でとても大切にされる場所です。子宝の縁起担ぎとして好まれるのは、オレンジや黄色といった暖色系。玄関マットをあたたかみのある色に変えるだけで、帰宅したときの第一印象がぱっと明るくなります。
玄関に小物を置くスペースがあれば、生花を一輪飾ってみましょう。季節の花があるだけで、出かける朝も帰る夜も気分が和みます。ただし、飾りっぱなしで枯らしてしまうのは避けたいところ。水をこまめに替えて、元気がなくなったら早めに取り替えるのが、玄関を気持ちよく保つコツです。
2トイレは暖色でいつも清潔に
風水では「トイレは家の中の悪い気を外に出してくれる場所」とされています。いつも清潔にして、しっかり換気することが基本。窓を開けたり換気扇を回したりして、こもった空気を入れ替えましょう。掃除が行き届いたトイレは、それだけで気持ちよく使えますよね。
使ったあとはフタと扉を閉めるのもポイント。マットやスリッパ、タオルなどの小物を暖色系でそろえると、殺風景になりがちな空間もぐっとあたたかい印象になります。「気づいたらすぐ拭く」を習慣にすると、いつもきれいをキープできますよ。
3盛り塩で家の中を整える
風水では「塩には浄化の働きがある」と考えられ、盛り塩は昔ながらの縁起担ぎとして親しまれてきました。小皿に塩を円すい形に盛って、玄関や寝室に置いてみましょう。
特に玄関は気の入り口とされるので、靴を出しっぱなしにせず、掃除をしてから置くのがおすすめ。玄関なら両サイドに、寝室なら四隅に置くとよいとされています。盛り塩は放っておくと湿気を吸うので、定期的に取り替えるのを忘れずに。新しい塩に替えるたびに、気持ちもすっきり切り替わります。
4丸みのある観葉植物を飾る
いきいきとした植物は、子宝風水でも縁起がよいとされています。選ぶときは葉に丸みのあるものを選ぶと、やわらかであたたかい雰囲気に。とがった葉より、まるい葉のほうがお部屋の印象もやさしくなりますよ。
ただし、せっかく飾っても枯らしてしまっては元も子もありません。「気づいたら土がカラカラ…」を防ぐために、水やりのタイミングを決めておくと安心です。世話をしながら少しずつ育っていく姿を眺めるのも、日々の小さな楽しみになります。
子宝風水におすすめの観葉植物
- バオバブ
- ベビーティアーズ
- マザーリーフ(子宝草)
5寝室は家の北側に
風水では方角が重視され、子宝風水では寝室が特に大切にされます。受胎の方角とされるのは家の北側。間取りの都合で北に寝室を作れない場合は、寝室の中でベッドや布団を北寄りに配置するだけでもよいとされています。
ここで注意したいのは、これは寝室の位置の話で、枕の向きではないという点。北枕にする必要はないので、混同しないようにしましょう。「北の部屋って少し寒そう」と感じるなら、次に紹介する暖色系のアイテムと組み合わせると、あたたかい雰囲気にととのいます。
6枕の向きは東か南にする
寝室やベッドの位置を動かすのが難しいご家庭では、枕の向きだけを変える方法もあります。子宝風水で好まれる向きは東または南。東は朝日がのぼる方角、南は明るくあたたかなイメージから、前向きな気持ちになれる向きとして親しまれてきました。
「家具は動かせないけれど、枕なら今夜からできそう」という手軽さもうれしいところ。まずは寝る向きを少し変えてみて、しっくりくるかどうかをご夫婦で試してみてくださいね。
7寝室はピンクやオレンジなど暖色系にする
玄関と同じように、寝室にも子宝風水で好まれる暖色系のアイテムを取り入れてみましょう。ピンクやオレンジのカラーは、見ているだけで気持ちが明るくなり、お部屋全体もやわらかな雰囲気に。ベッドカバーやシーツ、枕カバーなど、面積の大きい寝具から変えると、模様替えの効果を実感しやすいですよ。
また、寝具はこまめに洗濯して、太陽の光をたっぷり当てましょう。ふかふかに乾いた寝具に包まれる夜は、それだけで一日の疲れがほどけていきます。清潔で気持ちのいい寝室は、ご夫婦がゆったり過ごせる何よりの空間になります。
8寝室の北にプーさんを飾る
「子宝とプーさんに関係が?」と不思議に思いますよね。実は注目したいのはプーさんの体の色。オレンジと黄色の中間のようなあの色は、子宝風水で好まれる暖色系そのものなんです。
受胎の方角とされる寝室の北側に、プーさんのぬいぐるみを飾ってみましょう。ちょうどよいぬいぐるみがなければ、写真やポストカードを飾るだけでもOK。見るたびにほっこりできる、遊び心のある縁起担ぎです。
9寝室の北にざくろの絵を飾る
ざくろは、ひとつの実の中にたくさんの種を宿すことから、中国では古くから子宝の象徴として親しまれてきた縁起物です。寝室の北側に、ざくろを描いた絵やポストカードを飾ってみましょう。赤くて可愛らしい実は、飾るだけでお部屋がぱっと華やぎます。
本物のざくろが手に入る季節なら、器に盛って飾るのもすてきです。旬の時期には果物として味わうのも楽しみのひとつ。縁起物として、気軽に取り入れてみてくださいね。
10根菜や旬の食材を食卓に取り入れる
にんじんやごぼう、大根などの根菜は、風水では家庭運によいとされる食べ物。土の中でじっくり育つ根菜は、どっしりと落ち着いた家庭のイメージに重ねられ、縁起物として親しまれてきました。煮物やお味噌汁など温かい料理にすると、湯気の立つ食卓にほっと心がほぐれます。
しらすやししゃもなどの小魚も、食卓に彩りを添えてくれる身近な食材。ごはんにのせたり、朝食の一品にしたりと、無理なく毎日の献立に取り入れられます。「今日は縁起をかついで根菜たっぷりのけんちん汁にしようかな」と、献立を考える時間も楽しんでみましょう。
子宝運を遠ざける?避けたい風水NG5選
縁起担ぎは「よいことを取り入れる」だけでなく、「避けたほうがよいとされること」を知っておくのもポイントです。子宝風水でNGとされる5つを見ていきましょう。とはいえ、どれも神経質になりすぎず、「気づいたら直そう」くらいの気持ちで大丈夫です。
1家が散らかっている・整理整頓されていない
子宝に限らず、風水全般で家を整えておくことはとても大切とされています。ものが多くて雑然としていると、気持ちまでざわざわしてしまいますよね。特にベッドの下は運気がたまる場所といわれ、ホコリやものを詰め込みすぎるのはNGとされています。
赤ちゃんを迎えると、どうしても片付けの時間は取りにくくなります。「今のうちに」と思って、少しずつ収納を見直しておくと、いざというときに慌てずにすみます。一気にやろうとすると疲れてしまうので、「今日は玄関だけ」と場所を区切るのが続けるコツです。
2玄関に造花やドライフラワーだけを飾る
子宝風水では、玄関の花は生花が好まれます。豪華なアレンジでなくても大丈夫。一輪挿しに季節の花を挿すだけでも、玄関がぐっと生き生きして見えます。
「お花のお世話は苦手…」という方は、水替えがラクな丈夫な花を選ぶのがおすすめ。造花やドライフラワーが好きな方は、生花と組み合わせて飾るなど、自分が心地よいと感じるバランスで取り入れてみてくださいね。
3人工芝の玄関マットを使う
一戸建ての玄関先でよく見かける人工芝マット。子宝風水ではあまり好まれないとされています。玄関の外にマットを敷くなら、あたたかみのある色のものを選ぶとよいでしょう。
そして、どんなマットでも汚れたまま放置しないことが大切。玄関マットは、外から持ち込む砂やほこりを受け止めてくれる働き者です。定期的に洗ったり干したりして、清潔に保ってあげましょう。
4寝室に先のとがった観葉植物を置く
お部屋の緑はすてきですが、寝室に先のとがった葉の観葉植物を置くのは避けたいとされています。とがった形は、風水ではぴりぴりした空気を生むと考えられ、夫婦仲がぎくしゃくしやすいといわれるためです。
寝室にはやはり、先ほど紹介した丸い葉の植物がおすすめ。すでにサボテンなどを置いている場合は、リビングや玄関など別の場所に移してあげると、寝室がやわらかい雰囲気に整います。
5寒色系のインテリアでそろえる
青や水色などの寒色系は、子宝風水では冷たい印象を与えるとして避けられます。お部屋がシャープで大人っぽく見える一方、あたたかみは出しにくい色合いですよね。特に寝室のカーテンやカバー類が寒色一色だと、少しよそよそしい雰囲気になりがちです。
「全部替えるのは大変!」というときは、カーテンやクッションカバーなど手軽なものから暖色系に変えてみましょう。差し色にオレンジやピンクを少し足すだけでも、お部屋の空気がふんわりあたたかくなります。
子宝風水は気負わず、ご夫婦で楽しむのが一番
赤ちゃんを待つ日々は、うれしい気持ちの裏で、知らず知らずのうちに気を張ってしまうものです。だからこそ、子宝風水は「こうしなきゃ」と気負わず、ご夫婦で楽しむことが何より大切。模様替えをしたり、お花を選んだり、「次はどこを整えようか」と話しながら過ごす時間そのものが、毎日をやさしく彩ってくれます。
あらためてになりますが、風水はあくまで昔から伝わる縁起担ぎで、妊娠を約束するものではありません。うまくいかない日があっても、どうか自分やパートナーを責めないでくださいね。もし妊活のことで気になることや体の心配があるときは、一人で抱え込まず、早めに医療機関や専門の相談窓口を頼ることも、大切な選択です。
おうちを心地よく整えることは、それだけで暮らしを豊かにしてくれます。肩の力を抜いて、「やってみたら気分がいいな」と思えるものから、気軽に取り入れてみましょう。

