胎教におすすめの絵本を教えて!先輩ママ12人の読み聞かせ体験談
胎教といえば、クラシックなどの音楽がいいといわれていますが、最近は、お腹の赤ちゃんのために絵本を読み聞かせるママが増えています。
絵本って絵を楽しむものでは?と思われるかもしれません。胎教での読み聞かせには、お腹の赤ちゃんによい影響を与えると言われていますが、実は読み手のママにとっても効果があるようです。
胎教に読み聞かせを行うことによって、赤ちゃんの誕生を待つママにはどのような心境の変化があったのか?これから紹介する体験談でご紹介します。
赤ちゃんとママのために!胎教で読んであげたい絵本
子供と自分のための本
胎教のために「かみさまからのおくりもの」という本の読み聞かせをしました。妊娠後期の家事の合間、何気ない時間に読んでいました。
この絵本は、絵がほんわかしていたことと、赤ちゃんへの感謝の気持ちについて述べており、自分自身も励まされました。
妊娠中は心配なことがたくさんあります。つわりがひどかったり、健診で思わないことを言われて不安になったり、途中まで逆子であったりなど、子供がちゃんと生まれてくれるか不安になります。
そんなとき、この本から、自分のもとに来てくれた赤ちゃんは、「神様からの贈りものであるから大丈夫」ということを教わりました。奇跡が重なって生まれてくることに、感謝の気持ちがわいてきました。
おかげで、自分自身の不安が払拭されて、妊娠に対する姿勢が前向きになりました。
「大好き」という気持ちを伝えたくなる絵本
「どんなにきみがすきだかあててごらん」という本を、胎教用として使っていました。同じアパートの先輩ママに教えてもらったのがきっかけで、私も気に入ったので購入しました。
平日、午前中の家事が一段落したときに一回、午後夕飯前に一回読んでいました。この絵本の良いところは、素直で温かい言葉を口に出来ることです。
日本人ではなかなか照れてしまって言えないような、「大好き」という率直な言葉が出てくるので、お腹の赤ちゃんにストレートに伝わりそうだなと思いました。
また、これを読むことで自分も優しい気持ちになれました。読み聞かせをしている時間は自分にとってリラックスできる時間になり、ストレス解消にも繋がりました。
そして、この本のお陰かわかりませんが、生まれてきた子がよく私に「大好きだよ」と言ってくれるので、読んで良かったと思えました。
短くてリズムが心地よい絵本
私が妊娠中によく読み聞かせに使っていた絵本は、安西水丸さんの「がたん ごとん がたん ごとん」です。
よく見ていた子育てブログの管理人さんが胎教に良いということでおすすめしていたことや、私自身が幼い頃に持っていたものだったこともあって購入しました。
私の場合は、朝起きて家事を済ませた後の休憩時間に読み聞かせていました。時間のあるときには、夫も夜寝る前に読んであげていました。
短いので少しの空き時間でも読んであげられますし、「がたん ごとん がたん ごとん」というリズムが気持ちが良いので、胎児だけでなく、赤ちゃんの読み聞かせにぴったりの本だと思います。
お腹の中にいるときは、特に反応はなかった我が子ですが、生まれてからはこの絵本を読むと機嫌が良くなることが多かったのです。
今では少しは、読み聞かせをした効果はあったのかな?と思っています。
赤ちゃんとのゆったり時間
私がおすすめする絵本は鮫島浩二さんの「わたしがあなたを選びました」です。ネットでこの本の動画を見て感動して、絵本でも見たいと思い、すぐに本屋さんに行きました。
私が見たいのもありましたが、赤ちゃんにも聞いてもらいたく、家事などが終わってゆっくりしている時間や、横になっている時間などに読み聞かせしました。
とても感動するので、旦那にイライラした時、悪阻が辛かったり出産に不安になった時なども読んでいました。
おすすめのポイントは、母や父になる時の不安や喜びを共感できると共に、母や父になる勇気や自信をつくてくれる絵本だということです。
読み聞かせしてよかったと思う点は、私自信が絵本を読んでいる時、ゆったりと過ごすことができ、心にゆとりを持って過ごせたことです。
赤ちゃんの気持ちを考えることで、赤ちゃんとの時間を大切にできました。
ママの大好きな絵本になりました。
私は妊娠中、胎教のため「ちっちゃなおさかなちゃん」という絵本を読み聞かせしていました。この絵本は妊娠が分かった後、親友がプレゼントしてくれました。
いつもお風呂を上がった後から、寝るまでの間のゆったりした時間に読み聞かせをしていました。
この絵本は、おさかなの赤ちゃんが海の中でママを探して、みんなに助けられながら、最後にママに大好きと伝えるというお話です。
この絵本のようにいろんな道のりを経ながら、赤ちゃんと私が会える日を想像しながら読んでいました。
胎教のために始めた読み聞かせでしたが、私自身がリラックスでき、赤ちゃんが産まれた時のことを想像しながら過ごす幸せな時間となりました。
母になることを実感できる時間
私が胎教のための読み聞かせに選んだのは、松谷みよ子さんの「あかちゃんの本」シリーズです。『あなたはだあれ』など7冊を、毎日1冊ずつ1週間読みました。
実家に昔からあり、私もこれを読んで育った愛着のある本です。主に、寝る前のリラックスした時間に読みました。
松谷みよ子さんの絵本は、どれも柔らかく優しい言葉が印象的です。私もできるだけ優しい声で、語り掛けるようによむことを心がけました。
また、リズム感のある文なので、そのリズム感を大切にすることも気を付けました。
正直、子どもにとってどんな影響を及ぼしたのかは分かりませんが、それでも母になる喜びを噛みしめることができました。胎教の時間は私にとって幸せな時間でした。
読み聞かせは赤ちゃんと向き合う大切な時間
松谷みよこ著の「いないいないばあ」は胎教におすすめです。妊娠応援サイトでとてもおすすめされていた本で、赤ちゃんが笑う本として有名な本です。
お腹のなかにいるときにも、赤ちゃんに楽しい気持ちになってほしいと思い購入しました。寝る前やお風呂から出た後など、リラックスしているときに読み聞かせを行いました。
登場人物がいないいないばあをするだけの単純なもので、ほぼ内容はないのですが、間を取りやすく楽しく音読できるのが良いです。
ちょっと古くさい優しい絵が、おしゃれな絵本とは違って和みます。
読み聞かせを行うことで赤ちゃんと向き合う時間をとれますので、赤ちゃんに対する愛情が湧きますし、私自身精神的に穏やかな気持ちになれてよかったです。
お母さんの声、聞こえてるかな?
赤ちゃんがお腹にいる時、胎動を感じるようになってから、絵本の読み聞かせをするようになりました。おすすめは「ぐりとぐら」です。
この絵本に選んだのは、私自身が好きでしたし、ロングセラーということは誰からも好まれ、漠然と教育的にもいいものだろうと思っていたからです。
毎日、寝る前にお腹に向かって、今日一日の出来事を話し、この絵本を読みました。
読み聞かせをしていて、話の内容というより「ぐりとぐら」「ぐりぐら、ぐりぐら」と繰り返し出てくるので、読んでいて楽しいです。
きっとお腹の赤ちゃんも、聞いてて楽しくなっているかなと感じられるところがおすすめです。
読み聞かせは、赤ちゃんとお母さんとのふれあいの時間です。この時期に読み聞かせをしていると、母性本能が目覚めてきますし、まだ見ぬ我が子をいとおしく感じられます。
子どもが話せるようになった頃、「お母さんのお腹にいた時、この本を毎日読んでたんだよ。聞こえてた?」と聞くと、「分かんない。聞こえてない」となんとも残念な回答。
それでも、同じ本を何度も何度も「読んで」と持ってくるところは可愛いものです。
胎教にも産後の赤ちゃんにもおすすめ
胎教のための読み聞かせにおすすめの絵本は、はらぺこあおむしです。
知人からもらったので胎教のために読み聞かせてみようと思いました。この本の読み聞かせをしていたのは、大体夜寝る前が多かったです。
この絵本は誰でも知っていると思いますが、色彩が鮮やかで産まれてからでも読ますことができ、赤ちゃんは色彩豊かな絵本が好きだと思うのでおすすめの本です。
胎教をしていて良かったことは、絵本を読んでいるとリラックスできること。
産まれてみて感じたのですが、出産後は自分の時間など取れなくて、絵本を読むこともなかなか難しいのですが、妊娠中には胎教として絵本をたくさん読んであげて良かったです。
胎教のために絵本をたくさん読もう!!
私が妊娠中に読んでたのは、エリック・カールのはらぺこあおむしです。この本を購入したきっかけは、前職の英会話スクールのレッスンで英語バージョンを読んであげたことです。
その時からストーリーが好きで、よく子供たちに読んであげていました。
絵の色のタッチがとても綺麗で、幼虫から蝶々にと成長していく姿をかわいいストーリーで描いてる点はかなりお勧めです。
日本人の絵本の絵とまた違って、色鮮やかでかわいいです。私が特に好きなのは、お腹がいたくて最後に蝶々に変身するところです。
妊娠中は胎教のために読んでいたけど、今では11ヶ月の娘に読んであげています。胎教には明るくて、しかもハッピーで終わる内容がいいと思います。
優しい気持ちになれます。
私が胎教に読んでいた「おつきさまこんばんは」は、当時住んでいた市で、長女の初めての健診の時に、ファーストブックとしてプレゼントしてもらいました。
第二子を妊娠して、3歳になった長女と一緒に、お腹の赤ちゃんにも語りかけるように読みました。夜ごはんを食べてからのリラックスタイムや、寝る前が多かったです。
とても簡単な文章ですが、長女は赤ちゃんの時からこのお話が大好きで、何度も読んであげていました。
丸いお月様が、ページいっぱいに描かれています。優しく語りかけるような文章なので、お腹の赤ちゃんにもママの優しさが伝わるような気がします。
胎教をすることで自分自身もリラックスして、穏やかな気持ちになれるし、上の子との触れ合いタイムにもなります。
長女は「私も!」と言って、お腹の赤ちゃんに本を読んでくれました。
ママが好きな映画の絵本を読み聞かせ
私は、そろそろ出産まじかな主婦です。この半年以上、私はお腹の子供に色々絵本を読み聞かせをしてきました。
その中で私が、お勧めしたい絵本がディズニーアニメでお馴染みの「アナと雪の女王」です。映画が面白かったのでお腹の子供にもいいと思い、読み聞かせることにしました。
大体、胎動を感じるようになった5か月から読みました。読んでいるとポコポコとおなかをける感じがしたので、早く生まれてこないかと楽しみにしていました。
この絵本でお勧めするポイントは、アナとエルザの姉妹の絆。アナは、エルザを守るために氷になったのですがエルザが助けて、お城が元に戻って2人仲良く暮らすのです。
胎教のために読み聞かせをして良かったことは、絵本を読むことにより少なからず、おなかの赤ちゃんに感情を芽生えたのかと思えたことです。