夫婦円満の秘訣!旦那さんへの感謝を伝える方法とポジティブ心理の活用
プロポーズを受けた時、「一生この人と」と心に誓っても、結婚生活や子育ての中で、次第に旦那さんへの感謝の気持ちが薄れ、不満やイライラを感じるようになる夫婦は少なくありません。
この記事では、旦那さんに感謝できる妻と感謝しない妻の心理的な違い、夫婦円満に役立つ感謝の伝え方、そして出産後に感謝しにくいと感じる理由について解説します。4コマ漫画や愛され妻の体験談もご紹介しますので、夫婦関係の改善に役立ててください。
4コマ漫画:旦那への感謝の伝え方
どこが違う?愛され妻VS感謝しない妻の心理
子育てが始まると、体力が回復しても旦那さんに心から感謝できず、愛情より不満が強くなる妻も少なくありません。イライラして夫婦喧嘩が増えたり、口に出さないまでも旦那さんを軽蔑してしまったりする妻もいます。
旦那に感謝しない妻の心理
旦那さんへのネガティブな心理は、余裕がなくなることで抱きがちなものですが、結婚歴が浅い時期の女性に特によく見られます。あなたはこんな風に思うことがありませんか?
- なぜ私だけが感謝しなければならないの?
- 夫ばかり外で活躍して、ずるいと感じる
- なんで私に家事や育児を押し付けるの?
- なぜ、こちらの状況を察してくれないの?
- できるはずなのにやらないのはナゼ?
- 旦那は無責任な人だ!
- 釣った魚に餌をやらない旦那だ など
旦那に感謝!愛され妻の心理
一方、旦那さんに感謝できる妻の心理は非常にポジティブです。例えば、以下のような考え方を持っています。
- 夫は私を信頼して任せてくれている
- 夫は家族のために頑張って働いている
- 夫のおかげで私は人として成長できた
- 私を助けてくれた感謝すべき存在だ
- 伝えなければ、わかってもらえなくて当然だ
- 夫に完璧を求めるのは間違っている など
こうしたポジティブな心理は、結婚生活や子育ての経験を経て、「夫と別れたら、すべてを自分一人でやらなければならない」「私一人では限界がある」と心から実感し、旦那さんの存在の重要性に気づいて手に入れる妻が多いです。
感謝のポジティブ心理は夫婦円満のカギ
近年、ポジティブな感情は、人間関係を円滑にし、幸福度を高める効果があることが知られています。旦那さんに感謝するポジティブな心理になれない女性は、一度自分自身の心の状態や幸せと向き合ってみましょう。
- 今ある幸せや自分が手にしているものは、旦那さんの存在なしに手に入れられましたか?
- 今手にしているものを失っても、あなたは幸せでいられますか?
- 人のせいにせず、自分自身を幸せにする行動を起こしていますか?
旦那さんに過剰な期待をしていると、感謝ではなく失望することが多くなってしまいます。
また、自分が大変だからといって、旦那さんにも過度な負担を課してしまうと、旦那さんが家庭で心身を休ませることができなくなり、夫婦の信頼関係が次第に崩れてしまう恐れがあります。
心身共に健康でいるためには休みが必要不可欠であり、必要な休みの量には個人差があるものです。
旦那さんの望む幸せが、必ずしもあなたと一致しているとは限りません。自分の望む幸せを実現させるために、相手に過剰な期待をして無理を強いていないか、一度夫婦で話し合ってみることも大切です。
旦那さんが喜ぶ!感謝の伝え方
旦那さんへの感謝の気持ちを伝えたいけれど、伝え方がよくわからないという女性もいるでしょう。感謝の気持ちを伝えられることは、誰にとっても嬉しいものです。「ありがとう」と言うのが照れくさい女性も、いつもより感謝の気持ちをたくさん伝えたい女性も、次の4つの方法を使って感謝の気持ちを伝えてみましょう。
プレゼントで伝える
旦那さんが好きな物や喜ぶことを考えて、誕生日や結婚記念日にプレゼントしてみましょう。面と向かって「ありがとう」と伝えられなくても、プレゼントを通して感謝の気持ちは伝わります。手紙やメッセージカードを添えるのも良いでしょう。
自分のことを考えてプレゼントを選んでくれた妻の愛情に、普段照れ屋な旦那さんでも思わず「ありがとう」と感謝の気持ちを返してくれるはずです。
こまめに言葉で伝える
「ありがとう」と伝えるチャンスは、日常生活の中にいくらでもあります。例えば「ティッシュ取って」とお願いし、1m先の旦那さんの近くのティッシュを渡してくれただけでも「ありがとう」と言うことができます。
どうしても言葉で直接伝えられない人は、LINEスタンプやメールを利用して感謝の言葉を伝えるのもおすすめです。
手紙で伝える
誕生日や記念日ごとに手紙で感謝を伝えていると、「書くことがなくなる」と感じる人もいるかもしれません。しかし、妻からの愛情のこもったメッセージをもらって嫌がる男性はいません。
一筆箋に一言書くだけでも、毎回同じ内容でも、それが本心からの気持ちであれば良いのです。金婚式に50枚目のありがとうの手紙を送るのも素敵ですね。
何を書けばいいのか分からない人は次の例文を参考に、自分なりの感謝の気持ちを言葉にして手紙で伝えてみましょう。
旦那さんへの感謝の手紙の例文
- 「いつも家族のために頑張って働いてくれてありがとう」
- 「あなたが朗らかでいてくれるおかげで、家族が明るくなります。ありがとう」
- 「元気でいてくれてありがとう。これからもそばにいてください」
- 「あなたと結婚できて毎日幸せです。ありがとう」
- 「よき父、よき夫でいてくれてありがとう」 など
歌やサプライズで伝える
感謝の気持ちを伝えるのが照れくさければ、誕生日のお祝いにカラオケに誘って、いきものがかりの「ありがとう」や吉田山田の「日々」といった感謝の気持ちを伝えられる曲を歌ってみるのも良いでしょう。
また、普段特別な記念日を祝うことがない夫婦であれば、サプライズで旦那さんが欲しがっても却下していた物をプレゼントしたり、実家に子供を預けて二人で食事に行ったりするのもおすすめです。
旦那さんへの感謝の伝え方~妻の体験談~
長い目で見ると感謝が生まれました
夫は子供と同じ目線で遊んでくれる人だったので、幼少期の子育てはとても楽でした。ところが、子供が学校に上がるようになると、勉強面での心配が出てきます。夫はおおらかなままで、私には不安と子供に対する責任から夫へ不満を感じることが増えてきました。
結局は勉強面では私が厳しく、夫が優しいという役割分担になりましたが、子育てを振り返ると、子供にとっては両親共に厳しくなかったことが、伸び伸びと育つことに繋がり、良かったように思えます。
「2人で厳しくなくて良かった」とだいぶ後になってから思えるようになり、夫に感謝を伝えると夫も満足そうにしていました。子育てはいろいろ悩みもつきものですが、旦那さんの良い面や感謝が生まれるきっかけにもなると思います。
これまでのキャリアは夫が長期出張を認めてくれたおかげ
出会ってすぐに結婚しました。これまで何度も危機がありましたが、それを回避できたのは「今の私があるのは夫が私の人生の邪魔をしないでくれたからだ」と思う感謝の気持ちがあったからです。
以前、私の仕事の関係で1年間研修のために子どもを実家に預けたことがあるのですが、夫は何も言いませんでした。これが夫に一番感謝していることです。
感謝はしていると言っても、照れもあり口にしては伝えていません。お互いに感謝していても、考え方の相違により何度も険悪な雰囲気になることもあります。
離婚をしないで一緒に生活をしているのが、お互いへの一番の感謝の表現ではないかと思っています。夫婦が互いを尊重し、互いの人生の邪魔をしないことが、感謝につながるのではないでしょうか。
上手く料理が出来なくても助けてくれる旦那が大好き
結婚してから、私は料理が苦手でおいしいものを食べさせることが出来ずにいました。それでも旦那は「自分も下手だからいいんだよ」と言いながら一緒に作ったりしてくれました。
それから私も少しずつですが、旦那と一緒に料理をステップアップすることが出来ました。私は3日に1回は旦那に感謝の気持ちを伝えるようにしています。旦那も同じように私に感謝を示してくれるのでうれしいです。
旦那さんに感謝できないという方は、まずは旦那の良いところを探すと良いのではないでしょうか?見つけたらそれを伝えてみましょう。
当たり前と思っていたことが貴重だと思えます
寡黙で穏やかな旦那に対して「はっきり自己主張してほしい!」と不満に思うこともありました。けれど私が入院することになった時、夜遅くまで仕事をしていたのに、必要な着替えなどを病院まで持ってきてくれました。いつもは料理をしないのに、不器用ながら林檎の皮を剥いて差し入れしてくれた時は、さすがに感謝しました。
それ以来、完璧な人間はいないのですから、旦那にあれこれと強く追求するのをやめました。口下手で穏やかだけど、真面目に仕事していることを有り難く思わないといけないな、と思うようになりました。
旦那の誕生日には靴下や和む花を毎年買って、感謝の気持ちを伝えています。旦那は「ありがとう」と笑顔で言ってくれます。
夫婦は馴れ合いになると、どうしてもお互いのわがままが出てしまいます。旦那に感謝するコツは「そばに居るのは当たり前」と思わないことですね。今日無事に健康に1日過ごせたことを幸せだと思うことが大切です。
私の気分に応じて対応を変化させてくれてありがとう
結婚生活は今年で15年になりますが、夫に対して憎い、腹が立つと感じたことは数知れません。夫が体調不良を理由に、約束していた家族旅行をドタキャンしたことは今でも思い出すだけで腹が立ちます。あの時は本当に憎くて離婚しようかとさえ思いました。
私は昔から感情の起伏が激しく、わがままな性格でした。そんな私を変えてくれたのが夫です。夫は私とは間逆で非常に温厚で寛容な性格なんです。その姿を見て自然と私も変わっていきました。小さなことでも感謝できるようになり、言葉で表現できるようになりました。
最近は夫にも感謝の気持ちを伝えられるようになりました。最初は恥ずかしかったですが、慣れてしまえば気分よく言えるものです。日頃から感謝を口にすることで、自然と夫に対して優しくできるようになりました。
反抗期に向き合ってくれた旦那
結婚当初は仲が良かったのですが、子供を産んでから旦那が嫌いになりました。なぜならまったく育児をしなかったからです。夜泣きをしても起きない、休みの日は寝ているだけ。「こんなワンオペ育児でこの先やっていけるんだろうか」と不安でした。
しかし子供が中学生の頃、反抗期で手を焼いていた時、今まで育児に非協力的だった旦那がビシッと子供を叱り、その後もコミュニケーションをとって向き合ってくれました。本当にその時は感謝しました。
それからは旦那の誕生日には感謝の意味でケーキを作るようにしています。今旦那さんと上手くいってない奥さま、結婚は忍耐です。きっといつか分かり合える日がきますよ。
私が一番大変な時に守ってくれる旦那に感謝
共働きなのに夫は家事や育児に協力的ではなく、離婚したいと思うこともありました。ある日私が病気になり仕事を続けることができなくなった時、夫から「俺が働いてなんとかする。お前は仕事をやめて家でゆっくりしろ」と言われたんです。以前は「専業主婦になんてなれるわけがないだろ」と言われていたので、すごく嬉しかったですね。
病気のためにしっかりと家事をすることができず、部屋がぐちゃぐちゃな日もありますが、夫は何も言いません。夫には週に一度は「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えることができるようになりました。
誕生日に夫にプレゼントを渡すようになり、夫にも笑顔が増えました。私も穏やかに生活ができるようになりました。私が選んだ服が一番嬉しいようなので、夫に似合う服をじっくりと選んでプレゼントしています。どんな旦那さんにも良いところは一つくらいあるはずです。まずは自分から感謝の気持ちを伝えると夫婦仲が良くなると思います!
まかせっきりだったけどイザという時に感謝
若かったのもあり、主人は子供にどう対応して良いのかもわからなかったのか、子育てには一切手出ししない人でした。そのうち二人目を妊娠、出産。相変わらず全て私に任せっきりでした。
私には今現在高校に進学した息子と大学に進学した娘がいますが、書類手続きは私がしているものの、進学にかかる相当な学費や交通費は、子供達それぞれの夢や目標を理解してくれている主人が快く出費してくれています。
結婚は他人が一緒になって家庭を築いていくこと。もちろん育ってきた環境や親に教えられた事がお互い違うため、ぶつかりや考えの違いが出るのは当たりまえです。でも自分達の子供に対しては、自分たちが教え導いていくものだと思います。
イザという時頼りになり、考えてくれる人は、やはり結婚して良かった、一生この人と思える相手でしょう。結婚生活ではどうしても悪い面ばかりが目立ってくるものですが、一つでも良い所をお互い伝え合える夫婦になれればと思います。
家事も育児も進んでしてくれる夫に感謝です
結婚した当初は生活リズムや習慣の違いからケンカすることもあり、一つ一つの癖さえイヤだと思ったこともありました。子どもが生まれてからも共働きだったこともあり、毎日忙しくてイライラすることもありましたが、いつもお互いどうしたいのか、どうすればいいかをじっくり話し合うことで解決してきました。
家事をしてくれた時には、細かいところに文句を言わず感謝の言葉を伝えるようにしたら、更に色々やってくれるようになりました。毎日何かしてくれるたびに「ありがとう。助かったわ。」と伝えるだけで雰囲気も良くなり、私も楽になりました。
記念日にプレゼントやお祝い等は特にしませんが、家族で外食して、ゆっくり楽しい時間を過ごすようにしています。お互い食べることが大好きなので、夫も喜んでくれます。夫のイヤだと思う所はスルーして、良い所を見るようにすることと、感謝を伝えることが円満のコツかなと思っています。
厳しい一言で甘えに気付かせてくれた旦那に感謝
付き合っている時は夫の浮気が耐えない問題児だったので、本当に大丈夫かなと不安はありました。付き合っている時はそれが理由で別れたこともあります(笑)
感謝できるようになったのは、一緒に暮らし始めてからです。きっかけは私が少し精神的に不安定になった時に、家から出られず周りが優しく慰めてくれる中、旦那に「お前よりしんどい人なんか腐るほどいる!俺だって毎日吐きながら仕事してる」と初めて聞かされたことです。その時に自分が甘ったれていたことに気付きました。厳しい一言で現状を認識させてくれた旦那に感謝しました。
そこからはグングン家庭内の雰囲気も良くなりました。感謝の気持ちは感謝した時にいつも伝えています。お互いにサプライズは苦手なので、プレゼントには旦那の好きな靴を贈っていますが喜んでくれます。男の人はやっぱり外で色んなものを抱えて頑張っているのではないでしょうか。それを思えばいろんなことに感謝できると思います。
出産後の妻が旦那さんに感謝しにくい理由
他人を受け入れたり感謝したりといったポジティブな感情は、心に余裕がないと持ちにくいものです。ところが、産後の女性はホルモンバランスの乱れに加え、寝不足や体力低下、産後の体調不良などで、妊娠前ほどの余裕がありません。
親としての責任は夫婦どちらも同じはずなのに、目の前の旦那さんだけが家事も育児もせずに休むことができ、自分はワンオペでフラフラになっているとなれば、感謝どころではないと感じる方も多いでしょう。
産後は女性ホルモンの一種である「エストロゲン」が急激に減少する影響で、孤独や不安を感じやすくなります。また、オキシトシンの分泌バランスの変化により、攻撃的になりやすい時期(ガルガル期)を経験する女性も多く、旦那さんに感謝しにくい悪条件が揃っているのです。
赤ちゃんが幼児へと成長しても、次はイヤイヤ期で手一杯になることもあります。夫婦二人の時に比べて家庭内の仕事量が増えているのに、得意不得意の問題もあり、共働きであっても家事や育児負担は女性が背負いがちです。「ガキ夫」と妻が烙印を押したくなるような、家では何もしない旦那さんも少なくありません。
そのため、冷静になって気を付けておかないと、産後クライシスと呼ばれる産後の離婚危機を迎えたり、仮面夫婦になったり、夫婦間に埋められない溝ができてしまったりする家庭もあります。
産後は妻が変わってしまうと感じる旦那さんが多いのですが、ホルモンの分泌バランスや生活リズムがある程度回復するまでは仕方のないことでもあります。
感謝する気持ちが湧き起らないからと自分を責めたり深く考えたりせず、時が来るのを静かに待つように努めましょう。深刻な場合は、他人やお金の力を使ってでも、自分のための時間を作って心の余裕を取り戻すことが大切です。





