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思春期の男の子の接し方がわからない!そんなママへ子育てのコツ6つ

思春期の男の子の接し方がわからない!そんなママへ子育てのコツ6つ

「急に気難しくなった」「母親を避けるようになった」男の子の子育てをしているとそんなことがあると聞きますが、それは思春期で難しい年頃になっているからです。そんな男の子から大人の男への階段を踏み外さずに乗り越える6つのコツ。

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思春期の男の子だからこそ。

公園で遊ぶ男の子

思春期で自分でもモヤモヤした感情を抱えている男の子は、子育てがとても難しいと感じていませんか?けれど、こういうときこそ息子の心の中を理解する事で母親自身も楽になれるし、あまり気を使わないほうが息子も、母親に気楽に接する事ができます。
ここでは放っておくのとは違う距離のとり方、接し方をお教えします。

1自分でもどうしていいかわからない男の子。

遊ぶ子供

思春期というのは男の子が男性になるための準備期間です。
男性ホルモンが増え、体毛が濃くなったり、声変わりをする時期です。男の子自身でも戸惑う変化が起こってきます。
自分でもその変化についていけずどうしていいかわからなくなっているのです。
そんな時にデリカシーのない事を言ったり、傷つき、母親から距離を置きたくなるでしょう。
特に母親という存在は子供の時から一番身近で、一番大好きな異性とも言えるのです。
そんな大好きな人から傷つくような言動をされれば、誰だって離れたくなってしまいますよね。
思春期は男の子にとっても微妙な時期です。
母親としてもいつもはべったりくっついてきた息子さんがよそよそしくなっていくことに戸惑う事でしょう。
でもそれは自然な変化なのです。

2あまり理解しようと頑張らない。

草原でしゃがんで遊ぶ子供

母親の中には思春期の男の子の変化に驚き、どうして?と思い、ネットや本などでどういう状態なのか調べたりしたくなる方も多いのではないでしょうか?どうしてなのか知りたいと思ってしまうのも仕方がありませんが、男の子が全員同じような変化をするわけではないし、今までとは違う態度だったりするとますます混乱したりすると思います。
息子に聞いても無視されてしまうかもしれません。
詳しく知ったところで息子の状態が変わるわけではないので、これまでのことは水に流す感じで頭の片隅に入れておくだけにした方が無難です。
過去に縛られて続けてしまうと息子をちゃんと見ないということにもなりかねません。
息子の言動の原因を追求せず、自然な変化なのだと受け入れる事が男の子の子育てで大切なポイントでもあるのです。

3離れていくように感じるのは一時的なもの。

考え事をする子供

思春期というのは先ほども書いたように大人になる為の準備期間なのです。
家族に対してよそよそしくなるのは自分も大人だということを意識し始めている証拠なのです。
もう甘えてべたべたしている子供じゃないんだ、とアピールしているのです。
男の子は特に小さい頃は甘えん坊な事が多いので、悲しいと感じる母親も多いかもしれません。
けれども、大人になる為の大事な時期なので、そこは受け入れてあげる事が大切です。

この頃の男の子は子供扱いされる事を嫌います。
心の中では甘えたい気持ちがあっても、表面はつっけんどんになったり、乱暴な口調で話したりする事があるでしょう。
そこを怒ったり、逆に子供扱いしてはいけないのです。
大人になってきているという事を受け入れて、大人として接してみましょう。
母親から離れたいと思っているわけではなく、自分でもそうせずにはいられない気持ちをわかってあげましょう。
時期がくれば素直になってくれるはずです。

4あまり気を使わない。

怒る子供

大人として振舞いたい、大人として扱ってもらいたいという気持ちをわかってもらえないと感じると男の子はすぐにイライラしてしまいます。
自分でも変化に驚いているので周囲に気を配る事ができなくなっています。
自分本位になってしまっているのです。
ですから気を使えば使うほど、息子さんのイライラを募らせる事になってしまいます。
母親としては色々と世話を焼きたいし、今までと同じように振舞いたいでしょう。
でもそれは息子の自立を阻む事にもなりかねないのです。
息子の様子が不安定なので、見ていてハラハラするかもしれません。
でも家の中で反抗的になるぐらいの事は仕方がない、と気楽に構えましょう。
大人なのだから自分の事は自分でさせましょう。
息子としても自分が大人として扱われる事に満足することと思います。

5心地いい距離をおく。

遠くから子供を見る母

思春期の男の子は複雑な気持ちを抱えています。
大人になりたかったかと思えば、子供に戻りたかったりします。
その微妙な変化を母親が察してあげる事が大切なのです。
ほっておくのではなくて、心地のいい距離感を保って接しましょう。
話さなくてもわかっているという姿勢が、息子さんの不安定な気持ちを支えるのです。
時には乱暴な口調になるかもしれません。
でも仕方のない事なのです。
いちいち怒ったり悲しんでいては母親の身がもちません。
自然な事なのだと思うこと。
そして息子が甘えたくなったらそこにいてあげる。
それは母親にしかできない事なのです。
息子の気持ちを察してあげましょう。

6信頼関係を築くこと。

握手する手

難しい時期の男の子に必要なのは理解してくれる人がいるという安心感です。
言葉で理解するのではなくて態度であらわすこと。
口うるさく言わないで見守ること。

これができれば息子も母親を信頼し、自分が抱えている気持ちを打ち明けてくれるかもしれません。
その時は心から優しくしてあげましょう。
そしていつもそばにいるから、見守っているよ、という事を言ってあげましょう。
わかって距離を置いているんだということを伝えてあげましょう。
それだけで息子は大人になる自分への自信がつくはずです。
母親との信頼関係が男の子にとって何よりも安心する事なのです。
時には息子の態度に悲しくなる事でしょう。
イライラもする事でしょう。
けどそれは母親が大好きだからしてしまうのです。
自立の準備をしている息子を見守ってあげましょう。

この記事を書いたライター
小森ひなた

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪