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子供の自転車練習の進め方 準備・手順・安全のポイントを解説

子供の自転車練習の進め方 準備・手順・安全のポイントを解説

「いきなり補助輪を外す」古いやり方ではなく、正しい手順なら短期間で乗れるように。子供の自転車練習の始め時、安全グッズの選び方、練習場所の確保、ステップごとの注意点を紹介します。2023年からヘルメット着用は全年齢で努力義務です。

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子供の自転車練習の準備や手順をチェックしよう

ほかの子が自転車を乗りこなしているのを見て、「みんな乗ってるから、自分もやってみたい!」と言い出すことがありますよね。親のほうも「そろそろ練習させようかな?」と考えるタイミングかもしれません。

親世代のなかには、いきなり補助輪を外され、転びながら覚えた…という人もいるでしょう。ですが、無理を重ねると痛い思いばかりが残り、自転車そのものが苦手になってしまうこともあります。

ステップを踏んで練習すれば、多くの子は無理なく乗れるようになります。今回は、子供の自転車練習に必要な準備や進め方、そして安全のポイントを紹介します。これから一緒に練習を始めたい方は、ぜひ参考にしてください。

自転車練習を始める年齢について

自転車に乗りたいと前のめりに訴える子供

「何歳から始めればいいの?」と悩む方も多いでしょう。ここでは、練習を始めるタイミングや、補助輪を外す時期の考え方を見ていきます。

結論から言えば、子供にやる気が出た時期が始めどきで、「何歳から」という明確な区切りはありません。4歳ごろで乗れるようになる子もいれば、小学校に入ってから上達する子もいます。無理にやらせるより、本人の「やりたい」に合わせたほうが、結果的に短期間で身につくことが多いものです。実際、子供向けの自転車教室でも、早い子は2〜3時間ほどで乗れるようになるといわれます。焦らず、その子のペースを大切にしましょう。

自転車練習を始める前に準備すること

安全に自転車が乗れる交通公園

やる気が出て練習を始めるとなったら、事前に整えておきたいことがあります。ここでは、練習前に準備したい2つのポイントを紹介します。

ヘルメットやひざあてなど安全グッズを用意する

練習を始める前に、まず頭を守るヘルメットと、ひざ・ひじを守るプロテクターを用意しましょう。練習中は転ぶことが多いので、ヘルメットは欠かせません。必ず試着し、子供の頭や体に合ったサイズを選んであげてください。

なお、2023年4月の改正道路交通法により、自転車に乗るときのヘルメット着用はすべての年齢で努力義務となりました。とくに13歳未満の子供については、保護者が着用させるよう努めることと定められています。警察庁によると、自転車事故で亡くなった人の多くが頭部に致命傷を負っており、ヘルメット非着用時の致死率は着用時より高いと報告されています。練習中に限らず、乗るときは毎回かぶる習慣をつけたいですね。

ヘルメットを選ぶときは、安全性の目安になるマーク(SGマークやCEマークなど)が表示された製品を選ぶと安心です。サイズが合っていないと効果が下がるため、あごひもを含めてしっかり調整しましょう。

安全な練習場所を確保する

次に、安全に練習できる場所を確保しましょう。車や歩行者が来ない、広くて平らな場所が理想です。地方なら自宅の駐車場などが使える場合もありますが、都市部のマンション住まいでは家の前での練習が難しいこともあります。交通量のある道路や、人通りの多い場所での練習は避けてください。

都市部には、子供向けの自転車教室が開かれているスポットもあります。交通公園などレンタル自転車のみ利用できる場所が多いので、自分の自転車を使いたい場合は、持ち込み可否や利用条件を事前に調べてから出かけると安心です。参考までに、東京で子供向けの自転車教室が開かれているスポットの一例を紹介します(内容は変わることがあるため、お出かけ前に公式サイトで最新情報を確認してください)。

名称

神宮外苑サイクリングコース(自転車の乗り方教室)

運営

公益財団法人 日本サイクリング協会

対象

5歳〜8歳(乗り方教室)

受講料

1回1,000円(保険料込)

開催

日曜・祝日のみ/午前9:30〜12:00・午後13:00〜15:30(雨天中止)

TEL

080-1272-7243

備考

ヘルメット着用必須。予約不可(当日受付・定員制)

自転車練習の手順

安全な場所が決まったら、いよいよ練習です。張り切ってもすぐには乗れないのが自転車。次の手順に沿って、楽しみながら少しずつ進めていきましょう。うまくいったら、そのつどしっかりほめてあげると、やる気が続きます。

【ステップ1】補助輪付きの自転車に十分慣れる

まずは補助輪付きの自転車で、乗ること自体に慣れるところから。ペダルをこぎながらのハンドル操作や、ブレーキで止まる感覚を、遊びながら身につけましょう。ここで覚えた基本操作は、補助輪を外したあとにも役立ちます。

【ステップ2】ペダルを外してバランスを取る

ペダルのないバランスだけで乗る自転車

慣れてきたら補助輪とペダルを外し、地面を足で蹴りながらバランスを取る練習に移ります。補助輪なしで乗るにはバランス感覚が何より大切。足で地面を蹴って進み、足を浮かせたまま進める距離を少しずつ伸ばしていくと、コツをつかみやすくなります。サドルは、両足のつま先がしっかり地面につく高さに合わせると、止まるときに安心です。

練習時の注意

ペダルを取り外せない場合はつけたままでかまいませんが、足に当たってけがをしないよう気をつけてください。はじめからペダルのないバランスバイクを用意して練習するのもおすすめです。

【ステップ3】ペダルをつけてこぐ練習をする

自転車のペダルをこぐ練習をする子供

バランスが取れるようになったら、ペダルをつけてこぐ練習です。バランスを保ちながらこぐのは少し難しいですが、補助輪付きで十分に慣れていれば、比較的スムーズに進めます。最初は大人が後ろやサドルを軽く支え、「こげてるよ!」と声をかけながら、少しずつ手を離していくとよいでしょう。

練習時の注意

補助輪を外すと転ぶことも増えます。はじめは大人が支えるなど、安全面に十分気をつけて練習してください。

【ステップ4】ハンドル操作やブレーキの練習をする

自転車に乗れない子供が練習したあとの自転車

まっすぐ進めるようになってきたら、曲がる練習とブレーキの練習を加えます。道の形を見ながらハンドルを操作し、止まりたい場所できちんとブレーキをかけられるように。どのくらいハンドルを傾ければ曲がれるのか、ブレーキを握る力加減はどのくらいかを体で覚えることは、安全のためにとても大切です。とくにブレーキは、いざというときに止まれるよう、しっかり練習しておきましょう。

練習時の注意

下ばかり見ていると不安定になり、障害物もよけにくくなります。「前を見てね」と声をかけてあげてください。

安全に乗れるようになるまでは親も同伴して

補助輪が外れて一人で乗れるようになっても、しばらくは不安定さが残ります。子供が自転車に乗るときは、しばらく親が付き添って見守りましょう。子供の自転車が人や物にぶつかると、保護者の責任が問われることもあります。小さいうちから「信号を守る」「一時停止する」「飛び出さない」といった交通ルールを一緒に確認し、安全に配慮しながら、楽しく自転車に乗れる子に育てていきたいですね。

子供の自転車練習でよくある疑問

Q.何歳から練習を始めればいい?

A.決まった年齢はありません。本人が「乗りたい」と興味を持ったときが始めどきです。4歳ごろの子もいれば、小学校入学後に乗れるようになる子もいます。

Q.補助輪は必要?いきなり外してもいい?

A.まず補助輪付きで操作に慣れ、その後ペダルを外してバランス練習に進むと、無理なく上達しやすくなります。ペダルのないバランスバイクから始める方法もあります。

Q.ヘルメットは練習のときだけでいい?

A.練習に限らず、自転車に乗るときは毎回着用しましょう。2023年から全年齢で着用が努力義務になっており、頭を守るために欠かせません。

Q.なかなか乗れずに嫌がるときは?

A.無理に続けず、いったんお休みしてもかまいません。できたところをほめ、短い時間で切り上げるなど、「楽しい」と思える工夫をすると続けやすくなります。

この記事を書いたライター
小森ひなた

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪