子供にもいい!頑張らない育児に関する記事

『頑張らないハッピー育児のススメ!自立にも役立つ子育て術』

頑張らない育児だからこその子供へのメリットって結構あるんです!子供を育てる重責をヒシヒシと感じて頑張っているママさん、頑張らないズボラ育児のメリットや適当すぎる料理と健康への影響、先輩ママの体験談や頑張らない育児のコツをさっそく学びましょう。

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親が頑張らないと伸びる!ズボラ育児でハッピー子育てにしよう

頑張って育児をしているママさん、実は頑張らない育児の方が子供の成長にプラスになることが多いって知っていますか?

頑張らないと言ってもネグレクトと呼ばれる育児放棄ではなく、東大生の家庭に多い放任主義にあたる前向きな育児なので、心配する必要はありません。頑張りすぎる育児による母子へのデメリットがない、自然体の育児のことです。

頑張らない育児は想像以上にメリットがあります。実際に頑張らない育児に切り替えたママの体験談を読めば安心できるはず。今日から頑張らないハッピー子育てに切り替えて、母子ともにハッピーな時間を過ごしましょう。

頑張らない!ズボラ育児は親子共にメリットが多過ぎる

毎日菓子パン、コンビニ弁当、不衛生な服装などではさすがに問題がありますが、母親になったからと何もかも完璧にこなそうと頑張る育児にもまた問題あり!何事もバランスが大切なのです。

頑張り過ぎて疲れているママさん、頑張らないズボラ育児を否定しているかもしれませんが、頑張らないズボラ育児に切り替えたことで、次のようなメリットを実感しているママが多いことを知っていますか?

  • 子供がしっかりする
  • 自立が進む
  • 自分で考えて行動できる子になる
  • のびのびした子に育つ
  • 言われなくても沢山食べる子になる
  • 子供の能力が伸びる
  • 忘れ物への注意を払えるようになる
  • 親も子供も笑顔が増える
  • 育児や会話が楽しくなる
  • 心に余裕ができる
  • 親は楽で、子供は心地いい
  • ゆっくりと楽しく食事ができる

頑張らない適当すぎる料理の方が育児中もその後も健康にいい!?

子育て中のママが頑張ることの1つが料理。子供の健康面や将来への影響を心配し、子供が好き嫌いなく育つようにと、ママ達はあれこれ工夫して子供が好きそうな料理を作ります。ところが当の子供はママが頑張れば頑張るほど、食べてくれない。どうしてだと思いますか?

頑張って作る料理より笑顔の方が美味しい

人間の脳にはミラーニューロンという神経細胞があり、ミラーニューロンの働きにより相手に協調(ミラーリング)することができます。

赤ちゃん期は人生で最もニューロンが多い時期。新生児から3歳までは理屈ではなく感じる能力が主体ですので、赤ちゃんや幼児はママやパパの想像以上に感じる能力が高く、親の影響を受けて真似をしやすいのです。

そのため頑張らない育児で適当すぎる料理になったとしても、親が子供と一緒に笑顔で楽しく美味しく食べるお手本になる方が、子供は美味しく食べられるのです。

好き嫌い対策にも役立つ!頑張らない育児

子供は楽しいことが大好き!楽しいと脳は活性化します。ですから頑張らない育児をするママやパパと笑顔で楽しく食べられる方が、好き嫌いの多い子は食欲がアップしやすく、親が美味しそうに食べる物への好奇心がくすぐられて手を伸ばしやすくなります。

食卓での自分達の表情を夫婦で観察したり動画を撮ったりして、笑っているか、美味しそうに食べているかをチェックしましょう。

離乳食作りや進め方に関しても、赤ちゃんの発達に合わせて形状を調節しながら進めることが基本ですので、周囲の同じ月齢の子や育児書に合わせて早く進めようと頑張るのはマイナスです。焦って頑張り過ぎず、食べないなら1段階戻してみるなど、その子の発達に合わせた方が好き嫌いをしにくくなりますので、長い目で見て楽な育児になります。

また、子供の頃は大人に比べて感じる力が強いため偏食は当たり前なのですが、ママやパパがいつも笑顔たっぷりで美味しそうに食べているのに好き嫌いが減らない場合は、感覚過敏が原因の可能性もあります。子供のわがままではありませんので、料理の仕方などのサポートが必要です。

いずれにせよ臭いを抑える、触感を変える、味を変える、形状を変える、見た目を変えるなど、まずは料理から受ける刺激を減らしてあげることが大切。

ただし好きな物や食べられる物だけを与えるのではなく、間食を減らして空腹状態で食卓につけるようにし、明るく「美味しい!一口だけ食べてみよう」と声掛けをしたり、盛り付けを工夫したりして、子供が苦手な料理に挑戦しやすくなる働きかけをすることは重要です。頑張って食べようとしたり、実際に口に入れたり食べたりしたら、満面の笑みで褒めてあげてください。

料理を頑張る分、食事のしつけは頑張らないで!小さいうちはママやパパがお手本となることを心掛け、無理なく子供自身の意志で徐々に刺激に慣らしていけるように支援してあげましょう。

手間をかけない素材そのものの料理だとカロリーダウンで小児肥満を防ぎやすい

あまり手をかけず素材そのものを美味しく食べられる子に育つ方が、調味料の使用量が減り、小児肥満対策や将来の成人病予防に繋がるため健康的です!

茹で野菜やサラダはダイエットの定番メニュー。つまり頑張って料理して余分な油分や脂肪分を含む高カロリー食好きに育てるより、一見適当すぎるシンプル料理を好きに育てた方が生涯健康に暮らしやすいのです。

頑張らない育児は子供にプラス?10人のママ達の体験談

kokoh
42歳

母が頼りない方がしっかりする

子供は2人いて上の子は17歳。小学6年まで教育に力を入れて頑張ってきました。近くにある高校が偏差値の高いところで、どうしても私がその高校に入学させたくて、公文、スイミング、多読、塾を習わせていました。

頑張り過ぎたのに気づいたのは、一週間の全てを習い事に費やし、親も子供も体調を崩したり精神的に不安定になったりしたためです。

頑張らない育児に切り替えてからデメリットは特に気になりません。むしろメリットとして時間や心に余裕ができ、親子の会話も楽しくなりました

頑張らない子育てのコツは、親が子供を育ててあげていると思わずに、同じ人間として親が困った事は子供に相談し、一緒に考えること。その結果、自立を促せて自分で考えて行動できる子になりました

ただし頑張らないとはいえ子育てには手を抜いてはいけないことがあります。それは生活習慣やタイムスケジュールを自分で決めさせること。ただし親が頑張り過ぎて手を出し過ぎないことが大切です。

彩ママ
38歳

のびのびした子供に育ちます

私は2人の子供がいて、上の子供は現在13歳です。息子が幼稚園年長さんの頃まで、子育てをがんばり過ぎていたと思います。

息子が入学する小学校の校区は高級住宅街で、賢い子供が多いことは知っていました。私たち家族は会社の社宅でたまたまそこへ住んでいたのですが、周りの立派な子供に負けてはならないと、幼稚園の頃からドリルを買って毎日2時間以上解かせていたのです。

小学校入学前の健診で、視力が悪くなっていることに気が付きました。私が毎日ドリルを解かせる時に、近くのものばかり見ていたのが理由でした。視力も悪くしてしまったし、友達と楽しく遊ぶ時間を奪っていたことを反省しました。

入学後は学校の宿題程度の勉強でしたが、勉強で困るようなことは起こりませんでした。親が必死になってしつけようとせず、その子の性格をきちんと理解して好きなように過ごさせてやることが、親も楽ですし子供にとっても心地よいのだと思います。

おかげで小学生時代はお友達も多く、先生によると学校でも信頼されている子供だったそうです。子供にはあいさつだけはしっかりとさせることが大切ですが、その他は本人を信じて気楽に子育てする方がのびのびと育つと思います。

マリコママ
52歳

子供は母の笑顔が大好きです。

私は4人の娘の母です。現在長女は26歳、次女が25歳、三女が23歳、四女が20歳です。長女が生まれてから15年くらいは、いろんな意味で頑張っていました。主人の仕事の手伝い(事務仕事等)、そして4人の子育てと周りから見ても大変そうでした。

また、自分のプライドがあり、何事にも完璧を目指していました。自分にも完璧。子供も完璧でなくてはならない。日々そう言い聞かせて頑張っていました。私の頑張り過ぎが悪かったんだと気づいたのは、三女が登校拒否になった時です。

勉強もよくできる子供でしたので、私の完璧な育児に潰されたんだと思った時でした。その時から完璧な母親を辞めました。

掃除は気になった時だけ、食事はインスタントもいい。仕事も優先順位決めてそれだけをする。とにかく子供たちと遊びました。なんでもガハハハッと笑い飛ばして、明るく楽しく毎日を送りました。

結果、子供たちはいい感じで成長しました。社会人となってちゃんと生きています。子供たちは自分の力で成長します。母の笑顔は最強です。育児を楽しんでください。

しょうママ
30代後半

マイペースな育児で親子共々ハッピーライフ!

私は二児の母で上の子は13歳になります。1人目の子育てということもあり、赤ちゃん時代は育児書に書いてあることやサークルで知り合った先生やママ友の話を熱心に聞き入れ、寝かしつけ方や離乳食、お散歩の重要性やスキンシップの図り方など、どれも気合を入れて頑張っていました。

とくに離乳食には力を入れていたのですが、食の細い子でしたので思うように食べて貰えず、お皿ごとひっくり返されてついつい怒鳴ったこともありました。

そんな時に母親から「肩の力を抜くように」と言われ、頑張るのをやめました。頑張るのをやめると私も笑って過ごせるようになり、我が子もニコニコすることが増えました

結果、今の我が子はとても穏やかな子に成長し、言われなくてもたくさん食べるようになり、病気知らず。ママも疲れたら休むなどマイペースに育児をすることが大事ですよ。子供は勝手に育っていきますからね。愛情だけは常に注ぎ、力を抜けるところは抜いて子育てを頑張ってくださいね。

ひよこママ
30代後半

ある程度自由にさせた方が良いです。

現在二人子供がいて一番上が17歳の娘です。娘が6年生の時まで子育てを頑張りすぎていました。最初の子供だったこともあり、姑から他の孫とも比べられていたため、絶対に良い子に育てなきゃと必死でした。勉強をさせたり、箸の持ち方などの行儀や、友達関係に関しても事細かく言い過ぎたりして、娘からしたら鬼の様な母親だったと思います。

そんなある日、娘をしかっていたら娘が大泣きして暴れだしたんです。「もう嫌だ!なんでこんなにママうるさいの!あたし頑張ってるのに」と言われ、私の頑張りが娘を追い詰めていたことに気づき、目が覚めました。

それ以来、娘に厳しく言うことはなくなり、ある程度の限度は設けて自由にさせることにしました。自由にしたお陰か娘は自分で考えて行動するようになり、厳しくしつけしていたとき以上にしっかりしてくれるようになり、とくにデメリットはなかったです。

初めての子には母親自身が必死になりがちですが、ある程度の約束さえ守って自由にさせていた方が、子供は伸びると思いました。手を抜いてはいけないポイントとしては、絶対人を傷つけないことを言ってやるだけで充分だと思います。それ以外は、親はゆったりかまえているだけで子供はしっかりします。

ちゃぴママ
56歳

かぎっ子で何が悪い

31歳になる一人っ子の娘がいます。娘が子どものころは身内が近くにいない地方都市の町に住み、共働きで私は夜勤のある仕事につき、毎日を精いっぱい送っていました。

保育園の間は良かったのですが、娘が小学校に入って以降、学童保育の活動が負担で学童には通わせず、かぎっ子にしました。ただ家に一人で置いておくのは不安で、月曜から金曜まで習い事のオンパレードにし、家にいる時間を短くしました。

あるとき、子どもが習い事のいくつかを嘘をついて行っていないことが判明しました。きつく怒りましたが、同時にかなり落ち込みました。良かれと思ってやったことが、子どもにかなり負担をかけ、嘘をつかせてしまっていたことに。

そこからは子どものやりたくないことはできるだけやらなくてよいようにして、自由にさせました。「かぎっ子はかわいそう」という固定概念にしばられず、かぎっ子でものびのびと過ごせるようにしてやることも悪くないと思います。

子どもはそれ以降もいろいろとやらかしてくれはしましたが、一応、大きな問題はなく、国立大学を出て働いています。他者の評価ではなく、自分がどう自分を評価するかが大事と思います。

マーさん
44歳

大らかに子どもを育てる

高校生の18歳の息子と中学生の13歳の娘を持つ母です。高校生の息子が中学生頃までは子育てを頑張り過ぎていました。とにかく忘れ物が多い子だったので、私が毎日忘れものがないかをチェックしてあげていたのです。忘れ物をして、先生に怒られてしまったら可哀そうという気持ちがあったからです。

しかし私が病気の時に、子供が学校で忘れ物の連続をしてしまいました。子供自身に、自分で気を付けようという気持ちがなかったためです。私はこれをきっかけに、これではいけないと思うようになりました。

それからは、子供の忘れ物のチェックはしてあげないことにしました。私自身も頑張らないことにしたのです。そうしてからは、子供は自分で忘れ物がないか気を付ける様になりました。なので、手をかけてあげなくてもデメリットはないという事に気が付きました。子供にすべてを任せて、自己責任を持たせる事が大切だと思います。

さほママ
30歳

子供が自ら進んでやってくれるようになります

私は今2人の子供がいます。一番上は7才の男の子で下の子は5歳で男の子です。私の場合は上の子が5才になるくらいまで頑張っていました。特に朝の着替えやお風呂に入れることに必死でした。理由としては、朝はバスの時間があるからです。

私が頑張り過ぎていたのに気づいたのは、下の子ができてからです。少しずつお兄ちゃんとしての自覚が芽生えたのか、自分でやるようになりました。そんな姿を見て私は下の子の世話を任せるようになり、ケンカをしていることも増えたので、そこは私がしないといけないと反省しました。

手抜きをするコツは、子供は何ができて何ができないのかを見極めることだと思います。できることは放っておいてもしてくれるので、できないところだけ優しく教えながらやってあげると、子供は素直に次からやってくれると思います。子育ては大変だけど最初だけはしっかりと見守ってあげることが大事だと思います。急には無理なので、少しずつやっていくことが一番の近道です。

主婦子さん
42歳

頑張りすぎては自分も子供も大変です。

現在二人の子供を育てている主婦ですが、上の子である長女は中学3年生ですが5歳までは食事や寝る時間、勉強など全てを頑張らなければいけないと思いこんでいました。

一人目の子供なのでわからないことも多かったのですが、しっかりと育てなければと思い、夕食は必ず手作りの食事を食べさせ、9時までには寝かせて7時に起こす。小学校に入る前に足し算引き算と平仮名は全て書けるようにしなければと思っていました。

ところが遊びに行って帰りが遅くなった時に「コンビニのおにぎりが食べたい」と言われ、夕食をコンビニで済ませたら、ゆっくりと食べたいものを楽しく食べることができたので、それ以降頑張りすぎる子育てはやめました。

頑張りすぎない子育てにして長女は若干、だらけることも出てきましたが、その分私も頑張りすぎることをやめたので、それ以上の問題になったことはありません。

大変な時、疲れたときは主婦でも家事を休んでファミレスに行ったりコンビニのお弁当を買ってきたりしてもいいと思います。

子どもには時間を守ることや人に優しくすること、挨拶はすることだけはしっかりと教えておけば、一日くらい掃除や洗濯をしない、夕食を作らない日があってもいいと思ったほうが毎日を楽しく暮らせます。

あゆみ
38歳

子供には子供の世界がある

13歳の娘と、9歳の息子のママです。上の子が小学校に入るまで、「子供は親を見て育つから、自分の言動もしつけもきちんとしないと!」と張り切っていました。量やお菓子は全て手作り、テレビはNHKだけ、などなど。

でも、保育園や小学校には色々なお友達がいます。だんだん娘の世界ができてきて、友達の影響で私の方針はあっという間に覆されてしまいました。それ以来、何でも厳しすぎるのはダメだと思い、全てほどほどにすることに。

「今日は特別ね」とたまに市販のお菓子を食べさせたり、夜更かしさせたりすると、下の子が真似して困ることもありましたが、家庭に笑顔が増えた気がします。育児をする時に一番大事なのは、親がピリピリしないことだと思います。何でもほどほどにすることで、親子どちらも楽しく過ごせると思いますよ。

手抜きし過ぎ万歳!頑張らない育児のコツ

育児中は手抜きし過ぎと思っても次のような頑張り過ぎないコツを実践し、ポイントだけ押さえてあとは笑っている方が、自分だけでなく子供にも夫にも優しいんです。

  • 疲れる前に休む
  • こだわりを捨てる
  • 笑顔の絶えない家庭を目指す
  • あれもこれもと欲張らない
  • 子供のできる事とできない事を見極める
  • 子供の課題と自分の課題を区別する
  • ピリピリしたら深呼吸
  • 完璧を求めず、ほどほどを心掛ける
  • 頑張るポイントを絞る

ママだけ頑張って働くと、「私はあなたの家政婦じゃない!」と将来不満が爆発するほど子供が何もできなくなったり、親子の信頼関係が崩れたりしてしまう可能性大!

インターネットが普及し、SNSでも親が頑張らない省エネ育児のアイディアを目にする機会が増えました。親のユニークな発想は育児を楽にするだけでなく、子供の能力を高めるのに効果的な教育となりますので、ぜひあなたの毎日にも取り入れて、頑張らない育児で家族とあなたの笑顔を増やしましょう。

この記事を書いたライター

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪