【100均DIY】自宅フォトスタジオの作り方!インスタ映えする子供写真撮影のコツを徹底解説
自宅をフォトスタジオ(おうちスタジオ)化して、インスタ映えするおしゃれな子供の写真を撮ってみませんか。
赤ちゃんが生まれると、お宮参りやお食い初め、ハーフバースデー、初節句、誕生日、クリスマス、ハロウィンなど、我が子の一度しかない記念日を撮影する機会がとても多くなります。
そこでおすすめしたいのが、ダイソーやセリアなどの100均グッズで手作りする自宅のフォトスタジオ化です。自宅の一角をフォトジェニックな空間にして、かわいい赤ちゃんや幼児の頃の姿を素敵な写真に残しましょう。費用を抑えながら本格的な雰囲気が作れるDIYの具体的な方法と、撮影のコツをご紹介します。
1.自宅フォトスタジオの大きなメリット
プロのフォトスタジオで撮影するのも素敵ですが、自宅をスタジオ化することには大きなメリットがあります。
- 費用が格段に安く済む:100均グッズがメインなので、数千円以内で済ませられます。
- 子供がリラックスできる:慣れない場所に行かず、自宅の安心できる空間で撮影できます。
- 撮影のタイミングが自由:子供の機嫌が良い時間帯や、お昼寝から覚めたばかりのベストな瞬間を逃さず撮影できます。
- 季節やイベントに合わせて何度でも作り替えられる:七夕、クリスマスなど、イベントごとに背景や小物をDIYで簡単に変更できます。
2.自作!自宅フォトスタジオの背景の作り方(100均シール活用術)
自宅で写真を撮影する上で、フォトスタジオと差が出てしまうのが背景の「生活感」です。いくらおしゃれな小道具を使っても、部屋の中では散らかったものが写り込んでしまいがちです。
そこでおすすめしたいのが、ダイソーやセリア、キャンドゥなどの100均で販売している写真のようなインテリアシール(リメイクシート)を使ったおしゃれな背景の自作です。今回はレンガ調を選びましたが、木目調やモルタル調、黒板風など、様々な種類が販売されています。
このように何もない壁のスペースを選び、リメイクシートを使えば、自宅にフォトスタジオのような素敵な背景を簡単に自作できます。賃貸住宅の場合は、壁紙に直接貼る前にマスキングテープで保護するなど、剥がす時の工夫をすると安心です。
使い方はとっても簡単で、裏面のシートを剥がして壁に貼るだけです。ほとんどが貼って剥がせるタイプのシールなので、貼るのも剥がすのも簡単で、賃貸でも使いやすいのが魅力です。記念日に合わせてテイストを変えて自作してみましょう。
3.簡単インスタ映え小物DIY:ペパナプフラワー
ペパナプフラワーとは、ペーパーナプキンを使って作る花飾りのことです。柄の入ったペーパーナプキンで手作りすることで、インスタ映えするお洒落なウォールフラワーになります。
年齢や名前、お誕生日を壁に飾り付けてさらに豪華な背景にしたい時も、ペパナプフラワーを手作りして飾れば自宅フォトスタジオがさらにお洒落に大変身します。
ペパナプフラワーの材料(100均で揃います)
- ペーパーナプキン(柄や色が豊富だと華やかになります)
- ハサミ
- ホッチキス
- 壁に貼るための両面テープ(粘着力の弱いものがおすすめです)
ペパナプフラワーの作り方
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ペーパーナプキンを広げ、ハサミで折り目に沿って4等分にカットします。 -
カットした4枚のペーパーナプキンをきれいに重ねます。(この4枚で花1つ分になります。) -
だいたい1.5センチぐらいの幅で、端からアコーディオンのようにジグザグに折っていきます。 -
最後まで折りきったら、それを縦に半分に折って中心に折り目を付けます。 -
中心の折り目をホッチキスで留めます。次に、ハサミで両端を丸くカットします。 -
折り目を広げ、重ねた薄紙を一枚ずつ剥がしながらめくっていき、花の形にふんわりと整えたら完成です。
4.演出インスタ映え小物DIY:フォトプロップス
フォトプロップスとは、写真撮影に使われる小道具のことです。ヒゲやメガネ、コメントを書き込んだ吹き出しなど、モチーフに棒のついたものが多いです。フォトは写真、プロップスは「小道具」を意味し、写真を華やかにしたり、メッセージ性を加えたりするアイテムとして、ウエディングやパーティーでも人気があります。
フォトプロップスも作り方はとっても簡単で、100均にあるボール紙や色画用紙といった材料で手作りすることができます。
フォトプロップスの材料(100均で揃います)
- ボール紙や色画用紙(厚手でしっかりしたものがおすすめです)
- ペーパーストロー(棒の部分。竹串などでも代用可能です)
- セロテープまたは布用両面テープ
- ハサミ又はカッター
- 油性マジックやマーカー
- 下書き用のシャープペン
フォトプロップスの作り方
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ボール紙にメガネや吹き出しなどのモチーフを下書きし、ペンでなぞります。手描きの風合いも味になるので、フリーハンドで書くのもお勧めです。 -
ハサミやカッターでモチーフを切り抜きます。メガネなど中をくり抜く場合は、カッターがあると便利です。 -
切り抜いたモチーフの裏側にセロテープなどでペーパーストローをしっかりと貼れば完成です。
5.インスタ映えする子供写真撮影のプロ風テクニック
自宅フォトスタジオの準備ができたら、さっそくインスタ映えする写真撮影を楽しみましょう。一眼レフカメラでなくても、スマートフォンでも、コツをおさえればスタジオ風の写真を撮ることができます。
自然光を最大限に活用する
プロのスタジオでは照明を使いますが、自宅では窓から差し込む自然光を最大限に活用しましょう。特に、曇りの日の午前中や、直射日光の当たらない明るい時間帯が、影ができすぎず、ふんわりと優しい印象の写真を撮るのに適しています。
また、窓の反対側に白いシーツや大きな画用紙(100均の白いボードなど)を置き、レフ板として使うと、影を和らげ、子供の顔を明るく写すことができます。
カメラはなるべく明るい設定にする
自宅で撮影する際は、カメラやスマートフォンの明るさ(露出)設定を少し明るめに補正してから撮影すると、よりスタジオ感が出ておすすめです。また、被写体(子供)にピントを合わせ、背景を意図的にぼかす「ボケ」を活かすと、子供が引き立ち生活感が消えやすくなります。
連写モードを活用する
子供の動きはとても早く、良い表情の瞬間を撮り逃してしまいがちです。ですからカメラやスマートフォンの連写モード(バーストモード)で撮影すると良いでしょう。大量に撮影した中から、目線が合った瞬間や自然な笑顔のベストショットを選ぶことができます。
余計なものは写さないようにする(アングルと構図)
自宅でフォトスタジオのように撮影するには、いかに生活感を出さないように撮るかが最大のポイントです。床や家具、周りの物が写らないように、背景(リメイクシートを貼った壁など)に合わせてアングルを調整し、被写体である子供が引き立つ構図で撮影しましょう。
大人がフォトプロップを持って撮影する
赤ちゃんや未就園児は自分でフォトプロップスを持つのが難しいので、写真を撮る大人が手で持って撮影すると良いでしょう。帽子などのプロップスを小さめに作成し、遠近法を使って子供の頭に合わせて、まるでかぶっているように撮影するなど、アイデアは無限大です。
月齢に合わせたユニークな撮影にチャレンジ!
赤ちゃんの頃は、ニューボーンフォトのように衣装や小物を使って小さくかわいい姿を撮影したり、寝相アートの要素を取り入れたりして、ユニークな写真が撮影しやすく、インスタ映えします。ウトウトしている顔と吹き出しフォトプロップで撮影したりと、自宅フォトスタジオならではの自由な発想で、思い出に残る撮影を楽しみましょう。