笛の作り方に関する記事

笛4種の簡単な作り方!家庭にある品で鳴るおもちゃを手作り

笛4種の簡単な作り方!家庭にある品で鳴るおもちゃを手作り

笛の作り方はとっても簡単!家にある牛乳パックやストローなどを使って手作りし、子供と一緒に色んな音を楽しみましょう!こちらでは4種の笛の作り方や遊び方、音を鳴らすコツなどをご紹介します。雨の日の室内遊びや小学生の自由研究にもおすすめです。

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笛4種の作り方!牛乳パックやストローで簡単工作

手作りした笛4種類

笛の作り方は難しそうですが、実は牛乳パックやストローなど身近にある材料で簡単に手作りできます。そのためわざわざ市販品を買わなくても、リーズナブルなおもちゃを子供に作ってあげられるんです。

雨の日などの室内遊び、夏休みや冬休みの自由研究工作にもぴったり!手作りの笛で色んな音を出して楽しんでみましょう。

簡単に鳴らせる!牛乳パック製カズー

完成した牛乳パックカズー2個

最初にご紹介するのは、牛乳パックを使った「カズー」です。元々はアフリカで犬を呼ぶ笛として使われた膜鳴(まくめい)楽器と言われています。

膜を振動させることで音が出る笛で、カズーを口にくわえて喋ったり歌ったりして声を出すと、ビニール部分が振動してブーブーと面白い声に変わります。音を出すのは簡単なので1歳くらいから楽しめます。

牛乳パックカズーの材料

牛乳パックカズーの材料
  • 牛乳パック
  • スーパー等にある薄いビニール袋(薄いレジ袋でも)
  • 定規
  • ハサミ
  • セロテープ(又は両面テープ)
  • マスキングテープ(飾り用)

牛乳パックカズーの作り方

  1. 牛乳パック開き、写真の色がついている長方形のような7cm×10cmの長方形を切り出します。 開いた牛乳パックにカットした長方形をのせた様子
  2. 切り出した牛乳パックを縦半分に軽く折り、中心に0.8cmくらいの切り込みを1箇所、1.8cm上にもう一箇所切り込みを入れたら、手前に折り曲げます。 切り出した牛乳パックに切り込みを入れ、手前に折り曲げた様子
  3. 折り曲げた部分をハサミで切ります。 牛乳パックに四角い穴を開ける様子
  4. ビニール袋を穴のサイズより3~5mm大きく切り、セロテープで穴をふさぐように貼り付けます。 切ったビニール袋を穴に貼った牛乳パック
  5. 縦長の筒になるように直径1.7cmくらいに丸め、テープで両端を留めます。穴に近いほうは、吹き口から少し離してテープを貼ります。マスキングテープやシールを貼って飾り付けしたら完成です。 完成した牛乳パックカズー

牛乳パックカズーの遊び方

笛をしっかりくわえて、声を出してみましょう。声を出さずに息を吹き込むだけでは音は鳴りません。ビニール袋を貼った穴の部分を指や唇でふさがないように要注意!声を出すと、穴の部分に貼ったビニールが震えて「ブーブー」と音が鳴ります。

声を出すのが難しい場合、パパやママがお手本を見せてあげましょう。袋をピンと張りつけ過ぎたり、袋が厚かったりすると声があまり変わらないので、上手くならない場合は調節しましょう。

気軽に手作り!牛乳パックホイッスル

牛乳パックで作ったホイッスル2個

牛乳パックやジュースのパックを四角く切り、切れ込みを入れて折るだけで作れるホイッスルです。吹き口の角度を調整しながら、上手く鳴る位置を見つけましょう。

牛乳パックホイッスルの材料

牛乳パックホイッスルの材料
  • 牛乳パック
  • つまようじ(あれば)
  • 油性ペン
  • ハサミ
  • 定規
  • セロテープ(又は両面テープ)
  • マスキングテープかビニールテープ(飾り用)

牛乳パックホイッスルの作り方

  1. 牛乳パックに3×5のマス目を写真のように書き込みます。★の部分は横1.5cm、○の印の部分は2cm、●の部分は3cmにし、最後にピンクの線の部分だけ切ります。 マス目とマークを描いた牛乳パック
  2. しっかり内側に向けて紙パックに折り目をつけたあと、マス目1.5cmの部分から箱型になるように折っていきます。 カットした牛乳パックを箱型に折る様子
  3. 折り終わったら、空気が漏れないようにテープを2回ほど巻きます。 箱型になった牛乳パックをテープで留める様子
  4. 吹き口の部分につまようじを挟み、空気が通る隙間を作って根元を留めます。最後にマスキングテープで飾れば完成です。 吹き口部分に爪楊枝を挟み、テープで留める様子

きっちり出来ていれば比較的簡単に鳴りますが、上手く鳴らない時は箱の部分がきっちり四角になっているか、吹き口がふさがっていないかを確認しましょう。

音が変わる!ストローとプラコップの笛

完成したストローとプラスチックコップの笛

コップを手でふさぐと音が変わる笛です。そっと吹くだけで音が出ますし、ストローを固定するので子供でも鳴らしやすいです。

プラスチックコップがない場合は、紙コップでもOK!コップの大きさを変えると音が変わるので、色んなサイズのコップを使って楽しみましょう!

ストローとプラコップ笛の材料

ストローとプラコップ笛の材料
  • 曲がるストロー
  • プラスチックのコップ(又は紙コップ)
  • セロテープ
  • ハサミ
  • 定規
  • カッター
  • マスキングテープやシール(飾り用)

ストローとプラコップ笛の作り方

  1. コップの底から2cmの所にカッターで1cm角の穴を開け、穴のふちにストローの吸い口を少し潰してセロテープで貼り付けます。 コップに開けた穴のそばにストローを貼り付ける様子
  2. 画像のようにストローが横から見て斜めにつぶれているか確認し、コップの口を手でふさいで吹いてみましょう。音が鳴ったら、マスキングテープやシールで飾り付けて完成です。 コップに貼り付けたストロー

ストローとプラコップを使った笛の遊び方

コップの飲み口を手でふさぎ、ストローにそっと息を吹き込んでみましょう。手でふさぐ免責を変えるだけで、音の変化を楽しむことができます。

音が出ない時はストローの先の潰し具合・角度などを確認してください。コップの飲み口の部分が開いているとあまり音がでないので、試す時はできるだけ飲み口の部分を広く覆うようにしましょう。

また、子供が遊ぶ際はあまり大きなコップだと飲み口を手で覆い切れず、隙間が多くなってしまい音が鳴らないこともあります。その時は、パパやママがコップの飲み口をふさいであげると良いです。

鳴らすのが少し難しい?ストロー笛

完成したストロー笛

ストローとハサミだけで作れる定番の笛です。作り方は簡単ですが、強く吹かないと鳴らないので3歳以上の子供向けおもちゃです。

ストロー笛の材料

  • ストロー
  • ハサミ

ストロー笛の作り方

ストロー笛の先端

作り方はとっても簡単!長さ7cmにカットしたストローの先端2cmを平らにつぶし、写真のように左右対称に斜めに切るだけ。ストローの先をとがらせて切ると音がより出やすいです。先端をよくもみほぐして柔らかくしておくと、切りやすくなります。

ストローが突き刺さる事故に注意!

ストローを使った笛を立ち歩いて使用すると、何かの拍子に転んで喉に突き刺さる恐れがあります。必ず座って遊ばせ、大人が側で様子を見るようにしましょう。

ストロー笛のアレンジ方法

2本のストローをつなげたストロー笛

ストロー笛はいくつかのアレンジを楽しめます。長さを変えると音が変わり、ストローを短くするほど高い音になりますので、出来上がったストロー笛と違う太さのストローをつなげれば、トロンボーンのようになります。

ストローをスライドさせると音の高さが変わるので、吹きながら少しずつ変えていくと楽しいです。

穴を開けたストロー笛

またストローの真ん中あたりにハサミで穴を開けると音の高さが変わるので、穴を指でふさぐことでリコーダーのように吹けます。好きな数だけ穴を開けて試してみましょう。

音が出ない時は、吹き口の形が左右対称になっているか、柔らかくなっているかなどを確認しましょう。

手作りの笛は自由研究工作にもおすすめ!

牛乳パックやストローなど家にあるもので簡単に手作りできる笛は、幼児の室内遊びだけでなく、小学生の自由研究のテーマとしてもおすすめ。

作り方も簡単で男女関係なく楽しめますので、音が鳴る仕組みや音の変化などについて手作りしながら研究結果をまとめましょう。

笛などの音の鳴るおもちゃ工作は、知育にも役立ちます。他にもミルク缶やペットボトルなどを使った太鼓、ボックスティッシュを使ったギターなど知育になる手作りの楽器は色々ありますので、手作りの楽しさを味わうと共に子供の知的好奇心も刺激してあげましょう!

この記事を書いたライター
叶野環

叶野環

クラフト、手芸、工作を子供と楽しんでいる2児のママです。子育てに役立つプチプラで簡単な手作りアイデアを提供します!