チアポンポン3種の作り方に関する記事

『チアポンポンの作り方!100均グッズの簡単プチプラな3種類』

チアガールだけでなく幼稚園や保育園、小学校の応援やダンスにもよく使われるチアポンポン。「HUGっと!プリキュア」にも登場し、女の子の中には「買って!」とおねだりする子も。費用をかけずスピーディーに作ってあげましょう。

マーミーTOP  >  子育て  >  チアポンポンの作り方!100均グッズの簡単プチプラな3種類

チアポンポン3種の作り方!女の子が憧れる応援グッズを100均材料で手作り

プリキュアシリーズなどでも使われる、女の子の憧れ応援グッズの一つ「チアポンポン」。幼稚園や保育園、小学校の運動会や発表会などで使うこともあるため、ぜひ作り方を知っておきましょう。

今回は、安価で簡単なスズランテープ(ビニールひも)製チアポンポンの作り方2種類と、キラキラして本格的なメタリックテープ風チアポンポンの作り方1種類、おまけにミニチアポンポンのキーホルダーの作り方をご紹介します。

材料は100均ショップでも手に入るものが多く、プチプラで作れます。親子で楽しく工作して、応援やごっこ遊びに大活躍するチアポンポンを手作りしましょう。

お手軽!スズランテープ(ビニールひも)製のチアポンポン

まずはスズランテープ(ビニールひも)を使った安価で簡単な作り方をご紹介します。写真右側の、テープを細く裂いて作る昔ながらのチアポンポンと、最近人気の裂かずに簡単に作れて華やかな、左側の2色の球状チアポンポンの2種類です。

最近の運動会は、勝ち負けよりも友達を応援して一体感を味わうことが重要視されています。中学校の体育の必修科目にダンスが取り入れられたことからも、子供たちがポンポンを使う機会は増えていますので、知っておくと大助かりです。

スズランテープ製チアポンポンの材料

     
  • スズランテープ(ビニールひも/レコード巻き)
  •  
  • ハサミ
  •  
  • ティッシュボックス
  •  
  • サインペン
  •  
  • (昔ながらのポンポンには)コームまたはクシ

「スズランテープ」とは、粘着剤がついていないいわゆる幅広の「ビニールひも」(正式にはレコード巻きと呼ばれることもあります)のことです。

ホームセンターやスーパー、100均ショップなどで手に入り、100均商品でも2~3個のポンポンが作れますので、リーズナブルに楽しめます。

簡単!昔ながらのチアポンポンの作り方

     
  1. 簡単に長さを均一にそろえるために、身近なティッシュボックスとサインペンを使いましょう。ティッシュボックスの上にサインペンをのせ、スズランテープをグルグルと50~80回ほど巻き付けます。巻き付ける回数が多いほど、ボリュームのあるポンポンができあがります。
  2.  
  3. 巻き終わったらスズランテープを切り、別途結びヒモ用に20cmほど切っておきます。サインペンでできた隙間に結びヒモ用のスズランテープを差し入れて、テープをひとまとめにし、ギュッと固く結びましょう。テープが崩れないように注意してください。
  4.  
  5. ティッシュボックスをスズランテープから外し、結び目の反対側をハサミで切り開きます。
  6.  
  7. それぞれのスズランテープを細かく裂いていきましょう。コーム(くし)を使うとスピーディーで簡単に作業が進みます。あまり力を入れすぎるとテープが途中で切れてしまうので気を付けてください。
  8.  
  9. スズランテープが細かく裂けたら、結びヒモ用のスズランテープで指を通す輪を作り、不要な部分をカットします。広がり過ぎないように結びヒモで結んだ部分から1~2cm程度下をビニールテープでくくって、不要な部分をカットしたら、昔ながらのチアポンポンの完成です。
 

昔ながらのチアポンポンを作るコツ

 

チアポンポンの長さの調節は、ティッシュボックスをお菓子などの空き箱に変えたり、不要な段ボールを使って型紙を作ったりして行いましょう。テープを長めにして細かく裂くほどシャラシャラと動き、応援を華やかにしてくれます。

2色の球状チアポンポンの作り方

     
  1. 今回は華やかな印象に仕上がるように2色のスズランテープを使います。ティッシュの箱にペンを置き、スズランテープを30回程度巻き付けます。
  2.  
  3. 巻き終わったらペンの隙間に結びヒモを差し込んで、一旦仮止めとして軽く結びます。そのままティッシュボックスを外し、結び目が真ん中にくるようにテープを二つに折り畳み、改めて裏側にも結び紐を回してしっかり結びましょう。
  4.  
  5. 両端をハサミで切り開き、V字にカットします。
  6.  
  7. スズランテープを1枚1枚ねじるように丸く広げていけば完成です。
 

2色の球状チアポンポンを作るコツ

 

左側のテープを広げたら、次は右側のテープをと、左右をバランスよく広げていくときれいに仕上がります。

100均素材のメタリックテープ風チアポンポン

チアリーディングなどで使われる、メタリックに輝いてカシャカシャと音がする小型のチアポンポンは、「メッキテープ」や「メタルテープ」、「フィルムテープ」と呼ばれるPET樹脂などのテープでできています。

市販品は1本当たりが1,000円前後と高価な商品ですので、お試しや家庭で遊ぶ範囲であれば、100均のメタリック調ラッピングシートなどで代用し、プチプラで作ってみましょう。こちらも作り方はとても簡単です。

メタリックテープ風チアポンポンの材料

     
  • メタリック系のラッピングシート(キラキラテープ)
  •  
  • スズランテープ(結びヒモ用)
  •  
  • ハサミ
  •  
  • ホッチキス
 

ラッピングシートの素材に注意!

 

同じメタリック調のラッピングシートでも、紙でできたものもあります。紙製のラッピング材は振り回しているうちにすぐ壊れてしまいますし、テープを球形に広げる際に破れてしまうため、必ず材質に「PET樹脂」や「ポリプロピレン」と記載のあるものを選んでください。

メタリックテープ風チアポンポンの作り方

     
  1. ラッピング材は丸めたまま4cm程度の幅で大胆に切り、テープを作っていきましょう。広げてしまえばそれほど見栄えに影響しませんので、幅をきれいにそろえなくても大丈夫です。
  2.  
  3. 長さ30cmのテープを16本作ります。
  4.  
  5. 1本のテープを半分に折り、中央をホッチキスで止めます。同じように作ったテープ3本をまとめてさらに中央をホッチキスで止め、1組のパーツを作りましょう。両面で色が違う場合には、色が両面出るように折り方や組み方を工夫すると華やかになります。
  6.  
  7. 同じパーツを6組作ります。
  8.  
  9. スズランテープを20cm程度切って結びヒモを作り、6つのパーツの中央をまとめてギュッと固く縛ります。結びヒモで指を通す輪を作り、不要な部分はカットします。球形になるようにテープを広げ、テープの両端の長さを切り揃えれば、メタリックテープ風のチアポンポンの完成です。
 

メタリックテープ風チアポンポンを作るコツ

 

あまりテープを長くしてしまうと球形を維持しにくいので、テープの長さはラッピング材の厚みを見ながら調整しましょう。

小さな子供におすすめ!持ち手の作り方

結び紐を指に通すのに違和感があって子供が嫌がる場合は、トイレットペーパーの芯を使って持ち手を作ってあげると遊びやすくなります。

     
  1. トイレットペーパーの芯をハサミで一旦切りひらき、握りやすい細さに丸め直してから、布テープで仮止めします。
  2.  
  3. トイレットペーパーの片側に切れ込みを入れ、結び紐をしっかり差し込みます。
  4.  
  5. その上から布テープをクルクルと巻きつけてしっかり止めれば、持ち手付きチアポンポンの完成です。

お揃いのアクセサリーに!ミニチアポンポンのキーホルダー

メタリックテープを使ったチアポンポンは輝きがありパッと目を引きますので、ミニサイズで作れば中央を結ぶ時にソフトゴムをつけるだけで、ヘアアクセやブレスレットなどの飾りにも使えます。プリキュアごっこにも大活躍です!

今回はメタリックテープ風チアポンポンとおそろいで、ミニチアポンポンのキーホルダーを作ってみました。

ミニチアポンポンのキーホルダーの材料

     
  • メタリック系のラッピングシート
  •  
  • レース糸
  •  
  • キーホルダー金具
  •  
  •  
  • ハサミ

ミニチアポンポンのキーホルダーの作り方

     
  1. ラッピング材から2×8cmのテープを18本作っておきます。メタリックテープ風チアポンポンと同じように半分に折ったものを3本組み合わせ、中央をレース糸で巻いて固結びで止めます。
  2.  
  3. 同様のパーツを6組作りましょう。
  4.  
  5. できた6つのパーツを1つにまとめてレース糸で縛ります。
  6.  
  7. 結びヒモにしたレース糸にキーホルダーの金具と鈴を結び付け、不要な部分をカットしましょう。テープを球形に広げながら、両端をV字にカットして長さを調整すれば完成です。

チアポンポンを使った残り物のラッピング材で作れば、ほぼ0円でできあがります。他にも小さな子供のぬいぐるみやおもちゃなどは、家庭でリーズナブルに手作りすることができます。

廃材や100均グッズを使えば本格的なものができるのに家計節約にもなるため、購入するのが嫌になるかもしれません。作り方を参考にぜひ簡単な物からトライしてみましょう。

この記事を書いたライター

羽根田るみこ

第一子から15年間保育園に通い続け、まだまだ記録更新中です!