産後は誰だってイライラしやすい!?イライラしない子育ての方法
出産という大きな仕事を終えた瞬間から始まる母業という仕事。24時間、四六時中、常に子どもの面倒をみるという過酷な責任が母へのストレスを導くことも事実です。
誰だってイライラはあるもの。穏やかに子育てを楽しんでいるように見える他のママだって、イライラすることはあるはずです。
「外面」だけじゃなく、ママが無理なくイライラしないで子育てするためには、上手にストレスと付き合うことも大切なんです。
頑張りすぎない子育てのための、自分にとっても家族にとっても、子供にとっても大切な、ママのイライラ解消のコツをご紹介していきます。
1産後は誰だって情緒不安定
産後は体調はもちろん、ホルモンバランスが崩れていたり、体質が変化したりと様々な異変が身体に起こります。
当然、肉体だけではなく、精神的疲労もついてきます。
自身のことだけならまだしも、1日中子どものお世話をしなければいけないという過酷な責任が一気にのしかかり、育児ノイローゼにかかる方も数多いです。
子育ては休みがありませんから。
生理前になるとブルーになる人も多いですが、産後はそんな生理前のイライラのような日々が続いているようなものと思って良いでしょう。 ホルモンバランスが崩れやすく、どうしてもイライラしてしまうこともあるのです。
ではどうすればいいの?
手助けを求めたり、外の空気を吸って気分転換することが大切でしょう。
産後は周りの手助けが必須です。「母親なんだから」と頑張り過ぎてしまう人も多いのですが、上手に子育てするには自分一人で抱えすぎないことが大切なのです。
2どこのパパもイクメンではない
「イクメン」という言葉も一般的となっていますが、それが当たり前と思うと、今度はパパに対するイライラの原因に…。
仕事が忙しく、帰宅が遅いという家庭も多いでしょう。イクメンになってもらいたいところですが、可能な範囲で手伝ってもらうことが大切でしょう。
3子どもを預かってもらうことも大切
サポートという言い方をすると大げさかもしれません。
サポートという言い方が他人へ頼ることへの抵抗を強めている場合もあります。サポートを受けることを「手抜き」と思っている人も少なくないでしょう。でも、そのことが、頑張りすぎてしまう原因になっているのです。
また、子どもを預けたり、子どもの面倒をみてもらったりすることもサポートですが、自分の話を聞いてもらうこどもサポートです。
話を聞いてもらうことの、ストレス発散効果は大きいです。子どもを預けることに抵抗があったり、それが難しい場合には、話を聞いてもらうだけでも、ママの負担やストレス、イライラは大きく違ってくるでしょう。
「それ、あるある!」と共感をしてもらえるだけで安心できるんです。
近年は、どの地域でもさまざまな子育てサポートがあるので、上手に利用することが、子育て上手の第一歩かもしれません。
サポートには、次のようなものがあるので、自分に合った方法でサポートしてもらうと良いでしょう。
1.一時預かりを利用しよう!
子どもを預けることは、子育てをサボっていることにはなりません。
自治体などで行っている一時預かりなどのサービスもあるので、上手に利用しましょう。仕事をしていないママも利用できます。
市町村のホームページなどで確認できるほか、地域の保育園や子育て支援センターなどに問い合わせてみると、一時預かりについて教えてもらえると思います。
2.パパや家族を頼ろう
パパのお休みの日の数時間でも、子どもをみてもらい、一人で出かける時間を作るのはとても大きな意味があります。子育てから開放される時間を持つことは大切なのです。
また、自分やパパの両親を頼ることも恥ずかしいことではありません。実家が近い場合には、短時間でも子どもをみてもらい、自分の時間を持たせてもらいましょう。
3.子育て支援センターなどの育児相談を利用する
子育てについての相談を受けてくれる機関・施設は多くあります。「特に悩みはない」というママも、気軽に利用すると良いでしょう。
子育ての悩みを聞いてもらうだけでなく、子育てについて話をするだけでも、ストレス解消につながります。
近隣の相談できる場所がわからないという場合には、市役所などに問い合わせてみると良いでしょう。
4イライラしながら子どもに接するのは大きな間違い
一昔前の育児を経験している方からすれば、一時預かりなんて子どもを何だと思っているの!なんて罵声が聞こえてきそうです。
「子どもは私と一緒にいたいのに…」「子どもがかわいそう」と、預けることに抵抗がある方も多いですが、イライラしながら子育てしている方が、ママにとっても子どもにとっても良くないことなのです。
子どもから少し離れることでできる自分の時間。
その時間がどれだけ母親を救ってくれるか!
その時間がどれだけより一層子どもを可愛いと思わせてくれるか!
子どもと離れることで気づくことが沢山あるでしょう。
一時預かりを利用するというのも一つの方法です。同じように子育てしているようで、その家庭によって子育てする環境は大きく違っています。
「近くに両親がいない」「パパの帰りが遅くて、子どもをみてもらえない」という人はぜひ利用してみてください。
5家にこもっていませんか?外の空気を吸うことは大切です
子連れで出かけるのは、自分一人で出かけるのとは違って、大変な部分があるのは事実です。オムツにミルク、着替えなど荷物も多くなりますし、「途中でぐずったりしないか」「電車で座れなかったらどうしよう」などの心配事がついて回ります。
でも、それをちょっと頑張って一歩外に出てみましょう。
外に出れば気分が一新されて、親子共々ストレス発散になるでしょう。
やはり小さな箱の中に長い時間二人きりでいるのは窮屈です。
特に、子どもが小さく、言葉を話せない時期は、家の中に二人でこもっていることが、知らず知らずのうちにストレスにつながっているものです。そして、それは赤ちゃんだって一緒です。
子連れのお出かけで大切な3つのポイント
「イライラしないで子育てをするために外出したのはいいけど、外出先で赤ちゃんが泣いて疲れた」となっては、帰宅後に「少しは休みたい!」とまたイライラ育児をする羽目になります。帰宅後は赤ちゃんのお世話や家事が待っていますので、ストレスにならない範囲でのお出掛けを心掛けましょう。
1.初めての2人のお出かけは近場で
電車を乗り継いで…という遠出のお出かけは控えましょう。無理せずに、近所を散歩するだけでも気分転換になります。
少しずつ外出する時間を長くすると良いでしょう。
2.おむつ・ミルクは余裕をもって
おむつとミルクはお出かけするときには欠かせませんが、足りなくなることのないようにすることが大切。
あれもこれも…と、荷物が多くなってしまう人も多いのですが、特に大切になるのがオムツとミルクです。余計な荷物を減らして、ミルクとオムツは多めに持っていると安心でしょう。
3.機嫌の良い時間帯を選ぶ
外出先で機嫌が悪くなってしまうと、せっかくのお出かけで余計なエネルギーを使ってしまうことにつながるでしょう。
機嫌の悪くなりやすい時間を避けてお出かけすることも大切です。