スクイーズは手作りすればリーズナブル!しかも子供がもっと喜ぶ
スクイーズとは、キーホルダーやガチャガチャの景品にもなっている、なんともいえないムニュムニュとした柔らかさの子供達に人気のおもちゃですが、実は手作りできるんです。
気に入ったデザインのものを見つけると、ついつい買い込んでしまうママも多いのですが、100均ショップで手に入る材料で簡単に手作りすれば、材料費もそれほどかからずリーズナブルですし、デザインだって自由自在ですので愛着も湧き、購入するより子供がもっと喜んでくれます。
子供と一緒に身近な材料を使って、スクイーズの手作りを楽しみましょう。できたスクイーズの活用方法もご紹介しますので、ぜひ親子で工作にチャレンジしてみてください。
100均ショップの材料であのムニュムニュが!スクイーズの作り方
スクイーズは強く握ってもすぐに戻るフニュフニュとした触感がいつまでも続く、不思議なおもちゃ。100均ショップや雑貨屋さんなどでも数百円で購入することができますが、意外と簡単に作ることができます。
100均グッズでたっぷり作れる!スクイーズの材料
- 化粧用のパフ
- メラミンスポンジ
- 台所用のスポンジ
- ガラス絵の具
- エンジェルクレイ
- 手芸用ボンド
ガラス絵の具とは、ガラスにステンドグラスのような模様を描くことができる特殊な絵の具です。大型の文房具店やダイソーなどでも、さまざまな色のものが売られていますので探してみてください。
エンジェルクレイとは、乾いてもフワフワとした感触が魅力の紙粘土で、100均ショップのセリアで販売しています。店舗によっては取り扱いがない場合もありますが、ネット通販でも購入できますので探してみましょう。
100均の化粧用パフを使って手作り!基本のスクイーズの作り方
ガラス絵の具でコーティングすることで、フワフワとするだけの化粧パフが、ムニュムニュとした触り心地のおもちゃになります。手作りとは思えない感触に、子供も大人もビックリすること間違いなしです。
今回はプニプニした猫の肉球をイメージしたおもちゃにしてみましたが、ガラス絵の具をしっかり乾かしながら重ね塗りをすると、ぷっくりとした立体感がでます。
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好みの形の化粧パフを使いましょう。ボンドやガラス絵の具が乾くまではベタベタと周りに張り付いてしまうので、クッキングシートを下に敷いておくと安心です。 -
最初に手芸用のボンドを、不要なスポンジを使って塗ります。これはガラス絵の具が必要以上にパフの内部に染み込んでしまうのを防ぐためなので、パフの気泡をつぶすように薄く均一にコーティングしましょう。速乾性のボンドを使うと乾きが早いのですが、ドライヤーをあてて乾かしていくと作業がスピーディーに進みます。 -
ボンドが乾いたら、好みの色のガラス絵の具をスポンジで均一に塗り広げます。一度塗ったらドライヤーで乾かし、何回か重ね塗りをすると色が濃くなり、艶がでてしっかりと全体をコーティングできます。 -
全体がガラス絵の具でコーティングできたら、さらに別の色のガラス絵の具を重ねて好みのイラストを描きます。最後にドライヤーを使って表面を軽く乾かしてから一昼夜放置し、内部までしっかり乾かせば基本のスクイーズおもちゃの完成です。
化粧パフにハサミで手を加えて手作り!ビスケットスクイーズの作り方
同じ化粧パフでも、ハサミを使ってちょっと手を加えるだけで、ビスケットやクッキー、おせんべいのような仕上がりのスクイーズおもちゃになります。
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パフの周囲はハサミですくって切り取り、平らな面は指でちょっとつまんで、ハサミで丸く切り取りましょう。 -
これに基本の作り方の要領でボンドやガラス絵の具を重ねていくと、クッキーやビスケット風のスクイーズのできあがりです。ある程度コーティングができたら、スポンジを使ってポンポンと濃淡をつけて絵の具で彩色をすると、焼き色がついたような見た目になります。
ハサミでパフに切り込みを入れて成型するコツ
化粧パフのスポンジは気泡が細かく生地が柔らかいので、とても切りにくいのが困りもの。ハサミはできるだけ切れ味の鋭いものを使うのが、きれいに成型するポイントです。
化粧パフを重ねて手作り!人気のホットケーキスクイーズの作り方
化粧パフは薄いので、ムニュムニュ感がちょっと物足りないという場合には、ボンドを使って重ねてみるのもおすすめです。
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2枚のパフをただ重ねるだけでなく、中にいらないパフを挟み込むことで、よりムニュムニュとしたスクイーズを作ることができます。 -
各パーツをガラス絵の具でコーティングしてから、手芸用ボンドを使ってパーツを接着し、マスキングテープを使って仮止めをします。 -
一昼夜乾かせば、ふっくらとした二段重ねのホットケーキ風スクイーズのできあがり。
メラミンスポンジを使って手作り!パンやハンバーグのスクイーズの作り方
化粧パフよりももっと生地がしっかりしたメラミンスポンジなら、より手ごたえのあるスクイーズおもちゃが手作りできます。形の成型もしやすいので、ぜひ試してみて下さい。
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メラミンスポンジを好みの形に切り出しましょう。しっかりとした硬さがあるので、ハサミやカッターで簡単に成型できます。複雑な形のものはまずハサミで大きくカットし、次にカッターで細かく削っていくと、きれいに整います。 -
基本の作り方と同じように最初にボンドでコーティングし、好みのガラス絵の具で周りをコーティングしながら彩色すれば、完成です。
メラミンスポンジは地が白いので、発色もきれいです。ガラス絵の具は乾くと透け感がでるので、単色ではなく、いくつかの色を重ねることをおすすめします。より立体感がでて、見た目が良くなります。スポンジを使って茶色いガラス絵の具を擦るように塗ると、かすれ具合がパンの焼き色そっくりになるので、試してみてください。
ハンバーグに使っているケチャップのようにわずかな部分であれば、わざわざガラス絵の具を買わなくても、手芸用ボンドに水性絵の具を混ぜて使ってもOK。ただしガラス絵の具のような艶はでにくいので、ボンド絵の具が乾いたら上からボンドを薄く重ね塗りをして、艶をプラスしましょう。
エンジェルクレイを使って手作り!バナナやメロンパンのスクイーズの作り方
市販のスクイーズは表面がツルンしたものも多いです。表面の硬さと中身の柔らかさのギャップが何とも楽しいのですが、これはエンジェルクレイとフワフワした台所のスポンジをあわせて使うと、簡単に再現できます。今回はバナナとメロンパンのスクイーズをエンジェルクレイを使って作ってみました。
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台所用スポンジの研磨面を切り離し、ハサミで好みの形にカットします。今回はバナナをつくりますが、スポンジはあくまでも中身なので、形はいまいちでも大丈夫です。 -
エンジェルクレイに水性絵の具を混ぜて良く揉み込み、彩色をします。揉んでいるうちに乾燥して硬くなってしまうので、適度に水を足して柔らかく作りましょう。 -
できたエンジェルクレイを薄く広げてスポンジを包み、成型します。エンジェルクレイは薄いほうが、ムニュムニュとした触感がでます。ただし薄すぎると中のスポンジが膨んで破けてしまうので、2~3mmの厚みは必要。エンジェルクレイは普通の紙粘土と違って接合した部分が滑らかに繋がりにくいので、手に水をつけて根気よく撫でて、表面をきれいに仕上げましょう。 -
形が整ったら目立たない部分に楊枝を刺し、空気穴を作っておきます。 -
そのまま1昼夜おいてエンジェルクレイが乾いたら、ガラス絵の具を使って彩色して完成です。
エンジェルクレイはより成型の自由度が高いので、スポンジでは難しい細かい細工も簡単にできます。
例えばメラミンスポンジで作ったパンの上にエンジェルクレイをクッキー生地のように被せ、棒を使って筋目を入れれば、メロンパン風スクイーズが成型できます。これに焼き色を彩色すれば、上下で感触が違うスクイーズのできあがり。
手作りしたスクイーズの2種類のアレンジ方法
スクイーズは手元に置いてムニュムニュとするだけでも和みますが、もう一つ工夫をすると持ち運びがしやすくなり、実用的に使える見た目も面白いアイテムになります。例えばマグネットをボンドで貼り付けるだけで、触り心地の良いアクセントに。
作ったスクイーズは爪楊枝で簡単に穴をあけることができますので、ボールチェーンを通せばキーホルダーにも変えることもできます。
周りをガラス絵の具でコーティングすることでスポンジが全体的にしっかりするので、ちょっと引っ張ったぐらいでは形が崩れません。カバンなどに取り付けて持ち運んで、眠くなった時や集中力が切れたときの気分転換に活用してはいかがでしょうか?