『【葵】が名前に人気の理由～花言葉の意味まで眩しすぎる！』

【葵】はパパ人気も高い名前！元気だけど気品のあるイメージの漢字

「葵（あおい）」という名前は、近年各所で発表されている女の子お名前ランキングにて、常に上位にランキングされている人気のある名前。

2018年11月14日に赤ちゃん本舗が発表した「2018年 赤ちゃん命名・お名前ランキング」でも2年ぶりに首位を奪還し、女の子の1位となりました。ちなみに男の子の名前の1位は「蓮（れん）」で3年連続首位です。

葵は名づけで「き」の止め字を探しているパパやママにもおすすめしたい漢字ですので、音で女の子の名前を考え中の場合は特に要チェック！

漢字「葵」の意味や読み方は？名前に込められた花言葉のパワーが半端ない

「葵」は名前特有の読み方である名のりで「あお」とも読み、「青」以外の青色を連想する漢字の一つですが、実はアオイ科の植物を表しています。

植物の葵のなかでも中でも「立葵（タチアオイ）」は代表的なアオイ科の花で、夏野菜のオクラやハイビスカスもアオイ科の植物です。

ちなみに「向日葵（ヒマワリ）」はアオイ科ではなくキク科で、徳川家でお馴染みの葵の紋所は、ウマノスズクサ科のフタバアオイの葉を通常は2枚なのですが3枚組み合わせて図案化したものです。

立葵にしても向日葵にしても、夏の太陽のようなエネルギーを感じさせる花言葉を持っていますので、ぜひ名づけの参考にしてくだい。

「葵」がつく男の子におすすめの名前！目上の人を守る誠実なイメージ

葵という名前には「君主を守る」という意味があり、昔から名のりを「まもる」とする「葵」の文字は男の子の名前に使われてきました。

英語で「太陽の花（sunflower）」と呼ばれる向日葵の花が太陽に向かって咲くことは昔からよく知られていますが、葵の葉や花も太陽に向かって咲くため「目上の人や君主に忠実である」というイメージがあり、君主や目上の人に忠実な心を示す「葵心（きしん）」にも葵の漢字が使われています。

• 亜葵良（あきら）
• 葵一（きいち）
• 元葵（げんき）
• 大葵（だいき）
• 直葵（なおき）
• 夏葵（なつき）
• 陽葵（はるき）
• 晴葵（はるき）
• 悠葵（ゆうき）
• 瑞葵（みずき）

「葵」がつく女の子におすすめの名前！明るく気品がある太陽のイメージ

「あおい」は女の子にも男の子にも人気のある名前の音で、男女で名前がかぶることがよくあるのですが、ここ数年の名づけの傾向として「葵」が女の子、「蒼」が男の子に選ばれるケースが多いです。

母親→太陽→ヒマワリ（向日葵）と、大人になり親元を離れた娘のイメージを連想ゲームのように繋げると、「葵」の文字がでてきます。

タチアオイや向日葵は、夏に大輪の花を咲かせる明るいイメージの優美な花。「巣立っていく娘に明るく幸せな家庭を築いて欲しい」という親心も、「葵」という名前に込められているのでしょう。

• 葵生（あおい）
• 葵結（あゆ）
• 葵美花（きみか）
• 紗葵（さき）
• 陽葵（ひまり）
• 真葵（まき）
• 美葵（みき）
• 由葵（ゆき）
• 優葵奈（ゆきな）
• 柚葵（ゆずき）

「葵」がつく名前の芸能人や有名人！美人が多いかも

「葵」がつく名前の有名人と言えば、NHK朝の連続テレビ小説「わろてんか」でヒロインを演じ、一躍時の人となった葵わかなさんを思い浮かべる人も多いでしょう。

「葵」が名前につく男性有名人は少ないのですが、女性有名人には他にも山形県フジテレビ系列「さくらんぼテレビ」の美人アナウンサー岩渕葵さんなど、美しい方が多いです。

「葵」がつく名前が人気の理由は、テレビ報道などでも各界で活躍する芸能人や有名人の良いイメージの影響とも言われています。

• 重光 葵さん（政治家）
• 斎藤 悠葵さん（プロ野球選手）
• 榎本 葵さん（プロ野球選手）
• 竹内 葵さん（小説家）

• 手嶌 葵さん（歌手）
• 小池 葵さん（プロボディボーダー）
• 森川 葵さん（女優）
• 坂本 葵さん（作家）
• 田中 葵さん（ピアニスト）

「葵」を男の子の名前につけた体験談！男らしくてカッコイイ

葵一文字の男の子の名前の場合、女の子の名前と被ってしまうため小さいうちは女の子と間違われることもありますが、多くの人は名前に関係なく顔立ちの整った乳幼児を見て「女の子？」とまず声をかけることが多いこともあり、あまり気にしていないママさんが多いです。

むしろ、今回の体験談では意外に知られていない花言葉の意味から、将来の大成を予感して気に入っていたり、漢字の見た目の印象で「カッコイイ」と感じて納得していたり。

「葵」はママ達が男の子の名前につけても納得できる漢字ですし、「葵」という名前をつけたい親が持つイメージの良さこそが、命名人気の理由でもあります。

「葵」を女の子の名前につけた体験談！かぶることが多いけどいい名前

「葵（あおい）」という名前は古風で美しい女性のイメージや、向日葵のように明るく真っすぐで元気なイメージがあるため、意外とパパさんに人気があります。

徳川家の家紋として知られる「葵」には和のイメージがあり、落ち着いた気品も感じられるため、娘さんに「落ち着いた品のある女性に成長してほしい」という願いを持つご両親にもおすすめしたい漢字です。

「葵」のつく名前をブルーをイメージしてつけたい人は「碧」「蒼」もチェックして

「葵」のつく名前以外に「碧」や「蒼」がつく名前も、「青」以外で読み方に「あお」がつく名前の人気漢字の御三家です。どの漢字を見ても青色を想像するままやパパが多いでしょう。

けれどメジャーな立葵の花は白やピンク・赤・赤紫などの赤系の色が多く、向日葵は黄色、ハイビスカスは赤・オレンジ・黄色系ですので、葵の花を知っている人には青のイメージよりも赤や黄色のイメージが強いです。そして葵色はリンドウのような紫色です。

「碧」「蒼」の色についても、碧色や蒼色を知れば「イメージと違う」と思う人が多いでしょう。いずれも人気があるだけあって素敵な名前になる漢字ですが、ブルーをイメージして「あお」と読ませたい場合は、人気の「碧」「蒼」のつく名前やそれぞれの名前を付けたママやパパの体験談もぜひチェックしてみてください。

子育て4コマ漫画：「葵」ちゃんは向日葵が大好き！だけどお名前でパパは…

葵は一文字の名前としても人気の高い漢字ですが、葵月は6月を示す旧暦の異称ですので、葵は6月生まれの赤ちゃんの名前としてもおすすめです。

女の子の名前に多い漢字ですが、男の子でも葵がつく名前で活躍している有名人などがいますので、男の子のパパやママもぜひ「葵」という漢字の持つ意味を知って名づけに役立てて下さい。