スリーパーの手作り体験談に関する記事

『スリーパー手作り体験談~フリースが人気!生地選びコツも』

新生児期を過ぎると、寝ている間の動きが少しずつ激しくなってくる赤ちゃん。布団から抜き出て寝冷えしないか心配になるママもいるはず。そこで、スリーパーの手作り体験談をご紹介。スリーパーは使う生地によって、夏も冬も重宝します。

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スリーパーを手作り!どんな生地を選んだ?ママ達の体験談

スリーパーは、赤ちゃんのためのパジャマと布団の機能が一緒になっているものです。

フリースやガーゼなど様々な生地のものが市販されていますが、わが子のために手作りするママも!型紙を使うと簡単に作れるので、手芸が苦手な方にもおすすめです。

こちらでは、赤ちゃんへのスリーパーの必要性やいつから使えるか、簡単に作るコツ、先輩ママ達のスリーパー手作り体験談、夏用・冬用の生地選びのポイントを紹介しましょう。

そもそもスリーパーは赤ちゃんに必要?

赤ちゃん用の寝具としてベビー布団を使っているママもいると思いますが、子供は寝ている間思いのほか沢山動きます。せっかくかけた布団も蹴ってしまうことが少なくありません。

そんな時に便利なのが、スリーパーです。

寝返りを打った拍子に布団から抜け出てしまってもスリーパーがあれば、寝冷えで風邪を引いてしまう心配をしなくて済みます。スリーパーとベビー布団をセットで使って、赤ちゃんの寝冷え防止に役立てましょう

いつから使える?

スリーパーは、新生児期から幼児期まで使えて、比較的長く愛用できるベビー用品の1つです。

手作りする場合も市販品を買う場合も、新生児用のジャストサイズではなく、少し大きめサイズにして長く使うケースが多いよう。新生児期はそれほど寝相が悪くなることもないと言われますが、寝返りが激しくなることが多いとされる2歳頃になると、スリーパーが大活躍してくれます。

最近では、大人用スリーパーも人気!子供とお揃いの生地で手作りしてみるのも良いかもしれません。

簡単に作るコツ~型紙を使おう!

ベビー用品を一から手作りしようとすると大変ですが、スリーパーは型紙を使うことで初心者や手芸な苦手な人も比較的簡単に作ることができます。

インターネット検索をすると、無料の型紙が色々ヒットします!作りやすそうなものをダウンロードして、その型紙に沿って作ってみましょう。型紙のサイズをベースにして、好みのサイズに生地をカットしましょう

フリース毛布、ダブルガーゼ、大きめのフェイスタオルなど様々な生地を使った作り方があります。手芸が得意な場合、型紙から自分で作る人もいますが、ソーイング製品を扱うブラザー販売株式会社や、ハンドメイド雑貨などの企画・開発を行っている株式会社KAWAGUCHIなどの企業サイトでもスリーパーの型紙をダウンロードできます。

そのような企業のサイトで型紙を入手し、それを参考にしながら赤ちゃん用スリーパーを作っているママも少なくありません。一からの手作りに自信がない人は、インターネット上の無料型紙を上手に利用しましょう。

スリーパーの簡単手作り体験談

赤ちゃん用スリーパーを簡単に手作りしたい!そう思ったら、先輩ママ達の声を聞いてみましょう。どんな生地を使い、どんな形にしたのかスリーパーの手作り体験談を紹介します。

フリース生地でスリーパーを手作り!

暖かいフリース生地を使って、スリーパーを作ったママが多くいました。フリースや膝掛けなどのモコモコ生地でも暑すぎないものが好まれます。家にある膝掛けをリメイクするケースも!

ままるみみ
38歳

大きくなっても使えています。

娘はとにかく暑がりで布団を被せてもすぐに自分で剥いでしまう子でした。そのせいかいつも風邪気味。そこで市販のスリーパーを購入しましたが娘が眠ってからでないと着せられず、しかも敏感な娘は腕を袖に通すだけで目を覚まし泣き出す始末。生地もちょっと厚すぎました。

娘が眠ってから着せられて、薄手の毛布で丈の長いものを」と探したのですが、予算内で見つけることができなかったので手作りすることにしました。 柔らかい生地を探していたら雑貨屋さんにふわふわのひざ掛けがあったのでそちらを購入。パイピングも買うとけっこう値がするのですが、ひざ掛けに付いていたものを外して再利用したので買わずに済み、ひざ掛けとスナップボタン代だけで買うより安く作ることができました。

袖を通さなくてもいいように両肩と脇をスナップ留めに。布団に広げておいて、眠った娘をそっと置いたら前身を被せ、スナップを留めるだけ。 すぐに寝返りして左向きになる癖がある娘には右開きの方がよかったなと時々思ったものの、起こすことなく着させられて寝返りしてもめくれたり剥いてしまったりしないため、私も安心して眠ることができるようになりとても重宝しました。

赤ちゃんの物を手作りする時は、雑貨や洋服からのリメイクにすると手ごろで可愛い素材が見つかったりするので、生地屋さん以外のお店もちょっと覗いてみることをおすすめします。

まめママ
20代後半

大活躍しています。

子供の寝相が悪く、毛布をかけてもかけても動いてかかってない状態になっていたので、スリーパーを作ってみました。家にひざ掛けがたくさん余っていたので、その中から軽くてモコモコしない薄手のフリース素材のものを選び生地にすることにしました。

手縫いで作ったのですが、薄い生地だったので縫いやすく良かったです。寝るときだけでなくお風呂あがりなど少し寒いかなと思うときにも着れるように短めの丈で作ったものの、日常使いできたのでとても活躍しました。

手縫いのため何度か洗濯しているうちにほつれる箇所があり、もっとしっかり丁寧に縫えば良かったと後悔しています。ですが、娘のために手作りしたことは義母や夫からも誉められたし、なにより自分が満足できたので作って良かったなと思います。

昼間は忙しく、子供が寝ている間とかにしか作業できないですが、とてもいい思い出になると思うし自分が作ったものを着てる我が子はとっても可愛いですよ。スリーパーは簡単に作れるのでおすすめです。

さなさきか
25歳

作って正解でした

朝晩冷え込むようになった頃、冬生まれの長女は寝相が悪くなってきて、布団を蹴飛ばして眠り、いくら布団をかけてもすぐに抜け出すようになりました。さすがに毎回起きて布団をかけるわけにはいかず、家にあった膝掛けをリメイクしてスリーパーを作りました。

100均に売られている膝掛けなど生地が分厚すぎない方が、ミシンにかけやすく、また手縫いもしやすく便利です。少し大きめの膝掛けだったので、いずれは自分で着られるようになるかなと、留める部分はマジックテープをつけました。ですが、着られるようになるころには脱げるようにもなっていたので、スナップボタンでもよかったかなと思いました(笑)

スリーパーは購入するとなると意外と高かったりしますが、家にある膝掛けや100均にある膝掛けを使うと、残りはマジックテープだけ購入して縫えば、材料費はかなり安く済み、材料費以上に活躍してくれています。毛糸で帽子を作ったりするのは不器用だしめんどくさくてできませんでしたが、膝掛けを使ったスリーパーだったら、肩の部分を縫って、袖の部分を切って、マジックテープをつけるだけですごく簡単にできます。縫わなくても裁縫用ボンドを使えば、もっと早いかもしれません。

毎日手作りしたものを身につけてすやすや眠るのを見るとなんだか嬉しくなりますよ♪

毛糸やガーゼでスリーパーを手作り!

その他、毛糸やダブルガーゼ、キルト生地を使ったケースも。着せやすさや、長く愛用できるものをと考えるママが多いようです。

うちよ
34歳

長く使えるように

子どもが1000g程度で産まれ、退院したときも他の赤ちゃんに比べて小さかったので、市販のものだと「着ているというよりは着せられている」ようで、むしろ毛布より邪魔な感じがしました。

動いてもいいようにスリーパーのようなものは必要でしたので、思いきって作ってしまいました。スリーパーといえば、布ですが、あとでチュニックとしても使えるように毛糸で編んで作りました。季節を問わず使えるように綿の糸を使いました。また、後の使い回しを考え、フリルを付けてあります。

元はチュニックの編み図なので、寝ている状態で着せるのが難しいと後で気づきました。両肩にボタンのあるタイプにすれば良かったなと思います。出産後、子どもが退院するまで時間があり、暇をもて余していたので、子どものために作ることができてよかったです。やはり、ひとつでも手作りのものを子どもが着てくれていると、お母さんをやっている気になります。

また、今はチュニックとしても大活躍しているので、予想通りにいったなと思います。市販のものも簡単でいいですが、身に付けるものですから、お子さんのために自分で作ってあげてもいいですね。

姉妹ママ
37歳

便利です。

娘が昼間もよく寝てくれていたので、この時間に何かベビー用品を作る事ができないか探していたら、スリーパーを手作りした方のブログにたどり着きました。ブログの主さんが、ほとんどハンドメイドをした事がなくても、簡単に作れたという記事をみて、私も作ってみる事にしました。

自宅にある生地の中で、通気性もよくベビー用品に適しているダブルガーゼがあったので、これで作ることにしました。これに四重ガーゼ生地を買い増しし、六重ガーゼのスリーパーにしました。真冬や真夏以外は重宝しています。また、着せやすいように肩、両サイド、足をバタバタしてもはだけないように股下にスナップボタンをつけました。股下のスナップボタンは大正解で、バタバタしたり、寝相が悪く転がってもはだけませんでした。販売されている物は股下のボタンがついているのをあまり見たことがないので、思いきって作って良かったです。

ただ、もう少し可愛い絵柄の生地で作ってあげれば良かったと少し後悔。洗い替え用に、もう1つ作ろうか検討しています。

物をつくるのは得意な方ではないですが、型紙通りに切りミシンで縫えれば思っていたより簡単で楽しくできました。今は可愛い生地がたくさん売っているので、好きな生地で作れるのもハンドメイドの良いところだと思います。苦手でもやってみると案外楽しかったり、子供のためと思うとできる事もあるので、とにかくチャレンジしてみる事が大事だなと思いました。

ひなママ
35歳

サイドが止めやすく使いやすいです

スリーパーを手作りしたきっかけは、上の子に作ったものの余りのキルトがあったからです。緑色で男の子っぽいかなぁと思ったのでベビードレスを作ったスカラップ生地を下に縫い付けました。濃い緑にしては女の子らしくなったと思います。刺繍ミシンでキャラクターを刺繍したのですがキャラクターの服の色を生地に合うように変えました。

作り方の本にはサイドに4箇所紐を付けるように書かれていて、そのように作りましたが月齢が進むにつれて動くので結べなくなったため、紐を切ってスナップボタンを付けました。紐のメリットは特になかったので初めからスナップボタンを付ければよかったと思っています。あと、バイアスが足りなくなり、見えない部分は違う色のバイアステープを付けてしまったので、面倒がらずに買いに行けばよかったです。

手作りは手間がかかります。面倒だと思う自分との戦いでここまでやったのについつい手を抜きたくなりますが、きちんと作ったものは着せる時の自分のテンションが全然違います。着せる時楽しむことももちろんですが、ぜひ作っている時も楽しんで作ってくださいね。

るーまま
30代前半

かわいくて愛着が増します。

赤ちゃんが生まれる前の時間がある間に、できるだけベビー用品を手作りしておきたいと思ったのがきっかけです。スリーパーは買うと結構いいお値段するけれど、作りは難しくないので作ってみたいと思いました。

通年で使える物にしたかったので、家にあった今治タオルのバスタオルを使い、好きな柄の二重ガーゼ生地を合わせました。ブラザーのHPで紹介されている無料レシピを参考にし、2枚重ねて断ち周囲にロックミシンをかけ、縁をガーゼのバイアステープで包みました。スナップボタンは数が多いので手縫いしなくても取り付けられる専用道具を買いました。少し大きくなっても使えるように、肩部分のスナップボタンは長さ調節出来るよう2個つけました。

バスタオルは悪くないのですが少し重いような気がするので、次作る時はガーゼ生地を重ねて作ろうかなと思います。市販品だとどうしても決まった柄しかないので、好きな生地で作れて本当に愛着が湧いています。赤ちゃんの可愛さも倍増です(笑)簡単なので是非好きな生地でかわいい1枚を作ってみてください。

夏も冬も重宝!季節ごとの生地と形選び

寒い冬を暖かく過ごすためのベビー用品というイメージがあるスリーパーですが、冬に限らず実は夏にも重宝します。暑くて寝苦しい夜は赤ちゃんも沢山の汗をかきます。その汗を放っておくと、知らぬ間に体温が奪われて体が冷えてしまいます。スリーパーにはそういう体温低下を防ぐ役割があります。

オールシーズン同じものではなく、快適な睡眠のためにスリーパーも季節に合わせて使い分けたいもの。生地同様、形もスリーパー選びの大事なポイントです。夏用と冬用それぞれの生地と形選びのポイントを見てみましょう。

夏用のおすすめ生地・形

  • 綿
  • ガーゼ
  • タオル地(バスタオルを含む)
  • 袖なしのベストタイプ

夏は、少しでも涼しく寝られるように、ガーゼや綿など通気性や吸水性の良い薄手の生地を選ぶようにしましょう。家にあるバスタオルを使って作ることもできます。また、夏用には袖なしなど、体全体をすっぽり覆ってしまわない形が良いかもしれません。

冬用のおすすめ生地・形

  • フリース
  • ダウン(羽毛)
  • マイクロファイバー
  • 袖ありタイプ
  • ロング丈タイプ

冬は、保温性や吸湿性に優れた生地が人気。

夏も冬も使えて便利!ガーゼケット

ガーゼで出来ているブランケット「ガーゼケット」をスリーパー生地に取り入れるのもアイディアの1つです。夏涼しいのはもちろん、何枚か重ねることで保温効果が高まるので冬用の生地としても使えます。

厚手の生地になりがちな冬用スリーパーですが、できるだけ軽いものを選ぶとよいでしょう。

また、今回寄せられた体験談の中でも「家にあるものや、新たに購入した膝掛けなどで手作りした」という声があったように、ガーゼケットなど家にある物を利用して手作りしてあげれば、費用もかからず気軽に作れるのでおすすめです。