赤ちゃんの初プールはいつから?場所別の注意点・必需品
もうすぐプールの季節。「さぁ、家族で出かけよう!」と思っているママとパパ、ちょっと待って!赤ちゃんは本当にプールに入れますか?ホテルや公共施設のプールに連れて行くと、門前払いを食らうことがあるのですよ。
こちらでは、ホテルや公共施設、自宅で赤ちゃんがプールに入る際の注意点と必需品をご紹介します!赤ちゃん連れのマナーやおうちでの安全な水遊びの方法をしっかり把握し、赤ちゃんにプールの楽しさを教えてあげたいですね。
赤ちゃんのプールはいつからOK?
赤ちゃんがプールに入れる月齢は、ホテルや遊園地などの公共施設、そして自宅では違います。また、各々の施設によっても違いがあります。
自宅のプールはおすわりできればOK
自宅の初プールは、おすわりが出来るようになる生後6ヶ月~9ヶ月からOKです!ただし、まだ体力がないので、長いと風邪をひかせてしまうこともあります。20分くらいで切り上げましょう。水温はぬるま湯程度にします。
プールに入る2時間くらい前には、水を張って準備しておきます。時間がない時は、予めお湯を足して水温を上げてから、赤ちゃんを入れるようにしましょう。まだ汗を流す程度の時間しか入れませんが、あせも対策にもなりますし、赤ちゃんも喜んでくれるので一石二鳥ですね。
水温の目安
「24℃以上」かつ「水温+気温が50度以上」
ホテル/公共施設のプールはオムツが取れてから
猛暑日が続くと、休日には家族で遊園地や市営プールなどの公共施設プールに行きたいですよね。また、夏休みに家族で国内、海外旅行などに行き、ホテルのプールを利用したい!というご家族も多いでしょう。ところがその場合、自宅のプールと勝手が違い、オムツが外れる2~3歳までは、ホテルや公共施設のプール使用はNG!の場所が多いです。
ホテルや公共施設のプールには、赤ちゃんがトイレトレーニングを終え、オムツが取れ、自分の意思できちんとトイレにいけるようになってから連れていきましましょう
「プール遊び用のパンツを履かせていればいいんのじゃないの?」と勘違いしているママやパパも少なくありませんが、実はあのパンツ、ウンチはキャッチしてもおしっこはキャッチしません。そのため、プール熱などのウィルスを、他の赤ちゃんに感染させる心配があるのです。
どうしても公共施設のプールを利用したい!
上の子に合わせて「どうしても連れて行きたい」という場合は、水遊び用のパンツであれば、プールで遊んでも良いという公共の施設もあるようなので、事前にきちんと確認するようにしましょう
赤ちゃんのプール遊び5つの注意点
子供の場合、水深10cmで命を失ってもおかしくないと言います。まして、赤ちゃんであれば10cmもいりません。鼻の穴がふさがる深さがあれば、水の被害は起こりうるのです。常に目を離さないように、十分注意しましょうね。
1水深は赤ちゃんの太ももの半分
自宅でプールを用意してあげる場合、水の深さは赤ちゃんの太ももが半分隠れる程度にしましょう。腰が水の中にすっぽり入ってしまう深さでは腰が浮いてしまい、おぼれやすくなるので危険です。安全を確保するためにも、「水が少ないかな?」と感じるくらいにしたほうがいいでしょう。
2日焼け対策は万全に
夏の紫外線はたとえ20分という短時間でも、赤ちゃんのお肌にダメージを与え、日焼けの痛みでぐずったり、痛くて夜の寝付きが悪くなったりする原因になります。乳幼児期の日焼けのダメージは十数年後に現れますので、小さいうちはママがしっかりと紫外線対策をしましょう。
また、赤ちゃんの皮膚はとてもデリケートなので、プールから上がった後、万が一日焼けで赤くなっていたら、日焼け箇所を冷やす、保湿するなどの日焼けケアをきちんとしてあげることも大切です。自宅でのプールをこれから準備する場合は、屋根付きプールも販売されていますので、日差しを考慮して選びましょう。
また、公共施設のプールでは、日焼け止めが禁止されているところもありますので、あらかじめ電話やネットで確認しておきましょう。
赤ちゃんのプール日焼け対策
- 麦わら帽子やUVカットの帽子をかぶせる
- ベビー用ウォータープルーフの日焼け止めを塗ってあげる
- Tシャツを着せる
- 日差しに強い日には、プールを日陰に置く
- ママが日傘をさして日蔭を作ってあげる
3体温が下がらないように観察する
まだ立って歩くことができない6~9ヶ月頃の赤ちゃんは、下半身が水につかりっぱなしで体温が下がりやすいです。風邪をひかせないように、体温変化には十分注意しましょう。体温が下がってないことを確認するためには、直接肌にさわったり、唇や肌の色をきちんと観察したりすることが大切です。
最初は5分間だけプールに入れて慣らし、その後一度水から上げて、赤ちゃんの体温を確認しましょう。赤ちゃんの体温が戻ったら、また5分入れるというのを繰り返します。
万が一、唇が紫色になったり肌の色が青白くなったりしたら、体が冷えていますので服を着替えさせて温めてあげましょう。
4食後30分はプールに入れない
食事の後、ミルクのあとはプールに入れないようにしましょう。というのも子供は胃が弱いので、食後すぐは戻してしまう恐れがあるからです。公共のプールで戻してしまった場合、他の人にも迷惑になりますよね。食後30分は他の遊びをさせてあげましょう。
5公共施設でのおむつ替えはトイレで!
水遊び用オムツを許可しているプールで赤ちゃんのオムツ替えをする時は、きちんとトイレでしましょう。
おしっこで汚れたかは判定不能なので、基本的におむつを替えるのはうんちの時です。おむつ替えしようと下ろしたとたんに、水に溶けたウンチで周囲を汚してしまうことがあります!!
赤ちゃんのプール遊び必需品
プールに水も張ったし、日焼け止めもOK!とプールに入れるのはNGです。赤ちゃんのプールに大切なアレ!きちんと用意しましたか?意外と多い失敗が、水遊び用パンツの準備です。
自宅だからと油断して、水遊び用パンツを用意せず、いつものオムツで入れると…高分子吸収体が水をグングン吸収!水分を逃しません♪重たいおむつの出来上がり!また、裸で入れてうんちがプ~カプカ…ということもあります。きちんと水遊び用パンツを履かせましょう。
プール遊びは意外と汗をかくため、赤ちゃんものどが湧きます。脱水症状を起こしてしまうことも考えられますので、赤ちゃん用の水分も必要です。公共施設に連れていく場合は、忘れると用意できないこともありますので、自宅でしっかり準備して行きましょう。
- 水遊び用パンツ
- パスタオル(体温調節用)
- Tシャツかベビー用ラッシュガード
- 帽子
- ベビー用日焼け止め(ウォータープルーフ)
- 着替え
- 飲み物(麦茶や白湯など味のないもの、ベビー用のスポーツドリンク)