赤ちゃんのスマホの悪影響に関する記事

赤ちゃんのスマホの悪影響/依存せず育児に活用する対策法

赤ちゃんのスマホの悪影響/依存せず育児に活用する対策法

赤ちゃんにスマホを与えることで心配される影響とは?パパママが知っておきたい低月齢からのスマホ使用の注意点。

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赤ちゃんのスマホ使用の影響は?電磁波などは大丈夫?

子育て情報の検索や子守アプリなど、もはやスマホは子育て中にも欠かせないツールですが、便利だからといって赤ちゃんのお世話でスマホばかりに頼るのは考えもの。
なぜなら、五感を使って大きく成長している最中の赤ちゃんにとって、スマホの使用が悪影響になる可能性も低くはないからです。

現代流のスマホ育児を行う中で、パパやママが赤ちゃんのために配慮できることはないのでしょうか。
今回は赤ちゃんのスマホ使用により考えられる影響やデメリットその対処法について解説していきます。

赤ちゃんのスマホはテレビよりも依存性が高い

スマホで遊ぶ赤ちゃん

子守アプリや動画映像の音や光は赤ちゃんにとって刺激が強く、簡単なタッチ操作で動かせるのでとても楽しくハマりやすいのですが、その刺激に慣れてしまうと依存してゲーム脳・スマホ脳になる可能性があると言われています。

赤ちゃんにテレビを見せっぱなしにすることによる弊害が問題となっていましたが、スマホはそのテレビよりも依存性が高いとされています。
テレビは情報が一方通行になることが特に問題視されてきましたが、スマホやタブレットはタッチすると反応があるため、より赤ちゃんが依存しやすいのです。

赤ちゃんのスマホの悪影響やデメリットとは?

平成27年7月に総務省が発表した情報通信端末利用状況の調査によると、0歳児は10.5%、1歳児は16.6%、2歳児は31.1%と、乳幼児の情報端末の利用は決して少なくないことがわかっています。
では、赤ちゃんがスマホに触れていることで、一体どのような影響や危険性が考えられるのかをチェックしていきましょう。

衛生面での問題

スマホを齧る赤ちゃん

いつでもどこでも肌身離さずスマホを携帯している人も多く、「トイレの中でもスマホを片手に」という話も聞きますね。
防水性能があるといっても、石鹸をつけて水洗いするわけにはいかないスマホには、見えない無数の雑菌がついています。シカゴ支局で行われた検査によると、無作為に選出された携帯電話から大量の糞便性大腸菌群が見つかったという報告もあります。

好奇心旺盛な赤ちゃんは何でも口に持っていきます。スマホ本体を舐めてしまうこともありますし、スマホに触った後の手を舐めてしまう可能性も十分にあります。大量の雑菌が赤ちゃんの口に入ることを想像すると…恐ろしいですよね。

赤ちゃんの視力の低下

テレビやパソコン、スマホ、タブレットなど多くの家電製品からは、ブルーライトと言われる波長の短い光が出ています。
このブルーライトを長時間目に浴びていると、網膜や角膜を傷つけ、視力が低下する可能性があると言われており、特に赤ちゃんの目は未熟で、このブルーライトの影響を受けやすいと考えられます。

スマホの画面は小さく、一点を見つめることが多いためにブルーライトが目に入りやすく、視力の低下につながる可能性があります。一日30分以上、続けてスマホを見る習慣がある場合は要注意です。

赤ちゃんの眠りの質の低下

「眠る前にスマホの画面を見ると、睡眠の質を低下させる」と言われていますが、これはスマホの画面から出るブルーライトが、睡眠と覚醒に関係しているメラトニンというホルモンの分泌を妨げること、暗闇で光を見ることにより体内時計が狂うことが原因であると言われています。

睡眠の質が低下すると、寝ようとしてもなかなか眠れなかったり、夜中に何度も目が覚めたり、眠っているはずなのに脳が休んでおらず、昼間も眠くてグズるといった症状が現れることがあります。

睡眠は赤ちゃんの健やかな成長に欠かせません。寝る前のスマホや部屋を暗くした状態で赤ちゃんにスマホを見せることは避けましょう。

コミュニケーション能力の低下

赤ちゃんと見詰め合う親

スマホを赤ちゃんに見せると大人しくしてくれることも多く、忙しいパパやママにとっては大助かりですが、スマホに頼ってばかりいると、顔と顔、目と目を合わせて親子でコミュニケーションをとる時間が減ってしまいます。

自分でタッチ操作できるとはいえ、スマホの使用中は基本的に受身となります。赤ちゃんの健全な心の発達には、画面越しではない直接なコミュニケーションが重要です。

赤ちゃんは、ママやパパの表情や口の動きを見ることで言葉や感情表現の方法を覚えていきます。
赤ちゃんが「あーあー」と声を発したら、ママが顔を見ながら「ご機嫌がいいのね」と話しかけてくれる、その繊細で豊かなレスポンスはどんな高性能な機械にもマネできませんよね。

赤ちゃんのスマホ使用による電磁波の影響は?

WHOの研究機関である国際がん研究機関 (IARC)は、平成23年に携帯電話の電磁波に発がん性のリスクがある可能性があると発表しています。
しかし、今のところ携帯電話の使用による実際の健康被害は立証されておらず、どれほどの影響を及ぼすのかは不明瞭です。

スマホは近年普及したばかりで、人体にどのような影響が及ぶのか、長期間に及ぶ研究はなされていません。
最新の研究によってまた新たな事実が分かることもありますから、今後もスマホの電磁波による影響について注意深く見守る必要があるでしょう。

パパやママもスマホ依存にご用心!

寝ながらスマホを見る女性

ここまで赤ちゃんのスマホの使用が与える影響について紹介してきましたが、パパやママ自身もスマホ依存にならないように注意が必要です。
わからない情報をすぐに検索できたり、友人と情報をリアルタイムで共有できたりとスマホはとても便利なツールですから、赤ちゃんに限らずスマホに依存してしまう大人が急増しています。

赤ちゃんには悪影響だからとスマホを全く見せていなかったとしても、ママ自身がスマホの画面ばかり見ているようでは、子供とコミュニケーションをとる時間が減ってしまいます。
ママがスマホに夢中になって育児放棄をしてしまい、毎日の赤ちゃんとのコミュニケーションが極端に少なくなると、赤ちゃんがサイレントベビーになってしまう可能性が心配されます。
スマホを見ている時間と赤ちゃんの目を見ている時間、どちらが多いか今一度振り返ってみましょう。

サイレントベビーとは?

言葉を話せない赤ちゃんは泣いたり声を発したりすることで、自分の状態を伝えようとしますが、虐待などにより極端にスキンシップが少ない状態で育った赤ちゃんは、泣いたり声を出したりしても意味がないと学習してしまいます。
その結果、感情表現が乏しく、声を出さない状態になってしまう赤ちゃんをサイレントベビーと言います。

コミュニケーション能力を十分に養うことができないことから、「孤立してしまう」「周囲と上手く馴染めない」「情緒や言語の発達の遅れ」などの問題が生まれる可能性があります。

赤ちゃんにスマホを使わせるときの注意点4つ

使い過ぎるのはあまりよくないとは理解していても、スマホは現代人にとっての生活必需品。全く使わせないというのは難しいかもしれませんね。
やむを得ず赤ちゃんにスマホを使わせるときには、赤ちゃんに悪影響にならないよう、以下の内容に気をつけましょう。

子守アプリにばかり頼らない

「赤ちゃんが泣いたら、音が出て赤ちゃんを泣き止ませてくれるアプリ」「赤ちゃんでも簡単に操作して遊べるアプリ」など、最近では様々な子守アプリが手軽にインストールできますね。
これらのアプリは子育てをサポートしてくれて大変便利なのですが、「アプリがなければ赤ちゃんをあやすことができない」「アプリがなければ機嫌がよくならない」という状態では、まともにコミュニケーション能力が育ちません。

赤ちゃんが泣いたら最初からスマホを取り出すのではなく、まずは抱っこしたり声をかけたり気を紛らわせるように工夫し、ママ自身の力で赤ちゃんをあやしてみて、それでもどうしようもない時に、少し気分を変える程度にアプリを利用するようにしましょう。

スマホにアプリがインストールされているといつでも手軽に使えてしまいます。インストールする子守アプリは必要最小限にしておくことをおすすめします。

保護者の監視のもと使用する

スマホで自撮りする赤ちゃん

赤ちゃんだけにスマホを見せて、パパやママは別のことをしているという状況では、親子のコミュニケーション不足につながりかねません。
赤ちゃんにスマホを見せる時はパパやママが手に持って、「きれいな音がするね」「わんわんが出てきたね」など声をかけて、赤ちゃんの反応を確認しながら一緒に使いましょう。

赤ちゃんがスマホ画面にばかり注視しないよう、声掛けするたびに目を合わせながら、スマホを通じてもコミュニケーションがとれるよう意識するとよいですね。

時間を決めて使わせる

一日中、ことあるごとに赤ちゃんにスマホを見せていては、赤ちゃんがスマホ依存症になってしまう可能性があります。
赤ちゃんにスマホを見せる場合は「この映像で終わり」「5分間だけ」「このアプリ1回だけ」など、終わりにするタイミングや時間をしっかりと決めて使い、赤ちゃんがどんなに泣いても決めた時間を守りましょう。

また、視力の低下を防ぐためにも、赤ちゃんには一日トータルで30分以上見せないようにし、部屋を暗くした状態や夜寝る前には極力見せないように心がけましょう。

使用前にスマホを消毒する

スマホに付着した大量の雑菌が赤ちゃんの口に入ることのないよう、スマホを綺麗に消毒しておくことも大切です。
マイクロファイバーで油やほこりを取り除き、皮脂汚れなどは専用の消毒用クリーナーを使用してこまめに衛生を保ちましょう。

また、スマホがパパやママから赤ちゃんへと菌を移してしまう仲介にもなりかねませんので、パパやママもしっかりと手を洗ってから使用するようにすると、より安心です。

育児中はスマホと上手に付き合いましょう

赤ちゃんにスマホを見せないように気をつけていたとしても、パパやママがスマホに夢中になっていると、赤ちゃんもスマホに興味を持って触りたがりますし、スマホが身近にあることでブルーライトが赤ちゃんに届きます。
赤ちゃんにスマホの影響を与えないためには、パパやママ自身がスマホの使用時間を減らすことが一番よい方法です。

全く使わないというのは難しいかもしれませんが、なるべく赤ちゃんがお昼寝している時や寝た後に使ったり、短時間のみ使ったりするようにし、赤ちゃんが起きている間にスマホの画面ばかり見ていることのないように気をつけましょう。

この記事を書いたライター
小森ひなた

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪