離婚したい夫と回避したい妻に関する記事

『【離婚を回避する方法】夫から離婚話を切り出されたら…』

離婚を回避するには離婚を決意した相手の心を解きほぐす必要があります。夫から離婚話を切り出されたときの妻の話し方とは…

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離婚を回避したい!夫に離婚を考え直させる方法

あなたは、ご主人が何を考えているか分からないと感じたことはありませんか?同じように、相手もあなたが何を考えているのか、分からないという事もたくさんあるのです。夫婦になり、お互い当たり前のように生活していても、いつも気になることやちょっとした不満の言い分があるように、相手にも相手の思うことがあるのです。

元は、お互い惹かれあって結婚したのですから、やり直す可能性はゼロとは言い切れません。しかし、この離婚危機を回避したいのなら、あなた自身が成長しなければならないとき。離婚を回避するべくできることを考えていきましょう。

夫から離婚話を切り出されたら

「離婚」というのは、男にとっても大きなダメージです。男性から離婚を切り出すのは、それ相応の覚悟があっての事でしょう。あなたにとって「これ」という、明確な離婚理由が思い当たらない場合、まずは、相手の話をよく聞くことが大切です。感情的にならないように、相手の言い分を受け止めましょう。

もちろん、あなたの言い分や思いも伝えますが「伝え方」も気を付けるべきポイントです。「離婚したい」方向性でいる夫の心理を逆上させないように、こちらがちょっと大人になって寛大に対応が出来てこそ相手の心をほぐせる可能性も生まれるのです。

夫からの離婚話…話を聞くときのポイント

離婚を回避したい時の相手の話を聞くときの姿勢として、相手が「また話そう」と思えるように終えるかが重要です。あなたが話を聞く耳を持たないと思われてしまうと、「協議ではラチがあかない…」と、離婚話は調停から裁判へと移行していきますので、相手の話にしっかり耳と心を傾ける姿勢でいることはとても大切です。

  • 「なぜ」「どうして」と質問攻めにしないこと!
  • 「でも」「だって」と否定しないこと!
  • 答えを出そうとしないこと!
  • 正論を盾にしないこと!
  • まずは受け止めること!

自分の意見や思いと伝えるときのポイント

自分の意見を伝えるときにもポイントはあります。例えば、「あなたはこうだから…」と決めつけて話を進めてしまうのはNG。必ず、相手の意見を伺ってから自分の思いを伝えましょう。
このとき感情的なやりとりになってしまうのなら、彼の意見に対する自分の考えをすぐには伝えず、しっかり考えて翌日翌々日ぐらいに伝えるほうが効果的です。

  • 相手の思いを知り、謝罪する
  • 具体的な理由をあげて話す
  • その時の行動に対する思いを伝える
  • 今後、どうしたらいいかを問う
  • 結論を出さない

例)

「遅く帰る日に料理を用意していてくれない」という夫からの不満

まずは用意していなかったことを「ごめんなさい」

なぜか、という理由を説明する
「ご飯を用意していても食べなかったことが何度もあった」
「一度用意をしなくていいと聞いたから」

そのうえで、自身の気持ちを「料理がそのまま残してあることがとても悲しかった」「料理をすることで仕事のお付き合いを邪魔になるかと思った」など、なぜこのような事になったかを相手を責めすぎない言い回しで伝えましょう。常に「あなたの為と思っていたけど、間違っていたのね。ごめんなさい」という姿勢でいることが大切です。

相手が緩和したところで改善策を聞く

相手の態度が緩和したのなら、前向きに考えてもらう番。
「これからも、外で食事を済ませてくる時もあるでしょう?そういった時は、どうしようかしら…」と、改善策を求め相手の意見を聞いてみましょう。当日中に解決策を出さなくてもOKです。じっくり考え、また改めて話をすることにより、しっかりとコミュニケーションを重ねていきましょう。

離婚を未然に防ぐ!離婚したい夫の行動

しかし、相手が「離婚」という覚悟を決めてから解きほぐしていくのは非常に困難を伴います。事前にそういった傾向が伺えるなら、早めに対応していたほうが夫婦関係修復の可能性も高まる為、離婚をしたい夫の行動をチェックしてみてください。

気になる行動と考えられる原因

  1. 帰宅拒否(帰宅時間が遅い、休日出勤や残業・出張が増える)
  2. 家に居場所がないと感じている夫は、意外と多いようです。あなたにとって家は当たり前の空間かもしれませんが、彼が帰ってからくつろげる空間を用意してあげていますか?

  3. コミュニケーションが減る・無くなる。(会話の返事がいつも一緒、会話を避ける)
  4. あなたは、自分の話ばかりをしていませんか?会話は、一方通行では楽しくありません。たとえ、彼が意見したとしても「でも」「もういいの」と、誠実に受け止めてくれないと捉えられているかも。

  5. スキンシップが無くなる
  6. 愛情が無くなると、普段の接触が無くなるのは自然な流れですよね。年齢的な加齢臭などを理由に別に洗濯をしたり彼を「汚いもの」扱いしていませんか?男性は些細なことで傷つきます。

  7. 自暴自棄になる。(お酒の量が増える・金遣いが荒くなる)
  8. 家庭内がうまくいかない、妻に対する不満を貯め込んでいる…などのストレスからの行動であることも…。理解し解決してあげられるのも妻であるあなたしかいません。

思い当たる節がある方は、今の「当たり前」をもう一度見直し日々の行動は「思いやり」にかけていなかったか。恋愛時代のころに思い描いていた理想の夫婦像をもう一度思い描いてみましょう。

一方的な離婚告知への対処法

相手の離婚の決意が固く、話し合いにも応じないとなれば、あなた自身も「絶対離婚しない!」と固く決意をしましょう。離婚は大きなリスクを伴います。まして子供がいるなら安定した生活の為にも、もう少しだけ現状回復に努めてみても良いのかも知れません。

離婚届け不受理の手続きを!

離婚は、双方の同意がなければ成立しません。離婚届けの相手の署名と捺印を偽造することは違法であるため、勝手に提出された離婚届けは無効となります。また、離婚届けを勝手に提出されることがないように、離婚届け不受理の手続きをしておくと、勝手に離婚されてしまうこともありません。

別居の効果は?

離婚を回避したい場合は、「別居」はあまりお勧めできません。距離を置いて考えることには冷静になれるというメリットもあるもののデメリットも大きく、別居を経て復縁したケースはそのまま離婚に至ったケースと比べるととても少ないのが実情です。

また、別居することによって「生活費をもらえなくなる」「不貞行為」「共有財産の扱い」「子供の親権」など起こりうる様々なトラブルもあります。そこから離婚へまた一歩進んだ状態となってしまう可能性も否めません。

確実に離婚を回避したいなら専門家に相談するのが◎!

確実に離婚を回避したいのなら、夫婦のトラブルを専門に扱う弁護士や離婚カウンセラーなど、夫婦カウンセラーの経験を持つ専門家に相談し、今の2人の状態からアドバイスをもらうというのも一つの手です。夫婦の問題は二人の問題でもあります。二人の視点を変えることで、行き詰っていた所に光が差すことも少なくないようです。

あなた自身が彼と幸せな婚姻生活を死守するのだ!という思いを胸に、相手に対し「思いやり」をもって接し、相手の行動に感情的になって怒らずに「妥協」することも大切です。

この記事を書いたライター

木村さくら

自称「健康オタクで美容オタク」。最近自家栽培にハマってます。

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