旦那の友達が苦手なときの伝え方:デリカシーがない言動への対処と夫婦の付き合い方
もし、旦那さんの友達の中に苦手な人がいたら、どのように対処すべきか迷いますよね。誰でも自分と合わないと感じる人は少なからずいるものです。職場やママ友など、今までの経験から苦手な人との関わり方はそれぞれお持ちだと思いますが、それが旦那さんの大切な友達となると、対応が意外と難しくなります。
自分は深く関わりたくないのに、旦那さんととても仲良しで、しょっちゅう自宅に遊びに来る人だったらどうしますか。知らんぷりしているわけにはいきませんよね。自分のせいで、夫婦と友達との関係が険悪になってしまうのも、後味が良くありません。かといって、自分一人だけが我慢するのも悔しいし、嫌な気分になります。
この記事では、苦手だと感じる理由をタイプ別に整理したうえで、旦那さんへの伝え方の順番、来訪の頻度や時間を無理なく調整する方法、夫婦ぐるみの付き合いの線引き、そして女友達との距離の取り方までまとめました。先輩ママ15人の体験談には、実際に状況が変わった具体的な言い回しも出てきます。我慢を続ける以外の選択肢を、いくつか手元に置いておきましょう。
旦那には伝えるべき?賢く伝えるためのポイント
自分が旦那さんの友達を苦手だと感じていることを伝えるべきか、非常に悩むところだと思います。自分にとっては苦手な人でも、旦那さんにとっては大切な友達だからです。逆の立場で、自分の友達について「あの人嫌いだから、なるべく家に呼ばないで」と言われると、決して良い気分はしないでしょう。もし伝えるのであれば、以下のポイントを参考に、慎重に言葉を選ぶようにしてください。
イライラが溜まっていても、決して怒り口調や感情的な言葉で伝えるべきではありません。喧嘩になるだけで、問題の解決にはつながりにくいものです。旦那さんにとってその友達がどんな存在なのかを尊重したうえで、「相手の欠点」ではなく、「家庭生活で困っている具体的な影響」を伝えましょう。例えば、「夜遅くに突然来られると、子どもの寝る準備に影響が出る」「毎回夕食時に来られると、家族との会話の時間が減って困る」など、直してもらえそうな生活上のルールや配慮に関することを具体的に相談してみてください。性格や見た目など、言ってもどうしようもないことに関しては、割り切って接するか、接点を減らす工夫をするしかないかもしれません。
伝えるときの4つの順番
| 順番 | 伝えること | 言い方の例 |
|---|---|---|
| 1 | 相手を否定しないと先に示す | 「悪い人じゃないのは分かってるよ」 |
| 2 | 困っている事実だけを話す | 「先週は21時まで起きてて、朝がつらそうだった」 |
| 3 | お願いを1つに絞る | 「来る前に一本連絡だけもらえないかな」 |
| 4 | 代わりの案を出す | 「家より外で会うほうが、ゆっくり話せるんじゃない」 |
同じ内容でも受け取り方が変わります
「またあの人? 正直、来るの本当にやめてほしいんだけど」
「なんでそんな言い方するんだよ。悪いやつじゃないだろ」
「…もういい」
「今度また来るの? 楽しそうでいいんだけどね」
「おう、土曜あたりって言ってた」
「土曜は下の子の寝かしつけがあるから、19時までにしてもらえたら助かるな。あとは任せるよ」
「分かった、そう言っとく」
ふたつの会話の違いは、話している内容ではなく主語です。上は「あの人が嫌だ」と人を主語にしていて、下は「土曜のこの時間が困る」と場面を主語にしています。人を主語にすると、旦那さんは友達を守る側に回らざるを得ません。場面を主語にすれば、旦那さんは家庭の段取りを一緒に考える側に立てます。同じ要望でも、立ち位置がまったく変わるのです。
伝えて変わることと、変わらないこと
| 変わりやすいこと | 変わりにくいこと |
|---|---|
| 来る時間帯、滞在時間 | 性格、話し方の癖 |
| 訪問前の連絡の有無 | 価値観、ものの考え方 |
| 会う場所(自宅か外か) | 見た目の好み |
| 会う頻度 | 相手の家庭の事情 |
| 夫婦同伴かどうか | もともとの距離感 |
左の列は「約束事」なので、伝えれば変えられる可能性があります。右の列は「その人そのもの」なので、伝えても変わらないうえに、伝えたこと自体が気まずさとして残ります。話す前にどちらの列の話なのかを見分けておくと、無駄に消耗しません。右の列に当てはまるなら、伝えるより接点の量を調整するほうが早道です。
旦那の友達が苦手だと感じる理由
そもそも、旦那さんの友達を苦手だと思うきっかけは何だったのでしょうか。「あの人は苦手、あの人のことが嫌い」と思っているうちに、なぜ苦手になってしまったのか思い出せないほど、嫌な存在になっていることも少なくありません。一旦冷静になって、その友達のどこが苦手なのか考えてみましょう。少し助言すれば、解決するような問題かもしれません。
旦那さんの友達を苦手と感じる理由は、以下のように大きく分けられます。
- 空気が読めない、配慮に欠ける言動がある
- 価値観や性格が合わない
- 見た目や清潔感が気になる
見た目や臭いなどについては、本人が気づいていないという場合もありますので、相談する価値はあります。性格や空気が読めない言動については、「夜遅くに来られるのは困る」「毎回夕食の時間に来られると、家族の時間が持てなくて困る」と具体的に困っている部分を伝えてみると、旦那さんも理解しやすくなります。とはいえ、人を苦手と感じる理由はさまざまです。
「デリカシーがない」と感じる言動を分けてみましょう
ひとくちにデリカシーがない、非常識だと感じても、その中身は同じではありません。どこに引っかかっているのかが分かると、打つ手も変わります。
| タイプ | よくある言動 | 有効な打ち手 |
|---|---|---|
| 時間の感覚がずれている | 予告なしの訪問、夕食どき、夜遅くまで居座る | 時間のルールを1つだけ決めて夫から伝えてもらう |
| 家庭の事情が想像できない | 子どもが寝る時間に来る、外泊に誘う | 「子どもが小さいから」と理由を家庭側に置いて断る |
| 言葉の選び方が雑 | 命令口調、比較する物言い、自慢話 | 会話に入らずに済む席の配置にする |
| お金の感覚が違う | 手土産なしで食事、貸し借りの話 | 金銭は夫婦のルールとして事前に決めておく |
| 距離が近すぎる | 家族ぐるみを強く求める、子どもに過度に絡む | 会う場所を外に固定し、滞在時間を先に決める |
この表の右の列に共通しているのは、相手を変えようとしていないことです。相手の性質を直そうとすると、伝える側にも旦那さんにも負担がかかります。それよりも、会う場所、会う時間、会う頻度という3つのつまみを少しずつ回すほうが、確実に生活は楽になります。実際に先輩ママたちはどういう部分に困って、どう対応しているのでしょうか。実際の体験談をご紹介します。
育児は楽だと助言した
結婚して3年目、今年待望の第1子を迎えました。それはもう可愛くて、メロメロです。主人は趣味でバスケットボールをしており、チームに所属して活動は毎週土曜日夕方からです。付き合っている時や新婚の頃は「いってらっしゃい」と手を振っていましたが、赤ちゃんの誕生で私は育児に追われボロボロです。土曜日夕方に出かけてしまうのは正直きついです。育児を手伝ってほしいと常々思っております。
主人のチーム仲間はお子さんがいる方がほとんどですが、その中で特に仲が良いお友達は、なんと3人のお子さんがいらっしゃるのに土曜日にチーム活動をしています。嫌な人ではないのですが、その方が平気で活動しているのを見て、「自分も大丈夫だ!奥さんは育児を一人でできる!」と主人に刷り込まれているようで大変困っています。確かに3人のお子様を奥さん一人で見ているのは凄いと思いますが、私はそんなに強くはありません。
主人には「育児は大変なんだよ、私に休みをちょうだい」と伝えていますが、お友達は「平気だよ」と助言しているようです。毎日仕事をしてリフレッシュしたい気持ちは理解できますが、「育児は楽だ」と刷り込まないで欲しいです。私はひたすら可愛い我が子と過ごすことで、なんとか我慢しております。
金銭的な不安を感じる言動
結婚して3年目になります。旦那と私と息子という家族構成です。私は旦那さんの友達にすごく苦手な人がいます。直接何かされたわけではありませんが、見た目が強面で髪を染めていて、チャラチャラしている印象です。旦那より1つ年上のようですが、真面目な旦那とは全然毛色の違う友達なので、何か良くない影響があるのではないかと気になっています。
旦那の話では良い先輩で友達らしいですが、以前、この友達にお金を貸してあげているところを偶然見てしまったのです。「もしかして金づるにされてない?」と思ってしまいました。返してもらったのかもしれませんが、怖くて聞けません。
旦那はすごく好意的にその友達の話をするので、はっきりと苦手だとは言えません。そのため、その友達と出かけると言われた日は、少し憂鬱になってしまいます。
夜遅くまで家にいる
私たち夫婦は結婚して12年になります。私と旦那さんと3歳の子どもの3人家族です。旦那さんの友だちの中の一人に苦手な人がいます。その人は既婚者で、奥さんの親御さんと同居しており、お子さんもいる家庭です。
週末の休みの日に一度家に遊びに来ると、昼過ぎから夜遅くになるまで帰りません。お酒やつまみも持参で持ってきますので、「お酒が切れたから」という言い訳も出来ません。夕ご飯もしっかり食べていきます。
大事な休日をこの人が来るせいで、家族で出掛けられないこともありました。学生時代からの友だちだそうですが、子どもを寝かす時間になってもいるので、ちょっと迷惑です。気を利かせて帰ってくれたら良いのに、と思います。
旦那さんにも言いましたが、多分伝えてなくてそのままです。その人が来る日は、予定を入れて断りたくて仕方ないです。
ネガティブな発言で空気を壊す
結婚して15年になり、主人と2人の子供の4人家族です。年に数回、主人の友達とバーベキューをしていますが、友達6人中1人だけ独身で、あとはみんな結婚していて子供もいるので家族で参加します。その独身の1人が苦手なタイプです。性格は一見明るいのかと思いきや、飲みだすと、いちいちみんなに絡み始めます。
みんなも分かっているので大体無視していますが、女性だけで盛り上がっているところにやってきて、「どうしてオレは結婚できないんだろう」とその場の空気を壊す発言を繰り返します。
主人にも「ネガティブだから結婚できないのでは」と言うと、「確かにその通りだ」と笑っていました。どうやら男だけの飲み会でも泣くそうです。「40過ぎたおっさんが居酒屋で泣くなよ」と主人も困惑気味です。
突然訪問してくる
現在結婚6年目。子どもがいないので、恋人同士の延長のような夫婦関係で結婚生活に不満はありません。ただ苦手で困っているのが、主人のある友達です。営業の仕事をしている独身の彼は、平日休みで勤務時間も割と自由です。そのため、連絡をせずに突然訪問してくることが多いのです。
時には営業の合間の日中、明らかに主人がいない時間に「ちょっと休ませて」と訪問してきたり、夕食の時間を目がけて来てご飯をご馳走になったり…事前に連絡があれば、家の片付けやご飯の準備もできるのですが。それもなぜか間が悪い時が多く、出掛けようとしている直前だったり、おかずが少なく手抜き料理を作っている時に限ってやってくるんです。
主人にも「来る前に電話するように言って欲しい」と話してはみたのですが、「あいつは昔からああいう奴だから悪気はないんだ」と相手にされず。今は諦めて、「このタイミングで来たか」などと楽しむようにして応対するようにしています。
自己中心的で男尊女卑の傾向がある
結婚して10年です。家族構成は夫・私・小学生の子供2人です。私の旦那の友達には、学生時代の部活グループの仲間がいるのですが、その友達の一人でどうしても苦手な人がいます。なんというか、話を聞いていると自己中心的なんですよね。とにかく考えが「自分が一番」という感じ。男尊女卑のような発言も目立ちます。
もちろん私は同じ場にいると話を聞いているだけですが、「この人が旦那だったら絶対嫌だ!」と思います。旦那にはあえて伝えていません。まぁ一応友達は友達なので、私が悪口を言うと不愉快になるかなと思って…私も友人の悪口を旦那に言われたくないですし。どうしてもその友達に会う場合は、できるだけ近づかず、直接話をするようなことがないようにしています。
子供がいるのに外泊を提案する
うちは私と旦那と娘2人、息子1人の5人家族です。旦那とは結婚して8年目に入りました。私には旦那の友達で苦手な人がいます。結婚する前から知っている友達なのですが、結婚してからも旦那と仲良くしていて、時間が合うとよく遊んでいます。
遊ぶこと自体には何も思わないのですが…遊べる時間が少ないからと言って、子供もいるのにその友達の家に泊まると言ってきました。高速に乗って車で1時間かかる友達の家なのに、次の日は仕事なのに…信じられませんでした。
旦那には、なぜそうしないといけないのか、それは泊まるべきなのか、そこまでして会わないといけないのか、と伝えましたが聞く耳も持たず…むしろそんなことを言っている私が冷たい人間だ、ぐらいの言い方でした。そんなことが2~3回ありましたが、子供が3人になった今、やっと気づいて外泊はなくなりました。
命令口調で話しかけてくる
夫と結婚して6年経ち、子供二人に恵まれました。夫は結婚する前から交遊関係が広く、よく飲みに行ったりしていました。わたしもその場に連れていかれることがあったのですが、夫の友人で一人だけ苦手な人がいます。
夫と同じ会社の方でプライベートで遊ぶことも多いのですが、わたしに対して「おい」とか「それ、やっておいて」など、命令口調で言われることが多いんです。そのしゃべり方は誰に対してもなので、夫は気にしていないようですが、わたしは嫌でした。
それを夫に伝えると、その友人が出席している場所に、わたしを連れていかなくなったんです。どうしても同席しなければいけない会のときは、夫が楯になって守ってくれました。夫にとっては大切な友達でも、わたしとは合わないので出来るだけ会わないようにしています。
やたらと家族行動を好む
結婚して15年になります。家族構成は夫と子供2人の4人家族です。夫の友達が苦手な理由は、やたらと家族一緒に行動したがるところです。夫の方は昔からの自分の友達だから良いかもしれませんが、私としては最近できたただの知り合いです。無碍にはできない上に、そちらの奥さんとも話が合いません。基本少人数を好むので、その見知らぬ他人のような人たちと半日以上一緒にいることが苦痛です。
ただこのことは夫には伝えていません。夫は口が軽いので、私が言った言葉を友達家族に伝えそうなのが怖いからです。それに言ったからといって、どうにかなるような人たちじゃないとわかっていますし。なので会う時は表面上常に笑顔でいて、心の中で早く帰りたいといつも思っています。年に数回ですので、本当にひたすら我慢しているという感じです。
時間にルーズ
結婚して3年目です。夫と私、2歳になる娘の3人家族です。主人の友人は基本的に真面目な人が多いですが、一人だけ苦手な人がいます。
苦手な理由としてはルーズなところがある点です。主人には私の偏見を伝えたくないので、言っていません。1年に一回くらいは我が家に遊びに来てくれますが、頻度が高くはないので我慢しています。
以前も我が家に来る時に、予定の時間よりも大幅に遅れて来たことがあり、それ以降苦手になりました。主人曰く「昔からルーズだから」と言っていますが、私からすると友人との約束すら守れない人なのかな、と思います。それ以外は、普段は楽しくて優しい人なので良いのですが、そのルーズな点だけ直してくれたらなと思います。
子持ち家庭のペースがわからない独身の友達
結婚して6年目になる夫婦で、私、旦那、娘5歳、息子1歳という家族構成になっています。旦那の友達で苦手な人がいるのですが、その人は独身で、子どもがいる家庭の生活ペースがわからないようです。
何かあった時に旦那を頼りにしているのはわかりますが、相談などがあると「今から家に行って良い?」という風になり、夜の21時ぐらいにやってくることもあります。子ども達は寝ている時間ですが、私もゆっくりしたいと思っている時間に来たりして、私たちに配慮してくれたら良いのにと思います。
また休日にも誘ってきたりして、旦那がその友達と出かけてしまうこともあり、家族の時間を持ちたいと思っているこちらとしてはうんざりしてしまいます。休日にたまになら仕方がないと思いますが、夜に来るのは嫌なので、「子どもが小さいから、会うなら居酒屋とかで飲んだりしてくれない?ちょっと配慮に欠けてない?」と、それとなく苦手なところも伝えました。
旦那にとって大事な友達のようですので、付き合いを続けていくのは良いのですが、自宅への訪問は困ります。伝えた後は、夜に来る流れになったら、旦那がうまく「居酒屋で飲みたい気分だ」などといって回避してくれるようになりました。
娘も嫌がる清潔感の欠如と配慮不足
私達夫婦は結婚してもう15年になります。私と旦那、そして小学生の娘の3人家族で幸せに暮らしています。しかし、週に2~3回旦那の友人が我が家に訪れるのです。
旦那の友人は、独身で旦那と同じ年です。ぼさぼさ頭によれよれの服装で、清潔感に欠ける印象があります。また私や娘を見る時の態度や、何かと娘に関わろうとする言動が、娘に対する配慮に欠けていると感じてしまいます。
用事もないのに娘を呼んだり、声をかけたりするのです。小学生とは言え、もう娘は物事の判断が付く年頃です。旦那の友人に呼ばれても嫌な反応しかしません。配慮に欠ける言動の男性に用事もないのに呼ばれて喜ぶ女の子なんていないのです。
旦那には何度も不快感を訴えました。「娘だって嫌がっているし、そもそも年頃の娘がいる家庭に何度も来るのは常識がない」と言いました。しかし旦那は、「あいつは変な気持ちなんてないし、子供が可愛いだけ」としか言いません。
友人を信じたい気持ちはわかりますが、旦那には配慮に欠ける言動が見えていないのでしょう。改善されることがないので、娘には部屋に籠って貰うしかありませんでした。
自慢話ばかり
結婚9年目の夫、8歳と1歳の息子の4人家族です。夫の友達関係に口を出すことはありませんが、どうしても苦手だと感じてしまう友達が1人だけいました。
奥さん無しで子供を連れて我が家へ遊びに来ることがあります。それは別に歓迎なのですが、話してくることといえば…自分が起業した自慢ばかり。とにかく自慢話が好きなようで、それを旦那も「凄い凄い」と聞いている感じです。「自慢話をしに来たのか!」という状態でした。
旦那も嫌にならないのかなぁと思い、「自慢話しに来ているみたいだねぇ」と帰った後にそれとなく言ったことがありました。旦那は「そういう奴なんだよ」とあっさり。それからは「そういう人だから仕方ない、毎日いる訳じゃないし」と私も割り切れるようになり、自慢話にも上手く交わすことができるくらいになりました。
夕ご飯の時間にくる
結婚して10年を過ぎました。子ども二人と夫婦の4人家族です。旦那の友達は共働きで、奥さんは忙しい職場で、ご飯は各自、自分の分は自分で用意して食べているそうです。
旦那の友達は、週に二回くらいうちに来ていました。はじめのうちは、奥さんの手料理も食べられないし可哀想かなと思い、うちで食べることを勧めていました。しかし、手土産も無しに、夕飯を食べるのが当たり前になっていき、とうとう旦那にキレてしまいました。
「食費が圧迫して大変だ」と伝えました。割と沢山食べる人で、こちらも、見栄を張っておかずの品数が増えていきました。かなりイライラが溜まってしまいました。
極め付けは、その友達は夫婦で外食が多いと聞いたことです。こちらは節約して外食も控えているのに、と。子供が手がかかるようになったからと友達に伝え、夕飯時間は避けてもらうようになりました。
隙あらばマウンティング
結婚して5年、主人と、長女2歳、長男0歳の4人で暮らしています。主人の高校時代の女友達なのですが、とにかく見栄っ張りです。私が持っているバッグを見ては「それどこの?私のは…」から始まり「30代になったし良いものを持たないとね」と、こちらをチラリ。さらには、私の子どもについても「〇〇ちゃんはお父さん似で賢いね」と、わざわざ「お父さん似で」を強調してきます。正直、悪意しか感じません。
主人にそれを伝えても、いまいち女性の気持ちが理解できないのか、「まぁまぁ、聞いてあげてよ~」と、のんきなもの…家が近所なので、完全には避けられないものの、遠くで見かけた時は会わないようにさっと身を隠します。こちらが悪いことをしているわけじゃないのに、なんだか納得いかないです。
15人の体験談から見えた5つの対処パターン
| パターン | 体験談の中の実例 | 向いている状況 |
|---|---|---|
| 場所を家の外に移す | 「会うなら居酒屋とかで飲んだりしてくれない?」と伝え、夫が誘導 | 自宅への訪問そのものが負担なとき |
| 時間帯を限定する | 「夕飯時間は避けてもらう」と友達に伝えた | 夕食どきや夜遅くの来訪が続くとき |
| 夫に間に入ってもらう | 同席する会に連れて行かなくなった、楯になって守ってくれた | 相手の話し方が直接つらいとき |
| 接点を最小にする | 近づかない、直接話さない、見かけたら身を隠す | 価値観が根本から合わないとき |
| 受け止め方を軽くする | 「このタイミングで来たか」と楽しむ、上手くかわせるようになった | 頻度が低く、変えようがないとき |
状況が動いた人と、動かなかった人の違い
15人の体験談を並べて読むと、はっきりした差が見えてきます。状況が実際に変わったのは、ゆいこさん、さぼてんさん、あやのんさんの3人でした。この3人に共通しているのは、相手の人柄には一切触れず、家庭側の事情を理由にしていることです。「子どもが小さいから」「子供が手がかかるようになったから」という言い方は、相手を責めていないので、旦那さんも友達に伝えやすく、相手も受け入れやすいのです。
一方、変わらなかった人の話には「あいつは昔からああいう奴だから」「そういう奴なんだよ」という旦那さんの返事が繰り返し出てきます。これは旦那さんが冷たいというより、人柄の話として受け取ったから起きる反応です。人柄を否定されたと感じれば、友達をかばうのが自然な流れになります。つまり、伝わるかどうかは要望の中身ではなく、要望の包み方で決まっている場面がかなり多いということです。
もうひとつ気づくのは、誰も友達関係そのものをやめさせようとしていない点です。「付き合いを続けていくのは良いのですが、自宅への訪問は困ります」というゆいこさんの一文が、この記事の要約のようなものかもしれません。関係を切るのではなく、入ってこられる範囲だけを決める。この線引きができた家庭が、結果的に穏やかに落ち着いています。
訪問の回数と時間を無理なく減らす工夫
「来ないでほしい」と直接言うのは、どの家庭でもハードルが高いものです。しかし、来る回数や滞在時間は、断らなくても調整できます。仕組みで先回りしてしまうのが、いちばん角の立たないやり方です。
| 工夫 | やり方 | 期待できること |
|---|---|---|
| 予定を先に埋める | 週末の午後に買い物や園の行事を入れておく | 断る理由を作らずに済む |
| 終わりの時間を先に言う | 迎えたときに「今日は19時から出かけるんだ」と伝える | 居座りが自然に減る |
| 会う場所を外に固定する | 「外のほうがゆっくりできるよ」と夫から提案してもらう | 片づけと食事の負担がなくなる |
| 夫だけで会ってもらう | 自分と子どもは実家や公園に出かける | 同席のストレスがゼロになる |
| 食事は出さないと決める | 飲み物とお菓子までにする | 夕食どきの来訪が減る |
| 連絡のルールを作る | 「前日までに連絡」を夫婦の約束として共有 | 突然の訪問に備えられる |
断りの言い回しをいくつか持っておきましょう
「明日うち来たいって言ってるんだけど、どう?」
「明日は上の子の予定があるから難しいかな。来週の土曜の昼なら大丈夫だよ」
「じゃあそう言っとくわ」
断るときは、否定で終わらせずに代案を添えるのが要点です。「無理」だけで返すと、旦那さんは「妻が友達を嫌っている」と受け取ります。「この日はだめだけどこの日なら」と返せば、日程の話に変わります。日程の話であれば、旦那さんも友達も感情的にはなりません。この一手間で、家庭の空気はずいぶん違ってきます。
夫婦ぐるみの付き合いはどこまで応じればよいのでしょうか
旦那さんの友達との付き合いには、いくつかの段階があります。すべてに同じように応じる必要はありません。どこまでなら無理なくできるのかを、夫婦で先に決めておくと迷わずに済みます。
| 付き合いの段階 | 目安 | 判断のヒント |
|---|---|---|
| 顔を合わせたら挨拶する | ほぼ全員に対して | ここは負担が小さいので応じておくと関係が保てる |
| 年に数回、集まりに同席する | 夫が特に大切にしている友達 | 回数と滞在時間を先に決めておく |
| 自宅に招く | お互いに気を使わずに済む相手 | 片づけと食事の負担が現実的かどうかで決める |
| 家族ぐるみで出かける | 子ども同士も相性がよい場合 | 半日以上になるなら慎重に |
| 宿泊を伴う交流 | 夫婦がともに望むときだけ | 翌日の予定と子どもの生活時間を優先してよい |
上から下に進むほど負担は大きくなります。下の段階を断っても、上の段階は保てます。家族ぐるみの外出は遠慮しても、集まりで挨拶はきちんとする。この組み合わせで十分に礼儀は成り立ちます。「全部応じるか、全部断るか」という二択で考えると苦しくなりますが、段階で考えれば選択肢は増えます。
旦那の女友達が気になるときの考え方
男性の友達とは別の意味で気持ちが揺れるのが、旦那さんの女友達です。相手が女性というだけで身構えてしまう自分に、後ろめたさを感じてしまう方もいるかもしれません。しかし、気になるのはごく自然なことです。大切なのは、何が気になっているのかを言葉にしてみることです。
| 気になっていること | 話し合うとよいこと |
|---|---|
| 二人だけで会っているらしい | 異性と二人で会うときのルールを夫婦で決める |
| 連絡の頻度が多い | 連絡の時間帯(深夜は避けるなど)を共有する |
| 会話の内容が家庭の話に及ぶ | 家庭の中の話をどこまで外に出すかを確認する |
| 会うと比べられる気がする | 同席の頻度を減らし、夫に間に入ってもらう |
ここでも有効なのは、「その人が嫌だ」ではなく「このルールを決めたい」という形にすることです。相手個人を問題にすると、旦那さんは弁明を始めてしまいますが、夫婦のルールの話にすれば、二人で決める議題になります。ルールは相手を問わず適用されるので、特定の人を悪者にせずに済むという利点もあります。
気持ちをすり減らさないための距離の置き方
相手を変えることも、旦那さんの交友関係を整理することも、簡単ではありません。だからこそ、自分の側の負担を減らす工夫が要ります。ここでいう負担とは、気分の問題というより、時間と手間の総量のことです。
| 負担の中身 | 減らし方 |
|---|---|
| 掃除と片づけ | 通す部屋を1つに決めて、そこだけ整えておく |
| 食事の用意 | 食事の時間帯を外して来てもらう。出すのは飲み物までと決める |
| 会話に付き合う時間 | 子どもの用事を口実に、途中で席を外してよいと決めておく |
| 予定が読めない不安 | 連絡なしの訪問はインターホン越しの対応でよいと夫婦で合意しておく |
| 気持ちの切り替え | 終わった後の楽しみ(好きな飲み物や動画)を先に用意しておく |
ひとりで抱え込まないという選択
「苦手だと思う自分が心が狭いのかもしれない」と、感じ方そのものを責めてしまう方は少なくありません。しかし、合う合わないは相性の問題であって、良し悪しではありません。職場でも学生時代でも、全員と気が合ったという人はまずいないはずです。苦手だと思っていいところから始めれば、対策も冷静に考えられます。
そして、旦那さんは敵ではありません。「友達か妻か」という話にしてしまうと行き詰まりますが、「我が家の週末をどう過ごしたいか」という話に置き換えれば、二人で同じ方向を向けます。今週の土曜をどう使いたいか、子どもを何時に寝かせたいか。そうした具体的な相談から始めると、旦那さんも協力しやすくなります。夫婦のすれ違いを減らす一番の近道は、相手の交友関係ではなく、自分たちの予定を話題にすることなのかもしれません。
旦那の友達が苦手なときのよくある質問
Q1 苦手だと旦那に言うのは、悪口になってしまいませんか
人柄について話せば悪口になりますが、生活の事情について話せば相談になります。「あの人が嫌い」ではなく「この時間に来られると困る」と、場面に絞って話せば悪口にはなりません。
Q2 伝えても「昔からああいう奴だ」で終わってしまいます
相手を変える話ではなく、こちらの予定の話に変えてみてください。「変えてほしい」ではなく「土曜は予定があるから来週にしてほしい」という日程の相談なら、旦那さんも動きやすくなります。
Q3 子どもへの接し方が気になるときはどうすればよいでしょうか
子どもの気持ちを最優先にして構いません。子どもが嫌がっているなら、別の部屋で過ごさせる、その日は出かけるといった対応をためらう必要はありません。子どもの様子を具体的に旦那さんに伝えることも大切です。
Q4 夫婦ぐるみの誘いを断り続けると、角が立ちませんか
すべて断るのではなく、参加する回を年に何回と決めておくと角が立ちにくくなります。「毎回は難しいけれど、年末の集まりには行くね」という形にすると、関係は保てます。
Q5 我慢するしかない場面もあるのでしょうか
頻度が年に数回で、変えようのない性格の問題であれば、受け止め方を軽くするほうが早いこともあります。ただし、週に何度も自宅に来るような場合は、頻度と時間の調整を試す価値が十分にあります。
Q6 夫の友達との関係で、夫婦仲まで悪くなりそうです
その入口は「どちらが正しいか」の議論になっているときが多いものです。正しさを競うのをやめて、「今週の土曜をどう過ごしたいか」という予定の話に切り替えると、夫婦は自然に同じ側に立てます。まずは小さな一つのお願いから始めてみてください。
迷ったら、この3つから始めてみましょう
1相手の人柄ではなく、困っている場面を1つだけ言葉にする。
2「来ないで」ではなく「この日なら大丈夫」と代案を添える。
3場所、時間、頻度の3つのうち、変えやすいものから1つ動かしてみる。


