【旦那の趣味が理解できない】収集癖・オタク趣味との向き合い方16選!夫婦円満のための妥協点と解決策
旦那さんの趣味に対して、「理解できない」「お金を使いすぎ」「物が増えすぎ」とイライラを募らせる妻は少なくありません。夫が趣味で集めた大切なグッズ(フィギュア、ゲーム、車用品、コレクションなど)に家を占領されたり、家計を圧迫されたりして悩んでいませんか?
夫婦円満に過ごすためには、旦那さんの趣味をどう捉え、どこまでの妥協点(許容範囲)を見つけることが重要です。今回は16人の妻たちのリアルな体験談と、趣味の問題を解決し、ストレスを減らすための具体的な方法をご紹介します。
1.妻たちの叫び!旦那の理解できない趣味への不満16選
まずは、妻たちが旦那さんのどのような趣味に悩み、どこまでを許容しているのか、その本音を見ていきましょう。
Q旦那さんの理解できない趣味をどこまで許せますか?
Aもう許すしかない…
我が家は高校生と中学生の男の子2人がいる4人家族です。旦那は消防士で男らしい人ですが、出産後、趣味が表面化し、今では男の子3人の母親のような感覚です。彼の趣味はゲームとフィギュア、特にガンダムが大好きなんです。
子供が小さい頃から、ペットボトルについてくる小さなフィギュアを集めるために買い漁り、休日は自分の部屋でプラモ作りに熱中し、リビングでは一日中ゲームをしています。3部屋しかないのに1部屋は旦那の趣味部屋(オタク部屋)で、大切なはずのフィギュアがぞんざいに扱われゴロゴロしています。片づけないので足の踏み場もなく、掃除機もかけられないゴミ屋敷状態です。一度捨てようとしたら、大騒ぎされました。
「子供が喜ぶだろ!」と言い訳しますが、「じゃあ、なんで子供が壊した時に怒ったのよ!」と言ってやりたいです。でも、趣味以外は優しくて紳士的ないい夫ですし、家計を圧迫している訳ではないので、今は許すしかありません。体育会系男性と結婚したはずが、とんだオタク男でした。
A子育てがひと段落したと思ったら・・
私の旦那の趣味は多岐にわたるのですが、中でもついていけないのが生き物の飼育です。結婚当初から鯉・金魚の飼育はしていたのですが、それが年々エスカレートし、養殖まで始める始末です。
池のほかに120cmの水槽を2つも買い、レイアウトなども楽しんでいますが、魚が死ぬとまた新しいものを仕入れてきます。最近は飽きてきたのか、いきなりウズラの有精卵を買い、孵化させてウズラの飼育にも手を出し始めました。
どれも命あるものなので、邪険にはできず困っています。ただ、子供達の情操教育には良いのではと思うことで、この趣味を受け入れることにしています。
Aそこまで好きか
我が家の旦那はサッカーが大好きです。日曜日には無償で、あるサッカーチームのコーチをしているほどサッカー命です。そこまでは私も共感できるのですが、私がどうしても気になってしまうのが、仕事以外の時はどこへ行くにも海外の有名サッカーチームのユニフォームを着て出かけることです。
それも小学生になる長男と次男にまで、常にユニフォームを着させます。思い出の写真などを見ると、どの写真もユニフォーム姿の旦那と子供達が写っています。
意外にも私にはユニフォームの着用を強制しないのでまだいいのですが、年々頑固でわがままになっている旦那に、いつ強制されるのかちょっと心配です。今のところは共感できないだけで、これぐらいの趣味だったら許せる範囲内かなとは思っています。
A空き缶や空きペットボトルがいっぱい…
小学生以下の子供がいる4人家族です。戸建て住宅を買いましたが、正直いって裕福な家庭ではありません。節約ありきで外食もあまりせず、節電節水など心がける毎日です。旦那がそれを理解し、協力的なのはとても助かります。
でも食費節約ということで、「水耕栽培で野菜を作る!」と言って2リットルのペットボトルを集め始め、切って工作が始まり、家中ペットボトルの山です。「節電だ」ということで、ビールの空き缶を集め始めてはつなげる工作が始まり、家中空き缶の山です。そしてそれもすべて中途半端で全く効果が見えません。
今はどうにも汚いペットボトルや凹んだ空き缶をこっそり捨てるくらいしかできません。やる気はあるのに伴わないので、もう少し静観しようかとは思っています。もう5年以上経っていますが…。
A趣味にかける予算を決めています。
1歳の娘がいる3人家族の主婦です。旦那は車がとても好きで運転も苦にならないタイプだったので、結婚前から休日はいろいろなところへ連れていってくれました。乗っている車もいわゆる高級車の部類で、とても大切に乗っています。
しかし車が好きであるがゆえに、照明や内装、ナビなど隅々までこだわります。もともとの照明が黄色いのが嫌だからすべて白いものに、車検でOKされるぎりぎりの明るさのものに変えないと気が済まないなど、理解できない細かい部分にまでこだわります。
すべて許してしまうと家計を圧迫してしまうので、ボーナス時にいくらと決めて、その予算内でのみ許すことにしています。しかし趣味を阻害するのは良くないので、大切なパーツを処分したりはしません。
Aクローゼットいっぱいに。。。
主人の体格は太めで目つきもあまりよくないので、初対面の方には怖そうという第一印象を与えがちですが、実は「あらいぐまラ○カル」が大好きで、グッズやぬいぐるみをたくさん集めています。
私自身も好きなキャラクターがいますし、グッズも集めているのでそれ自体は何とも思いませんが、同じものをいくつも持っているところだけはちょっと理解し難いです。例えばゲームセンターで取れるぬいぐるみなどは、3つずつあるのは当たり前だったりします。
我が家は戸建てで収納の数はあるはずなのですが、それでもしまう場所がどんどんなくなっていくため、包装袋を被っている物は大きな袋にまとめて入れて、ロフトに追いやったりしています。でもやっぱり本人が大切にしているものなので処分することはできないので、こっそり主人のクローゼットにお気に入りであろうものを移しては並べてあげています。(主人はあまりクローゼットは開けないので、気付いていないかもしれません)
Aもう勘弁して欲しいです
私は結婚2年目の主婦です。旦那にはフィギアなどの収集癖があります。お付き合いしている時から少し怪しいなとは思いながらも、結婚したら絶対に収集させないと心に決めていました。まだ若いので収入も少なく、部屋は2LDK。「寝室とお客様が来た時に通す部屋の2部屋は絶対に欲しい!」と今の部屋を借りました。
しかし、二人で買い物に行く度に何かしらフィギュアを購入するのです。最初はカッコ良く飾るからとか言い訳していましたが、今ではフィギュアにも統一感はなく、気に入ったものをなんでも買って来てしまうので、お客様用の部屋がフィギュアであふれかえっています。
最近では私と一緒だと買ってもらえないと思うのか、一人で買い物に行った時などにこっそり買って帰ってきます。もう勘弁して欲しいですが、彼の唯一のストレス発散なのかと思うとついつい許してしまいます。
Aこれはゴミとどう違うの?
うちの夫の趣味は気に入ったパッケージデザインのものを集めることです。海外のものや、レトロなタバコやマッチのデザインは、おしゃれなものもありますし分かる気もするのですが、お菓子などのパッケージも取っておくことがあるので油断できません。
集めて部屋に飾るわけでもなく、何に使うのか聞いたこともあるのですが、単に気に入ったパッケージを捨てるのがもったいないというのがきっかけで始まったらしく、習慣で続いているようです。でも今は賃貸の狭いアパートなので収納場所もそんなにないため、これ以上その趣味を続けてもらうのは困ると言いました。もう少し話し合えば処分してくれるかと期待しています。
A気軽に人を招けない問題の趣味
私は20代前半で夫と結婚して、現在は小学生の一人息子がいます。夫とは親の紹介で知り合って、少しずつ愛を築いていくようになりました。ただ一つ夫は私に黙っていた趣味がありました。結婚後に分かったのですが、夫は美少女フィギュアを集める趣味があったのです。
普段はアニメやマンガの話なんてほとんどしません。それなのに部屋のこれを見たとき、私は一瞬頭が真っ白になりました。爽やかで優しい旦那さん!と近所で評判の夫が、このような趣味を持っているとは絶対に言いたくありません。家にも気軽に人を招けなくて本当に困っています。
大迷惑な趣味で、できるならすべて処分してほしいです。しかし、この趣味以外はパーフェクトで、育児の手伝いもしてくれる優しい夫です。最近は息子に悪影響にならないようなら、許してあげようと思っています。
A結局私も。
私と同じ歳の夫の趣味は、スニーカーです。高校生くらいからの趣味のようで、知り合った時にはすでにかなりの数を所有していました。彼曰く、「コレクター」とは呼ばないで欲しいとのこと。ただ集めて飾っているのではなく、きちんと手入れをして履いているのだから、それとは違うのだそうです。
結婚した時、「もう欲しい物は手に入れたから今後は買わない」と言っていましたが、あれから十数年経ちますが、今でもコツコツ購入しているようです。整理がつかなくなるので、家を建てる時に彼デザインの巨大なスニーカー置き場を作ったほどです。
もうこれは彼のライフスタイルです。あまりにもスニーカーに対する思いが強く、本当に大事にしているので、私は認めています。おかげですっかり私も毎日スニーカーを履くようになりました。結局色々教わったりして、オシャレに役立っています。年頃になってきた息子二人も、スニーカー好きになることは必至!でもこれ以上どこに置くのでしょうか。
Aわけの分からない機械やらコードやら集めてジャマで仕方ないです
うちのダンナはやたらと機械ものが好きで、何やら古ぼけたガラクタをどこからか手に入れてきてはイジッて遊んでいます。倉庫だけならまだしも、客間の半分ほどを占領して機械小物やらコードを大量に吊るしているので、人が来たときにみっともなくて困っています。仕方なく天井にカーテンレールをつけてもらってカーテンで隠しています。
そういう作業は結構マメにやってくれますし、家の修理なども言えばすぐにやってくれるので助かっています。まあ、変な遊びをされるよりいいですよね。
Aあきらめるしかない
うちの旦那はとにかく凝り性で、始めたらとことん突き詰めるまでやり通さないと終わらないタイプです。しかも、やり終わると次へと移行してしまうので、お金にかなり困っています。ネットゲームなども課金の嵐で、ここ数年はレッドビーシュリンプ(エビ)の飼育も併用していたりします。
たしかに癒される部分もあるのですが、そこに至るまで出費した額を取り戻せることもなく、旦那の趣味にいったいいくら費やしたことか…。最近では自宅の庭整備にはまり、GW中にすべて終えるというすばらしい手腕を見せましたが、やはりお金がかかります。
旦那のお母さんに相談しても「しかたないわ」「お父さん似だから」とか止めてもくれません。処分などしたら、考えるのも怖いのでなにも言えません。趣味の時間をとらないと日々イライラしてしまい、子供たちが不憫になります。少ない金額でやりくりするとか、家庭サービスが趣味になってくれることを祈っていたのですが、むずかしそうです。
A我が家の主人の困った趣味
主人は42歳にもなって未だに週刊少年サンデーとマガジンを愛読しています。本人いわく、中学生の頃から欠かさず毎週買って読み続けているのだそうです。マンガを読むのは別にかまいませんが、その読み終わったマンガを捨てるのをとても嫌がるのです。そうです、主人は物を捨てられない性分(収集癖)なんです。
結婚して最初の数年は黙って捨てると言うまで待っていましたが、結局どんどん溜まっていく古いマンガで家の一部屋を占拠するようになりました。結局引越しを機に全部捨てさせました。その後も3ヶ月ほどは主人の目に付くところに放置しておきますが、主人が忘れた頃に知らん顔して定期的に私が勝手に処分しています。
Aもうそろそろ卒業して!!
うちの旦那様は学生時代からあるアーティストの熱狂的なファンです。コンサートに行くのは勿論、行くたびにツアーグッズを買っていきます。いい年して何から何までこのアーティストのグッズで揃えるのは、こちらが恥ずかしいです。
この前は子供用のTシャツまで買ってきて困りました。子供の好みの服ではないので、結局着ないでしまうのはもったいないです。主婦としては着れるものを買ってきて!!と言いたいです。さすがに処分するようには言えませんが、これ以上増やすのはやめてほしいです。
Aあきらめています
主人はゲームが大好きです。子供が寝てからゲームをしていますが、週末は朝までやっていて、土曜日昼まで寝ていることが多いので、子供が可哀想になります。特に外出したい時は、このことでよく喧嘩になり、休日が台無しになります。
最近はその分日曜日に遊んでくれるようになり、普段真面目に働いてお酒もタバコもしないので、あまり何も言わないようにしています。お金に関しても、欲しいソフトが重なったり新しいゲーム機が発売される時、結構な金額になります。
以前は知らない間にカードで購入されていましたが、それはやめて欲しいと話し合った結果、前もって申告してくれたり、おこずかいで購入してくれるようになったので、出来る限り反対はしないでおこうと思います。
A昆虫が好き
子供が虫が好きな事もあり、夏はキャンプに行って昆虫探し。夫も小さい頃から虫が好きだった事もあり、カブトムシを採ってきたら虫好きが目覚めてしまいました。
カブトムシをつがいで飼い、卵を産ませると…増える増える。お友達にあげたりして喜んでもらったりすると益々増えていくことが分かり、あえて誰にもあげないでいたら、最近はクワガタにはまり、土や菌、木くずなどネットで取り寄せています。
たばこなどはしないし、お金のあまりかからない趣味だけど、夏になると家の中に小さなハエみたいなのがブンブン飛んでいると、早く虫好きが終わって欲しいと願うばかりです。
2.旦那の趣味が理解できない妻が抱える共通の悩み
上記16人の体験談から、妻たちが抱える旦那さんの趣味に関する悩みにはいくつかの共通点があることがわかります。これらの問題を解決するためには、まず悩みの本質を理解することが大切です。
(1)収納スペースと住環境の悪化
最も大きな悩みは、フィギュア、機械、雑誌などの「収集物」によって、自宅の収納スペースが圧迫され、生活空間が汚染されることです。「足の踏み場がない趣味部屋」「お客様を招けない」といった声は、住環境の快適性や、家族の共有スペースの確保という点で、妻にとって大きなストレスとなります。
(2)金銭感覚と家計の圧迫
特に「ゲームの課金」「車のパーツ交換」「次々と移行する凝り性」など、趣味への出費が予算や計画を超過し、家計の圧迫につながるケースも深刻です。妻側は節約に努めているのに、夫が趣味にお金を使いすぎるという状況は、夫婦間の信頼関係にも影響を与えます。
(3)「こっそり購入」「中途半端」な行動への不信感
妻に内緒で収集物を購入したり、水耕栽培や工作のように「やる気はあるが中途半端に終わる」ことで、その尻拭いを妻がすることになったりする場合、妻の不満は募ります。これは、単に趣味の問題ではなく、夫婦間のコミュニケーションや信頼性の問題として捉える必要があります。
3.夫婦円満のための妥協点と具体的な解決策
旦那さんの趣味は、仕事のストレス発散や、自己肯定感を満たす大切な時間である場合が多いです。趣味を頭ごなしに否定するのではなく、「家族の生活」とのバランスを見つけることが、夫婦円満の秘訣です。以下のステップで話し合い、ルールを決めましょう。
(1)収納とスペースに関するルール決め
物が増える趣味の場合、どこに何を置くかという「許容範囲」を明確にします。
- 趣味専用スペースの確保:リビングなどの共有スペースではなく、夫の私室、クローゼット、ロフトなどの特定の空間のみを趣味の収集物の保管場所と定めます。(例:クローゼットの3分の1まで、趣味部屋のみ)
- 「一進一出」ルール:新しい物を一つ購入したら、古い物を一つ処分するか、売却するルールを設けます。
- 公開スペースの制限:客間やリビングなど、他人の目に触れる場所に置く収集物については、飾る個数や種類(例:美少女フィギュアなど)を事前に夫婦で合意します。
(2)家計管理と予算設定の徹底
お金がかかる趣味の場合は、家計を圧迫しないよう予算設定が必須です。
- 明確な「趣味費」予算の設定:毎月またはボーナス時に、お小遣いとは別に趣味に使える上限金額を明確に設定し、その範囲内でのみ購入を許可します。
- 高額商品の事前申告制:設定した予算を超える高額商品(例:新しいゲーム機、車の大幅なパーツ交換など)については、必ず事前に夫婦で相談することを義務付けます。
- 投資としての趣味の線引き:「鯉の養殖」や「スニーカーのコレクター」など、将来的に価値が上がる可能性があると主張する場合も、趣味費と投資を明確に分け、専門家のアドバイスも参考にしながら予算を決めましょう。
(3)時間管理と家族サービスとのバランス
趣味の時間が家族との時間や育児・家事の協力に影響を与える場合は、時間に関するルールを設けます。
- 趣味時間の明確化:「子供が寝てから〇時間」「土曜日の午前中のみ」など、趣味に充てる時間を明確にします。
- 家族サービスの優先順位:家族での外出やイベントがある日、育児が必要な時間帯は、趣味の時間を優先しないことを約束します。
- 趣味の共有:子供が一緒に楽しめる趣味(例:昆虫採集、プラモデル作りなど)は、「家族サービスの一環」として捉えるよう促し、妻も協力できる部分を見つけましょう。
4.妻側の気持ちの切り替えとポジティブな捉え方
旦那さんの趣味が「ゴミ集め」に見えても、彼にとっては「愛着の対象」や「ストレスからの逃避」である場合もあります。妻側の気持ちの切り替えも大切です。
- 趣味のポジティブな側面を見る:趣味に没頭することで「タバコやお酒をしない」「ギャンブルをしない」など、他の問題行動の予防になっていると捉えましょう。
- 夫の役割を再評価する:「家の修理をマメにしてくれる(パートママ)」「育児の手伝いもしてくれる(まーや)」など、趣味以外の夫の長所に目を向け、趣味を許容する理由付けにしましょう。
- 勝手に捨てない:「チワワさん」のようにこっそり捨てる行為は一時的に解決しますが、夫婦間の信頼を損ねる行為です。必ず話し合い、本人に処分してもらうように促しましょう。
旦那さんの趣味は個性の一部であり、夫婦で生活していくうえでの永遠のテーマかもしれません。大切なのは、お互いの価値観を尊重し、生活の快適さと金銭的な安心感を両立させるためのルールづくりです。感情的にならず、具体的な解決策を提案し、夫婦の妥協点を見つけていきましょう。