仮面夫婦の修復方法に関する記事

仮面夫婦を修復できた体験談!離婚危機を脱する2つの事例

仮面夫婦を修復できた体験談!離婚危機を脱する2つの事例

「一緒に居ても一切口をきかない」、「このままでは離婚!?」と、人には言えない仮面夫婦に悩んでいる、ママとパパに読んでほしい、仮面夫婦を修復するための、目からウロコの体験談!相手を変えるためには自分から!冷静に話すためには第三者が必要です!

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脱仮面夫婦!そろそろ離婚かもと思った夫婦が不仲を修復する方法はある

うつむき悩む男性

他人から見るとごく普通の仲の良い夫婦が、実は仮面夫婦で家庭内では別居状態というのは現代では珍しくありません。

事例1とにかく相手が悪い!でも相手を変えることはできないのです

手をつないでいる夫婦の後ろ姿

仮面夫婦になってしまう人の特徴は、目の前のトラブルは相手のせいだと思ってしまうところにあります。つまり「夫(妻)さえこうしてくれたらいいのに…」といつも不満を抱えている状態なのです。

その上、夫婦生活が長くなってくると不満の原因はひとつではなくいくつも複雑に絡み合っているからやっかいです。

子供のため、世間体など理由は様々でも、離婚は避けたいのが仮面夫婦です。どうせ一つ屋根の下で暮らすのなら、夫婦仲良く暮らしたいものですよね。

危うく仮面夫婦、家庭内別居を続けてしまいそうだったご夫婦の経験談には、仮面夫婦修復のヒントがあります。

仮面夫婦を修復した体験談「姉のひと言が夫婦円満につながりました」

スーツ怒りながら指を指すスーツ姿の女性

結婚後どんどん夫婦仲が悪くなり、ついに「いってらっしゃい」「お帰りなさい」
すら言わなくなったとき、妻のAさんは2歳の娘のためにも、このままではいけないと気付きました。

でも、悪いのは夫なのだから、どうしようもない…。

たまたま実家に帰ったときに会った姉が、Aさんの悩みを訊いて言いました。

「他人には言えないけど、妹だと思ってキツいこと言うね。旦那さんへの不満はわかったけど、相手を変えることはできないんだよ。人は自分を変えることしかできないよ」

はじめは愚痴くらい聞いてくれてもいいじゃない、とカチンときたAさんですが、確かに相手を変えることはできないけれど、自分が変わることはできると思い始めました。

「最近あなたがあまり家にいても楽しそうじゃないから、心配なの。私に悪いところがあったらすこしずつ直していくから、言ってね」

これは何度も練習して、姉に言われてから3日目にようやく口にだせた台詞です。本当は、夫の悪いところを言いたい気持ちをぐっとこらえて、そう言いました。

夫は「Aの方こそ、毎日つまらなそうにぶすっとしてたじゃん。育児が大変なのはわかるけど、夕飯くらい作ってもいいんじゃないの?」

自分が折れて話しかけたのだからと、夫からの優しい言葉を期待していたAさんはがっかりしましたが、それでも「そうなんだ。じゃあ今日は頑張って、ハンバーグ作って待ってるね!」と笑顔を見せたのです。自分を変えることはできる、と姉の言葉を信じて。

今までならば言い返してくるAさんが素直にそう言ったことで、夫も「Aの作るハンバーグはうまいからなあ!最初につくってくれたのもハンバーグだったよな」と会話になったのです。

事例2絶対喧嘩になるし離婚に発展しちゃう!法律家を入れて話し合い

相手が悪かろうが子供のためにも生活のためにも離婚は回避したいと思って何度も話し合いを試みたけれど、どうしても毎回喧嘩に発展してしまうという夫婦も少なくありません。そんなご夫婦におすすめしたいのが第三者を交えた話し合いです。

こちらでは司法書士を交えた話し合いのケースをご紹介しますが、家庭裁判所の「夫婦円満調停」もおすすめ。費用はほとんどかかりませんので、あまり深刻な場合は一度家庭裁判所を訪れて聞いてみるとよいでしょう。

仮面夫婦を修復した体験談「司法書士の先生に同席してもらうことで冷静になれました」

夫の両親とのトラブルを帰宅した夫に話すと、とたんに夫が不機嫌になることの繰り返し。夫の帰宅は遅くなり、夫婦の会話はすっかりなくなってしまったB夫妻。

これから先の介護を考えても、今、ちゃんと話し合っておきたいと考えた妻は、自分の貯金を使って司法書士の先生を依頼し、夫との話し合いをしました。
弁護士費用よりは安いと思って依頼した司法書士の先生は、とても親身になってくれて、忙しすぎる弁護士さんにお願いするより良かったと言います。

「私は離婚するつもりはありませんでしたし、夫婦でいるなら仲良くしたいと思っているので、それを素直に伝えると夫の態度は変わりました。どうやら彼も離婚を恐れていたみたいです」

ふたりは、これから先訪れるであろう両親の介護について、どこまでは妻が引き受け、どうなったら介護施設にお願いするのかなど、司法書士の先生のアドバイスに従い、具体的に書面にしていきました。

「夫の両親の悪口を言いたかったわけではなく、どうしたら仲良くなれるかを訊きたかった」と言う妻の言葉を聞いた夫は、両親の話となるといつも不機嫌になってしまう自分を反省しました。

それまでなんとなく両親に遠慮して、二人だけの旅行はしばらく行ってなかったこともあったので、夫は妻を誘って2泊3日の温泉旅行にでかけたりもするようになり、仮面夫婦になってしまう危機は逃れました。

仮面夫婦の修復にはマンネリ化した考えを捨て!

元々は他人だった二人が結婚という制度によって家族になる。素敵なことであるはずなのに、結婚制度にしばられて仮面夫婦になってしまうのは避けたいものです。

仮面夫婦とは徹底的に解決を先延ばしにする夫婦。そうなってしまう前に自分の心がけを努力して直す、まったく話にならない夫には法律家を入れて話しをするなどの対応を講じてみましょう。

この記事を書いたライター
鈴木凛子

鈴木凛子

40代、趣味は付箋集め、晩酌が欠かせないのんべえですw