育児方針の違いへの対応に関する記事

育児方針が合わないときの対処法:夫婦・義母・ママ友との違いを乗り越える7つのヒント

育児方針が合わないときの対処法:夫婦・義母・ママ友との違いを乗り越える7つのヒント

育児方針の違いは、どの家庭にもあるものです。先輩ママ6人の体験談をもとに、夫婦・義母・ママ友それぞれとの違いを穏やかに乗り越えるコツを解説。譲れない部分の歩み寄り方や、入園時に問われる育児方針の考え方、願書の書き方のポイントもまとめました。

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育児方針が合わないときの対処法:夫婦・義母・ママ友との違いを乗り越える7つのヒント

子育てには、それぞれに希望や思いがあるもの。ですが、子どもには父親と母親がいるため、夫婦で育児方針が大きく食い違ってしまうことがありますよね。さらに、義母や実母、ママ友との考え方の違いから、すれ違いが生まれることもあります。

この記事では、夫や義母、ママ友と育児方針が合わないときのよくある体験談、関係が深刻になりやすいケース、幼稚園や保育園で問われる家庭の育児方針や願書の書き方、そして違いによるトラブルを避ける方法を紹介します。園の選考や願書の扱いは園によって異なるので、具体的な点は各園の案内も確認してくださいね。

育児方針が合わない!夫婦喧嘩の体験談

子供の教育でもめる夫婦のイラスト

愛し合って結婚した夫婦でも、育った家庭環境は違うため、子育ての価値観に違いを感じることは多いものです。ふだんの生活では譲り合えても、こと自分の子どものことになると、なかなか折り合いがつかない、という声もよく聞かれます。

子どもの将来を思うからこそ、パートナーの育児方針を受け入れにくく、次のような食い違いから夫婦喧嘩になってしまう家庭が多いようです。

早期教育をするorしない

教育は子どもの将来に関わる大切なテーマです。早期教育を「ぜひ受けさせたい」と考える人もいれば、その効果に慎重な人もいて、意見が分かれやすい分野。だからこそ、夫婦で方針が違って揉めやすいポイントになります。

蘭子
35歳

どっちがいいの?

5歳になる息子に英語を習わせるかどうか、教育に関する育児方針が違うため夫婦で揉めています。主人は関西出身で、私は関東の地方都市出身で、大学で知り合った仲なのですが、やっぱり育った地方によって教育観が違うのか、都会出身で私立高校出身の主人は「これからは、英語が日常会話にならなきゃだめだ!」と5歳の息子に英語を習わそうとします。

私は田舎出身で、どちらかというと子供は遊ぶことが大事だと育ったので、教育なんて小学校に入ってからだと十分だと思うのですが…。でも主人に熱心に説得されると、早期教育って受けた方がいいのかなあという気にもなり、今迷っています。でも、受講料も高いし付き合いきれない気もします。

園や学校を休ませるor行かせる

個人の意見を持つママとパパのイラスト

子どもが「幼稚園や学校に行きたくない」と言い出したときの対応も、意外と夫婦で分かれます。一方は「休み癖がつくと心配」と登園・登校を促し、もう一方は「たまには休んでもいいのでは」と考える。この違いから、話し合いを通り越して夫婦喧嘩になる家庭もよくあります。

イタリアン
38歳

無理したって仕方がない!

娘は今小学5年生ですが、ちょっと繊細で、これまでも仲良くしていたお友達と喧嘩をしてしまったことで、小学校に行くのを嫌がることがありました。

私は同じ女同士で娘の気持ちもわかるので1日学校を休ませたのですが、それを知った夫はあとから「学校は行かないとダメだ」と娘に注意をし、大騒ぎにあってしまいました。せっかく娘がリラックスしていたのが、台無しです!

食事マナーの違い

食事のマナーは、育った家庭によって感覚が大きく異なるもの。そのため子どもへの教え方でも方針が分かれやすく、指導のしかたで揉めると、自分の親や育った環境を否定されたように感じて、根深い夫婦喧嘩に発展しがちです。

珠美
32歳

うるさいといわれても

私は子供達が将来苦労しないように、食事の食べ方やマナーは小さい頃からしっかりと教えたいという育児方針なのですが、夫はそんな私を「うるさ過ぎ」といいます。先日も食事の時にヒジをついている子供を叱っていたら、「食事がゆっくりとれない!」と夫が怒り出し、夫婦喧嘩になりました。

主人はクチャクチャ音を立てて食事をするクチャラーで、新婚当初は結構注意をしたのですが、結局矯正できませんでした。だからこそ、子供達が小さいうちに何とかしたいのに…。

テレビとの付き合い方

テレビやメディアとの付き合い方も、教育と同じくらい意見が分かれやすいテーマです。時間や番組を決めて見せたい人もいれば、あまりこだわらない人もいて、夫婦で考え方が違うと、子どもを挟んで揉めやすくなります。

モモ
36歳

自分の都合?

うちは夫婦で子供へのテレビの見せ方への育児方針が違うため、よくもめています。私はテレビの見せ方にこだわりはないのですが、主人は「ダラダラ見せるのは、教育に良くない」と、子供のテレビの時間や番組を制限したがります。

そのくせ子供に割り当てた時間なのに、「この番組観たいから」と子供から勝手にリモコンを取り上げてしまうなど、なんだか自分の都合ばっかりで腹が立ってしまいます。

だから、主人が仕事に出かけている時は、子供と一緒にダラダラとテレビ観て楽しんでいます(笑)

育児方針が合わない!義母トラブル体験談

悩んでいるお母さんのイラスト

おじいちゃん・おばあちゃんが大好きな子どもは多く、経験豊富な義母が孫を可愛がってくれるのはありがたいこと。ただ、育児の常識は世代によって変わるため、義母と方針が違うと感じる場面も出てきます。

とくに同居している場合は口出しが増えやすく、すれ違いが大きくなって別居につながるケースもあります。

浜ちゃん
38歳

たかが下着で喧嘩

うちの主人は長男で、義両親と私たち夫婦、4歳になる子供と家族5人で生活しています。同居のため義母が何かと育児に口を出してくるのですが、義母は自分の育児方法に自信があるのか、なかなか現代の育児に慣れてくれません。

先日も、ちょっと寒くなったからと下着を何枚も着せて厚着をさせていて、ビックリ!いちいち口を出すのを、正直やめてもらいたいです。

育児方針が合わない!ママ友トラブル体験談

育児方針は家庭ごとに違います。多くは「我が家とは違うのね」で済みますが、子ども同士が一緒に遊び、ママ友付き合いがある場合は、違いから関係がぎくしゃくしてしまうこともあります。

なかには、ほかの家庭の育児方針を受け入れられず、自分の価値観を押しつけてくる人もいて、深刻なトラブルに発展することもあるようです。

roma
29歳

社宅はつらい

今、主人の勤める会社の社宅に入っていて、6歳、2歳の子供と一緒に暮らしています。社宅は同年代の子供がいる家庭が多いので、おさがりが回ってきたり、ママ友同士育児相談ができたりするところは良いのですが、中には他の家庭の育児方針を尊重してくれないママもいて、困ってしまいます。

例えば、私は他のママとはおやつやお菓子に対する考え方が違うかもしれないので、他の家庭の子供に安易におやつをあげないようにしていますが、平気でうちの子供にチョコを際限なくくれるママがいます。

まだきちんと歯磨きができないので、うちではチョコなどの甘いお菓子をあげるのを控えめにしているのに。そういったママに限って主人の上司の奥さんだったりして、面と向かって抗議ができないんです。困りものです。

育児方針の違いが深刻になることも

「たかが育児方針」と思われがちですが、「ここは譲れない」という気持ちが強く出やすいテーマです。子どもの今と将来を思うあまり、すれ違いが大きくなって関係が深刻化することもあるため、軽く見ないことが大切です。

大事なのは、お互いの育児方針を尊重し合うこと。歩み寄りが難しいと感じたら、感情的にぶつかる前に、いったん落ち着いて話す時間をつくりましょう。すれ違いが積み重なる前に向き合うことが、家族みんなの安心につながります。

入園時に問われる家庭での育児方針

入園式に出る家族

ふだんはあまり意識しない家庭の育児方針も、保育園・幼稚園への入園や小学校受験が近づくと大切になります。願書や面接で問われることがあるためです(形式は園によって異なります)。

園に「家庭がしっかりした考えを持っている」と伝わるよう、夫婦で方針を整理しておくと安心です。

夫婦での話し合いが大切

家庭の育児方針は、願書に書いて終わりではありません。両親面接がある場合には必ず聞かれる項目です。願書作成に関わっていなかったパパが面接で慌ててしまった、というケースもあるので、書く前に夫婦でしっかり話し合い、考えをそろえておきましょう。

育児方針欄(願書)の書き方

幼稚園の願書に育児方針を書くのは、園の教育方針と家庭の方針がおおむね合っているかを確認するためです。曖昧でわかりにくい表現は避け、「どんな願いがあって、どんなことを実践してきたか」を、簡潔で具体的な言葉で書くよう心がけましょう。

育児方針の違いによる夫婦喧嘩の回避術

家庭の育児方針は、子どもによりよい未来を願って持つもの。その違いで夫婦が喧嘩をして家庭が暗くなっては本末転倒です。次のポイントを意識して、食い違いによる衝突を避けていきましょう。

育児方針の違いは早めに話し合う

話し合う夫婦

トラブルが大きくなってお互いが身構える前に、落ち着いて本音を話し合いましょう。違いに気づいているのに、衝突を避けて話し合わないままでいると、子どもも戸惑いやすく、夫婦の距離も広がってしまいます。

相手の意見をまず受け止める

食い違ったときは、まず相手の意見を素直に聞き、理解しようと努めましょう。夫婦それぞれの育児方針は、育ってきた家庭で自然と身についたもの。頭から拒むと、相手は自分の歩みを否定されたように感じてしまい、衝突につながりやすくなります。

相手の方針を頭から否定しない

自分の方針を受け入れてもらうためにも、相手の方針や価値観を頭ごなしに否定しないことが大切です。「自分が正しくて相手が間違っている」と思い込んでいると、なかなか歩み寄れません。育児方針に限らず、夫婦は譲り合いと認め合いが基本です。

譲れない部分は歩み寄る

話し合っても譲れない方針がある場合は、お互いに少しずつ歩み寄り、どちらかに不公平感が残らないようにしましょう。夫婦は対等であることが円満のコツ。一方だけが押し通そうとすると、衝突が起きやすくなります。

理想像を夫婦で共有する

子供の将来を考える夫婦のイラスト

細かい方針を話し合う前に、「子どもにどんな大人になってほしいか」という将来の理想像を共有しておきましょう。目指す方向が同じなら、手段の違いは自然と調整しやすくなり、細かな衝突を避けられます。

義母やママ友との育児方針の違いを和らげる方法

夫婦ほど近い間柄ではない分、義母やママ友との違いは調整が難しいものです。関係が決裂して深く傷つく前に、上手に付き合う方法を考えていきましょう。

義母との違いを感じたら

結婚生活を続ける限り、義母とは長い付き合いになります。関係が崩れるのを恐れて何も伝えられないでいると、かえってすれ違いの種になることも。子どもの育児に責任を持つのは父親と母親ですから、夫婦で決めた方針と違う部分は、ていねいに伝えましょう。

育児のしかたが世代で違うのは自然なこと。頭から否定するのではなく、必要に応じて今の育児情報を見せながら、「私たちの頃は◯◯だったのに、今は変わったんですね」と、穏やかに夫婦の方針に合わせてもらえるようお願いするとよいでしょう。

ママ友との違いを感じたら

遠足する家族

ママ友との育児方針の違いは、お互いの家庭のことには基本的に踏み込まないのが原則です。無理に価値観を近づけようとすること自体がトラブルの元。方針がどうしても合わない相手や、価値観を押しつけてくる相手とは、ほどよく距離をとりましょう。

ママ友は、夫や義母と違って生活に欠かせない関係ではありません。子ども同士のお付き合いが主体なので、子ども同士が問題なく過ごせていれば、ママ同士はそれほど密でなくても大丈夫。相手との距離感を見極めることで、トラブルを避けられるといいですね。

育児方針の違いはマイナスばかりじゃない

夫婦で育児方針が違うと焦ってしまいますが、悲観することはありません。価値観の違いは、新しい見方を教えてくれ、自分の視野を広げてくれるチャンスでもあります。話し合いの機会を持つことで、かえって夫婦の絆が深まることも。前向きに歩み寄っていきましょう。

また、子どもに幅広い経験をさせるうえで、義母やママ友の協力も心強いものです。育児がつらいときや大変なときに支えてくれる存在でもあります。育児方針の違いで関係を崩さず、上手に付き合っていくことで、子どもをより豊かに育てていけるといいですね。

よくある質問

夫婦で育児方針がどうしても合わないときは?

まずは細かい方法ではなく、「子どもにどう育ってほしいか」という大きな目標を共有するのがおすすめです。方向がそろえば、手段の違いは調整しやすくなります。感情的になりそうなときは、いったん時間を置いて落ち着いてから話しましょう。

義母の育児への口出しが多いときは?

世代による違いは自然なことと受け止めつつ、夫婦で決めた大切な方針は、穏やかにていねいに伝えることが大切です。角が立ちそうなときは、夫から伝えてもらうと受け入れてもらいやすい場合もあります。

願書の育児方針欄には何を書けばいい?

園の教育方針とのすり合わせが目的なので、家庭で大切にしている願いと、そのために実践してきたことを、簡潔で具体的な言葉で書きましょう。夫婦で内容をそろえておくと、面接でも一貫した受け答えができます。

まとめ

育児方針の違いは、どの家庭にもあるごく自然なこと。大切なのは、違いをなくすことではなく、お互いを尊重しながら歩み寄ることです。夫婦・義母・ママ友、それぞれの関係に合った距離感と伝え方を意識すれば、衝突を避けながら、違いを子育ての幅を広げるプラスに変えていけます。家族みんなが気持ちよく過ごせる子育てを目指していきましょう。

この記事を書いたライター
木村さくら

木村さくら

自称「健康オタクで美容オタク」。最近自家栽培にハマってます。