毎回喧嘩が長引く夫婦15組の仲直りのきっかけ
夫婦喧嘩が長引くと家の中は重たい空気が充満し、息も詰まりそうになります!
だけど、ムカつく旦那様もあなたと同じように重たい空気に押しつぶされそうになっているはず。…何とも思ってなかったら腹立ち倍増ですが、それは別の話なのでまた今度。今回は夫婦喧嘩長期戦マスターの女性達15人に喧嘩が長引く原因と解決方法を聞きました!
Q 長引く夫婦喧嘩の原因と解決方法を教えて!
夫婦喧嘩は犬も喰わぬとはいうものの、両者が、または夫婦のどちらかが歩み寄りの姿勢を見せなければケンカはいとも簡単に長期戦に突入してしまいます。されどその喧嘩、長引かせてメリットは何処にありましょうか?できれば、世のため人のため子供のため胃のためにも夫婦喧嘩は早く終わらせたいものですよね。
さぁ!今こそ夫婦喧嘩マスター15人の夫婦喧嘩解決方法を糧に仲直り&夫婦円満に尽力しましょう!
仲直りの基本その1!まず冷静に…
A頭冷やして冷静に。
些細なことで夫婦喧嘩に発展することってありますよね。我が家の場合、夫が頑固で自分の意思は「絶対」という感じで柔軟性に欠ける人間だな…と思うことが多々あります。10歳以上も歳が離れているので大喧嘩のような感じに発展する事はありませんが、お互いの意見が食い違わない状態でギクシャクした状態が長引く事もあります。基本的に夫の融通が利かない性格が原因です。
私は、時間をとって何で今、この状態なのか?(ギクシャクしているのか)を時間をさかのぼって分析して自分の伝え方が悪かったのか、他の解決策はないのかを考えます。自分から歩み寄れる努力(妥協案など)をしますがやはり夫側に原因がある場合は謝罪を待ちます。夫も自分が間違っていた事を受け入れると謝罪してくれるので仲直りできます。お互いが冷静にならないと可決できる問題も解決できませんし、お互いが頭を冷やしたり喧嘩の原因に対して他の解決策が無いかを考えることが大事だと思います。
A喧嘩が長引いたときは自分の気持ちを整理してから話し合います
このところお互いに仕事や子育てで忙しいことが多く、いつも時間に追われて気持ちに余裕がないせいか、相手の話し方や行動などの些細なことに腹が立ち、我慢はするものの抑えきれなくなると相手に冷たい態度を取ってしまい、余計に関係が悪くなって数週間も口を利かないといったことが良くあります。
口を利かずにとげとげしい態度で接しあうことでさらにストレスがたまり、何とかしようと思ってもそのままでは自然に話す気になれずにいることもあります。子供たちもそんな状況にピリピリして、いい加減に喧嘩を止めたらなどと言われることもあります。
そんな状況に耐えられなくなったら、私はそのまま感情的に話すとさらに状況が悪くなるので、今自分が何に腹を立てているのか、何を良くないと思っているのか、相手にどうして欲しいか、自分はどうしたいかなどを落ち着いてメモに取って自分の気持ちを整理して、どうやって話したらよいかがまとまったら思い切って主人に話したいことがある、と言って話し合いをします。
話し合いの中で心に溜まったものを隠さずすべて出して話すと、主人も思っていることをすべて話すので、そこでお互いの接点を見つけるよう努力して、これで喧嘩は終わりにしようということにします。感情的になりすぎたり、自分の気持ちがまとまっていないと解決しないので、一度自分の気持ちを良く見つめてから話し合いに臨むのが解決のポイントなのだと思います。
仲直りの基本その2!歩み寄りは自分から
A夫婦喧嘩仲直りの秘訣
夫婦喧嘩が長引く原因は、お互い意地をはって自分から謝ったり折れることをしないからです。本当は仲良くしたいと思っている場合はそれに尽きると思います。私も結婚したころはよく何日も口を利かないで、一緒の家にいるのが息苦しくなったり、家から出ていきたいと思った頃が何度もありました。それは若さからくる意地の張り合いだったと今になれば思います。
私たちの場合は、年齢と結婚生活を重ねていくうちにケンカが長引かなくなりました。子供がいるということもありますが、長いケンカが何ももたらさないということに気づいたからです。そしてそう思えるまでには、お互いに自分の考え方とか今までの育ってきた環境とかいろいろなことをとにかく話しました。
お互いを知ることでどうしてこういう人が出来上がってきたのかを少しでも理解するためです。ケンカしていないときにもっと歩み寄っていかなければ、ケンカした時の修復には時間がかかってしまうと思います。普段からコミュニケーションをきちんととって、相手の真意などを理解できるようになれば夫婦げんかも減ると思います。
A私も疲れている・・・・・・助けて
付き合って、結婚してから大きなケンカもせず、お互いに穏やかに過ごしてきたのですが、出産でいっぺんに変わりました。普段から家事にいっさい手をつけなかった夫。生まれたばかりの赤ちゃんのぐずりをあやしながら家事をしているのに、何食わぬ顔で趣味に没頭している夫に、ある日キレました。「少しは手伝ってくれてもいいんじゃない?」私の言い方が悪かった。夫は趣味を中断せず、無言。
しばらくしたて買い物へ出かけた夫は私が大好きなお菓子を買ってきてくれました。「ごめん」の一言がなかなか言えない夫。私は産後の疲れや育児疲れが重なり限界で笑顔ではありがとうが言えませんでした。
けれど、こんなことで険悪な状態が長引くのが嫌だったので、私から「この前はごめんね。ちょっと疲れがたまってたんだ」と謝りました。「ごめんね。腱鞘炎で手が痛いから、少しの間だけ、赤ちゃんを抱っこしててもらえるかな?」「オムツ替えられる?無理だったらいいよ?」お願いするかたちを増やしていったら、少しずつ手伝ってくれるようになり、今ではイクメンに。私ばかりが辛いと思ってしまい。言い方がきつかったんだと思います。相手も疲れている。やはり、思いやりや素直に謝ることって大切ですね。何か「ムッ!」ときたら、出そうになった言葉を一度飲み込んで、言葉を選んでから発することを心がけています。
A先に謝る
とにかく先に謝ることにしています。喧嘩が長引くのはお互いに維持になっているからだと思うので、意地をはらない。意地をはってもしょうがない。ここは自分が大人になって先に折れる、謝る。謝ったが勝ちと思うようにしています。今こんなにむかついていて腹がたって仕方がないけど、旦那が病気になったら困るよね?と思い直す。喧嘩して意地をはっていられるのも、健康で元気に生きているという大前提があるからこそ。だから喧嘩していられるうちがまだ幸せなんだと思う。旦那が病気になったりガンになったりしたら、喧嘩どころじゃない。そういう事を考えると夫婦喧嘩の意地の張り合いなんて、小さい小さい。なんて小さいことなんだと思うようにする。すると自然と腹も立たなくなってくる。喧嘩した時はそのように考え、先にとっとと謝ってしまいます。
旦那からの歩み寄り
A長引く原因は私です
歳が離れているせいか(夫の方が年上です)、喧嘩になるのは、たいてい私の方から怒ってはじまることが多いです。ささいなことです。なんで出かける前に持ち物を確認しないのだ、とかお風呂の使い方など。新婚時代には我慢できていたことが原因で喧嘩をすることも増え、最近は子供に対する教育方針にぶれがあることも加わりました。夫婦喧嘩が長引く原因は、私がいつまでも引きずっているからです。それは自覚しています。仕事など持っていれば、そちらに意識が回るのでしょうが、専業なので、気持ちの持って行き場がなく、いつまでもぐちぐち言ってしまいます。 解決方法は、たいてい夫の方から、「そうだったよね、おれが○○だったよな」みたいな感じであやまって解決します。
2人とも歩み寄らない場合は外部の協力者が必要
A実家の両親の力を借ります
我が家は喧嘩をしてもお互いが頑固でどちらかが謝るという事がありません。そのうち仲直りのきっかけをつかめず長期化してしまいます。喧嘩中はお互い口を聞かないので険悪ムードで子供にも悪い影響が出るので早く仲直りしたいですが自分からは謝りたくありませんし、夫からは絶対に謝らないと思います。
そんな時は私の両親に頼ります。両親は車で1時間の所に住んでいるので、喧嘩中は行って一泊します。家の両親は明るくおしゃべりなのでお酒を飲みながら楽しい時間を過ごすと自然に険悪ムードはなくなります。実家から帰るときにはいつもの仲良しに戻っています。はっきりとゴメンという言葉はありませんが、我が家はいつもこの方法で仲直りしています。
食べ物で拗ねた旦那の誘い出し作戦
Aそれとなく食べ物を武器に誘う
結婚14年目の私たち夫婦は普段めったに喧嘩はしませんが、一度喧嘩するといも長引いて困ります。お互い頑固であるという共通点があり、自分の主張を曲げず相手に歩み寄りを見せないのがその根本的な原因です。とは言ってもいつまでも喧嘩しているのはよくないので、いつも私の方から歩み寄りを見せるようにしています。主人も長引くと早く仲直りしたいと思っていますし、でも男であるが故のプライドもあって歩み寄れないのが分かりますので私の方から、一緒に美味しいラーメンでも食べに行かない?とか一緒にケーキでお茶しない?とか食べ物を引き合いに出して誘うことが多いです。美味しいものを食べると誰でも気持ちが和らぎますし、仲直りのきっかけの声掛けとしてもわざとらしさがなく我ながら良い方法だと思っています。
Aいつもより品数を殖やして謝罪の印
我が家は私も旦那も頑固なO型なので、夫婦喧嘩をしたときはいつも長引きます。大抵私の頑固さに旦那が呆れて謝ってくるのですが、旦那が謝らないと決めたときは本当に長期戦です。そうなってくると、私も疲れてくるので謝ってスッキリしたくなります。だけど、頑固過ぎて素直になれない私は、夕食の品数をいつもより増やして、それを謝罪の印にしています。旦那も、いつもより夕飯が豪華だと私が謝りたいんだなとわかってくれているようです。素直になれない私が悪いと思うときもあるのですが、旦那が夕飯を見て許してくれるのでホッとしています。夫婦喧嘩がいつも長引いてしまう家庭なら、我が家のように夫婦喧嘩の終わりの印を用意しておくのもお勧めですよ。
A最終的には私が折れます!
私と夫は子供のことや同居している義両親のことで度々喧嘩をします。夫はとても頑固な人で私と喧嘩になると無口になり黙ったままのことが多いです。私が何か言うとまた険悪なムードになるので、私も黙ったままになりお互いに気まずい雰囲気になります。そのまま何日も険悪な雰囲気が続き、子供にとっては良くないと思うので、私は夫の好きなメニューを夕食に出してビールを飲ませ、夫の機嫌が良くなるのを待ちます。そうすると夫も喧嘩のことは忘れていたりするので、そのまま全く違う話題を持ち掛けて喧嘩のことには触れないようにしています。まずは子供のことを考えて子供の前で親の喧嘩を見せたくないので、最終的には私が折れるようにしています。夫のことを大きい子供がもう一人いると思えば腹も立ちません。
A夫婦喧嘩子供に悪影響です
夫とは同い年でお互い尊敬し合うという仲ではありません。なので、喧嘩する時は相手のことも考えずに言いたい放題です。収入のこと、過去の女性問題、プライドが傷つくような言葉でも言ってしまいます。そんなことになると数日はお互い顔も見たくないので、家庭内別居が始まります。
ある時、子育ての記事で夫婦ケンカは子供に悪影響を与えるというのを見ました。子供は親が思うよりもナイーブで、些細な夫婦ゲンカでもとても気にしてしまい、勉強や習い事に手につかなくなってしまうんだそうです。それを読んでからは、子供に可愛そうな思いをさせるのは良くないので、自分が大人になって折れることにしています。仲直りのキッカケを作るのは食事が一番です。美味しいものを作ってあげれば、たいていのことは水に流せます。
LINE&メールで夫婦の溝埋め立て作戦
A夫婦喧嘩が長引くときはこっちが折れてメールで解決!
うちは結構どちらも頑固な性格で、一度喧嘩をすると長期戦に突入することが多いです。無駄に長くなるのはどっちもしつこい性格なんでしょうね。そして素直じゃないんです。いつもその自覚はあるんですけど、やはりついついその性格が出てしまいます。ただ夫のことを愛してはいるんです。だからあまりに夫婦喧嘩が長引くときはこっちが大人になって謝ります。
できればこっちから直接謝るのは嫌なので、代わりにメールでやりとりするのです。直接話すとついつい憎まれ口を言ってしまいますが、メールなら冷静になれます。そして悔しくてもきちんと「ごめんね」ができるんです。だから夫婦喧嘩が長引くときはメールで話し合って解決しています。メールならお互いに本音を言い合えてうまくいくのです。
A喧嘩が悪化するので、LINEで言いたい事を伝えています。
我が家の夫婦喧嘩は、基本的に2~3日で解決するようにしています。お互いが気が短いですし、意地っ張りなところがあるので、結婚当初は良くぶつかっていました。そのまま1週間以上話をしない事もしばしばです。ただ、長引くと3人暮らしだから息子にも影響が出てしまうので、最近はお互い大人になって、早い段階で謝るようにしています。
どうも面と向かって話し合うと、上手く言いたい事が伝えられないので、LINEで言いたい事を伝えるようにしています。そこできっちりと話ができれば、喧嘩終了です。旦那が帰ってきたら、もう普通に戻すようにします。そうすると旦那も普通に戻るので、すぐに喧嘩は終わります。7年も一緒にいれば、この人が折れない事は嫌でも分かりましたから、自分から謝るようにしています。最近は夫婦喧嘩自体もなくなってきたところです。
夫婦円満のコツ
A夫婦円満のコツは何もかも話し合わないこと
夫婦喧嘩のもとは、端的に言えばお互いの価値観の違いです。我が家の場合は、金銭感覚の相違が原因です。私は締まり屋で、夫はルーズな方。夫には、私がお金にうるさいという固定観念ができあがってしまっています。そのため、話し合って歩み寄れるということは、期待できません。どんなに話し合っても、平行線です。というよりも、話をすればするだけこじれて喧嘩になるだけです。
以前は、話し合うことによってお互いの理解が深まり歩み寄ることを理想としていました。そのようなケースもあるのでしょうが、夫婦がうまくやっていくコツは何もかもすりあわせようとするより、協力しあわねばならない部分以外はむしろ干渉し合わないことだそうです。互いに異なる部分に関しては、あえて余計なことを口に出すのは避けることが、意外と正解のようです。
A根競べはほどほどに
ケンカのきっかけは、たいていの場合自分を否定した・拒否されたと感じた時に機嫌が悪くなり、こちらも最初は気遣って何が気に入らないのか?こうすれば気が済むのか?と理由を聞いたり代替案を出してみたりするのですが、一度キレると無駄です。無視生活に突入します。挨拶しても無視。ご飯、お風呂と声をかけても無言。でもご飯は食べるしお風呂も入るし、洗濯物もボンボン出してくる。腹立たしいことこの上ありません。
以前はこちらが悪くなくても泣きながら謝ってみたり、折れてみたりとあの手この手で仲直り…というか相手が気が済んで満足するようにしてきましたが、何度も繰り返されるうち、私も考えを改めました。
まず、自分の中で決めたルールは「同じレベルに落ちて無視返しをしない(挨拶・伝達事項はきちんと伝える)」「自分の役割(家事など)は最低限きっちりやる」「どんなに悲しくても楽しそうに振舞う」でした。そして、自分が悪くないと心底思ったらケンカの最初に「私はこう思うから、謝るとかはしないよ。また無視するのはいいけど、無視は何も前進しないし、解決もしないよ」と宣言します。あとは、自分の日常を過ごすだけ。無視をしても動じない姿を見せ付けていると徐々に挨拶が返ってくるようになり、元の生活に戻ります。その間は、相手を憎みつつも感謝の気持ちや思いやりをもっていれば、向こうも自分が普段してもらっていることに気づくようです。