旦那のゲームにイライラMAX!手遅れになる前に妻がすべき対策
インターネットやスマホの普及で、大人でもゲームに依存する人が増えてきました。スマホがあれば、いつでもどこでも隙間時間を利用してゲームができてしまいます。食事中や深夜、休日もゲーム三昧な旦那さんに妻はイライラ。次第に会話もなくなり、指摘すれば旦那がキレるため、結局は離婚に繋がるというケースも少なくありません。
ゲーム依存への対策は早ければ早いほど効果があるそうです。夫婦、そして家族が円満に過ごすために、旦那さんがゲーム依存症になる前に、ゲームに依存する理由を知り、すぐに対処しましょう。
ドーパミンが原因!?ゲームに依存する理由
旦那さんがゲームをやめられないのは「怠け者だから」「意志が弱いから」などと思っていませんか?
けれど、実際は自分の意志だけで改善するのが難しい状態になっているのかもしれません。
なぜなら、ゲーム依存症の原因が、脳内の快楽物質「ドーパミン」の影響によるものだと考えられているからです。つまりホルモンが原因で、通常の心理状態ではなくなっているのです。
ゲーム依存症になるメカニズム
ゲームは刺激が強いため、楽しくなって脳が興奮し「ドーパミン」を分泌します。すると、やる気がでてきて、ますますゲームに没頭しドーパミンを分泌するという悪循環が生まれてしまうのです。
そうしてドーパミンが過剰に分泌されると、人間が生まれながらに持っている、ホメオスタシスという一定のバランスを保とうとする働き(例えば、寒い時に身震いして筋肉を温めるなど)により、過剰に分泌されたドーパミンを抑えてしまいます。
その結果、脳はドーパミン不足だと感じ、ドーパミンを欲しがってさらにゲームの刺激を求め、次第に依存状態になってしまうのだそうです。
依存の結果
ドーパミンの過剰分泌とドーパミン不足の状態が続くと、うつになる可能性もあります。ゲーム依存症が深刻で日常生活にまで影響が出ていれば、医療機関による治療が必要な場合もありますので気をつけましょう。
当てはまったら危険!ゲーム依存症チェック
- 深夜までゲームをする影響で、朝起きられず、倦怠感がある
- ゲームをしている時の方が活き活きしている
- ゲームができない環境だと、イライラしてキレやすくなり落ち着かない
- ゲームが生活の中心になっている
- 家族と過ごす時間を惜しんでゲームをする
- ゲームをするために家事や家での役割を果たさなくなった
- ゲームのために仕事に悪影響が出たことがある
- 嫌なことを忘れるためにゲームをしている
旦那をゲーム依存症から守るための5つの対処法
複数のゲーム依存症チェック項目に当てはまり、治療が必要なほど深刻にはなっていなくても、息抜きや趣味でゲームを長時間続けてしまう旦那さんは少なくありません。
息抜きや趣味でゲームをしている場合、いきなりゲームを全て取り上げると、夫婦の信頼関係を壊すことになりかねません。ゲームの全てを否定するのではなく、ゲームも旦那さんの趣味の1つであると理解し、その上で家庭がうまくいくようにルールを決めるなどの対処をしましょう。
1ゲーム購入/課金は小遣い払いにする
いくらでも自由にゲームを購入し、課金ができる状態だと、ゲームにいくら費やしたのか自分でも分からなくなってしまう場合があります。ゲームの購入や課金は、旦那さんが自分の小遣いから出すように、しっかりと話し合いましょう。毎月いくらゲームに使っているか把握すると、節約を意識してプレイ時間が減る可能性があります。
受け入れてもらうコツは、経済的に余裕がないことを真剣に話すことです。特に小さいお子さんのいるご家庭では、将来、子供の養育費や学費にかかる費用を、月いくら貯金しなければならないかを計算して伝え、協力をお願いする姿勢で話せば、親として、夫としての自覚がある夫なら協力してくれるでしょう。
2ゲームデーを作る
ゲームを趣味や息抜きにしている旦那さんにとって、ゲームをしている時間がストレス発散になったり、気分転換になったりと、本人によい面もあります。そこで、週に1回や月に数回など回数と時間を決めて、その間は自由にゲームをしてもいい!とルールを作りましょう。
ゲームをしていると思うと腹が立つかもしれませんが、旦那さんの貴重な趣味の時間だと思うと、ストレスが減ります。その代わり、食事中はスマホでゲームをしないなど、だらだらゲームをする時間を少なくするように働きかけてみましょう。
3家族の予定は事前通達!
何も予定がない休日は、深夜までゲームをして昼頃起床という旦那さんもいるかもしれません。
「休日に家族で過ごしたい」「何か予定を入れたい」と思っている場合は、直前ではなく数日前から食事中など、旦那さんがゲームに没頭していない時に伝えておきましょう。事前に伝えておくことで、旦那さんも心の準備ができます。
また、「準備は何時までに終わらせ、何時に出発する」「車に荷物を積んで欲しい」など当日の予定は具体的に伝えるようにしましょう。
4ゲームへの依存傾向を自覚してもらおう
ゲーム依存症から旦那さんを守る近道は、本人がゲームへの依存傾向があることを自覚することです。ダラダラと惰性でゲームをしている場合、どれだけ自分がゲームをしているか無自覚な場合があります。
ゲーム依存症チェックを勧め、毎日何時間、月にいくらゲームに費やしているかなど具体的な数字を夫に伝えることで、ゲームへの依存傾向があることに気づいてもらいましょう。
5夫婦で会話する時間を設けよう
食事中や夕食後、子供を寝かしつけた後など、夫婦で会話する時間を設けましょう。
旦那さんがゲームに依存する理由は、案外、仕事のストレスだったり、育児に参加する方法が分からなかったりしく、持て余しているからかもしれません。
まずは「最近会社どう?」などと、夫の仕事の様子を聞いてみましょう。「別に…何もないよ」などと話したがらなかったら、「そっか…じゃあ私の相談に乗ってもらえる?」と軽い相談を持ち掛けてみましょう。そして、的外れなアドバイスをされても「ありがとう!あなたに相談してみてよかった^^」と笑顔でお礼を言いましょう。
このようなコミュニケーションを増やすことで、旦那さんがゲーム以外に自分の居場所を作れるようになると、仕事のストレスをあなたとのコミュニケーションで上手に発散できるようになり、あなたが穏やかな会話の中でお願いしてみたら、すんなりゲームをやめてくれるかもしれませんよ。
ママもリフレッシュデーをもらおう
旦那さんがゲーム三昧で、あなたがイライラしてしまう本当の理由は、夫婦間の会話がないことや、子育てを手伝ってもらえない、自分の辛さへの共感が得られないからではありませんか?
旦那さんのゲームデーを作って息抜きさせてあげる代わりに、同じ時間ママもリフレッシュする時間をもらいましょう。育児中は、子供から離れる時間がなく、ママもストレスが溜まりがちですし、旦那さんに日常の育児の大変さを知ってもらうことは、とても大切なことです。
お互いに思いやって息抜きする時間を作ることで、ゲーム依存症の改善だけでなく、夫婦円満にもつながるでしょう。