自転車の乗り方・補助輪外しに関する記事

『【自転車の乗り方】種類別の子供の練習におすすめの教え方』

自転車の乗り方が分かると子供の行動範囲が広がります。補助輪を外すまでの自転車の乗り方をご紹介します。

マーミーTOP  >  子育て  >  【自転車の乗り方】種類別の子供の練習におすすめの教え方

自転車の乗り方~自転車へ乗れるようになるまでの練習方法とは?

子供が2~3歳になると、そろそろ自転車を買ってあげようかなと思いますよね。自転車で遊んでいるお友達も増えてきたし、おじいちゃんが人気の子供用自転車をプレゼントしてくれるって言うし、子供も乗りたがっている。

でも、ちゃんと乗れるようになるかな、怪我をしないかなとちょっぴり不安を感じる気持ちも分かります。ここでは、流行のランニングバイク、補助輪付き自転車と普通の自転車の乗り方をご紹介しますので、これを参考に、楽しく元気に遊んでくださいね。

子供を自転車に乗せる前にやること

子供に自転車の乗り方を教える前に、安全に配慮したり、いろいろ確認することがありますので、見ていきましょう。

自転車に乗る時の服装を確認する

服装は、ペダルをこぐときに邪魔にならないよう、動きやすい服を選びましょう。転んだりすることがあるので、汚れが気にならない服がおすすめです。

自転車に乗る前にヘルメットとサポーターを着用する

自転車に乗る時は、子供用自転車ヘルメットとサポーターを着用しましょう。これらの防具は、子供が転倒した時に、頭や肘、膝を守ってくれます。安全のため、必ず着用するようにします。

自転車の状態を確認する

子供用自転車のサイズが合っていることはもちろんですが、自転車に乗る前に、ハンドルやサドル、タイヤの状態を確認しましょう。ハンドルは正しい位置で固定されているか、ねじが緩んでいないか、サドルの高さは合っているか、タイヤはパンクしていないか、ひび割れはないかなど、自転車に不備がないことを確認します。

自転車に乗ってもいい場所を選ぶ

自転車に乗る場所は、公園などの広くて安全な場所を選びましょう。もちろん、使用禁止場所で乗るのはNGです。

こんな場所で自転車に乗るのは控えましょう

  • 車が通る可能性がある
  • 車が通るところへ飛び出す危険性がある
  • 坂道や階段、段差がある
  • 噴水など水辺がある
  • 赤ちゃんや人がたくさんいる

保護者が付き添う

子供が自転車に乗る時は、必ず保護者が付き添いましょう。子供が転倒しないように目を離さないのはもちろんですが、転倒した時に素早く対処することも大切です。子供の安全のために、1人だけで自転車に乗せるのはやめましょう。

ここからは実際に自転車に乗る方法をご紹介します。自転車の種類は、ランニングバイク・補助輪付き自転車・補助輪なし自転車の3つです。それぞれの子供にあった自転車を選んで練習しましょう。

1.ランニングバイク

ランニングバイクの練習をする時は、「かっこいいね~」とほめてあげるといいでしょう。子供がどうしていいのかわからず立ちつくしていても、きっと勇気を出して乗ってくれますよ。

ランニングバイクとは

大人気のランニングバイクは、「ペダルなし自転車」「バランスバイク」「ペダルなし二輪遊具」とも呼ばれ、幼児を対象とした遊具です。ペダルやチェーン、ブレーキが付いていないので、足で地面をけって前へ進み、足を使って止まります

バランス感覚が養われることから、自転車に乗る前の練習として購入する人が増えています。ランニングバイクは遊具なので、道路交通法上の自転車には該当せず、安全確保のための規制がありません。公道での使用が禁止されているので、必ずルールを守って遊ぶ必要があります。

ランニングバイクはいつから乗れる

ランニングバイクは、個人差はありますが、2歳ぐらいの小さな子供から乗ることができます。ブレーキやチェーン、ペダルがないので3kg程度と軽く、小さな子供でも扱いやすくなっています。

ランニングバイクに乗れると自転車への乗り換えが簡単?

ランニングバイクに乗れるようになると、次に普通の自転車に乗りたくなりますよね。この時、補助輪付き自転車で練習しなくても、普通の自転車に乗ることができた子供が少なくないと言われています。

それは、ランニングバイクの特徴である、バランス感覚が身につくことが大きく関係しているからです。ランニングバイクは、ペダルがないので足で地面をけって前へ進みますが、その過程で、身体が倒れないように自然にバランスを取る動きができるようになります。

このことが、普通の自転車への乗り換えを簡単にしているのかもしれませんね。おすすめの商品をご紹介します。

ストライダークラシックモデル

STRIDER JAPAN

10,900円+税

2歳からでも乗れる基本モデルのストライダー。軽量で小さな子供でも取り扱いが簡単、2年間保証が付いているのもうれしいポイントです。色はグリーン・レッド・ブルー・ピンクの4色から選べます。公道では乗れないので注意!そのぶん公園でたくさん遊びましょう。

http://www.strider.jp/news/newmodel/

ランニングバイクの乗り方の練習

ランニングバイクは自転車と違って足で漕ぐため、乗り方はとっても簡単です。手押し車をビュンビュン乗り回していた子であれば、教えなくても乗れてしまうことも。

1ランニングバイクのサドルにまたがりましょう

まず始めに、ランニングバイクのサドルに座ってみましょう。次にハンドルを握ります。子供の足が地面についているのを確認したら、足を交互に踏み出して、一歩二歩、歩いて前へ進みます。

2足で地面をけって前へ進みましょう

次は、足で地面を強く後ろへけって、前へ進んでみましょう。最初はゆっくりでいいので、足を交互にける動作を繰り返します。

3少しスピードをあげてみましょう

ランニングバイクの上で地面を足で交互にけることができたら、ほんの少しだけスピードをあげてみるとバランスがとりやすくなります。

4曲がってみましょう

足で地面をけって前へ進むことができたら、次は、右へ左へと曲がってみましょう。ハンドルを傾けることで、進む方向が変わることを体で感じることがポイント。繰り返し練習してくださいね。

5足でブレーキをかけて止まってみましょう

前へ進んだり、左右へ曲がることができたら、止まる練習をしましょう。止まる時は、両足を地面にくっつけます。

6上手にできなかったらママがやって見せましょう

うまく感覚がつかめないようであれば、ママがやって見せてあげましょう。乗り方のポイントを口頭で説明するよりも、実際に乗り方を見せてあげた方がうまくいく場合がありますよ。また、後ろから、子供の身体を支えてあげてもいいかもしれませんね。

7ランニングバイクを楽しみましょう!

自分が進みたい方向へ、自由に進んでみましょう。上手に乗れたら、ほめてあげてくださいね。

ランニングバイクは、思った以上にスピードが出ます。子供は、上手になればなるほどスピードを出したくなるので、ママは目を離さないように注意しましょう。

2.補助輪付き自転車

補助輪付き自転車の乗り方を子供に教えるのに、それほど苦労はしないでしょう。子供を自転車のサドルに腰かけさせると、かじとり棒がついているタイプの補助輪付き自転車であればママが後ろからフォロー出来るし、補助輪があることで転倒してしまうことが少なくなり、スピードもそれほどでなくて安心できます。

補助輪付き自転車はいつから乗れる

補助輪付き自転車を乗り始めるきっかけは、周りのお友達が乗り始めたタイミングで、3歳くらいから乗り始めたというママが多いようです。おすすめの商品をご紹介します。

いきなり自転車

ピープル

オープン価格

2歳でもしっかり足が地面につくので安定感抜群の自転車。かじとり式なので一人でこげない時期でも大人がサポートすることができます。成長に合わせてかじとり棒を外すことも可能。サドルやハンドルの高さの調整ができ、長く乗れるということで評判の人気の一台です。

http://www.people-kk.co.jp/vehicle/bike/ikinari.html

ハッチ(16インチ)

ブリヂストン

23,800円+税

藤で編んだような自転車かごが特徴の「ハッチ」は、パステルカラーがかわいらしく、女の子が好みやすい自転車です。そんな自転車に乗っていると、ピクニックにいくような、ルンルン気分を楽しめます。補助輪の取り外しも簡単なので、自転車練習中の子供にぴったりです。小さな手でしっかり握れる「こどもらくらくブレーキ」など、機能面でも安心できるおすすめの一台です。

http://www.bscycle.co.jp/products/brands/

補助輪付き自転車の乗り方の練習

補助付き自転車も乗り方をわざわざ教えなくても乗れるようになる子が多いのですが、もし戸惑っているようなら次の流れで教えてあげましょう。

1補助輪付き自転車のサドルにまたがりましょう

まず始めに、補助輪付き自転車のサドルに座ってみましょう。次に、両足がペダルに届くかどうか確認をします。そしてハンドルを握ります。

2足をペダルに乗せてみましょう

子供の両足をペダルに乗せます。ママが後ろから補助輪付き自転車を押して前へ進むと、ペダルが回転するので、「右と左のペダルが順番に回るよ」と、回転の動きを説明します。

3ペダルを踏み込んでみましょう

ペダルが回転する様子が理解できたら、自分の力でペダルを踏み込んでみましょう。左右交互に足をグッと踏み込むことで、前へ進むことができることを理解させます。まだ足の力が弱いようであれば、難しいかもしれません。

4曲がってみましょう

前へ進むことができたら、次は、右と左へ曲がってみましょう。ハンドルを傾けることで、進む方向が変わることを体で感じることがポイントです。繰り返し練習してくださいね。

5ブレーキをかけて止まってみましょう

止まる時は、ハンドルについているブレーキレバーを、両手でギュッと握ります。この時、スピードが出過ぎていない状態で行うようにしましょう。

6上手にできなくても繰り返しやってみましょう

ゆっくりでいいので、何度も繰り返し練習することで、スピードが怖い子供の徐々に慣れてきますし、出来た喜びを感じることができます。

7補助輪付き自転車で自由に進みましょう

3.補助輪なし自転車

補助輪付き自転車の補助輪を片方だけ外して、補助輪なし自転車の乗り方の練習を始める方がいらっしゃいますが、危険なので、両方いっぺんに外して練習する方が多いです。ランニングバイクのように、始めに足で地面をけって前へ進む練習をすれば、自然と身体のバランスが取れるようになりますよ。

本人が自転車に乗るのが大好きで、補助輪を外した自転車に乗りたい気持ちが強まってきたら、その思いに応えて教えてあげましょう!

補助輪なし自転車はいつから乗れる

補助輪なし自転車を乗り始める時期は、個人差が大きいですが、5~6歳ごろに始めることが多いようです。小学生になると、友達同士で遊ぶ機会が増えるので、できれば小学校入学前に習得したいですね。

補助輪なし自転車の乗り方の練習

補助輪で自転車のベダルを漕ぐ、ブレーキを握るという操作に慣れた子供なら、補助輪を外したからといって大きく戸惑うことはありません。それでも、バランスをとることに慣れていないと転んで怪我をしてしまう可能性はあります。安全に子供が自転車の乗り方を練習する方法を覚えておいて、子供が大きな怪我をしないようにしてあげましょう。

1補助輪なし自転車のサドルにまたがりましょう。

まず始めに、補助輪付き自転車のサドルに座ってみましょう。次に、両足が地面に届くかどうか確認をします。そしてハンドルを握ります。

2足をペダルに乗せてみましょう

子供の両足をペダルに乗せます。ママが後ろから補助輪付き自転車を押して前へ進むと、ペダルが回転するので、「右と左のペダルが順番に回るよ」と、回転の動きを説明します。

3ペダルを踏み込んでみましょう

ペダルが回転する様子が理解できたら、自分の力でペダルを踏み込んでみましょう。左右交互に足をグッと踏み込むことで、前へ進むことができることを理解させます。

4曲がってみましょう

前へ進むことができたら、次は、右と左へ曲がってみましょう。ハンドルを傾けることで、進む方向が変わることを体で感じることがポイントです。慣れるまで、ママが後ろから自転車を押してあげてください。

5ブレーキをかけて止まってみましょう

止まる時は、ハンドルについているブレーキレバーを、両手でギュッと握ります。この時、スピードが出過ぎていない状態で行うようにしましょう。

6上手にできなくても繰り返しやってみましょう

ゆっくりでいいので、何度も繰り返し練習しましょう。ママは、一人で乗れるようになるまで、後ろから自転車を押してあげてください。

7補助輪なし自転車で自由に進みましょう

子供は自転車の乗り方を理解できる

子供が自転車に乗れるようになると、行動範囲が広がり、自分で自分の行きたいところへ移動することができます。あっという間に乗れるようになる子供もいれば、時間がかかる子供もいます。でも、いつかは必ず乗れるようになるので、他の子供と比べたり叱ったりしないで、一緒に練習を楽しみ、ゆっくりと成長を見守ってみてはいかがでしょうか。

この記事を書いたライター

木下みずき

ウォーキング始めました!運動と食事で5kg減を目指すダイエッターです!