子供用の傘はいつから必要?デビューは1歳半過ぎから可能
子供が傘をさしながらヨチヨチ歩いている姿は、本当に可愛らしいです。成長と共にママの傘やお兄ちゃんお姉ちゃんの傘を使いたがる子もいて、いつから使わせればいいのか、どんなものを選べばいいのか、迷ってしまうママもいるでしょう。
一般的な子供用の傘の一番小さなサイズは親骨の長さが38cm、適用年齢は2~3歳。ただし3歳未満の幼児は突発的な行動をする可能性がありますので、親が手をつながずに子供一人で傘をさして歩かせるのは危険です。
また子供が初めて使う傘には、空気で膨らませるものもあります。対象年齢が1歳6ヶ月以上ですので、小さな幼児がカサを使いたがったときはおすすめです。
はじめての傘®おひさまレインボー(35cm)
マイファースト
金属の骨が無く、全て空気で膨らましているタイプの傘なので、幼児でも安全に使用できます。お姉ちゃんやお兄ちゃんの真似をして自分の傘を欲しがったお子さんにおススメ。絵本作家により描かれたイラストも、とってもかわいいので子供の大喜びでしょう。
子供の気持ちに寄り添うのはいいことですが、子供の傘は使い始める時期や選び方を間違えると、思わぬ事故やケガに繋がるおそれもありますので注意しましょう。
子供におすすめの傘!かわいい&かっこいい10選
子供向けの傘選び。子供好みのデザインと安全性を兼ね備えた傘を選ぶのは、意外と難しく手間もかかりますので、こちらでは38・40・45・50・55cmの子供用おすすめ傘を、女の子用と男の子用にわけてご紹介します。
性別を問わないデザインの傘もありますので、小さな男の子用のかわいい傘を探している人にもおすすめです。
女の子におすすめ!かわいい子供用傘5選
女の子は傘も可愛いものを持ちたがることが多いです。フリル付きの傘や大人っぽいデザインの傘など、女の子が喜ぶようなかわいい子供用傘を5つ見てみましょう。
アニマル 男児 女児 アンブレラ スター38cm
Jump Family
黄色地に細かい星がちりばめられた可愛いキッズ傘。指を挟まないようにプラスチック加工してあり、石突部分には丸いキャップがついていますので、安心ですよ。透明窓も1面ついていますので、見通しもバッチリです。子供でも簡単に止められるように、マジックテープ式になっているのも嬉しいですね。
レインボー キッズ手開き傘 【虹傘/子供傘】
リーベン
雨の日のお出かけが楽しくなる可愛いレインボーの傘です。指を挟めない安全カバーや露先へのカバーもしっかりついている手開き傘ですので、小さな子供に持たせても大丈夫!傘を製造しているリーベンは、JUPA会員のお店ですので安心です。
透明部分もビニールではなくポリエチレンを使用していますので、ビニール傘のようにベタベタして開きにくいということがありません。骨はグラスファイバーです。オシャレさと安全性を兼ね備えた傘です。
透明窓付き水玉手開き子供傘45(くまのがっこう)
サンマルコ
絵本から生まれたキャラクター「くまのがっこう」の可愛い水玉模様の傘です。鮮やかな黄色に透明窓もひとつあるので、良く目立ち視界も良好です。骨は丈夫で軽いグラスファーバー素材を使用、手開き式なので子供が一人で操作しても安全です。メーカーのサンマルコ株式会社はJUMP会員なので、品質や安全性は安心です。
はらぺこあおむしPOE切継(50cm)
カムアクロス
遠くからでもよく目立つ黄色を基調とした、はらぺこあおむしのカラフルな傘です。石突きと露先は丸くなっています。傘の開閉時の指挟み予防のろくろも付いているので、子供が一人で操作しても安全ですよ。
メーカー・カムアクロスはJUPA会員です。Amazonなど大手通販サイトで購入可能です。
【子供★男児・女児・低学年】通学に!透明子供傘 55cm
ベルメゾン
レースが好きな女の子にピッタリの、可愛らしい傘!手開きで骨組みも丈夫なグラスファイバーです。おそろいのレインコートや長靴でコーディネートすれば、お嬢様気分を満喫できるはずです。広めの透明窓もついていますので、安心ですね。
お名前スペースもついていて、サイズは50cmもありますよ。
男の子におすすめ!かっこいい子供用傘5選
男の子は、女の子よりも傘を壊す確率が高くなっています。そのため、男の子用の傘は、デザインと安全性だけでなく、丈夫なものを選ぶことが特に重要。メーカーによっては無料修理サービスがありますので、ママも助かります。
また、年齢があがるにつれて柄物やキャラクター物は子供に敬遠される傾向も…。男の子が喜ぶかっこいい傘を5つご紹介します。
働く車総柄雨の日もへっちゃらカラフルアンブレラ
ステファンジョセフ
ハリウッドスターやセレブにも人気のステファンジョセフの子供用傘。親骨38cm全長約57cmと小さめサイズなので、3歳以上の身長90~100cmの男の子にピッタリです。
ミッフィー子供傘 40cm
サンマルコ
子供に大人気のミッフィーの傘です。目立つ黄色を含めたカラフルな傘は、憂鬱になりがちな雨に日のお出かけを盛り上げてくれますよ。一面が透明になっているので、傘をさしていても前方がよく見えます。開閉部分には手を挟みにくいスライドカバー付き。JUPA会員、サンマルコの商品です。
手開き傘(45cm) 太陽系惑星とコスモプラネタリウム(ブラック)
CCSTYLE
こだわりキッズとママにおすすめの、カッコイイ傘です。宇宙に拡がる太陽系の惑星。素敵ですね。通園にもピッタリなサイズで、透明部分があるので前も見やすいですよ。手開きで、開閉部分にスライドカバーがついているので、手が金属に触れる事なく安心です。骨組みも丈夫なグラスファイバーですので、風が強くても長く使えます。
前が見える!キッズ手開き傘 50cm
リーベン
透明部分が2面あるので、一人で登下校するようになる小学校低学年の男の子でも視界良好で安心ですよ。リーベンはJUPA会員なので、開閉部分は安全カバー付き。中骨はグラスファイバーを使用しているので300gと軽量、重いランドセルを背負いながら差しても苦にならないですね。イエロー・ネイビー・ピンクの3色。
1駒POE2駒反射テープ 55cm
カムアクロス
小学校中学年になると夕方一人で歩くこともありますね。こちらは透明窓と反射板が付いているので、夜道も安全です。反射板テープは雨にぬれても輝度があまり落ちない「ひかるくん」テープを使用。男の子に人気の黒・紺・カーキの2色展開です。JUPA会員「カムアクロス」の商品です。楽天やamazonで購入可能。
子供用の傘の上手な選び方!親が配慮したい5つのポイント
子供が傘をさして一人で歩くのは、意外と難しいです。転んで買ったばかりの傘の骨が折れてしまったということも珍しくありません。
既に持っている家庭でも、子供にケガをさせないようにサイズのあった安全な傘を与えているかを確認しましょう。
1子供の身長に合う長さの傘を選ぶ
子供の傘を選ぶポイントの一つがサイズ(長さ)。サイズが大きすぎる傘は、子供にとって重くて使いづらく、思わぬ事故に繋がることもあります。
また、たたんだ状態のサイズが合わない傘を持ち歩くと、傘の先端で地面をすってしまい、すぐにすり減って壊れてしまいますので、子供の身長に対して、適した傘のサイズを下記の表でチェックして、傘を選んであげましょう。
傘の長さ(cm) | 身長(cm) | 年齢の目安 |
---|---|---|
38 | 80~90 | 3歳 |
40 | 80~95 | 4~5歳 |
45 | 90~105 | 5~6歳 |
50 | 105~120 | 小学校低学年 |
55 | 120~140 | 小学校中学年 |
2子供の目線の先が隠れない柄やデザインを選ぶ
子供が傘を一人でさすと、どうしても目線の先が傘で隠れてしまいます。特に一人で傘を持って通学する小学校低学年の子供は、とても危険です。
目線の先が隠れる傘を選ぶと、見通しが悪いため子供が転びやすくなるなど、事故につながるリスクが高くなりますので、子供の目線が傘で隠されることのないように、見通しのきく柄やデザインのものを選ぶようにしましょう。
1面だけ透明になっているタイプの傘を選ぶだけでも、子供の視界が開けて安全性が増します。まだ子供が小さくて1面だけだと不安という場合は、全て透明で柄が入ったタイプの傘を選ぶと良いでしょう。
3傘についている安全性の規格の有無をチェックする
子供の傘選びを間違えると、自分の子供だけでなく一緒に通園通学する周りの友達まで、怪我をさせてしまう恐れがあります。
子供の傘を買う際には、傘の機能や洋傘のJIS規格であるJUPA(ジュバ)基準をクリアした商品につけられる、JUPAマークなどをチェックし、安全性に関わる以下の点に気をつけて選びましょう。
安全な子供用の傘の選び方
- 石突きや露先が覆われているか(前端がとがっているものはNG)
- 開閉時に指先のケガを防止するJUPAキャップがついているか
- JUPAマークがついているものは安心です
- ジャンプ傘は周りの友達に怪我をさせる可能性があるので、手開きタイプのものにする
4子供が乱暴に扱っても壊れにくい丈夫な傘を選ぶ
子供が傘でチャンバラを始めるなんていう光景、よく見かけますよね。子供は傘をよく壊してくるので安いものを選びたくなりますが、子供の安全のためには丈夫な傘を選ぶようにしましょう。
強風の日に風に傘の骨がひっくり返ったりすると、周囲の子供にもとても危険。傘の骨がアルミ素材のものは軽いですが折れやすいので、少しお値段が高くても軽くて風に強いグラスファイバーがおすすめです。
5天気が悪く暗い日でも目立つ色の傘を選ぶ
雨の日は昼間でも暗くなりますので、特に幼児期には車や自転車から見えやすい、目立つ色の傘を選んであげましょう。一番良いのは黄色です。
ただし子供の好みによっては、一面真っ黄色の傘を嫌がるかもしれません。そのような場合には、一部に黄色が使用されている傘や反射材がついた傘を選びましょう。
幼児や入学直後の低学年の間は、通園通学にカッパやポンチョを併用する子供が多いのですが、同じ理由で黄色系のものを選ぶと、暗い日でもよく目立つのでおすすめです。
子供に傘を持たせる際はお忘れなく!濡れと強風への安全対策
子供に傘を持たせても、残念ながら濡れずに済ませるのは困難です。年齢によっては小雨でもビチョビチョになる可能性が高いため、レインコートやレインハット、ポンチョなどでの対策してあげてください。
また強風の日に未就園児や入園前の幼児、小学校低学年の小さな子供に傘を使わせるのは危険です。通学の場合はレインコートが多いので、親が安全に配慮してあげましょう。