子供がお風呂を嫌がるときの対処法は?先輩ママの体験談15
なんでも嫌がってしまうイヤイヤ期はもちろん、子育て中を通して多くのママが悩まされるのが「子供のお風呂嫌い」ではないでしょうか。
水に触れることが苦手なのか、お風呂に入ること自体が嫌なのか…その子供によって理由は様々ですが、いずれにせよ嫌がる我が子を無理やり入浴させるのを続けるというのは、ママやパパにとってもかなりの労力が必要になりますよね。
そこで、今回は「子供のお風呂嫌いを克服する方法」の体験談を15人の先輩ママに伺いました。
Q 子供がお風呂を嫌がるとき、どう対処しましたか?
A好きなおもちゃを持ってお風呂へ!
お風呂におもちゃを置いておいても、毎日同じものではやはり飽きてしまうようで、初めは良くてもすぐにイヤイヤになってしまいました。
そこで考えたのが、お風呂におもちゃは置かずに、お風呂に持ち込んでもいいおもちゃを部屋からひとつ選んで持って行くという方法です。
「好きなおもちゃ選んだらお風呂で遊ぼう!」と促し、もちろんそれでもダメなときもありますが、そんな時は「今日は特別に2個ね!」と言って2つ選ばせます。
おもちゃだけでなく、台所にあるビニール袋やストロー、紙コップやペットボトルなども喜んで持ち込んでいました。それらを使って部屋で美容室ごっこや水族館ごっこなどを始め、「続きはお風呂だ!」と言って誘っていました。
A色水あそびでお風呂の時間が楽しみに!
お風呂になかなか入りたがらなかったり、嫌だと逃げ回っていたうちの子ですが、絵の具を買ってきて、色水あそびをお風呂場でさせてやるようになると、自ら進んでお風呂を催促するほどになりました。
色をいくつか選ばせてやり、色の名前を覚えさせたり、色水を混ぜて違う色ができる事を自然と学べてよかったように思います。
また、私が洗っている間も集中して色水で遊んでいてくれるので、ゆっくり洗う事もできるので、とてもよかったです。色水がなくなれば、また明日と切り上げられるところもよかったと思います。
絵の具を買ったり、色水あそび用の透明カップを用意したりと少々面倒ですが、「お風呂を嫌がる事がなくなったのを考えれば大した事じゃないし…」と思えるほど、楽しんでお風呂に入ってくれるようになりました(#^.^#)
Aお風呂の中でスーパーボール
娘が2歳の頃、「そろそろお風呂に入ろうか!」と私が言うと、必ず「えー!いやだー」という返事が返ってくるのがお決まりで、困り果てていました。お風呂用のおもちゃもいろいろ買って試してみましたが、飽き性なせいか何日かするとまたお風呂を嫌がり、なんとかいい方法はないかと考えました。
そんなある日、お祭りに出かけた時に買ったスーパーボールを娘はとても気に入り、これは!と思い、試しに「お風呂の中で、スーパーボールで遊ぶと楽しいんだよー」と言って誘ってみました。
「本当に?」と最初は半信半疑でしたが、私がお風呂の床や壁に向かってスーパーボールを投げて見せると、あちこち予想不可能な動きをするのがツボだったようで、お風呂に楽しんで入るようになってくれました。
逆に、延々スーパーボールで遊んで長風呂になってしまうくらい、お風呂を楽しみにするようになりました。
Aコップが一番受けました
お風呂嫌いになった理由はさっぱりわかりませんでしたが、1歳半頃からお風呂に入るのを嫌がるようになりました。小さい頃と同じような環境で、特にお風呂場に変化はありませんでした。
入れないわけにもいかないので、嫌がられつつもササっとできるだけスピーディーに済ませていたのですが、ある日コップに以上に興味を持っていたので、お風呂用でないのですが持たせたままお風呂に連れて行きました。
するとおもちゃに夢中になっていたせいか、お風呂場も頭を洗われるのも全く嫌がらず素直に入ってくれました。
それから後は「お風呂用のおもちゃ」としてお風呂でだけ遊べるようにして、お風呂の楽しみを取っておくことにしました。何かがきっかけになればお風呂も嫌がらなくなるんだと思います。
A兄弟+母で競争ごっこ
現在小学1,3年の息子たちが、それぞれ1,3歳の頃は、お風呂を嫌がる時期があって大変でした。
なかなかお風呂場に移動してくれないので、お風呂と脱衣所以外の電気はすべて消し、「さぁ、皆でお風呂へ行こう!」とテンション高めに兄弟を誘導。暗いリビングよりはマシと、兄弟もしぶしぶ移動。あとは、ぬぎぬぎ競争と言って兄は私+弟とどちらが服を早く脱げるか競争させて、なんとか脱衣完了。お風呂場にはぬれてもいいおもちゃ(アヒルの人形など)をいくつかおいてあったので、それで遊ばせながら子を洗う感じでした。
洗髪をすごく嫌がったのですが、当時大好きだった「アンパンマン」のドキンちゃんやバイキンマンの髪型にすると大喜びしていましたね。最後にシャワーを頭からかけてシャンプーを流す時が一番大変で、泣かないでいられた時はおおげさにほめました。
上がった後もほっておくとずっと裸なので、タオルで拭いてあげた後は、着るもの競争でだれが早いかと遊びながらやっていました。私はわざと間違えて後ろ前に着て時間を稼いだり、少しでも楽しくなるように工夫しました。
Aカツ揚げみたいな入浴剤とアンパンマンの水車!
長男が1歳半の時、浴槽のふちにかけた手を滑らせて頭から浴槽に落ちたことがきっかけで、お風呂に近づくだけで泣き出してしまうようになり困り果てました。なだめてなんとかシャワーだけはいけたのですが、あっという間にお風呂から出てしまいます。
やっぱり浴槽に浸からないと身体が温まらないので、何かいいものはないかとおもちゃ屋さんへ。そこでアンパンマンの水車を見つけました。上からお湯を流すと水車が回ります。
最初は浴槽の手前に吸盤で取り付け、長男の気を引くことに成功し、「入らなくてもいいからこれで遊ぼう!」と言って何日か頑張り、そのうちに浴槽の奥の壁へ取り付けてみました。
最初はだめだったのですが、「こんなのもあるよ~。これを入れたら何ができるかな~?」と、今度はお湯に入れるとカツが揚がるみたいにシュワーっとなる、棒が付いた入浴剤を見せてみました。これには興味津々で「お風呂に入ってやってみよっか?」と促すと、少し少なめにお湯を張った浴槽にそろそろと入って、シュワー!中からは串に刺さったタコの足やウズラの卵が出てきて、長男の目がキラキラしていました。
その後しばらくやめられなくなり、1コ350円くらいしたので、入浴剤貧乏になりました…(笑)
Aびっくらたまごが大好きです
現在3歳の息子がいます、今まで2回程大きなお風呂嫌い時期がありました。
1回目は1歳半位で、多分お水が怖くて熱かったのだと思います。湯船に貯めるお湯の量を子供が立った時の胸位にし、温度を38度位にするとあまりぐずらなくなりました。
2回目は3歳になる少し前の時でイヤイヤ期もあるのでしょうが、まだ遊びたい思いからお風呂を嫌がっていました。びっくらたまごという入浴剤があるのですが、300円前後で入浴剤の中に小さなキャラクターのマスコットが入っています。
たまたま好きなキャラクターのびっくらたまごが売っていたので、購入してお風呂に入れてから息子のお風呂嫌いがなくなりました。ただ、価格が高いので毎日というわけにはいきませんが、安い入浴剤でも息子はいいようです。
お風呂入るから入浴剤入れてと言うと、お風呂の用意をしてくれます。時々ご褒美に好きなキャラクターのびっくらたまごを買ってあげると、お昼からお風呂に入ろうと言ってきます。今のところ、入浴剤のおかげでご機嫌でお風呂に入ってくれています。
Aびっくらたまごが大好きでした
現在4歳の女の子がいます。2歳の頃からお風呂に入るのが好きではなく一緒に入るのにすごく苦労しました。
お風呂に入って髪の毛を洗うのもやだ、体を洗うのもやだ、お風呂につかるのもやだと本当に大変で、なんとか好きになってもらいたいと思い、お風呂で遊ぶおもちゃを買いましたが、おもちゃだと何度か遊ぶともう飽きてしまって、また入らないとだだをこねていました。
そんな時スーパーで買い物をしているときにびっくらたまごを見つけ、試しに1つ買ってみたところその日の夜は楽しんで入りました。
コレクションのように、次は何がでてくるかなと言いながらとても楽しんでお風呂に入っています。髪の毛を洗うのもタオルで目を隠し、10まで一緒に数えながら洗えるようになり、今では苦労することもなくなりました。
A部屋とお風呂の温度差をなくしておもちゃを用意!
私は現在3歳になる息子がいるのですが、2歳時期に見られるイヤイヤ期の影響でとにかくお風呂を嫌がりました。仲の良い友人からのアドバイスで、「お風呂と部屋の温度差をなくすと不安がなくなる」と言われ実行しました。
お風呂の脱衣所は他の部屋と比べて少し冷えています。なので、脱衣所とリビングをドアは常に開けておいて、なるべく脱衣所を暖かくするようにしたのです。お風呂場にもバスマットを引いたり、お湯の温度も人肌に近いぬるめな温度にしてみました。
また、お風呂の中でしか遊べないおもちゃをいくつか用意して、息子が一番興味を示したのがマスコットが出てくる「びっくらたまご」という入浴剤です。中から何かが出てくるというのがおもしろいらしく、キャラクターは何でも良さそうでした。
ちなみに我が家ではアンパンマンのびっくらたまごをよく使っていました。そうするとだんだんお風呂に対する嫌悪感が薄れてきたようで、だんだん泣かなくなってきてお風呂に入れるようになりました。
Aめるちゃん様様
うちの娘がイヤイヤ期のときに大活躍してくれたのがメルちゃんというお人形でした。
お風呂に入るのも例外なく毎日イヤイヤしていたのですが、ある日押し入れに眠っていたメルちゃんを出してきて、それを使って誘い出してみることにしました。
メルちゃんはお風呂に入れても大丈夫なようにできているお人形なので、娘に「メルちゃんとママで一緒にお風呂に行こうと思うんだけど、一緒に行く?」と娘に聞いてみたところ、「行く」と二つ返事でお風呂へ直行してくれました。
それからはしばらくめるちゃんとお風呂に入りました。メルちゃんの頭を洗ってあげて、体も洗ってあげて、お風呂に沈めて遊んでいました。
うちの娘にはただのおもちゃより、お人形の方が効果を実感しましたね。メルちゃんのおかげでお風呂のイヤイヤがなくなり、本当に助かりました。
Aメルちゃんと一緒なら、喜んで入るようになりました
我が家の娘は物心ついたころから水を怖がったりすることもあり、お風呂に入るのを嫌がることがありました。パパやママと一緒だから入ろうと誘っても、嫌だと泣き出すこともあり、困っていました。
そんな時、お友達がお人形のメルちゃんを買ってお気に入りでいつも一緒に遊んでいると聞きました。メルちゃんは水にぬれても大丈夫で、一緒にお風呂にも入れるものもあるということで「これはいいかも!」と思い早速買ってみました。
娘はごっこ遊びに興味を持ち始めたせいもあり、一目見たとたんメルちゃんが気に入って、自分の妹の様にお世話し始めました。そして、私がメルちゃんもお風呂に入れてきれいにしてあげようかというと、娘は急にお世話心が働いて、メルちゃんと一緒にお風呂に入ってくれるようになりました。
メルちゃんはお風呂に入って髪が濡れると髪の毛の色がピンクに変わるので、その様子も面白かったようです。それ以来、メルちゃんと一緒に楽しくお風呂に入れるようになりました。
A100円均一のおもちゃを活用しました
今は高学年になったうちの娘が幼稚園の頃、お風呂に入るのを嫌がっていました。めんどくさい気持ちと水に対する怖さがあったのだと思います。
「身体を洗おうよ、さっぱりするよ。」などと誘っても極力お風呂に入ろうとはしてくれませんでした。「なんでお風呂に入らないといけないの?」というのが娘の口癖でした。
そんな時、100円均一で魚つりセットというおもちゃが売っているのを偶然見かけました。これで「屋台の金魚すくいみたいなことお風呂でやってみない?」と娘を誘うと大喜びで、「早くお風呂に入りたい!」とまで言うようになりました。
おもちゃをたくさん浮かべ、それで私と娘でどちらがたくさんおもちゃの魚をすくえるかなどという遊びをお風呂の中でするうちに、お風呂も楽しいと思うようになったようです。
あと、娘は熱いお風呂が苦手だったので、温かい湯に入るのは諦め、年間を通じ37度位の設定にしたことも、娘の風呂嫌いを克服するのによかったようです。
100円均一にあった魚をすくうおもちゃ+お湯をぬるくすることが、うちのこどものお風呂嫌いには効きました。
A電車のおもちゃで遊びました
現在6歳になる息子がいます。息子はとにかく顔が濡れるのが嫌で、お風呂での洗髪を嫌がりました。そこで、バリカンを買ってきて家で頭を1センチくらいに短くカットして、あまり時間をかけずに頭が洗えるようにしました。
顔も素早く洗い、タオルで頭と顔を拭いて水が顔にしたたり落ちてこないようにしてから、湯船につからせるようにしました。
お風呂の湯温は、大人が丁度良いと感じる温度でも熱がって嫌がったので、夏場は37度冬でも39度に設定して入れました。子供が上がった後、大人だけもう一度温まり直したりしたものでした…。
ぬるめのお湯なので、入ってすぐ上がると温まらなくて風邪をひいてしまいそうだったので、しっかり入っていられるように、プラレール博に行ったときに子供が欲しがった「プラレール おふろでペタペタ!列車セット」という、線路シートとスポンジでできた列車をお風呂の壁に貼って遊ぶおもちゃを持って入って、それで毎日遊びました。
子供に無理をさせないで、合わせてあげること。子供と一緒にお風呂で楽しめる遊びがあることが大切だと思います。
Aお絵かきに夢中
4歳の娘がいます。顔にシャワーのお湯がかかってしまい、ビックリしたのがきっかけでお風呂が大嫌いになりました。「シャワーは使わないから入ろうね!」と誘ってみても断固拒否。お風呂に可愛いグッツを買い揃えても全く興味なし。「さて?どうしたらいいだろう?!」イヤイヤ期も重なりむりやり入浴させると大泣きの大暴れ…。
その時、「この子は絵を書くのが好きだからお風呂の壁に好きなだけ絵を書かせたら入ってくれるのではないか?」と思い、お風呂で使えるクレヨンを購入しました。
体を洗ってからではないと入浴は出来ないので、「洗ったらここに好きなだけ書いていいからね!」と言うと、大人しく身体を洗わせてくれるようになりました。
画用紙よりも大きなキャンパスに好きなだけ書ける楽しさで、お風呂嫌いを克服しました。
A石鹸クレヨンと光るおもちゃがお気に入り
現在、小学1年生の男の子がいます。子供が2歳になった頃、ある日突然「お風呂に入りたくない」とダダをこねるようになりました。
それまでは、お風呂を嫌がる事なく喜んで服を脱いでくれていたのに、嫌がるようになってからは服も簡単に脱がせてくれず、逃げ回ったり泣きわめいたり、ホントに困っていました。
そこで、何とかお風呂が楽しい所だと思ってもらいたくて試行錯誤しました。まず、一番最初に試したのは、お風呂場で「シャボン玉」です。
いつもは外で遊ぶシャボン玉をお風呂でできると、とても喜んでました。
次に行ったのは、お風呂場の壁に落書きができる「石鹸クレヨン」です。赤、青、緑の石鹸クレヨンで壁に落書きをして楽しそうでした。書いた絵はシャワーで流すだけで、簡単に消えるので何度も書いては消してを繰り返し、色んな絵を書いて楽しそうでした。
また、一番喜んでいた遊びは、お風呂場の電気を消して、縁日で買ってきた水の中に入れて光る昆虫のおもちゃです。光るおもちゃを何個もお風呂に浮かべ、ついでに、これまた縁日のスーパーボールすくいで買ってきたスーパーボールをたくさんお風呂に浮かべて楽しんでいました。これは、大人がやっても楽しかったです。
お風呂で遊ぶようになってからは、嫌がる事がなくなり、むしろお風呂の時間が長くなるようになりました。お風呂で遊べるという事が分かると自然にお風呂に行ってくれるようになる気がします。