イヤイヤ期はいつまで続く?先輩ママ・パパに聞いた卒業時期と接し方15
「イヤイヤ期はいつになったら終わるの?」と、出口の見えないトンネルのように感じている方は少なくありません。始まる時期に早い・遅いがあるように、終わる時期にも個人差があります。
この記事では、まずイヤイヤ期の時期の目安と接し方のコツを整理し、そのうえで先輩ママ・パパ15人に「いつ卒業したか」「どんなサインで気づいたか」を聞いた体験談を紹介します。幼稚園の入園やきょうだいの誕生など、環境の変化がきっかけになったという声も多く、参考になりますよ。
そもそもイヤイヤ期とは?時期の目安と向き合い方
体験談の前に、イヤイヤ期の基本をおさらいしておきましょう。「うちだけ長いのかも」と不安なときの見通しづくりに役立ちます。
イヤイヤ期は「自我の芽生え」のサイン
イヤイヤ期は「第一次反抗期」とも呼ばれ、自分でやりたい・自分の思いを通したいという自我が育ってきた成長の証と考えられています。「イヤ!」の裏には「自分でやりたい」「気持ちをわかってほしい」という思いが隠れていることが多く、困りごとであると同時に、心の発達の一場面でもあります。
始まりと終わりの目安(個人差は大きめ)
一般的には、1歳半〜2歳頃に始まり、2〜3歳頃にピークを迎え、3〜4歳頃に少しずつ落ち着いていく子が多いといわれます。ただし、これはあくまで目安です。始まりが遅い子や、あまり目立たない子、5歳頃までゆっくり続く子もいて、表れ方は本当にさまざま。早い・遅いは優劣ではなく、その子のペースと考えると気持ちが楽になります。
| 卒業したと感じた時期 | よくあるきっかけ・サイン |
|---|---|
| 2歳ごろ | 言葉で気持ちを伝えられる、こだわり行動が減る |
| 3歳ごろ | 意思疎通がスムーズになる、登園・生活リズムに慣れる |
| 4〜5歳ごろ | 入園後の集団生活、きょうだいの誕生による成長 |
ラクになる接し方の共通点
体験談を通して見えてきた、乗り切りのコツをまとめました。
- 気持ちに共感する:「イヤだったね」「そうだね」とまず受け止めると落ち着きやすい。
- 時間に余裕を持つ:急かさずに済むよう、早め早めに行動する。
- 「自分でできた」を演出する:さりげなく手伝い、達成感を残す。
- 安全を確保して少し距離を置く:ヒートアップしたら、目の届く範囲で見守り大人も一呼吸。
- 「そういう時期」と捉える:親が深追いしないことで悪循環を防ぐ。
2歳でイヤイヤ期を卒業しました
少し早めのイヤイヤ期
一般にイヤイヤ期は2歳頃からと言われていたので、まだ大丈夫と思っていたら、少し早く1歳半ごろにやってきました。娘ですが、結構激しいイヤイヤ期で、とにかくなんでも自分でやってみないと怒るのです。一番困った行動は、物をぶつけることでした。
例えば、外から帰って手を洗うとき、水道を自分で出したいのに、私がついレバーをひねってしまうと、泣き叫んでうがい用のコップをバンバン叩きます。おかげでプラスチックのコップが割れました。同じようなことが何度かあり、コップで冷蔵庫を叩いたせいで、今でも冷蔵庫にはへこみが何か所も残っています。
今となっては懐かしい記念です。始まったのが早かった分、2歳を少し過ぎた頃にはおさまりました。卒業したかなと思ったのは、コップでバンバンがなくなり、私が出した水で素直に手を洗うようになったときです。
「イヤイヤ」したらニッコリ笑顔で「うんうん」
1歳を少し過ぎ、おしゃべりは簡単な単語のみで、歩けるようになり公園でよく遊ぶようになった頃がイヤイヤ絶頂期でした。一番困ったのは、公園から帰ろうとしてもいつまでも帰らないこと。周りのお友達がみんな帰っても「帰ろ」「ヤー」の繰り返し。無理に帰ろうとすると泣き叫ぶ。あれこれ気を紛らわそうとしても効果なし。外だと人の目もあり大変でした。苦労の末に成功した接し方が「うんうん」です。
「ヤー」と言われても、私は「うんうん」とニッコリ笑って大きくうなずいて見せるのです。「ヤー」「うんうん」を繰り返しているうちに、子供も楽しくなってきて、何が「ヤー」だったのか忘れていました。
2歳くらいには言い聞かせることもできるようになって、イヤイヤ期を卒業できました。「おもちゃ貸して」「ダメ!」に対しても「うんうん」は効果ありました。その頃には「ありがとう」も言えるようになりました。
何でも反抗する我が子のはじめての反抗期
息子のイヤイヤ期は1歳半頃から始まりました。何をしてもイヤイヤで、特に私に反抗していました。一番困ったのは、私と手をつなぎたがらなかったこと。散歩やお店の中で手をつなぐのを嫌がりました。祖父母や父とは素直につなぐのに不思議でした。道路は手をつながないと危ないので苦労し、急に走り出すときはフードをつかむこともありました。あまりカッカせず「そういう時期なのね」と思えば上手くいった気がします。イライラすると悪循環です。
だいたい2歳くらいにイヤイヤ期は終わりました。その頃になると自分の思いを言葉で表せるようになり、思いが相手に伝わると分かったのか、こちらの言うこともきちんと聞いてくれるように。「ちゃんとお話してね」と言うと満面の笑みで「うん!」と答えてくれました。これがイヤイヤ期卒業の瞬間だったと思います。
イヤイヤ期とトイレトレーニングが重なって
うちの娘は人見知りがとても強く、とにかくママっ子でした。どんな時でもべったりなのですが、困ったのが「イヤイヤ期」。うちは2歳半から始まり数か月続きました。私以外にはなつかず、一人で抱え込むことが多く大変でした。誰に会っても「イヤ!」と言ってしまい、特に周りの人全員に「イヤ!」と言ってしまうのは本当に困りました。
それから、トイレ関係のイヤイヤ。イヤイヤ期とトイレトレーニングの時期が重なってしまったのです。トレーニングパンツを履かせていて、行きたそうなので「トイレ行く?」と聞くと「イヤ!」、「漏れちゃうよ?」でも「イヤ!」、「じゃあトイレでしなくてもいいよ」でも「イヤ!」。正直「どうすればいいの…」と毎日悩まされました。
当時は本気で悩まされましたが、いつの間にかピタッとなくなったイヤイヤ期。そんな娘も高校生になり、あんなに悩んだ日々も今では本当にいい思い出です。
大音量で長く泣き続けた我が子のイヤイヤ期
息子は2歳半くらいからイヤイヤ期が始まりました。機嫌よく遊んだり食事をしたりしていても、いきなり「ダメ」「イヤだ」と言うようになり、好きなお菓子やおもちゃで機嫌を取ろうとしても聞いてもらえず、いつも大泣き。泣く声が大きく、泣く時間も長かったので、「どこか具合が悪いのかな?」と気になることもありました。
何を言っても聞いてもらえず、機嫌が悪い時間が長くなるとこちらもイライラしそうだったので、何も言わずただ抱っこして「大丈夫だよ」「どうしたのかな?何がしたいのかな?」と受け入れるようにしていました。大変でしたが、3歳になる前には落ち着きました。
いきなり不機嫌になることもほとんどなくなり、外出先で「これ欲しい」「まだ遊ぶ」と大泣きしてふんぞり返ることもなくなり、こちらが落ち着いて受け止めてきちんと話せば、息子も聞いてくれるようになりました。
3歳でイヤイヤ期を卒業しました
何でも自分でやりたがる我が家のお姫様
娘のイヤイヤ期は1歳10か月くらいから始まりました。始まりは、何でも自分でやってみたいから(笑)。まだ一人ではできないのに靴下や靴を履きたがり、手を出せば怒るし泣きます。正直、こちらが泣きたい気分でした。
一番困ったのは、できるはずもないカーディガンのボタンを自分で留めると言い出したとき。出かける予定があって急いでいるのに、自分でやるとアピールして私には一切触らせません。無理にやめさせると逆効果と思い、とにかく待ちました。少し疲れたところで「手伝ってもいい?」と聞いてから、そっとボタンを押し込んであげると、自分でやった気になったようで、機嫌を損ねず出かけられました。もちろん遅刻しましたが(笑)
こんなやりとりを2歳半くらいまで続けましたが、少しずつおしゃべりするようになると意思の疎通ができ、トラブルを回避できるように。3歳の今もいろいろありますが、「ママがやる?やってもいい?」が私たちの合言葉になっています。
早め早めにゆとりを持って行動
イヤイヤ期は2歳前後から始まりました。一番困ったのは、名前どおり「イヤ!」。何を言ってもとりあえず「イヤ」で返されました。また、自分で何でもやりたがり、服も自分で選びたがるので着替えにものすごく時間がかかりました。
接するコツは、何をするにもまず反抗してくるので、何事も時間に余裕を持ってスケジューリングすること。時間がないとこちらもすぐイライラしてしまうので、とにかく早め早めを意識し、できるだけゆとりを持って接するようにしていました。
イヤイヤ期は3歳になる頃にはだいぶ収まりました。卒業を感じたのは、着替えを用意して「お着替えしようね」と声をかけたとき、素直に「は〜い」と返事してくれたとき。成長を実感しました。
1年2か月の怒涛のイヤイヤ期
我が家のイヤイヤ期は娘が1歳10か月頃から始まりました。1歳から保育園に通っていて、朝の見送りで泣くことはあっても何とかできていたのですが、1歳10か月頃から、朝に靴を履かせようとするとイヤイヤ、保育園に入るのもイヤイヤという感じでスタート。朝は行きたくないと泣きわめき、家を出るのにも時間がかかり、仕事に遅刻してしまうのが一番困りました。
何とか改善しようと考え、娘は私と離れるのがいやだったようなので、帰宅後はそれまで以上に一緒にいる時間を作りました。すると3歳を迎える頃には朝のイヤイヤが少しずつ減り、「お仕事いってらっしゃい」と言ってくれるように。今は保育園の友達と遊ぶほうが楽しいようで、私は少し寂しいくらいです。
祖父母にイヤイヤ!
うちの子は1歳あたりからイヤイヤ期が始まりました。何でもかんでもイヤイヤするので本当に困り、泣きたくなったのを覚えています。中でも一番困ったのは、私やいつも面倒を見てくれる私の両親以外に抱っこさせようとすると、猛烈に首を振って嫌がること。友人や知人、さらには義理の両親まで激しく嫌がるので、なかなか人を呼べず困りました。接し方のコツは「そうだねぇ」「嫌だったねぇ」と同意してあげること。そうすると落ち着いた気がします。
イヤイヤ期は3歳くらいでだいぶマシになりました。およそ2年弱くらい続いたと思います。この頃から周りの大人に少しずつ愛想をふりまくようになってひと安心。遠くてあまり会えず、なかなか懐かなかった義理の両親にも懐いてくれてホッとしました。これがイヤイヤ期卒業のサインでしたね。
根気よく接するのが一番
うちの子は1歳半くらいからイヤイヤが始まりました。一番困ったのは、一生懸命作ったご飯に全く手をつけず、スプーンで食べさせると全部口から出してしまい、床をよだれでびちょびちょにしてしまったこと。そんな時期でも、親がイライラしたり怒ったりすると、子供はかえって不安になってイヤイヤが増します。いつかは乗り越えられると信じて、「ごはん一緒に食べようね」と根気強く優しく声をかけて食事をさせました。
イヤイヤがおさまってきたのは3歳ごろで、1年半くらい続きました。どうやらテレビで見たアニメの影響で、ある日突然「ご飯をいっぱい食べて早く強くなりたい!」と言い出し、自分から食べてくれるように。しかも「お手伝いする」と、おもちゃの包丁をキッチンに持ってきてくれることも。成長を感じて涙が出てきました。
何がイヤなのかは本人にも分からない
イヤイヤ期だなと感じたのは2歳になった頃です。息子は言葉が少しゆっくりだったのですが、口で言えない分、何でも嫌がって泣くように。例えば、ご飯のときにスプーンが欲しいのにうまく言えず、伝わらなくて泣く。スプーンかと思って持っていくと、もういらないと放り出して泣く。「じゃあどうしたらいいの?」と思いました。何もかも嫌だと言われると対処のしようがなく、うまく接することができませんでした。
そういう時は、安全を確かめたうえで思う存分泣かせて見守りました。そもそも何が嫌か分からないのですから。そんなこんなで、3歳になって幼稚園に入ってしばらくすると、いつの間にか意味の分からないイヤイヤがなくなっていました。嫌がったときに「なんで嫌なの?」と聞くと「やりたくないから」と答えが返ってきたとき、この子のイヤイヤ期は終わったんだなと思いました。理由は分からなくても、そう答えることで気持ちが少し落ち着くのだと分かりました。
手をつなげたことで卒業を実感
小学生の子が2人いますが、上の子のイヤイヤ期は本当にひどかったです。始まったのは1歳半くらい。一番困ったのは、大泣きして1時間、ときにはそれ以上泣き止まないこと。いったんスイッチが入るとどうしようもなかったので、安全を確かめたうえで少し離れた部屋から見守り、様子を見ていました。近くにいると手を出しそうになるので、大人が頭を冷やすためにも少し距離を置くのがコツだと思います。
うちのイヤイヤ期は3歳になるまで続いたので、だいたい1年半あったことになります。それまで絶対に外で手をつないでくれなかったのに、ある日おとなしく手をつないでくれたのです。今でもはっきり覚えています。「イヤイヤ期が終わったんだな」と実感した瞬間でした。
幼稚園に入ったらピタッと消えました
イヤイヤ期は3歳になる前の2歳8か月頃から始まりました。それまでは少し注意すると理解してやめてくれていたのに、突入してからはエンエンと泣いてばかり。一番困ったのは外食のときで、足をテーブルに乗せて食べていたのを注意すると、スイッチが入ったように大声で泣き始めました。なかなか泣き止まず、周りの視線もあって、家族で店を出ざるを得ませんでした。
それからは、何をしても泣き止まないと分かったので、安全を確かめて少し落ち着くのを待つようにしました。お店や公共施設では迷惑になるため、できるだけそうした場を避けるようにも。すぐには変わりませんでしたが、泣き続けてもいいことはないと少しずつ分かってきたようで、だんだん泣く頻度は減っていきました。
ピタッと終えたのは、幼稚園に入園してから。3歳半で入園し、家では園で学んだことを披露してくれ、しっかりしようと意識しているようにも見えました。そのせいか、私の話にも耳を傾けるようになり、ちょっとした注意では泣かなくなりました。
幼稚園生活の中で自然に卒業
我が家は二人目(娘)にとても手がかかり、イヤイヤ期も上の子とは比べ物にならないほど大変でした。1歳半くらいから始まり、2〜3歳頃がピーク。一番困ったのはやはり外出時です。家の中ならどれだけ泣き叫んでも気にしないのですが、外だと周りの目もあってたまりません。気に食わないと所かまわず床に寝そべり、手足をバタバタさせて泣き叫んでいました。外では機嫌を直してもらおうと何でも言うことを聞いていたので、それも助長させた一因かなと反省しています。
3歳を過ぎて幼稚園に通うようになると少しずつ治まり、4歳前には完全になくなりました。幼稚園でお友達の中で、彼女なりにいろいろ学んで成長しているのかなと思いました。
5歳までイヤイヤ期が続きました
遅れてきたイヤイヤ期を弟の誕生で卒業
人見知りで臆病、泣き虫でママっ子という娘。私から離れるくらいなら何でも言うことを聞くような子だったので、イヤイヤ期真っ盛りといわれる2歳の頃も物わかりよく、育てやすかったです。しかし3歳を過ぎた頃からイヤイヤ期が始まりました。いつもは「帰ろう」と言えばスムーズに帰っていた娘が、初めて「帰りたくない」とイヤイヤしたのが3歳の始めです。
一番困ったのは、妙なこだわりが出たこと。特に夕方がひどく、夕飯・お風呂・就寝の流れの中に娘が組み込んだ「儀式」がたくさんあり、それをしないとイヤイヤが始まるのです。寝る前のトイレもその一つで、出ない日でも出るまで「寝ない」とイヤイヤされるのには参りました。イヤイヤ期は自我と理性のせめぎ合いだと思います。気持ちの整理ができるよう、前もって予定を伝えておくのが上手に乗り切るコツです。
遅くきた娘のイヤイヤ期は、5歳を過ぎて弟が生まれてから3か月くらいまで続きました。赤ちゃん返りもあったと思いますが、弟を可愛がり、私が大変なことを理解して、イヤイヤを我慢できるように。「赤ちゃんはお腹が空いたのと眠いのは我慢できないから、待っていてね」と言うと「分かった」と健気に一人遊びをしてくれた姿を見て、卒業したなと強く実感しました。
よくある疑問(FAQ)
Q. イヤイヤ期はいつからいつまで続く?
一般的には1歳半〜2歳頃に始まり、2〜3歳がピーク、3〜4歳頃に落ち着く子が多いとされます。ただし個人差が大きく、5歳頃までゆっくり続く子もいます。
Q. イヤイヤ期がない・軽い子は大丈夫?
表れ方は子どもによってさまざまで、あまり目立たない子もいます。強さや時期は一人ひとり違うものと受け止めて大丈夫です。
Q. 卒業のサインは?
言葉で気持ちを伝えられるようになる、素直に応じる、手をつないでくれる、といった変化が卒業のサインとして多く聞かれます。
Q. 環境の変化で終わることもある?
幼稚園・保育園への入園や、きょうだいの誕生などがきっかけで落ち着いたという声も多くあります。
イヤイヤ期は必ず終わる。その子のペースを信じて
体験談からも分かるように、イヤイヤ期の卒業時期は2歳・3歳・5歳とさまざまで、きっかけも子どもによって違います。共通しているのは「気持ちを受け止める」「時間に余裕を持つ」「安全を確かめて少し距離を置く」といった向き合い方と、そしてどの子もちゃんと卒業していったということ。
今まさに「イヤ!」の嵐の中にいる方も、これは成長の証。その子のペースを信じて、時には肩の力を抜きながら、いつか「いい思い出」になる日を待ってみてくださいね。


