ママ友と旦那がらみのトラブル勃発!家庭を守る8つの賢い交際術
「隣の芝生は青い」とよく言われますが、魅力あふれるステキな旦那様を持った女性は心が休まる暇がありませんね。浮気性とまでいかなくても、やっぱり仲の良いママ友が自分の夫を何かと気に掛けるのは、正直良い気持ちのしないものです。
女性同士ということで、何かとトラブルの多いママ友とのお付き合いですが、ママ友同士や子供だけでなく、旦那様を巻き込んだ厄介なママ友トラブルも多く発生しています。今回は体験談を通してさまざまな旦那様がらみのママ友トラブルをご紹介しながら、家庭を守るための賢い交際の仕方などについて解説します。
ママ友との旦那がらみのトラブル体験談
ママ友トラブルに旦那様が絡んでくると困るのは、恋愛や嫉妬などの女性特有の感情が入ってしまい、お互いにトラブルをコントロールすることができなくなってしまうことにありますね。自分にとってはそれほど重要ではないお友達でも、ママ友はあくまでも子供を介したお付き合いなので、完全に交友を絶ってしまうのも難しいトコロです。
実際に起こった旦那様がらみのトラブルをいくつかご紹介しますので、「こういったケースはトラブルに発展しやすい!」といったパターンを学習していきましょう。
愚痴はお互い様だと思ってました
小学3年生と1年生の二人の子供のママです。
長男、長女とも小学校のクラスが同じママがいて、クラス会で頻繁に会うようになって仲良くなったママ友がいます。
私はあんまり人づきあいが上手なほうではなくて、相手から声をかけてもらったのはとてもありがたかったのですが、彼女は旦那さんやお姑さんへの愚痴が多くて、いろいろと相談に乗ってあげていました。始めのうちは私が聞き役に回っていたのですが、そのうち相手から「あなたも愚痴っていいのよ」といわれ、お互いに夫に対する愚痴をこぼすような仲になったのですが、ある日久しぶりに彼女に子供の用事で電話をすると、「あなたの愚痴を聞いている暇はないから」と突然言われてしまい、それ以来何となく避けられるようになって、彼女とのママ友付き合いが疎遠になってしまいました。
私としてはそれほど頻繁に愚痴ったわけではなく、むしろ彼女の愚痴を聞いていたほうが多いのですが、何が彼女の気に障ったのかよくわかりません。頻繁に連絡を取るわけではないので相手の心の変化が気づきにくく、ママ友付き合いって本当に難しいと思います。
「家族ぐるみ」に油断は禁物です!
数年前のことですが、夫の会社の社宅に住んでいたころ、ちょうど同じぐらいの子供を育てているママ友ができて、お互いの夫同士も同僚という事もあり、家族ぐるみで旅行にいったり、頻繁に家に招くようになりました。
始めのうちは私も「いいお友達ができたな」と思っていたのですが、そのうちに彼女がやたらと夫に触るようになってしまって、浮気?とまではいかなくても、ちょっと嫌な気分になりました。夫にも「気を付けてよ」といったのですが、「あんまり目くじら立てるのも角が立つよ」とあんまり気にかけてもらえなかったのですが、もうこれは私の方から彼女と距離を置くしかいないと思い、思い切ってマイホームの購入に踏み切って、社宅を出て彼女と距離を置きました。
夫を信じてはいますが、やっぱり自分の身近なママ友の関係を疑わなくてはいけないのはストレスなので、きっぱりお付き合いをやめてよかったと思っています。
個人情報の流出にご注意ください
小学生5年生の男の子を頭に、年長さんと3歳の娘たちを保育園に通わせています。
夫は建設業の会社の社長をしていて、私も建築士として働いているのですが、先日保育園で仲良くなったママ友に職業を聞かれ、うかつにも夫婦で会社をやっているという事をしゃべってしまいました。
そうしたら、後になってそのママ友が別のママ達に「あの人達、お金持ちのくせに小さな子供を保育園に預けている。待機児童のために譲るべきよね。」なんて陰口を言っていることがわかりました。
社長といったって家族企業で不況のためそんなに仕事はないし、近くに親もいないから保育園に預けているだけなのにひどい!
保育園のママ達って意外とお互いの職業を詮索しないムードがあるから、上の子の時は私も気を付けていたのですが、「もしかしたら営業になるかなぁ」なんて欲を出した私がバカでした!皆さんも個人情報の流出にはくれぐれもご用心ください。
職業は聞かないのがマナーです!
私は普通のパート販売員ですが、私の主人は弁護士さん。夫の職業がママ友にばれると「ちょっと相談があるんだけど…」という話になるので、基本的には夫の職業は秘密です。
本当に仲良くなって、そういった事にも理解のあるお友達にしか話しません。
でも、先日小学校に通う子供のクラスのPTA の懇親会に出席したら、お酒が入っていたせいもあるのかもしれませんが、私や夫の職業や学歴なんかを根掘り葉掘り聞くママがいて、もう、うんざり!
以前主人の同僚の奥さんはうっかり夫の職業をママ友にばらしてしまって、ネットで所属事務所や年収を調べられたりして、とても嫌な思いをしたそうです。
こういったトラブルは弁護士だからってわけでなく、お医者さんや警察官でもあるそうなので、マナーをわきまえたいですよね。
あることないこと言いふらされました
4歳になる女の子のママです。つい先日、とうとう30歳になりました!
普段は子供の誕生日ばかりで私の誕生日をお祝いするなんてことはないのですが、主人が「人生の節目だから」と言ってくれて、子供たちを主人の実家にお願いして、誕生日のお祝いにちょっといいレストランで二人っきりでデートをしました。
ところがお出かけするところを、近所のママ友に見られていて…。後になって「おめかししてどこに行ったの?」としつこく聞かれてしまって、主人がお祝いしてくれたことを話してしまったんです。
それ以来、そのママ友は私と顔を合わせる度に、「いいご主人でうらやましいわぁ」と羨ましがります。始めのうちは私も主人をほめられて嫌な気持ちはしなかったのですが、毎回毎回になると、もう、ウザッ!ただのお世辞かなと思っていたんですが、本当にうらやましいみたいなんです。
それに近所のママ友たちに「○○さんちのご主人、奥様思いなのよ」と言いふらすだけでなく「朝ごはんはご主人がベットに運んできてくれるらしい」「仕事で飲み会に行くたびに、お詫びにバラの花束をプレゼントしてくれるらしい」とあることないこと言いふらしているらしいんです。
なにそれ、あなたの妄想の旦那様なんじゃないの!?コレって、もしかして相手の嫉妬からくる嫌がらせですか?
嫉妬でイライラします
娘のピアノ教室に通っているママ友で、お医者さんの奥さんがいます。
今年初めて発表会にご主人も見に来ていて、一緒に話をしたのですが、これがとても素敵なご主人で、ちょっとポッとなってしまいました。
それまでそのママからご主人がお医者さんだとは聞いていたのですが、ご主人に実際に会ってしまってから、彼女の立ち居振る舞いや持ち物なんかが気になってしまい、ブランド物のバックを使っているのを見るだけで「やっぱりお医者さんの奥さんていいなぁ、イケメンの旦那さんでうらやましい」となんだかモヤモヤとしてしまいます。
特に自分の夫に問題があるわけではないのですが…。
学校は違うものの子供同士はとっても仲良くピアノを習っていて、相手のお宅にお呼ばれすることもあるのですが、彼女に嫉妬してしまってイライラするので、最近は彼女のお誘いを断っています。
ママ友の旦那に嫌われてしまった
子供がまだ小さい頃に近所の公園で知り合ったママ友がいて、小学生になった今も仲良くしているのですが、ママの方はとっても朗らかで明るいのに、ご主人はいつもむっつりとして、挨拶をしても挨拶を返してもらったこともありません。
別に、あくまでもお付き合いはママや子供とするだけなので、ご主人がそんな調子でも私は気にしていなかったのですが、あるとき子供が公園で自転車に乗っていてふざけていた時に、相手の子の自転車がうちの子にあたり、うちの子が怪我をしてしまいました。
もちろん相手のママもその場にいて、2人で「ふざけちゃダメだよ!」と叱ったのですが、それが向こうのご主人に間違って伝わったらしく、翌日家に押しかけられ、「ウチの子は悪くない!」と怒鳴られてしまいました。
もともと「嫌われてるかな」とは思っていましたが、あんまり失礼じゃないですか!
慌てて相手のママからは「主人が失礼なことをしたようで…」と謝罪の電話がきましたが、もともと彼女がヘンな言い方をしなければ、ご主人が私を一方的に責めるようなことはなかったではないかと思うと彼女も信用できず、もう彼女たち一家とはお付き合いをしないことにしました。
夫がママ友に言い寄られています!
幼稚園の年少さんに入った可愛い男の子のママです。
実は私の夫は美容師さんで、職業柄とってもオシャレでカッコいいんです。自慢じゃないのですが、今年初めて参加した運動会で夫が活躍すると「キャー!」と歓声があがるくらいなので。それぐらいなら別に問題はないのですが、最近夫に言い寄っているママ友がいて困っています。
彼女は子供が同じクラスでも接点がなくて、会えば挨拶をするくらいで話をしたことがなかったのですが、運動会の後から私にしつこく接近してきて、「ご主人誘って一緒にピクニックに行かない?」とか言い出して、嫌な感じなんです。
しかも、いつもお店の休みになる水曜に夫が幼稚園のお迎えに行ってくれるのですが、そのママったらわざわざ自分のお迎え時間をずらして、旦那を出待ちしているみたいなんです。
夫も「あり得ない」といっているのですが、自分だってご主人がいるのに、人の夫に言い寄るママ友ってどうなの!?本気で幼稚園を変えようか悩んでいます。
誤解です!
小学生の男の子二人を育てているシングルマザーです。
私がシングルマザーだからなのか、それとも私の態度が不注意だったのか、それまで仲良くしていたママ友にご主人との浮気を疑われていて、困っています。
そのママとは以前子供のクラスのPTA役員を一緒にやって、それ以来仲良くしていて、家族で一緒にキャンプに行ったり、バーベキューをしたり家族ぐるみで遊ぶ仲。ある日犬の散歩中に、彼女のご主人とばったりと出くわして立ち話をしていたところを、知り合いに見られていたらしく、あらぬ噂をたてられてしまいました。
本当に相手のご主人とは10分程度立ち話をしただけなのですが、彼女からは「最近主人と二人であった?」などの疑いのメールが頻繁に届いて、私が説明をしてもまだ疑っているようです。
あんまりわかってくれないのなら、もうお付き合いはやめるべきだと思っていますが、それまで仲良くしてもらっていただけに残念で、変な噂を言いふらしが人たちが許せません。
ママ友から家庭を守る!8つの賢いママ友交際術
初めはすれちがって挨拶をするだけだった関係から、ママ友として親しく話をして、お互いの家を行き来するようになってくるとどうしても増えてしまうのがママ友トラブルですが、必要以上に警戒する必要はありません。自分の方で「トラブルに巻き込まれたくない!」と意識してお付き合いをすることで、ある程度のトラブルを避けていくことはできますから、次のポイントを参考にママ友との関係を見直していきましょう。
1ママ友はイケメン旦那に引き合わせない
旦那様がらみのママ友トラブルをできるだけ回避したいのであれば、ベストなのは相手と旦那様の接触をできるだけ避けることです。特にイケメンの旦那様をもったママの場合は、二人を引き合わせない方がベターです。「亭主は妻が思うほどモテない」と思っている場合でも、他人様の旦那様に興味があるという女性もいます。ママ友とは本来子供を介して繋がっていれば良い関係ですので、極力夫をママ友との交流に巻き込まないように心がけると安心です。
2不用意に旦那の情報を漏らさない
いくら自慢の旦那様でも、不用意に夫の情報をママ友に与えてしまうと必要以上に相手に興味を持たれる、逆に嫉妬されるなどの対象になってしまうこともあります。夫の職業や学歴、趣味などの情報はママ友に教えないように心がけましょう。相手が根掘り葉掘り聞いてきた時は、話題を子供の事に戻すなどして、上手に交わしていくことを覚えましょう。
3必要以上プライベートに踏み込ませない
家庭はあなたと旦那様、可愛い子供が生活をする大事な場所です。そういった大事な場所にはできるだけママ友を踏み込ませないようにしましょう。一度踏み込ませてしまうと相手もきやすくなり、次々にあなたの夫の情報を詮索してくる可能性がありますから、幼稚園や小学校などのPTAとして共同で仕事をする場合にでも、できるだけ自宅ではなく、ファミレスなどの、公共の場を使うように心がけると安心です。
4自分も誤解されるような行動をしない
相手に自分の旦那様にかかわってもらいたくないのであれば、自分自身もママ友の旦那様に必要以上に興味をもつなど、誤解されるような行動をするのは厳禁です。自分にその気がなくても、相手にとっても妻として良い気はしないでしょうし、誤解されて相手の嫉妬心から周りのママ友を巻き込んで集団無視に走ることもありますので、ママ友には付け入るようなスキを見せないことを心掛けましょう。
5一定の距離を保ってお付き合いをする
女性同士のトラブルは、何が原因になるかわかりません。必要以上にママ友と仲良くしていると、無用のトラブルを招いてしまうので、ママ友とは一定の距離をおいてお付き合いをしましょう。ママ友の前で自分の意見を必要以上に言わないこともトラブル回避になります。
6お付き合いする人を選ぶことも大事!
詮索好きで他人の生活に干渉する、やたらと人の持ち物が気になる、常に誰かの噂や悪口を言っているなど、トラブルを起こしやすいタイプというのはだいたいわかると思います。ママ友は誰とでも仲良くなればいいという訳ではありません。無用なトラブルに巻き込まれたくないのであれば、相手をしっかり選んでお付き合いをしましょう。
7相手に主導権を握られないようにする
相手にズルズルと引きずられてしまうと、大事な旦那様の情報を無理やり引き出されてしまう、出会うチャンスを作らされてしまうなどのリスクがあります。ママ友とのお付き合いは「相手との関係を壊したくない」と考えて、相手に遠慮してイヤなことがあっても断れないということが多いのですが、はっきりと断れないと相手の思うままになってしまうので、相手の立場を配慮しながら、嫌なことははっきり断る習慣をつけましょう。
8SNSでつながる場合はルールとマナーを守る
メールやLINEなどを使ったママ友とのお付き合いは、いつでもどこでもやり取りができるといった手軽さがありますが、直接会話を交わさないぶん警戒心が甘くなってしまい、無駄な情報を相手に与えてしまいがちです。ママ友とのメールやLINEはダラダラと続けず、必要のあるときにしかやり取りをしないように心掛けましょう。
夫婦の良い関係を維持して厄介なママ友から家庭を守りましょう
大事な家庭を厄介なママ友から守るためには、ママ友との関係に注意するだけでなく、日頃から夫と良い関係を築いておくことが大事です。子供を介したお付き合いである以上、ママ友の情報は夫も知っておいた方が良いので、困った時はなんでも夫婦で相談をして、良い関係を維持してトラブルに対抗してくださいね。
ママ友とのお付き合いでは時にイヤな思いをすることがありますが、子供を介したママ友がいることで親の目の届かない子供の情報が手に入ったり、育児の悩みが解決できたりと、さまざまなメリットがあることも事実です。ママ友付き合いの厄介な面だけに注目するのではなく、メリットも理解して、自分からママ友との上手なお付き合いをコントロールして大事な家庭を守っていきましょう。