パパの子育てを改めさせた体験談に関する記事

『パパの子育てへの悩みはこれで解決!賢いママの成功体験談』

パパの子育てに理不尽さを感じたり、子供に悪影響があると感じたりするママは少なくありませんが、実はその理不尽さが子供に役立つこともあります。けれどどうしても改善して欲しい時、円満に改めてもらうためにはどうすればよいのでしょう?

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悩みの種だったパパの子育てを円満改善に導いた賢いママの体験談

子育ての仕方は人それぞれ。パパとママが全ての意見を一致させるのは困難で、違いがあるのは当然なのですが、パパの子育てに納得がいかずママが悩んだり不満を抱えたり、あるいは子供のストレスに繋がっているとなるとちょっと厄介。そこで話し合おうと口を開いたことが発端で、夫婦喧嘩に発展してしまうことも。

今回はママが悩みがちなパパの子育て、パパの子育てへの話し合いを成功させるコツ、パパの子育てを円満に改善してもらったママの成功体験談をご紹介します。

「パパが悪いのになぜ私が努力しないといけないの」と思うママさん、「私が家族の幸せを作る!」と自ら積極的に進める方がお悩み解消への近道でお得です。パパの子育てへの悩みはポジティブに解決しましょう。

ママが悩みがちなパパの子育て

子供はママだけでなく夫婦二人が生みだした命。夫婦で協力して自立できるように育てていくことが望ましいのですが、ママとパパの育児方針や教育方針が食い違い、時としてトラブルを生み出してしまうこともあります。

ママが特に困ってしまうのは、次のようなパパの子育てへの態度。

  • 一緒に遊ばない
  • おむつ替えなどのお世話を拒む
  • 子供の気持ちを無視する
  • 甘やかし過ぎ
  • 怒り過ぎ
  • 過干渉・過保護
  • 安全への配慮が足りない
  • 責任をママに預けっぱなし など

ママの主張が正しいため注意をしてみるものの、残念ながらパパに聞き入れてもらえず、子供への悪影響を心配してママが悩んでしまうことも多いでしょう。けれどパパにはパパの聞き入れられない事情があるのです。

厚生労働省「父親のワーク・ライフ・バランスハンドブック」(注1)には、子育てへの関わり方が分からないパパに向けて、妊娠中から就学までどのような父親の役割が求められるか、夫婦で話し合って分担を決める、子供の個性や気持ちをよく考えるなど、ママがパパに理解しておいて欲しい子育てに役立つ情報が記されています。

パパの子育て改善にはこうした情報の利用も効果的!パパの子育てを応援するパートナーとして、注意する前に情報提供してみるのも改善への一つの方法と心得ておきましょう

パパの子育て改善への話し合いのコツ

夫婦は平等な関係のパートナーですので、どちらかが上に立って相手を叱責する必要はありません。パパの子育てに話し合うべき問題があると感じたら、パパの言動の何が問題だと感じているかを理解してもらい、どのような取り組みを行うことで改善できるかを夫婦で一緒に考え、行っていく姿勢を見せるのが話し合いのコツです。

  • 相手を責めず、冷静に話し合う
  • 情報を可視化して伝える
  • 話し合いの時間と場を設ける
  • 感謝や労いの気持ちを伝える
  • 話をよく聞き、考えを理解しようと努める
  • 改善することによるメリットを伝える
  • 改善を急かさず、信じて見守る姿勢も大切です
  • 冷静な話し合いが困難な場合は、必要に応じて第三者の助けを求める など

夫婦も親子もそれぞれ異なった価値観を持っていて、家庭はそうした個々が集まり安らぎ、学び、楽しく過ごすための場です。たとえ血が繋がっていても、婚姻関係を結んでいても、相手を害する行いをすれば、家庭崩壊につながってしまう恐れがあり、修復するには崩れた信頼関係を取り戻すための双方の強い意思や努力が必要となります。

ですからパパの子育てに疑問を感じても、「パパがおかしい」などと自分の価値観を押し付けて責めるのはタブー。

パパには今のママに見えていないパパなりの理由があるので、まずはその理由をあなたが理解できるようにパパの気持ちや考え方をしっかりと聞き、それでもパパの子育てを改善する必要がある時は、パパの言動改善に障害となっている問題点を一緒に解決していこうとする姿勢を見せることが大切です。

例えばパパに理解して欲しい情報を目に見えるように可視化する方法。これはパパの子育て改善に大いに役立ちます。子供にも役立つ方法ですが片付けの場所をラベリングして分かり易くしたり、手順だけでなく写真をつけてお願いしたり、数字やグラフにして結果を見せたり。問題点を素早く理解でき、イメージしやすくなるため問題点を改善しやすいのです。

Q パパの子育てをどうやって改善してもらった?何に悩んだ?

パパの子育てへの悩みを改善したママの体験談に目を通すと、「パパへの感謝を忘れない」「パパの気持ちを理解する」という共通点が見えてきました。またパパの子育てからママが学んだこともあります。パパの子育てに悩んでいるママさん、あなたはどうですか?

お願いした

うらら
45歳

せっかく眠った子どもを起こして困らせるパパ

パパは子どもがかわいいあまり、せっかく眠った子どもを触って起こしてしまうので困りました。そのことを注意したこともありましたが、なかなか改善されませんでした。喧嘩にまでなったことはありませんでしたが、私のストレスはどんどんたまっていきました。

そこで試しにパパに「私が楽になるように、子どもを起こさないように協力してくれる?」という感じでお願いしてみました。するとあっさり「わかった。協力するよ」と言ってくれました。そんなパパの子育てからは、子育てを楽しむことの大切さを学びました

これから子育てをする人は、パパの気持ちをふまえつつ自分の気持ちもパパに伝える姿勢を持つと、夫婦仲良く子育てができるのではないかと思います。

穏やかに話しをした

みさといぐ
40歳前半

補助輪なし自転車を乗り始めた娘といきなり遠出

我が家のパパは怖いもの知らず。娘は補助輪なしの自転車を乗り始めたばかりなのに、いきなり5キロ以上離れた公園に並走して連れていってしまったのです。

私はパパの子育てにはあまり口出しせず喧嘩などはしたことありませんが、今回の件ではさりげなく子供の補助輪なしの自転車は怖いということを、実体験を交えながら伝えました

その後パパは深く反省し、娘が補助輪なしで自転車に乗ることに対してとても慎重に接してくれるようになりました。

補助輪なしの自転車に乗り始めたばかりで遠出をしてしまうことは、決して誉められたことではありません。でも帰ってきて満足げな娘の姿をみて『何事も恐れずにチャレンジするということも、時には大切なのではないか』と私も感じました。

パパの子育てに悩んでいる方は、悪いところはしっかり理由を話して直してもらい、良いところはきちんとお互いに認めるようにすると、夫婦が楽しく子育てできるようになると思います。

プリちゃん
29歳

お尻ペシンをしちゃう旦那と話し合った結果

私の旦那は短気なほうなので、魔の二歳児と言われる娘のイヤイヤやワガママに対し、お尻を叩いたりしていました。お友達に怪我をさせてしまったり、信号無視などの命に関わるような事ならばペシッと少しくらいたたいて教えるのはまだいいと思うのですが、オシメを履かない、服を着ない、お風呂に入らないなどというイヤイヤに対して怒ったりしていました。

毎日お世話をしている私からしてみれば、それくらいの事は日常茶飯事で、そんな事でいちいち怒っていては何もはかどらない。という感じでした。しかし旦那はお尻をペシンとしてしまい、子供が恐怖を感じたり、よけいに泣いたりしてしまったりしていました。

そこで私は旦那との話し合いを持ちました。「どうしても手に負えない場合はお願いするから、それまでは私に任せて下さい。そして叱るよりもオバケが来るよ。とか虫むしがチクンするよ。歯がまっ黒になるよ。ブツブツになっちゃうよ。などと言って説得して欲しい」と伝えました。もちろん、パパには日頃の感謝の気持ちも伝えました

その後、旦那は怒る時もありますがペチンはなくなりました。パパも子供とまっすぐに向き合っているからこその結果ですので、子供との絆は弱まったりはしていませんでした。

パパとママで子育ての視点や考え方に差や違いがあるのは悪い事ばかりではないと思います。子供にとっては色々な価値観を学ぶ事は成長する上で必要な事だからです。

チーコ
33歳

強い子供に育てたいパパと怪我をさせたくない私

パパは積極的で強気で男らしく、男の子には強くてたくましい男らしい子に育って欲しいという願望があります。ところが子供はそれとは正反対で気弱で消極的な性格です。

パパは「ママが危ないことはさせないようにしたり、気をつけるようにいつも言ったりしているから、こういう性格になってしまったんだ」と言ってきます。

パパが子供にうるさいあまり、子供はパパに心を閉ざしてしまいました。そこでパパに「もっと子供の気持ちをわかってあげて」と伝えたところ、理解したのか子供に対して今までは「こうしないといけない」「こうでないといけない」と言ってきていたのに、普通にお風呂に入って普通の会話をして、少し仲直りできたようでした。

私はパパの男らしく強気で積極的なところが好きなので、パパの言っていることはわかるなと思いますし、子供思いなのもわかります。パパを立てつつ、子供の気持ちもちゃんと理解したうえで接していくといいかもしれません。

ペンギン
20代後半

スマホをいじってばかりのパパ

子供が泣いていてもパパはスマホをいじってばかりです。「ママじゃないと泣き止まない」「ママじゃないと駄目だから」と言ってばかりだったので「さすがに私も疲れたし、あなたの子でもあるのだから一緒にあやそう」と注意しました。しかし、私の言い方も悪かったのですが喧嘩になってしまいました。

そこで落ち着いてきちんと話し合ったらパパもわかってくれたようで、それからは泣いていたらあやしてくれたり、家事も少し手伝ってくれたりするようになりました。私も手伝ってくれたら「助かったよ」とお礼を言って感謝の気持ちを伝えるようにしました

それまではなんで私ばかりと思いながら子育てしていましたが、パパと話し合って自分の気持ちを伝えることによって理解してくれたので、話し合うことは大事なんだなと感じました。お互いに感謝の気持ちを忘れず、協力し合えたら良いかと思います。

ろんくん
33歳

娘のわがままに甘いパパ

うちの主人は娘のわがままに甘く、困っていました。主人は仕事が忙しくあまり家にいなくて、私も平日下の子の面倒をみてしまうので、娘は寂しいんだと思うのですが、主人がいる休日はわがままし放題です。主人も平日はあまり構ってあげられないので、わがままを何でも聞いてあげます。

そのことで何度も喧嘩をしました。最初のうちは言ってもまたわがままを聞いていましたが、最近は徐々に改善されてきました。主人には娘のわがままを直したいと言うことを熱くならずに冷静に伝えるようにしました

「構ってもらえることで満たされるので、娘にとって決して悪いことではないのだけど、休日明けの幼稚園ではわがままが酷くなる」ということも伝えました。何回か話し合いをしましたが、そのうちあまりに行きすぎるわがままにはちゃんと注意してくれるようになり、娘のわがままも少し治りました。

パパはママとは違った立場で子供を包み込んでくれる存在でいるのは大切だと思うのですが、時には厳しく叱ることも大切なのではないかと思います。なかなか改善してくれないパパには、パパに感謝している気持ちをちゃんと伝えた上で、いっぺんに言わず少しずつ気になるところを伝えていったほうがいいかなと思います。

目で見て分かるようにした

やまちゃん
30代前半

心配性すぎて困ったけど、子どもの成長を見て改善

初めての子育て中、パパがとにかく心配性過ぎて困りました。例えば「母乳がどれだけ飲めているのか分からないから、哺乳瓶で与えたい」と言ったこともありました。

それに対して「飲めているから大丈夫だし、飲ませなかったら母乳が出なくなる」と注意をしましたが、とにかく心配していました。そこから喧嘩になることもありました。

そこで毎日お風呂に行く前に全裸になっている状態で赤ちゃんの体重を計るようにしました。通常の100g単位の体重計なので毎日の変化は分かりませんでしたが、3日くらいすると体重の増加が分かるので、増えていることが分かってからは、その心配はしなくなりました。

心配するということは、そのことに対して注意深く見ていくということなので、その部分から子どもの成長を感じて学んだこともあります。

パパも子どもが可愛くて仕方ないばかりの言動や行動なので、子どもが可愛いという視点は同じということを胸に、自分の考えを伝えたり子どものことを話したりしたらいいと思います。

子供との遊びやすくなる工夫をする

ぺさん
20代後半

テレビを長時間観させて困っていたので、遊び方を教えた

夫に子どもの世話を頼むと、一緒に遊ばずテレビを観させながらずっと携帯を触っているので「平日は仕事でゆっくり遊ぶ時間がないのだから、一緒におもちゃで遊んだりふれあい遊びをしたりして欲しい」と頼みました

しかし「ブロックや積み木で遊んでも僕は楽しくない」と言い、数分で相手をしなくなり、子どもがぐずり出します。何度も同じ場面があったので話し合うと「遊び方がわからない」とのことだったので、夫がふれあい遊びや子どもの好きな歌を自然と覚えられるように、普段から歌うようにしました。
その結果、子どもが歌っていると一緒に口ずさむようになり、向き合う時間が増えました。

また、夫も初めての子育てで戸惑いや不安があるのだと感じるようになり、あまりうるさく言わないようにしようと思うようになりました。
今は一緒に遊んでいて欲しいと思った時は、夫や子どもに遊びを提案したり、準備や道具が必要なものは揃えてから夫に引き渡したりするように工夫しています。

パパはママに比べて子どもと接する時間が少ない分、接し方がわからないのかもしれません。どんどん成長する我が子の今好きな遊びがわからない。子育てを手伝いたくないのではなく、何をすればいいのかわからなかったり、上手くいかなくて挫折していたりする場合もあるのかなと思います。
子どもの喜ぶこと、好きなこと、普段の遊びをやってみせてパパを子育ての輪に入れてあげることも大切かもしれません。

子供とのコニュニケーションを増やした

てるこ
30代前半

オムツを替えたくない困ったパパの子育て

子供が産まれてからすぐ、「実は子供のウンチがかぼちゃスープと似ていてどうしても替えられない」と懇願されました。この人何を言っているのかなと一瞬頭の周りに???が沢山浮かび、その後すぐ「自分の子供なのに何で替えられないの」と叱咤しました。

それでも自分からは積極的に替えたくないし替えられないらしく、ウンチしそうになったらそっと席を外すか、私の陰に隠れるようになりました。

里帰り出産というのもあり、主人は自分の子供との時間があまりなくコミュニケーション不足だったと今振り返れば思います。なぜなら今はオムツ替えなんてなんのそので、2人で一日中お留守番もできるし、寝かしつけもできるようになったからです。我が子を想う親に性別は関係ないですね。

パパの子育てへの見守りと子供の社会性

パパの子育てへの悩みがパパと子供の問題である場合、ママは悪影響を心配して口を出したくなりますが、大らかに見守る姿勢も状況によっては大切です。子供にとってパパは社会を初めて教える人。パパの子育てに見られる理不尽さが、母親だけでは不足しがちな子供の社会性を育むことも心得ておきましょう。

また日頃はママに甘え過ぎて話し合いを拒んだり、口先だけで返事をしたりするパパでも、子供が自らの意志を伝えられるようになりパパの子育てに意見するようになることで、「ハッ!」と我に返って子育てを改善するケースもありますので、あまり思い詰めずに父と子を信じて待ってみることも時には必要です。

はるゆう
33歳

パパは毎日絵本10冊読みを強制!でも娘の言葉で我に返りました

パパ自身読書が趣味で「子供にも絵本を読んであげたい」と産まれる前から言っていました。実際子供が産まれてから1日も休まず、絵本の時間と称して毎日10冊以上の絵本を読んでいたのです。

赤ちゃんの頃は良かったのですが、成長するにつれ、娘は絵本10冊を読んでもらうのを嫌がるようになりました。そこで「減らしてみたり、機嫌の良い時に読んだりと臨機応変に対応してみたら」とアドバイスをしたのですが、パパは頑固な性格のため、子供の気持ちよりも自分の目標の達成のため、1日10冊は変えてくれませんでした。

頭の良い子にしたいという気持ちは分かりますが、嫌がっているのに強制すると裏目にでるのではないかと私は心配していました。その事について何度も言い合いになったこともありますが、その後も変わることはありませんでした。

ところが娘が4歳になり自分の気持ちを伝えられるようになったある日、「パパ、いつも絵本を読んでくれてありがとう。私自分で読めるからパパに読んでもらいたい時は言うね」と自ら言ったのです。

その時パパは我に返ったようです。その後パパは娘が読んでいる横で聞いているだけになりました。強制する事もなくなりました。

パパの子育ては子供を素直な子に成長させてくれたのかなと後から思いました。妻からいうと腹を立ててしまう事も、子供から言われると改善される事もあるのだと感じました。