給食の人気レシピ作ってみたに関する記事

給食の人気レシピ:家庭で味を再現するコツとママ15人の実例

給食の人気レシピ:家庭で味を再現するコツとママ15人の実例

給食メニューの人気ランキングに共通する味の設計を知れば、家庭でも近い味に近づけられます。「なんか違う」と言われたときの原因と直し方、学年別の取り入れ方、子どもと一緒に作るコツを、先輩ママの実例とともにお伝えします。

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給食の人気レシピ~ママが作ってみた美味しいメニュー15選

給食を食べる子供達

学校給食の人気メニューといえば、「揚げパン」や「ソフト麺」を思い出すママも多いのではないでしょうか。いつの時代も、給食は子どもたちにとって楽しみな食事であることに間違いありません。学校給食の献立は、主食、主菜、副菜、汁物の組み合わせが考えられていますので、忙しい日のメニュー決めに困ったときに参考にできます。食卓に給食の人気メニューが並ぶと、きっとお子さんのテンションも上がりますよ。

ここでは、ママが実際に作ってみた学校給食の人気レシピをご紹介します。あわせて、給食メニューの人気ランキングに共通する味の組み立て方、家庭で近い味に仕上げるコツ、レシピや献立表の入手先までまとめました。お子さんと一緒に懐かしい給食レシピを楽しんでみませんか。

先に結論をお伝えすると、家庭で給食の味に近づける鍵は特別な調味料ではありません。だしを効かせて味付けを薄くすることと、野菜を小さく切って火をよく通すことの2点です。給食の再現でつまずくのはほぼこの2つが原因なので、そこを押さえるだけで「給食のと同じ感じ」に近づきます。

小学校で人気の給食ランキングに共通する3つの味の設計

学校ごとに集計された給食メニューの人気ランキングを見ていくと、上位に並ぶ顔ぶれは驚くほど似ています。カレーライス、揚げパン、ジャージャー麺、唐揚げ、大学芋、わかめごはん。地域が違っても同じ料理が並ぶのは、偶然ではありません。子どもが「おいしい」と感じる条件が、しっかり計算されているからです。

甘みとうま味がはっきりしている

人気メニューの多くは、口に入れた瞬間に味の輪郭がわかります。コーンカレーのようにトウモロコシの甘みが加わっていたり、揚げパンのように砂糖やきな粉をまとっていたり、ジャージャー麺のように味噌の香りが立っていたりします。

子どもは大人より味を細かく感じ分けるため、複雑で控えめな味よりも、はっきりした味のほうが安心して食べられます。家庭で給食メニューを再現するときは、味を濃くするのではなく甘みとうま味の要素を1つ足すと近づきます。カレーにトウモロコシを加える、スープに干ししいたけの戻し汁を少し使う、といった足し方です。

一皿で食事が完結する形になっている

カレーライス、ドライカレー、ビビンバ、ワンタンスープ。人気メニューは、ごはんや麺と具材がひとつにまとまっている料理が多くを占めます。おかずを一品ずつ食べ進める必要がないので、食べるのに時間がかかる子でも最後まで食べきれます。

給食の時間は準備と片づけを含めて限られており、実際に食べる時間はそれほど長くありません。この記事に登場するママからも「食べる時間が短いようで、あまりゆっくり食べることができないところが残念」という声が挙がっています。短い時間で食べきれる形であることが、人気の条件になっているのです。家庭でも、平日の忙しい夕方には同じ強みが役立ちます。

食感に変化がある

パリパリサラダ、大学芋、みたらし里芋、揚げ餃子。人気メニューには、かみごたえや口当たりに特徴のある料理がよく登場します。柔らかいだけの料理が続くと子どもは飽きますが、カリッとした部分やもちっとした部分があると、それ自体が楽しみになります。

家庭で作るときは、仕上げのひと手間で食感を足せます。ごまを乾煎りしてから和える、揚げ焼きにして表面を香ばしくする、汁物の仕上げに三つ葉や青ネギを散らす。手間はほとんど増えないのに、子どもの反応は変わります。

家庭でできる給食レシピの再現ポイント5つ

「同じように作ったのに違う」と言われるのは、腕の問題ではありません。大量調理と家庭の少量調理では、水分の飛び方も火の通り方も違うからです。違いを踏まえて調整すれば、家庭でも近い味に届きます。

差が出る場面給食の作り方家庭でのおすすめ
だしかつおや昆布のだしをしっかり使う顆粒だしなら規定量より少し濃く、しょうゆは控える
味付けの濃さ薄味を基本にしている塩としょうゆを控え、うま味と香りで満足感を出す
野菜の切り方細切りや小さめの角切りでそろえる大きさをそろえ、給食より一段小さく切る
火の通し方大量のため余熱でも柔らかく仕上がる火を止めてから数分ふたをして置く
時間の置き方調理から食べるまでに時間があり味がなじむ汁物や煮物は一度冷まして温め直す

特に効くのが、いちばん下の「一度冷ましてから温め直す」というひと手間です。ごぼうや人参のような硬い野菜は、冷めていく時間に煮汁を吸って柔らかくなります。作ってすぐに出すと硬さと香りが残り、子どもが敏感に反応します。この記事のママも、ドライカレーのごぼうが硬く、香りが鼻について「いまいち」と言われた経験を書いてくれています。夕方に作って一度置き、食べる直前に温め直すだけで、その失敗はほとんど防げます。

もうひとつ、味付けを薄くするのは勇気がいるかもしれません。それでも薄いほうが子どもの反応が良いのには理由があります。給食では毎日同じ料理を食べ続けるため、味が濃いと途中で飽きてしまいます。逆に薄味だと、素材そのものの甘みや香りが前に出て、最後の一口まで食べ進められます。家庭でも、味を足すのは大人の取り分けたあとにすれば十分です。

給食献立表とレシピを手に入れる4つの方法

「あの料理を作ってほしい」と言われたとき、いちばん困るのは分量がわからないことです。作り方を手に入れる道は、思っているよりたくさんあります。

  • 毎月配られる献立表を見る。使われている食材が一覧で書かれているので、それだけでも再現の手がかりになります
  • 給食だよりのレシピ欄をとっておく。人気メニューの作り方が数か月に一度掲載される学校もあります
  • 自治体が公開しているレシピを探す。教育委員会や学校給食を担う公的な団体が、家庭向けに分量を直したレシピを公開している地域があります。お住まいの市区町村名と給食レシピという言葉で調べてみてください
  • 栄養教諭や給食の担当の方に直接聞く。この記事のママも「給食の先生にお聞きして作ってみました」と書いています。行事や面談の折に尋ねてみると、快く教えてもらえることが多いようです

献立表は保存しておくと、あとから何度も役に立ちます。「先週おいしかったと言っていた料理は何だったか」を思い出すときにも、翌月の買い物を考えるときにも使えます。撮影して残しておけば、買い物の途中で食材を確認できて便利ですね。

子どもに聞き取ってもらう方法も、意外と当たります。「給食の時によく見てきてね」と頼んだら、先生に聞いてシソの葉が入っていることを突き止めてきた、という体験談もこの後に登場します。子ども自身が調査役になると、料理への関心も一段深まります。

給食の人気レシピをママが作ってみた体験談

きよママ
45歳

意外と簡単ビビンバ

白菜キムチ

わが子は中学二年生です。小学校の頃から給食は大好きで、給食職員さんが発行してくれる献立表を毎朝楽しみに見ています。毎月発行される「給食だより」のプリントの中に、数ヶ月に一度の頻度で、給食の献立レシピが掲載されることがあります。

子どもが一番好きだと言っていたビビンバのレシピが掲載されたことがありました。ビビンバと言えば、ご飯の上に乗せる具材を一品ずつ作らなければいけないという認識でしたが、給食のレシピは、全ての具材を混ぜ込んだものをまとめてご飯の上に乗せるというものでした。

早速レシピ通りに作ってみたところ、簡単にできる上に子どもからも主人からも大好評でした。ビビンバなので、もちろん白菜キムチは使いますが、子どもでも食べられる程良い辛さに仕上がります。大人は物足りなければ、コチュジャンでアクセントをつけることができますよ。

学校給食は、お友達と食べることで、食わず嫌いだった食材が食べられるようになったり、季節の食材まで考えてもらっているので有難いですね。

食が細い子どもでも、給食で食べられるものは多いと思いますので、おたよりにレシピや苦手食材を食べやすくする方法などを、もっと掲載してもらえたら嬉しいです。

かぼたん
35歳

コーンカレー

スイートコーン

子どもの年齢は小学一年生です。大好きなメニューはカレーで、特にコーンカレーが好きだそうです。トウモロコシの粒が沢山入っている、甘いカレーですね。やさしい甘みがあって、子どもたちにとても人気があるそうです。おかわりする子も多く、すぐになくなってしまう人気メニューだと聞いています。

以前、給食参観があり、親も一緒に食べられました。その時のメニューがコーンカレーで、家でもたまに作りますが、とても美味しく甘くできました。

学校給食では、家ではあまり出さないメニューを出して欲しいです。「こんなメニューがあったよ」と子どもに聞いて勉強になります。献立を見るのも楽しいですし、知らない料理には興味があるので、帰ってきたら子どもに聞いています。給食は毎日のことなので、特別な料理だけでなく、家庭的な味付けも望ましいと思っています。

Yui
44歳

ダシのきいた「沢煮椀(さわにわん)」

我が家には3人の子どもがおり、現在中学二年生と小学六年生の娘たちが給食を利用しています。その二人の大好物な給食メニューは、唐揚げや大学芋、パリパリサラダなどいくつかありますが、中でも「沢煮椀」が大好きだそうです。

大好き過ぎて作ってほしいとリクエストされ、給食の先生にお聞きして作ってみました。沢煮椀は、細切りの豚肉と多くの千切り野菜を煮た具だくさんの汁物です(給食では豚もも肉が使われることが多いです)。和食では珍しくこしょうで味を整えることが特徴で、豚肉とだしが上品にきいていて、大人も子どもも家族で美味しくいただきました。度々我が家の献立に登場する定番メニューになっています。

材料は全て細切りにします。ごぼう、たけのこ水煮、人参などを鰹だしで煮ます。豚肉も細切りにして一緒に煮込みます。塩と少量のしょうゆで味を整え、最後に三つ葉や青ネギを散らして完成です。上品なだしの風味は、炊き込みご飯などと合わせると大変美味しいですよ。家庭でも、簡単に美味しく作ることができます。

地産地消の推進として、学校給食にはできるだけ地元の食材を使っていただきたいです。そのような食材を使うことで地元を知ることになり、消費にも繋がると考えます。食を通して季節感や地域を学んでほしいですし、美味しく食して、食品ロスを少しでも減らす取り組みが大切だと考えています。

みほママ
30代後半

みたらし里芋

里芋

子どもは小学3年生の娘と、小学1年生の息子です。普段、里芋が大嫌いな子どもたちが、「美味しかった!」と帰宅しました。メニューを聞くと、「みたらし里芋」とのこと。これはぜひ作ってみたいと思いました!

料理上手な友人に聞くと、里芋を冷凍して揚げれば良いとのアドバイスをもらいました。早速、冷凍里芋を買ってきて、自然解凍してみます。その間にみたらし餡作りです。砂糖としょうゆと水と片栗粉を鍋に入れて、子どもたちにぐるぐるとかき混ぜてもらいました。解凍された里芋に片栗粉をまぶして揚げたら、みたらし餡をつけて完成です。

冷凍里芋を初めて揚げてみましたが、もっちもちの食感になってびっくりしました。すごく美味しかったです。簡単で、子どもたちと作るおやつにピッタリでした。

学校給食は、美味しくて手をかけた料理ばかりなので、簡単にレシピがわかるようになれば良いのにと思いました。子どもたちが「美味しい!」と帰ってきた料理を、家で一緒に作るのはとても楽しい体験でした。

たかママ
40代前半

「きな粉揚げパン」

小学校3年生の娘の一番好きな給食のメニューは、きな粉揚げパンです。その名の通り、パンを揚げてからきな粉をまぶしてあるものです。配布される給食のメニュー表で、きな粉揚げパンの日をチェックしているほど好きなようです。

そんなに好きならと、家でもきな粉揚げパンを作ってみることにしました。コッペパンを買ってきて揚げます。そして、きな粉と砂糖を混ぜたものに和えるだけです。パンを揚げたことはなかったので、パンが浮いてくるのをヘラで押さえつけて良いものか悩みました。適度にヘラで押さえたら、こんがりとパンが揚がりました。おやつに出したら、娘は「アツアツでおいしい!」と、とても喜んでいました。

このように、学校給食は家庭で作らないようなメニューも提供してくれますし、季節感もありますね。学校給食の中で人気メニューのレシピを教えていただけると、ご家庭でも作りやすくなります。

りんかママ
32歳

普通のカレーじゃなくてドライカレー

ドライカレー

小学2年生の男の子がいます。子どもの好きなメニューといえば、断然カレーです。家でも好きなのですが、学校のカレーは「何杯でも食べられる」と言うほど大好きなようです。中でも最近出たドライカレーが美味しかったそうで、普通のカレーじゃなくてドライカレーを作ってとリクエストされました。

考えてみれば、普通のカレーライスばかりで、家ではドライカレーは作ったことがありませんでした。「給食 ドライカレー」でレシピを検索したところ、ちゃんと給食風のドライカレーのレシピがありました。

早速作ってみると、材料も調味料もとてもシンプルで、簡単に出来上がりました。子どもと一緒に食べてみると、「給食のと同じ感じ~!」と喜んで食べてくれたので大成功でした。

毎日のメニューにもこだわりがあるようですし、子どもたちが考えたレシピの日、外国の料理を食べてみようなんて日もあるので、献立を見るのが楽しくなるほどです。給食が楽しい時間となっていることに感謝しています。

新米ママ
32歳

大豆とちりめんのゴマ絡め

小学校一年生の娘は野菜が苦手で、中でも大豆の匂いが食べにくいらしく、お皿の中で弾かれていました。学校給食で「大豆とちりめんのゴマ絡め」が食べられた、美味しかったと言っていたので、ネットの情報を参考に家でつくってみることにしました。

ネットにはレシピが詳しく載っていたので、粉をまぶして揚げ焼きにするなどの調理方法もわかりやすく、調味料の分量もしっかり真似して作ることができました。作った側としてはまずまずの手応えでしたし、子どもの反応も良く完食してくれました。

味付けについては漠然と「よく考えられているな」というくらいの見方しかなかった私は、学校給食の献立を参考にすることもしばしばあります。私自身が給食が大好きだったので、子どもも同じ味が好きだろうと思っています。

特にこういった少し昔ながらの素朴なメニューが気に入っていて、安定して子どもにも受けが良いのが給食メニューの強みだと感じています。

みかん
40代前半

具材いろいろワンタンスープ

ワンタンスープ

子どもは11歳です。学校給食で大好きなメニューは、揚げパンだそうです。パンのまわりにお砂糖がついていて、甘くてとても美味しいそうですね。

学校給食を真似て自宅で作ってみたのはワンタンスープです。普段家で作るワンタンスープよりも、具材にいろいろなものを使っていると聞いて、献立表で具材を調べて作ってみました。

人参、もやし、小松菜などの野菜類や、子どもがあまり好きではないえのきやしいたけなどのキノコ類も入れて作ったところ、なかなか上手にできていたようでよく食べてくれました。

学校給食は献立がよく考えられていて、いろいろな料理を味わうことができるので、とてもありがたい存在です。ただ、食べる時間が短いようで、あまりゆっくり食べることができないところが残念です。もう少し時間にゆとりがあると良いと思っています。

はなはな
40歳

「ほうれん草のごま和え」を作ってみたけど…

ほうれん草のごま和え

子どもは9歳(3年生)です。うちの子どもが大好きな学校給食のメニューは、ジャージャー麺です。あまり出ないのですが、たまにこのメニューの日は朝から「今日はジャージャー麺だ!」とかなりテンションが上がっています(笑)。

学校給食のメニューで一度まねて作ってみたのは、ほうれん草のごま和えです。野菜があまり好きではないうちの子どもですが、美味しかったと言っていたので、試しに自宅で作ってみたことがあります。でも、子どもいわく「ちょっと違う」とのことで、あまり食べてくれませんでした(涙)。

学校給食について思うのは、材料費のみしか払っていないのに、毎日あんなにバラエティに富んだメニューを出してもらって、本当にありがたいという気持ちでいっぱいです。要望としては、できるだけ地元でとれた食材を使って欲しいということです。

てんテン天
31歳

マロニー入り卵の中華スープ

子どもは8歳の小学校2年生です。子どもは学校の給食がほぼ全部好きなのですが、特に大好きなのは、カレーライスとラーメンです。

学校の給食を真似してみた料理は、卵の中華スープです。ポイントは、満腹感を感じられるように、細かくきざんだマロニーが入っていることです。何回か作っているのですが、やはり1回目より回数を重ねるごとに、美味しく上手にできていると思いますし、なにより子ども自身が素直なので、美味しければ何回でもおかわりしてくれます。また、「給食の味に似てて美味しい」と言ってくれるときもあります。

給食について思っていること、それは感謝しかありません。普段、家庭ではなかなか使わない食材も給食で使ってくれ、さらに子どもも食べてくれるので、日々給食さまさまです。

Syoko
39歳

なんか違った「わかめごはん」

わかめごはん

小学5年生と中学1年生の二人の娘がいます。二人とも給食の「わかめごはん」が大好きで、そのメニューが出るのをいつも楽しみにしているようです。私も小学生の頃「わかめごはん」が大好きだったので、久しぶりに食べたいなと思い作ってみました。

味を思い出しながら作ってみたのですが、子どもたちに聞いてみると「なんか違うなぁ」と言われました。失敗です。給食の「わかめごはん」の方がもう少し塩気があるというので、塩を足してみたり、いろいろ試しましたが、なかなかあの味には近づきませんでした。給食の「わかめごはん」は、わかめを一緒に炊き込まず、調味料(酒・みりん・塩など)で炊いたご飯に、戻して刻んだわかめを混ぜるのが一般的です。ぜひ試してみてください。

給食は献立を考えて作られており、とても嬉しいシステムだと思います。最近はメニューも豊富で見ていて驚くときもあります(ビビンバ、キムチラーメンなど)。ただ、いまだに給食といえば牛乳が続いており、ご飯と牛乳という組み合わせはもう少し、臨機応変に対応できないものかと思っています。

はやママ
35歳

味噌キムチスープ

現在小学3年生の息子は、入学当時学校で食べた「肉じゃが」があまりにも美味しかったらしく、今現在も息子の中では一番大好きなメニューです。

もちろん家庭でも肉じゃがは何度も作っているのですが、それまであまりお箸が進みませんでした。学校の給食で食べてからは、よく夕飯に肉じゃがをリクエストしてくるほど好物になったようです。大きめに切った人参なんかもよく食べてくれるので、嬉しいです。

また「味噌キムチスープ」も好物らしく、こちらは学校から配られたレシピを見ながら、実際に作ってみました。レシピ通りに作ったので、子どもも「学校と同じくらい美味しい」と言って完食してくれました。単純に辛くないチゲスープですが、レシピ通りだと素材そのものの味を生かした、やさしい味わいだなと思いました。

学校給食は、毎日さまざまな食材を限られた予算の中から提供してくださるので、とってもありがたいと思います。給食を通じて、子どもたちが食の楽しさを知っていけたらいいなと願っています。

りんごまま
30代後半

ゴボウ入りドライカレー

現在小学5年の娘がいます。娘の学校給食の大好きメニューはカレーです。特にお気に入りなのは、細かく刻んだごぼうや人参、玉ねぎとひき肉を炒め合わせて作るドライカレーです。私も給食メニュー表にレシピが掲載されていた折、真似して作ってみました。

同じように作ったはずなのですが、私が作ったものはごぼうが硬かったことや、特有の香りが鼻について、いまいちだと言われてしまいました。学校給食のカレーは、ごぼう含め全ての野菜が柔らかく、ごぼう特有の香りも薄くなって、子どもには食べやすいように工夫されているようです。

給食費の集金については地域ごとにいろいろな事情があるようですが、これだけ手作りで美味しい給食を食べさせてもらっているのですから、給食が続く仕組みについて理解が広がっていくと良いなと感じています。

レン
30歳

野菜をふんだんに使ったカレーライス

カレーライスを食べる女の子

私の息子は現在小学1年生です。でも、味や香りの好みがはっきりしていることもあり、家のものは食べられても、学校の給食は駄目ということがしょっちゅうあります。そんな息子でも、必ずと言っていいほど完食するメニューがひとつだけあります。

それはカレーライスです。カレーの日は、張り切って学校へ出かけていきます。そんなに美味しいのかな…と給食を試食できるイベントが学校で行われたとき、たまたまその日のメニューはカレーだったので食べてみました。

すると、甘口ながらも野菜がふんだんに使われており、大人の私が食べてもとても美味しかったです。そこで、その給食に出てくるカレーの具材、味加減が似るようにそっくり真似してみました。味見をしてみると、なかなか美味しくできてよかったです。

学校給食も自治体でだいぶ変わるみたいですが、もっと様々なメニューが増えるといいなぁと感じます。

ゆみ
28歳

シソの葉入り揚げ餃子

小学3年生の子どもがいます。子どもの好きな学校給食メニューは、カレーと揚げ餃子です。揚げ餃子は、前に作って欲しいと言われて作ったことがありますが、「なんか違う」と言われました。

給食の時によく見てきてねと伝えたところ、先生に聞いたらシソの葉が入っていると教えてくれたそうで、肉だねにシソの葉を巻いて餃子の皮で包んで揚げたら、「これだー!」と喜んでいました。

私自身給食が大好きでしたし、転校を経験して、地域によって牛乳が瓶だったり紙パックだったりして、びっくりしたのを覚えています。

給食は献立をしっかり考えて作られているので、子どもにとってうれしい時間だと思います。お弁当を作らなくても、美味しい給食が食べられていいと思います。子どもはみんな給食が好きだと思います。これからも美味しい学校給食を作っていただけたらと思います。

「なんか違う」と言われたときの原因と直し方

体験談を並べてみると、成功と失敗の分かれ目がはっきり見えてきます。うまくいったのはレシピや作り方を教えてもらったケース、うまくいかなかったのは記憶や想像だけで作ったケースです。よくある「違い」を、原因ごとに整理しました。

子どもの反応考えられる原因直し方
「野菜が硬い」加熱時間が短い、切り方が大きい一段小さく切り、火を止めてふたをして数分置く
「においが気になる」ごぼうやきのこの香りが立っている細かく刻んで他の食材と炒め合わせ、香りを分散させる
「味が濃い」だしが弱く、塩やしょうゆで補っているだしを強め、塩としょうゆを半分に減らす
「味がしない」薄味なのに、うま味の要素がない干ししいたけ、こんぶ、すりごまなどを加える
「ごはんが違う」混ぜごはんを炊き込みで作っている味付けして炊いたごはんに、具材を後から混ぜる
「なんとなく違う」具材が1つ足りない献立表で食材名を確認する、子どもに聞き取りを頼む

いちばん下の「なんとなく違う」がやっかいですが、ここで効くのは推測よりも聞き取りです。揚げ餃子にシソの葉、ワンタンスープにきのこ、中華スープにきざんだマロニー。決め手になっているのは、ほとんどの場合たった1つの食材です。足りないのは腕ではなく情報だと考えると、次の一手が見えてきます。

それでも近づかないときは、無理に完全再現を目指さないことも大切です。同じ料理を家庭の味として出し続けているうちに、子どものほうが「これもおいしい」と受け入れていく場面も少なくありません。給食で食べた肉じゃがをきっかけに、家の肉じゃがも食べられるようになったという体験談は、まさにその流れを示しています。

中学校で人気の給食レシピは小学校と何が違うのか

中学校になると、給食の献立の重心が少し変わります。カレーやラーメンといった定番が引き続き人気を保ちながら、ビビンバやキムチを使った料理、ジャージャー麺のような味の強い料理が増えていきます。この記事のママも、中学生になったお子さんがビビンバを一番好きだと話していますね。

変化の理由は、味を受け取る力が育っていくことにあります。低学年のころは香りや辛みに敏感でも、学年が上がるにつれて、少しの辛みや香辛料が「おいしさ」として受け取れるようになります。家庭で中学校向けに作るなら、次のように調整すると喜ばれます。

  • 甘口で作ったあと、大人と中学生の分だけコチュジャンや粗びきこしょうを足す
  • 肉や麺の量を1割増やし、汁物には具材をしっかり入れる
  • ごはんに混ぜる、丼にするなど、食べ進めやすい形にまとめる

部活の後で帰宅が遅くなる時期は、作ってから食べるまでに時間が空きます。汁物や煮物なら、時間が経つほど味がなじむので都合が良いですね。時間差を前提に献立を選ぶという発想は、給食の作り方から学べる知恵のひとつです。

学年ごとの取り入れ方のポイント

小学1年生から2年生

食べる速さに差が出やすい時期です。一皿で完結する料理を選ぶと、食べきる自信がつきます。にんじんやごぼうは薄めに切り、しっかり柔らかく煮てください。「給食で食べられた」と言った料理は、家庭でも受け入れられる可能性が高いので、聞いたその週のうちに作ってしまうのがおすすめです。

小学3年生から4年生

味の違いに気づく力が伸び、「なんか違う」という指摘が増える時期です。ここで大切なのは、指摘を否定しないことです。「どこが違った?」と聞き返すと、子どもは一生懸命に言葉を探します。においなのか、硬さなのか、甘さなのか。答えを引き出せれば、次の一回で近づけます。

小学5年生から中学生

家庭科で調理を学ぶ時期でもあり、自分で作れる料理が増えます。給食で好きだった料理を、材料の買い出しから任せてみるのもよいですね。「今日はこれを作ってみようか」と献立表を一緒に眺める時間は、そのまま食の学びになります。

子どもと一緒に作ると味の受け取り方が変わる理由

この記事の体験談には、子どもとみたらし餡をぐるぐる混ぜた、子どもと一緒に食べて確かめた、といった場面が何度も出てきます。実際、一緒に作った料理は食べる量が増えることがよくあります。これには、子どもの育ちに関わるいくつかの理由が重なっています。

ひとつは、自分で選んだことへの納得感です。発達心理学では、行動を自分で決めた感覚があるとき、人はその行動に前向きになると考えられています。出されたものを食べるという受け身の場面が、自分が作ったものを味わうという能動の場面に変わると、同じ料理でも受け取り方が変わります。もうひとつは、慣れの効果です。見慣れない食材は警戒されやすい一方で、触ったり匂いをかいだり形が変わる様子を見たりする経験を重ねるうちに、警戒は薄れていきます。混ぜる、まぶす、丸めるといった作業は、その慣れを短時間で進めてくれます。さらに、作る過程を知ると「これは何が入っているのか」という不安が消えます。里芋が嫌いだった子が、自分でまぶした片栗粉と餡でできた料理を「おいしい」と食べるのは、まさにこの流れです。だからこそ、任せる作業は仕上げの1工程で十分です。結果より過程に関われることが、子どもにとっての意味になります。

台所での声かけも、少し工夫すると効果が変わります。

「これ混ぜてくれる? 給食のあの味になるかどうかは、混ぜ方で決まるんだって」「じゃあ、ぼくがやる」

「今日の味、給食と比べてどう?」「んー、80点。もうちょっと甘いほうがいい」

点数をつけてもらう聞き方にすると、子どもは味を言葉にする練習ができ、作る側も次の調整点がわかります。「おいしい」か「まずい」の二択で聞かないだけで、会話が続くようになります。

献立表をもっと役立てるために知っておきたい給食の仕組み

献立表の裏側を少し知っておくと、家庭で参考にするときの見方が変わります。学校給食法では、給食の施設整備費や調理に関わる人件費は学校の設置者が負担し、食材費は保護者が負担するという分担が定められてきました。献立表に並ぶ料理は、その食材費の範囲でやりくりされている料理です。

だからこそ、給食には家庭でも真似しやすい特徴があります。旬の食材が多く使われ、乾物や豆、いも類が上手に組み込まれ、同じ食材が形を変えて登場します。ごぼう、切干大根、大豆、ひじきといった食材が繰り返し出てくるのは、手に入りやすく、いろいろな料理に展開できるからです。家庭の買い物にも、そのまま応用できる考え方ですね。

なお制度面では、文部科学省が公立小学校の学校給食費について、食材費を国が支援する取り組みを2026年4月から始めています。負担の内容は自治体ごとに異なり、食材費が国の補助基準額を超える場合には引き続き保護者から給食費を徴収できる仕組みになっています。詳しい扱いはお住まいの自治体からの案内で確認してくださいね。給食費の集金方法や金額の変更についても、学校や自治体からのお知らせが第一の情報源になります。

給食レシピについてよくある質問

給食のレシピはどこで見つけられますか

まずは毎月の献立表と給食だよりを確認してみてください。使われている食材が一覧になっており、レシピが掲載される学校もあります。あわせて、お住まいの市区町村名と給食レシピという言葉で調べると、家庭向けに分量を直したレシピを公開している自治体が見つかることがあります。栄養教諭や給食の担当の方に直接尋ねる方法も確実です。

給食の味に近づけるには何を変えるのが効果的ですか

だしを強めにして、塩としょうゆを控えることです。そのうえで、野菜を給食より一段小さく切り、火を止めてからふたをして数分置いてください。汁物や煮物は一度冷ましてから温め直すと、味がなじんで柔らかくなります。この3点だけで、かなり近づきます。

ごぼうやきのこが苦手な子でも食べられる工夫はありますか

細かく刻んで、ひき肉や他の野菜と炒め合わせるのが効果的です。香りが分散し、食感も気になりにくくなります。ドライカレーやそぼろ、混ぜごはんの具にすると食べやすくなります。硬さが気になる場合は、下ゆでしてから使ってください。

揚げパンを家で作るときのコツはありますか

コッペパンを使い、油の温度を上げすぎないことです。パンは浮きやすいので、ヘラで軽く押さえて全体をこんがりと色づけます。揚げたてに、きな粉と砂糖を混ぜたものをまとわせると、給食の雰囲気に近づきます。まぶす前に少し油をきると、粉がべたつきません。

中学校で人気の給食メニューを家で作るときの違いは何ですか

味の強さと量です。小学校向けに甘口で作ったあと、大人と中学生の分だけコチュジャンや粗びきこしょうを足すと、同じ鍋で作り分けられます。麺や肉の量を少し増やし、丼や混ぜごはんの形にまとめると、帰りが遅い日でも食べやすくなります。

今夜の一品に給食メニューを取り入れるために

給食の人気メニューが子どもに好かれるのは、甘みとうま味がはっきりしていて、一皿で食べきれて、食感に変化があるからです。この3つを意識すれば、特別な材料をそろえなくても家庭で近い味に届きます。

再現でつまずいたときは、腕ではなく情報が足りていないと考えてみてください。献立表で食材を確かめる、給食だよりを取っておく、自治体の公開レシピを探す、栄養教諭に尋ねる、子どもに聞き取りを頼む。この5つの道のどれかで、決め手になる1つの食材が見つかります。

そして、仕上げのひと工程だけでも子どもに任せてみてください。混ぜる、まぶす、散らす。その数十秒が、食卓での「おいしい」を増やしてくれます。今日お子さんが「給食でこれがおいしかった」と話してくれた料理から、始めてみませんか。