トイレットペーパーの芯で簡単工作!夢中で遊ぶおもちゃの作り方
普段はゴミとして捨ててしまうトイレットペーパーの芯も、目先を変えれば形を活かして子供が夢中になって遊べるおもちゃ作りに活用できます。「ゴミの量が増えて大変」「もったいないから何かに使いたい」「節約したい」というママは、トイレットペーパーの芯でリサイクル工作をしてみましょう。
今回は簡単に作れるトイレットペーパーの芯を利用したおもちゃ、魚釣りゲーム、ロケット、プルバック自動車の3種の作り方をご紹介します。小学校低学年の男の子が楽しんで作れるおもちゃを集めてみましたので、夏休みの自由研究工作にもおすすめです。
1釣って遊べる!魚釣りゲーム
幼児や小学校低学年の子供達は、自分の体を使って技術を競うような遊びが大好きです。そこでおすすめしたいのが魚釣りゲーム。トイレットペーパーの筒状の形を活かして、夏の海をイメージした魚釣りゲームを作って遊びましょう。
釣って遊べる!魚釣りゲームの材料
- トイレットペーパーの芯(魚の数だけ)
- 折り紙
- ビニール袋
- クリップ
- 磁石
- 新聞紙
- セロテープやガムテープ
- PPロープか荷造り紐
- 両面テープ・ノリ
- ペン
- ハサミ
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トイレットペーパーの芯に好きな色の折り紙を巻き、ノリで貼り付けます。 -
赤い折り紙を巻いたトイレットペーパーの下の部分だけを半分に折り、ハサミで切込みを入れて半分に切る、また半分に折って切る、を繰り返して写真のように8つに分割します。 -
切った部分の先をペンなどで丸めて、タコの足を作ります。 -
折紙で目を作って貼り付ければタコの出来上がりです!頭の部分にクリップをつけて、裏側をセロテープで止めておきます。 -
ビニール袋にペンで模様をつけておきます。 -
青い折り紙を巻いたトイレットペーパーの内側に両面テープを貼り、ビニール袋を貼り付けて尾ビレをつけ、ペンなどで魚の目やウロコを描けば魚の出来上がり!口の部分にクリップをつけて、裏側をセロテープで止めておきます。 -
魚を釣る釣り針には磁石とクリップを使います。クリップは少し開いて、魚につけたクリップが引っかかるようにしておきます。 -
新聞紙を丸めて竿を作り、PPロープ(または荷造り紐)で磁石とクリップの仕掛けをつければ、釣りざおが出来あがります。
折り紙やペン、スタンプなどを使うと、いろいろな魚ができますので、アイデア次第でいろいろな海の生物を作ってみましょう。遊び終わった魚はクリップの位置を付け替えて紐をつけてモビールにすれば、夏休みの自由工作などにも活用できます。
兄弟や年齢差がある友達同士でも仲良く遊べる!
磁石の釣りざおは簡単に釣れますが、クリップの釣りざおはちょっと工夫をしないとなかなか釣れませんので、年齢差がある兄弟や友達同士で遊んでも、ケンカをせずに楽しく遊べます。
2飛ぶ!ビュンビュン・ロケット
男の子は勢いよく動くおもちゃも大好きです。トイレットペーパーの芯とキッチンにあるアルミホイルなどを使って、ビューンと飛び出すロケットを作ってみましょう。
飛ぶ!ビュンビュン・ロケットの材料
- トイレットペーパーの芯
- アルミホイル
- 割り箸 2本
- 輪ゴム 1本
- ビニールテープ
- 両面テープ
- ペン
- ハサミ
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まずは余分なトイレットペーパーの芯を半分に折ってハサミで切り離して2つに分け、片方だけをロケットの羽根をつける印付けに使います。長さ4cmの部分にペンで印をつけておきます。 -
トイレットペーパーに両面テープをつけ、アルミホイルで巻いてロケット本体を作ったら、ロケット本体に1の印付け用のトイレットペーパーの芯をかぶせ、ペンで印をつけます。 -
印をつけた部分にハサミを入れて、羽根をつける切込みを入れます。 -
折り紙でロケットの頭と羽根、窓などの飾りを作り、本体に両面テープで貼り付ければ、ロケット本体の出来あがりです。 -
割り箸を割ってから半分の長さに折り、両端にビニールテープを巻いて中央に輪ゴムをつけておきます。 -
割り箸の先に5のゴムを挟み、ビニールテープで巻けば、打ち上げ用の棒の出来あがりです。
できあがったロケット本体を打ち上げ用の棒の先端に差し込んで引き寄せ、手を離すと勢いよく飛び出します。ゴムの太さや棒の長さなどを変えると跳ぶ距離が変わりますので、変化をつけて飛距離を比べ、自由研究の題材にするのも面白いです。
小さな子供に遊ばせる時は大人が付き添って!
割り箸を使ったおもちゃは目や喉に刺さるなどの幼児の事故につながる恐れがありますので、遊ぶ時は必ず大人が付き添い、持って走り回ったり、人に向けて飛ばしたりしないように注意しましょう。
3走る!プルバック自動車
ミニカーを集めている子が多いように、男の子はいくつになっても乗り物系のおもちゃが大好きです。トイレットペーパーの芯を使って、本格的に動くプルバック式の自動車を作ってみましょう。
走る!プルバック自動車の材料
- トイレットペーパー
- 竹ひご
- ペットボトルのキャップ
- ストロー
- ゴム
- クリップ
- 折り紙
- 段ボール
- ハサミ
- ボンド
- キリ
- 穴あけパンチ
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トイレットペーパーの芯に好きな折り紙を巻き、ボンドで貼り付けて、車の本体を作ります。 -
タイヤの穴をあける位置の印をつけるため、余分なトイレットペーパーを半分に折って2つに切り分け、端から1cmの位置に4つに印をつけた印付け用のトイレットペーパーの芯を作っておきます。 -
印付け用のトイレットペーパーを本体に巻き、本体にタイヤ穴の印をつけます。 -
穴あけパンチを使って本体にタイヤ穴を開けます。 -
タイヤ穴にストローを差し込み、外側も内側も0.5cm程度を残して余分を切り落とします。ストローはボンドを外側部分につけて、固定しておきます。 -
キリを使ってペットボトルキャップの中心に竹ひごが通る大きさの穴を開けます。段ボールは1.5cmの幅でリボン状に切っておきます。 ペットボトルキャップに穴を開ける際は力がいるので、子供が作る場合は大人が手伝ってあげてください。段ボールは切り口で怪我をしやすいので、軍手などを使って怪我を防ぎましょう。
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キャップに段ボールのリボンを巻き付けてタイヤのもとを作ります。段ボールの長さによってタイヤの大きさが変わりますので、好みの大きさで作ってみてください。 -
段ボールを巻き終わったらビニールテープをグルグルと巻いて、タイヤが出来あがります。 -
タイヤ4本を竹ひごを使って本体に取り付けます。 -
タイヤの後輪の中央に、輪ゴムを取り付けます。 -
ゴムにクリップを取り付けます。 -
竹ひごの下を通してゴムを伸ばし、クリップ本体の前の下の部分にとめ、内部にセロハンテープを貼って固定したら、プルバック自動車のできあがり!
ペットボトルキャップの色を変えたり、ビニールテープの色を変えたりするだけで、いろいろな雰囲気の車が作れます。余分なトイレットペーパーの芯を切り取ってリアウィングなどを取り付けて、オリジナルのおもちゃを作っても楽しめます。
できたプルバック自動車は、タイヤを押し付けながら後ろに引っ張り、手を離すと勢いよく前へ動きます。
ゴムの性質を利用して動くおもちゃなのですが、なぜ動くのか、もっと早く動かすためにはどんな工夫をすればよいのかなどを子供に考えさせると、理科の勉強にもなります。
トイレットペーパーの芯でリサイクル学習
トイレットペーパーの芯の良いところは、軽くて扱いやすいところです。小学校低学年の男の子でも簡単に加工ができるので、子供が自主的にアイデアを形にし、制作する技術を養う自由研究にもピッタリの材料だといえるでしょう。
トイレットペーパーの芯以外にも、ペットボトル、ラップの芯、クズ野菜などでリサイクル学習などができますので、ぜひ子供と一緒に楽しくおもちゃを作ったりリサイクルについて学んだりしてみてください。