車の嫌な臭いを取る掃除方法に関する記事

『車が臭い…匂いの元を根こそぎ取り除く掃除の方法』

車にしみついた“臭い”、気になりますよね?!ここでは多忙なママさんでもできる簡単お掃除法を伝授します。

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【ママさん必見】嫌な車の臭いも空き時間にスッキリ解消!

毎日時間に追われる子持ちママさんたち、「家の掃除すらままならないのに車の掃除なんてとんでもない!」という方が多いのではないでしょうか。しかし車を使う度に気になる嫌な臭い、気付いているなら短時間でお掃除してみませんか?!

車内についてしまった嫌な臭いを放置してしまうと、子供のお友達やママ友を乗せた時などに大恥をかいてしまいかねません。ここでは大忙しな子持ちママさんに“少しの空き時間”ができた時に簡単にできる車の臭い除去方法をステップごとにお教えします!

ステップ1 嫌な臭いを除去するためのお掃除道具

車の嫌な臭いの原因は、タバコやエアコンの他にも人間の汗や手についた皮脂や汚れ、食べ物のカスや外からのホコリや泥などの汚れがシートやマットに蓄積してしまっているから。芳香剤での臭い消しにも限界があるし、いつ空き時間ができるから分からないので、お買い物に行かれた際にはお掃除道具をチェックして自宅に常備しておきましょう。

・粉末状の重曹
重曹は百円均一ショップで売られています。粉末状の物は重曹水などを作ってキッチンのお掃除などにも使えるので大変重宝する一品です。

・掃除機
車内の掃除をする際には、ハンディクリーナーがコードレスなので掃除の場所を選ばず便利です。

・ガラスクリーナー
除菌アルコール成分を含むガラスクリーナーは窓ガラス以外の場所にも使える万能選手です。

・ウエス(いらない布)
柔らかめの布を沢山用意しておきましょう。

ステップ2 マットに重曹をまんべんなくかけて放置!

車のマットには沢山の汚れがギッシリ!ホコリやゴミが落ちるように全体的にはたいたら、粉末状の重曹を沢山ふりかけて放置しておきましょう。

●マットを手洗いする場合

車のマットは地面からの汚れが直についてしまう、車内で一番汚れている部分でもあります。そんなマットを手洗いする場合には、洗濯用の中性洗剤を使ってブラシでゴシゴシと泡を立てて洗いましょう。
あまりにも汚れがひどい場合には、大きめの桶やタライに重曹を溶かした水をはりマットを一定の時間つけておきましょう。重曹に含まれるアルカリ性がしつこい脂汚れなどを分解して落としやすくする効果があるのです。

重曹によってマットの汚れが浮き出たら洗濯用の中性洗剤でガシガシと洗い水気を切って自然乾燥させましょう。ここで完全に乾燥できていないと、マットを車内に戻した時にまたもや嫌な臭いが湿気と共に発生してしまいます。

ステップ3 掃除機で車内のホコリやゴミを一掃する

シートをどかした車内は思った以上にゴミ屑の宝庫、掃除機で隅々までホコリや食べかすを吸い取りましょう。もちろんシートの間に入ってしまっているゴミ屑も臭いの原因となるので、しっかりと取り除きます。

食べカスなどは、直接匂いの原因となるので、みつけた際に直ぐ掃除をする人も多いと思います。しかし、車のシートの間やマットとの隙間に溜まりやすいホコリは、湿気を含むとカビの温床となる可能性が高く、放置しておくと臭いにおいの原因となる得ますので、しっかりとホコリなども掃除するようにしましょう。

ステップ4 シートにも粉末状重曹をふりかける

車内のホコリや細かいゴミ屑を掃除機で取り除くことができたら、粉末状の重曹をシートにもまんべんなくふりかけて、マットと同じく放置しましょう。

●シートを拭き掃除する場合

シートを丁寧に拭き掃除したい派は、スプレー容器に重曹水(ぬるま湯250ml+粉末状の重曹スプーン一杯程度)を作りましょう。ウエスに作った重曹水を吹きかけてシートの表面を拭いていくと、すぐに汚れがゴッソリ取れて気分爽快です。

重曹水でシートを拭いた後には、同じく粉末状のクエン酸から作ったクエン酸水(水250ml+粉末状のクエン酸小さじ1~2杯)を他のウエスにしみ込ませてシートを除菌しましょう。特に酸性のクエン酸を使う際には、皮膚を守るためにゴム手袋を着用しましょう。
時間と心に余裕がある方は、ぜひウエスについた汚れを見てストレス発散しちゃってください。

ステップ5 車の内側をガラスクリーナーで拭き掃除

臭いの原因は車内にこびりついていたゴミ屑だけではありません。車の窓の内側やダッシュボードなどにも手の脂などがついて、その汚れが嫌な臭いを発していることもあるからです。ウエスにガラスクリーナーを吹きかけて、子供たちが汚い手でついつい触ってしまう窓の内側や車の側面などを拭いていきましょう。アルコールが主成分のガラスクリーナーは、汚れを落としながら嫌な臭いもカットしてくれるので大変便利です。

ステップ6 放置していた重曹を掃除機で吸い取る

粉末状の重曹を放置する時間はできるだけ長い方が効果があります。時間の許す限りマットとシートに重曹を放置することができたら、他の人に迷惑がかからない&洗濯物などが干していない所でマットについた重曹をはらい落した後に掃除機で重曹を吸い取っていきましょう。

ステップ7 車のドアを全開にして車内を乾燥させる

重曹をすべて吸い取ったら車のすべてのドアを全開にして車内を乾燥させましょう。特にガラスクリーナーや水拭きで車内を掃除して乾燥が不十分だと、またもや嫌な臭いが発生する原因となってしまいます。しっかりと拭いた場所がカラッと乾くまで車を全開にして風通しをよくしましょう。

せっかくシートなどを乾燥させるなら、除菌スプレーをシートにまんべんなくかけてから乾燥させるようにしましょう。シートには、長年の汚れと、汗が染み込んでいます。もちろんタバコのヤニなども臭いの原因になりますよね。除菌スプレーを使うことで、乾燥させるのに時間がかかってしまいますから、天気が良くて時間がある時を見計らって、車内を除菌してみてはいかがですか。また、ドアを開けていなくても除菌スプレーは時間で乾燥しますから、車を使って家に帰ってきて「今日はもう乗らないな」という時に、座っていたシートの座面と背もたれに、軽く除菌スプレーをしておくのもオススメです。カー用品店には車内の物入れに入れやすいサイズの除菌スプレーも売ってますから、毎日のスプレー数プッシュが気にならない人なら、毎日良い匂いの車に乗ることができるようになりますよ。

臭いは慣れるもの?!他人に気付かれる前にシャットアウト!

どんな嫌な臭いでも、多忙な日々を送っているうちに「気づかない」「慣れてしまった!」という人が沢山います。しかし子供の送り迎えなどで毎日のように使う車の中の異臭は、万が一他人を乗せた時に初めて「あ!うちの車、臭かった~~!!」と改めて気づくものなのです。

そうなってしまっては「不潔な人」なんていうレッテルも貼られかねません。ちょっとの空き時間ができたら、万能な重曹とガラスクリーナーを使って車の嫌な臭いを取り除いてしまいましょう。気が付いた時にするそんなひと手間が癖になれば、いつでも清潔で快適な車生活を送ることができますよ。

この記事を書いたライター

木村さくら

自称「健康オタクで美容オタク」。最近自家栽培にハマってます。