夫の実家への滞在マナーに関する記事

『【夫の実家への帰省マナー】教えて!服装/手土産/滞在費の目安』

「盆と正月には行く」という人が多い、夫の実家への帰省!どうせ行くなら、義両親と仲良くしできる心遣いをしませんか?

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【夫の実家への帰省】何泊?手伝いは?好かれる振る舞いとマナー

嬉しいはずのお盆やお正月などの長期休み!結婚した途端に苦痛になっていませんか?
嫁の宿命といえども、義父母には年に数回しか会わないのだから気を遣って疲れるし、近くに住む場合にも「実は義両親が嫌い」「居心地が悪い」と感じている人も少なくはないでしょう。

そして、自分のマナーや振る舞いが夫の実家的には正しいのか間違っているのか、誰かに訊けるわけでもなく、悩むこともありますよね。ここでは、夫の実家で過ごすときのマナーや、義父母や親戚に好印象を与える振る舞い方について紹介します。

手土産?滞在費?夫の実家への帰省マナー

年に数回しか会わないからこそ、「粗相があってはいけない」というプレッシャーを感じがち。
けれど、お泊りの期間や服装、手土産、帰省中のお手伝いなど、義両親に失礼のないマナーをきっちり守れば、帰省中も気持ちが楽になりますよ。

滞在期間は長すぎず短すぎず

お泊りの期間については、頻度にもよると思いますが、2泊以上が無難です。
夫の実家から、普段会えないからもっと長く居て欲しいと言われるかもしれませんが、お互いのストレスや、着替えなどの荷物の量を考えても、せいぜい3泊が限度です。

ただし期間は短くても、お盆休みの15日やお正月の元旦は夫の実家で過ごせるように配慮すると、夫の実家を大切にしている気持ちは伝わります。

服装は動きやすく爽やかな物を選ぶ

せっかくの帰省、女性としては着飾りたい気持ちもあると思いますが、あまりにもお洒落でよそ行きの格好だと、「お客さん」として扱ってくれと言わんばかりに見えます。

清潔さや爽やかさを心がけることは大切ですが、ご両親がご年配の場合は特に、年寄りを働かせて座ってラクしているだけの嫁にならないように、お手伝いができる動きやすい恰好がよいでしょう

手土産は相手の好みを考える

食べ物や飲み物が無難ですが、何が必要なのか、どんな好みなのか、相手のことを考えてじっくり選んだということが伝わるようなものを贈ることが一番大切です。また渡す時にも「お義父これお好きでしたよね」「美味しいのでぜひ召し上がっていただきたくて」などと、思いが伝わるような言葉を添えて渡すことを心がけましょう。

自分の住んでいる土地の名産品や、評判のお取り寄せ品なども喜ばれます。食べ物の場合は、賞味期限に余裕があるものや、個包装のものを選びましょう。
金額は5000円くらいが手頃です。また到着後、勝手に仏壇にお供えすることは控えましょう。仏壇にお供えするかどうかは、自分ではなく相手が決めるものです。

手伝いは3回まで声をかける

親戚や近所へのご挨拶の手土産

お土産は普段両親がお世話になっている親戚やご近所の分も用意すると喜ばれることが多いです。予め両親に数を確認しておきましょう!親戚に小さい子がいる場合は、ちょっとしたおもちゃやお菓子を添えると、更に喜ばれます

台所には立ち入って欲しくないお姑さんも多いと思うので、お手伝いの有無を確認しましょう。
一度お手伝いを断られても、それが本音ではないお姑さんもいるので、3回までは「お手伝いさせてください」と声をかけましょう

赤ちゃん連れの場合は、「抱っこしてあげてください」「一緒に遊んであげてください」と言って、お姑さんの仕事を替わるのも喜ばれます。
また、エプロンや台所用のビニール手袋持参で行くと、手伝いに便利なうえ、やる気を認めてもらえますよ。

滞在費は不要!代わりにお小遣いを

基本的には、滞在費は不要です。受け取ってもらえないことが多いと思います。
ただし、長期滞在になってしまうケースや子供が多くて相手の負担がどうしても気になるケースなどは、外食して支払うというのも良いでしょう。

また、「滞在費」という名目ではなく、自分たちからの「おこづかい」として2泊で1万円を目安に渡すのもよいでしょう。

義父母に好印象を与える振る舞い方

年に数回しか会わないのだから、一度悪い印象を与えてしまったら、挽回するのは難しいですよね。
失敗しないためにも、好印象を与える振る舞い方を知っておきましょう。

到着したらきちんと挨拶をしましょう

到着すると出迎えてもらえる場合が多いと思いますが、家の中に上がってから改めて「お世話になります」と挨拶をしましょう。
最初が肝心なので、きちんとした挨拶をして相手への気遣いをみせましょう。

会話は聞き上手に徹する

自慢話、特に自分の身内の学歴や収入についての自慢はNGです。
義父母世代の人は、話を聞くよりも聞いてもらうことの方が好きなので、聞き上手になることがポイントです。ただし相槌を打つだけではなく、相手に興味を持っているという素振りを見せながら聞けると満点です

世代も環境も違うので、共通の話題もなくお互い会話がギクシャクすることもありますよ。そんなときは、夫の子供の頃の話しを聞くと良いでしょう。お互いに楽しく会話できますし、夫の弱みを握れるかもしれませんよ(笑)

帰省後は自宅についたらすぐ連絡を

自宅に到着したら、改めてお礼の連絡をしましょう。親はいつまでも子供が可愛く、同時に心配もしています。無事に家に着いたことを伝えて安心させてあげましょうね。
後日、帰省中に撮った写真といっしょにお礼の手紙を送るとさらに良いです。

帰省が終わったからといって気を抜かず、次回の帰省に備えて、あたたかく迎えてもらえるような環境を作っておきましょう。

この記事を書いたライター

木村さくら

自称「健康オタクで美容オタク」。最近自家栽培にハマってます。