おじいちゃんと孫の素敵な関係~笑いあり笑顔ありのエピソード
自分や夫を育てた時のおじいちゃんは父親として厳しい一面もあったのに、孫が生まれてじぃじになると大変身するおじいちゃんもいて「孫パワー恐るべし」と思ったママやパパも多いことでしょう。そんなおじいちゃんと孫は親では築けない特別な関係を築くことも多く、親にとってはありがたい存在でもあり、時には孫と2人で爆笑させてくれる存在でもあります。
今回はおじいちゃんと孫の素敵な関係にクローズアップしてみましょう!こちらでは孫の心を惹きつけるおじいちゃんの魅力、おじいちゃんと孫の爆笑&ほのぼのエピソードをご紹介します。
孫の心を惹きつけるおじいちゃんの魅力
子供の頃から会話を楽しむ女性に対し、男性は子供の頃から大人になっても遊びや趣味に夢中になる傾向が強いのですが、おじいちゃんにはその能力を孫との遊びに発揮し、孫をグイグイ自分の魅力へと惹きつけていくパワーがあります。
例えば…
- 廃材を利用したおもちゃ作り
- ペーパークラフト
- 昔ながらの遊び
- 囲碁や将棋
- 竹細工 など
夢中になって遊ぶ姿が何だかとっても魅力的で惹きつけられてしまうのですが、他にも大きな魅力を持っています。それが「桁外れの甘やかし」です。
母親でもあったおばあちゃんと違い、おじいちゃんは可愛いとなると徹底的に甘やかす傾向があります。
例えば…
- 「バカ」「アホ」と言われてもギャグで返す
- ハエ叩きで叩かれても、打ちのめされたハエのフリをする
- 家の中で買ってあげた自転車に乗らせる
- 孫のために知り合いに竹を取りに行き、流しそうめんをしてあげる など
親からすると色々と気になってしまうのですが、おじいちゃんと孫の遊ぶ姿から笑いや我が子の成長を感じるママやパパも多く、親にしてあげられる枠を超えた付き合いをしてくれるおじいちゃんのお蔭で、多くの子供達が人としての優しさや温かさ等を育ててもらうことができます。
Qおじいちゃんと孫の爆笑&ほのぼのエピソードを教えて
おじいちゃんと孫が揃うと普段の我が家とは打って変わって賑やかになる家庭も多いことでしょう。盆や正月の帰省の時であれば、みんなで集まっておじいちゃんと孫のおかしな姿に家族全員で爆笑することも。
よその家庭のおじいちゃんと孫の仲を覗いてみましょう。
河童とおじいちゃんと孫
おじいちゃんは孫が大好きだけど。
私の67歳の父親は、私の17歳の息子のおじいちゃん。当時遠く離れて住んでいたのでたまにしか会えませんが、これは息子が3歳くらいの時の話し。
NHK教育テレビのある番組の曲で、河童の歌が流行っていました。息子はその歌が大好きでいつでもどこでも歌っていたのですが、家族でおじいちゃんの家に遊びに行った時のこと。息子がおじいちゃんの前で河童の歌を披露しました。それはとてもじょうずに。
みんなは楽しんで聞いていましたが、おじいちゃんだけは複雑な心境です。なぜならおじいちゃんの髪は、本当は河童だったからです。孫の前では河童の頭を見せたくなくていつもカツラをかぶっていたので、息子はおじいちゃんが河童頭だなんて思ってもいませんでした。ですからおじいちゃんと孫以外は大笑いです。
その後、おじいちゃんは河童頭をご披露し、息子はキョトンです。周りは大爆笑でしたが、息子は気を遣ったのでしょう。それから河童の歌は歌わなくなりました。親も初めて息子が人の気持ちを分かる子なんだと知ることが出来ました。
親からだけではなく、色んな事をおじいちゃんやおばあちゃんから学ぶことも多いですし、親に話せない本心を話すこともできるようです。あとからおじいちゃんやおばあちゃんから聞いて分かります。
家も近くになったこともあり、高校生の息子は今でもおじいちゃんとは仲良くどこへ行くのも一緒です。良い関係です。客観視できる祖父の存在は大きいですよ。
iPhoneのSiriとおじいちゃんと孫
おじいちゃん最新機器に挑戦!
おじいちゃんは75歳、孫は9歳です。孫は男の子でとてもヤンチャです。おじいちゃんは孫にとって優しくてよく可愛がってくれて、第二の父みたいな感じです。同居はしておりませんので、これは父親である私の里帰りをした時のエピソードです。
私の携帯のiPhoneを孫に貸した時、Siriという音声を読み取る機能を使って孫が遊んでいるところでおじいちゃんがやってきて「何だそれ?」と言った感じで一緒に遊んでいました。
おじいちゃんが何回Siriに対して声をかけても、Siriが「何を言っているのか分かりません」と反応するので、孫が「Siriはおじいちゃんのこと嫌いなのかな?」って言った時に、家族皆爆笑しました。
おじいちゃんは孫にとっていつでも遊んでくれる心の支えになっていて、遊ぶことによって沢山の事を学ばせてもらっていると思います。どのおじいちゃんも孫のことを大好きだと思っています。父親に自分が愛情をもらったように、孫にもおじいちゃんからの愛情を注いでもらうことは、子供の成長に繋がるのではないかなと思います。
間違えまでそっくりなおじいちゃんと孫
色々なところまでそっくりなおじいちゃんと孫
わが家のおじいちゃんは現在64歳で、孫は上から7歳、5歳、3歳、0歳の4人います。同居ではありませんが近くに住んでいます。孫にとっては父方のおじいちゃんになります。
おじいちゃんは一見チンピラ風で怖そうな風貌なので、はじめは子どもたちも怖がってしまい寄り付けませんでした。しかし祖父はもともと子供が好きなので何回も会いに来てくれて、子どもたちも次第に遊んでくれるおじいちゃんを好きになっていってくれました。
そんな孫たちですが、特に5歳の次男が顔も性格も祖父にそっくりで、一緒にうつっていた写真をみてポーズや表情までそっくりで笑ってしまいました。
「イズミヤ」というスーパーを次男はいつも言い間違えて「ネズミや」というんですが、なんと祖父も子供の時に間違えて「ネズミや」と呼んでいたときいて、そんなところまで似ているんだと爆笑してしまいました。
おじいちゃんの存在は孫にとって癒しになっています。やはり考え方が似ているんでしょうね。心から信頼できる存在だと思います。おじいちゃんと孫の絆はきっと大人になってからもいい影響を与えてくれると思います。
遊び慣れていないおじいちゃんと孫
おじいちゃんの公園デビュー
おじいちゃんは70才、孫は5才です。孫は男の子で遠くに住んでいるので、お盆休みと年末年始にしか会うことができません。おじいちゃんは孫から見ると母方のおじいちゃんで、自分の子育ての時はおばあちゃんに任せっきりだった仕事一筋の人です。なので、子供と遊ぶということに慣れていません。
里帰りをしたときに孫が「公園で遊びたい」と言っておじいちゃんを誘いました。そのとき私は体調を崩していたので、おじいちゃんと孫の2人で近所の公園に遊びにいってもらいました。おじいちゃんは初めての公園だったので遅い公園デビューです。孫は誰にでも声をかけるタイプなのでおじいちゃんは孫の行動に困惑していたようです。そんなおじいちゃんを想像し、私はニヤニヤしてしまいました。
孫は楽しかったようで「また行こうね」と約束していました。孫はおじいちゃんが大好きです。おじいちゃんとの付き合いは孫にもおじいちゃんにも新たな発見があるのでおすすめです。
母親の父親と思えないおじいちゃんと孫
ジッジはお父さんよ!
私の父は現在63歳。孫である私の娘達は4歳と1歳です。2人とも「ジッジ、ジッジ!」とおじいちゃんにとても懐いており、おじいちゃんも毎週末必ず娘たちに会いに来て、たくさん遊んでくれます。まだまだ現役で働いており体力もあって娘たちと鬼ごっこをしたりかくれんぼをしたりと元気いっぱいなジッジ。
4歳になった娘はジッジが私の父と言うことがまだわからなかったようで、私が咄嗟に「お父さん!」って呼んだ時に大爆笑して「お父さんじゃないしょー」って言い出しました。「ジッジはお母さんのお父さんなんだよ!」と教えてあげると、ポカーンとしたまま「お母さんにもお父さんがいたんだぁ」と不思議な顔をしたことがとても面白かったです。
私には聞いてもらえないわがままもジッジは聞いてくれて、たくさん遊んでくれて、孫にとっておじいちゃんは親とは違う愛情をくれる大事な人なんだと思います。
もし、おじいちゃんと孫の付き合いを快く思えないママさんがいたら、お子さんとおじいちゃんを目一杯遊ばせてあげてみて下さい。きっとお子さんもおじいちゃんもとても楽しく笑って遊んでいるんではないでしょうか。
恋人同士のようなおじいちゃんと孫
大きくなり過ぎて、じぃじの目の中には入らない
畑仕事が大好きな私の父である母方のじぃじは今年72歳になります。私に男の子が産まれ、孫ができた時には大喜びでした。それからのじぃじは孫が可愛くて仕方がなかったらしく、どこにでも孫を連れて行ったり、欲しがる物をなんでも買ってやったりしていました。娘である私がいくら甘やかさないで欲しいと注意しても聞いてくれなくて困ったほどです。
それだけ可愛がられたからか息子もじぃじが大好きで、しょっちゅう私の実家に行ってじぃじと一緒にお出かけしたり畑仕事を手伝ったりしていました。それは息子が高校生になってからも続き、週に何回か夜に息子の携帯にじぃじが電話をしてきて、二人で仲良く通話している様子はまるで恋人のようだと主人もよく笑っていました。
そんな息子が昨年から地元を離れて大学に進学することになり、我が家はもちろん、じぃじも寂しくなってしまいました。じぃじは相変わらず孫にせっせと電話をして「必要なものや食べたい物があれば送るから」と、今では近所の宅急便の常連さんになりつつあります。
間も無く息子は20歳の誕生日を迎えますが、お年寄りや動物に対して思いやりのある優しい子に育ってくれました。息子は「おじいちゃんにはいっぱい可愛がってもらって、今では感謝の気持ちでいっぱいだ」と言っています。
おじいちゃんといえば孫を甘やかす存在に思えてしまいますが、孫は沢山の愛情と思い出をもらって大きくなっていくと思います。きっと将来、感謝する時が来ると思います。
可愛がり過ぎるおじいちゃんと孫
おじいちゃん大好き
おじいちゃんは80歳、孫は2歳半でとっても元気な男の子です。そんな孫のAはおじいちゃんが大好きです。何故ならおじいちゃんは遊びの天才だからです。
おじいちゃんはパパのお父さんで、同居はしていないのですがAは「おじいちゃんち、いく!」が口癖で、2週間に一度のペースで遊びに行きます。車で、30分ぐらいかかるので近いとはいえない距離ですが、行かないとプンプン怒ります。
おじいちゃんちに着くと「Aくん、こんにちはー!」と、おじいちゃんも嬉しそうにニコニコです。そして「今日はこんなのを作ったよ!」と、厚紙でつくった道路や飛行場などのすごく手が凝っている手作りおもちゃを用意してくれたり、近くの公園に連れていって全力で遊んでくれたりと、一日中Aが喜ぶ遊びを考え遊んでくれるのです。
そんなおじいちゃんちから帰るときはいつも大変。「おうち、いらん!」の連呼でいつもみんな笑っちゃいます。Aにとっておじいちゃんは親と同じくらい愛情を注いでくれる大切な存在で、Aはその愛情をたっぷり受けて甘えたり泣いたりと感情が豊かに成長することが出来ています。
「おじいちゃんは孫可愛さにお菓子やおもちゃをたくさん与えたりして苦手」と思っているママも多いと思いますが、ママが子どものためにと思う気持ちもおじいちゃんの孫への気持ちも愛情があるものです。そんなおじいちゃんとの付き合いをなくしちゃうのは少しさみしい気がしちゃいます。
おじいちゃんと孫は元気いっぱい!
我が家のおじいちゃんは年を重ねるにつれて身体が弱くなっていました。そんな中妊娠発覚、無事出産し孫をおじいちゃんに抱かせると泣いて喜んでくれました。同居ではないですが実家の近所に住んでいるので、週に4回前後は会っていました。
会う回数が多くなるに連れてびっくり!おじいちゃんが元気になってきました。孫が生まれてからは風邪すらひかない健康体に!私が女で一人っ子だったので、孫が男の子で嬉しいのでしょうか?実家に行くとおじいちゃんは孫にベタベタです。
小さめで生まれてきたのですが、おじいちゃんと遊んでいるうちにスクスク成長してご飯をいっぱい食べるようになり、小学生に上がる時には元気な体になっていました。
孫にとってもおじいちゃんはいつまでもヒーローみたいなものです。上手く付き合えばみんなが元気になり笑顔が増えていきます!
喧嘩をするほど仲が良い
おじいちゃんは今年66歳なり、孫は夏で6歳になります。初孫の女の子で、本当に喜んでくれました。おじいちゃんは私の父で15分ほどの比較的近い距離に住んでいます。
おじいちゃんは自営業のためまだまだ現役で働いていますが、孫のために仕事を休みにしてしまうこともあります。現在5歳、もうすぐ6歳にもなれば女の子は口も達者になりますので、孫が何か欲しいときや外食に行きたいときにおじいちゃんに甘えだしたり、大好きと言ったりしています。
二人で喧嘩をすることもあり、そんなときは「キライ」「バカ」だのと言う時もありますが、おじいちゃんは分かっていながらも「可愛さには敵わないな~」と言い、嬉しそうに何かを買いに連れていってくれたりしています。単純すぎて笑えます。
おじいちゃんは孫に喜怒哀楽の気持ち与えてくれたと思っています。おじいちゃんは孫がパパやママに叱られたとき、慰めて安心させてくれる孫にとって大切な存在です。おじいちゃんがいるからこそ、親だけでは難しい一面が成長してくれることもありますよ。
世話焼きのおじいちゃんから愛情を感じています
70歳になる義父はとても頼りがいがあります。息子は現在10歳ですが、義父にとって初孫でした。産まれてくる前からベビーベッドやベビーカーを用意してくれるような律儀な人です。
産まれてからは孫に会うため車で1時間かけて頻繁に来てくれました。お風呂に入れてくれたり、離乳食が始まってからは自ら食べさせてくれたりしていました。
そんな義父は息子が成長して小学生になってからも、食事中に食べさせてくれようとするのです。すると息子は恥ずかしがって断固拒否するのですが、食卓で笑いが起こります。
私の実家には父がいません。息子にとってはただ一人のおじいちゃんです。成長しても「あーん」して食べさせようとするほどかわいがってくれることを息子も実感していると思います。
義父はいまだに現役で仕事をしています。労をいとわず働く姿を見ていますので、尊敬する存在だと思います。世代の違いでおじいちゃんの言動に疑問を感じることもありますが、おじいちゃんの愛情を感じられるということは子供にとっての財産になると思っています。
おじいちゃんの甘やかしに辟易した時は…
「時には厳しく接しなければならない親には与えられないものを、おじいちゃんが孫に与えてくれているのでは?」という目線でおじいちゃんと孫を見ると、「子供心を惹きつける魅力を持つ素敵な人物と、我が子は幼い頃から触れ合えるのだから幸せなだ」と気づけることでしょう。
それでも「これはいくら何でも受け入れられない!」と思うことがあれば、あまり会いに行かないようにするなどおじいちゃんと孫の間を裂いてしまわず、孫である我が子が話してわかる年齢ならばしっかりと諭しましょう。
また必要に応じておじいちゃんとも話をしましょう。特に義両親には遠慮してしまいがちですが、話し合いも時には大切です。