防腐剤の長所と短所についてに関する記事

防腐剤のメリットとデメリットと摂取するときの注意点

防腐剤のメリットとデメリットと摂取するときの注意点

防腐剤のメリットとデメリット、そして防腐剤を摂取するときの注意点について紹介します。

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食品添加物として防腐剤を使用することで得られる3つのメリット

食品には様々な防腐剤が使用されています。食品添加物の身体への影響を、テレビやネットで見たことがある人は、特に気になるのではないでしょうか。防腐剤を使用することでどのようなメリットがあるのか、もし防腐剤を使用しなかった場合には、どんなデメリットがあるのかを見ていきましょう。

防腐剤を食品に使用するメリット1:食中毒を防ぐ

食中毒を防ぐためにレモンが添えられた生牡蠣

食中毒は、食品中に元々毒性が含まれている場合だけでなく、食品に雑菌が繁殖したときや食品が腐敗することで有毒性を発したときに引き起こされます。元々毒性がある食品は確かな知識があれば避けることができますが、雑菌が繁殖した場合や腐敗した場合は、ぱっと見ただけでは気付かないこともあります。

ですが、前もって食品に防腐剤が添加されていたり殺菌処理が行われていたりするなら、これらの変化は防ぐことができるので、結果的に食中毒を防ぐことができます。食中毒を防ぐために添加される防腐剤には、亜硝酸ナトリウムやビタミンCなどがあります。

防腐剤を食品に使用するメリット2:賞味期限を延ばす

賞味期限を伸ばすため防腐剤が塗布された焼き魚

また、防腐剤を添加することで食品としての寿命を長くすることも可能です。例えばぬか床や酢に漬けることで長期間食品を食べられるようにすることも、ぬかや酢を防腐剤として使用しているからです。食肉や魚を保存するために塩を防腐剤として使用することや、砂糖で煮込んでフルーツを保存することも、調味料を防腐剤として使用する例にあげられます。

防腐剤を食品に使用するメリット3:熟成させる

熟成された年代物の赤ワイン

ぶどう果汁をそのまま放置すると、当然のことですが腐ってしまいます。ですが、適切な温度と湿度が保たれた樽の中で熟成させると、美味しいワインへと変化します。途中で腐ってしまわないように、樽詰めする際と瓶詰めする際には亜硫酸塩を防腐剤として加えます。つまり、防腐剤を加えることで、美味しく安全なワインを楽しむことができるのです。

また、熟成と言えばチーズも忘れてはいけません。天然の防腐剤であるソルビン酸のおかげでチーズが安全に熟成し、長期間保存しても有毒性を持ちません。

防腐剤を食品に使用するデメリット

食中毒を防いだり、長期間の保存を可能にしたり、独特の風味を生み出したりと、防腐剤を使用することで多くのメリットが得られます。ですが、防腐剤として使用される亜硝酸ナトリウムに関しては、安全性を疑問視する声が大きくあります。

亜硝酸ナトリウムの危険性

防腐剤の亜硝酸ナトリウムの危険性を考察する女性

危険な防腐剤と言うとハムやソーセージ、コンビニのお弁当などに使用されている『亜硝酸ナトリウム』を思い浮かべる方も多いでしょう。実際に食品安全委員会にも亜硝酸ナトリウムの使用に関して問い合わせる方も多く、安全性に関して疑問視している方が多いことが分かります。

厚生労働省では、次の見解を示しています。

亜硝酸ナトリウムは、安定した食肉の色を保持する効果のほか、ボツリヌス菌をはじめとして多種類の細菌の生育を抑え、食肉製品の腐敗を防止する働きを持つなど様々な効果のある添加物として知られています。
(中略)
食品由来の亜硝酸イオンによって、ヒトの健康に悪影響を及ぼしているという科学的知見がないことから、添加物として使用される亜硝酸ナトリウムが人の健康に悪影響を与えているという知見は得られていません。

(注1)

食品安全委員会と国際機関(世界保健機構と国際食糧農業機関)の研究報告に基づいて、亜硝酸ナトリウムの人体への影響はないとの見解を示していますが、アミノ酸と反応して生成される発がん性物質『ニトロゾアミン』の危険性については一切触れられていません。ニトロゾアミンの危険性が気になる方は、個人的に食品を避ける必要があると言えます。

防腐剤の食品以外への利用

腐敗を防ぐ必要があるのは食品だけではありません。木材や化粧品にも、腐敗を防ぐ成分として防腐剤が使用されています。

木材に使用される防腐剤

防腐剤のニスが塗布された木材

木材を使用した家屋や家具には防腐剤が塗装され、長期にわたって腐敗や虫食いなどを起こさずに利用できるように加工されています。また、日曜大工で使用するニスなどの防腐剤も、塗布することで耐性を高めます。

ですが、ベンゾビレンなどの発がん性物質もあり、塗布する際には直接体に触れる場所に使用するものなのか、また、ペットや幼児などがなめたり手にしたりする場所に使用するものなのかなど、利用する場所をチェックする必要があります。

化粧品に使用される防腐剤

品質劣化を防ぐために、多くの化粧品には防腐剤が使用されています。頻繁に使用される成分としては表示指定成分『パラベン』が挙げられますが、パラベン自体には毒性はないものの0.2%程度の確率でアレルギー反応を起こす人もいる成分です。かぶれやすい人や化学物質アレルギーがある人は、使用前にパッチテストを行うなどの対策が必要でしょう。

また、無添加化粧品は、添加物が入っていない分、腐敗しやすく雑菌が生じやすくなっています。商品によって消費期限は異なるので開封前にしっかりと確認し、開封後は1~4カ月程度で使いきるように心がけましょう。

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この記事を書いたライター
木村さくら

木村さくら

自称「健康オタクで美容オタク」。最近自家栽培にハマってます。