静電気を防止する対策～パチパチを防ぐグッズおすすめ12選

静電気防止グッズでバチバチ対策！おすすめグッズ12選

冬になると、静電気に悩まされるという人も多いですよね。ドアを開けようとしたらバチバチ、スーパーでおつりを受け取ろうとしたらバチバチと、静電気で痛い思いをするのは誰だって避けたいです。また、スカートが足にまとわりついてきて、本当に困ったという経験をした事のある女性も多いでしょう。

冬になると起こる静電気は、そもそもなんで起こるのでしょうか。静電気を防ぐ方法はあるのでしょうか。そんなこの季節の悩みの代表である静電気の正体と対策、静電気を除去して快適に過ごす方法を解説します。おすすめの静電気防止グッズもご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

静電気とは

この時期、多くの人を悩ませる静電気の正体をご存じですか。この地球上のものは私たちを含め、すべて原子でできています。この原子はプラスとマイナスの電気を帯びていて、普段はバランスをとっています。しかし、摩擦などによってこのプラスとマイナスの電気のバランスが崩れると、何かに触れた際にその物体へ電気が移動しようとして放電します。それが静電気の正体です。

静電気が冬に起こるのはなぜ

この静電気が冬に起こりやすいのは湿度が関係しています。湿度とは空気中の水分量の事ですが、空気中に水分がたくさんあると、身体に電気がたまっても空気中の水分を伝って逃げていくことができます。しかし、湿度が20%以下の乾燥した状態になると、空気中に電気を逃がす事ができなくなり、結果、何かに触れた時にその物体に向かって放電するので静電気が起きてしまいます。

どんな時に静電気が起こるの

実は静電気には起きやすい条件があります。逆にいうと、静電気が好む状況を作らなければ、静電気の発生を防ぐことができます。静電気が起きやすい3大条件を見ていきましょう。

空気が乾燥している

これは、冬に静電気が起きやすい事と同じです。空気中の水分は体内の電気を放電する事ができるので、湿度が高い場所だと静電気は起きにくいです。空気中の水分が少ないと、うまく体内の電気が放電できないので、ドアノブなどに触ったときに放電され、静電気が起きてしまいます。

静電気が起きやすい服を着ている

服にも静電気が起きやすいものとそうでないものがあります。また、冬の時期は特に重ね着をすることが増えますが、組み合わせによっては、静電気が発生しやすい服装になってしまいます。ポリエステル100%のフリースやセーター、ウールなどの組み合わせは、静電気と遭遇する確率がかなり高いので注意しましょう。綿、シルク、麻などの天然素材は比較的静電気が起きにくいです。

静電気が起きやすい体質

たまに「私、静電気体質なの」という人がいますが、科学的な根拠はありません。しかし、規則正しい生活やバランスのよい食事ができていない人は、身体がアルカリ性から酸性にかたよりがちです。血液がドロドロで新陳代謝が悪いと、静電気が起きやすくなってしまいますので、普段から規則正しい生活を心がけましょう。

静電気を防ぐコツ・対策法

静電気が発生しやすい条件を知ったところで、静電気対策法を見ていきましょう。急にバチッとくる静電気の痛みは、何度も経験すると恐怖を感じる事があります。冬の時期は怖くてドアが開けられないという人のためにも、しっかりと静電気を防ぐ方法をチェックしていきましょう。

バチッとくる前にさわる

実践している人も多いかと思いますが、ドアなどをいきなり触るのではなく、紙や木、壁などを触った後にドアなど静電気が起きやすいものに触るという方法です。紙、木、壁などは体内の電気を放出でき、触ってもバチッと痛みを感じる事もありません。

部屋を加湿する

空気中の水分は、体内の電気を逃がすのにとても役立ちます。部屋の中をたっぷり加湿することで、パチパチと静電気を感じる前に、体内の電気を逃がしましょう。

ハンドクリームを塗る

静電気の多くは、手で触れる事で起きる事が多いですよね。手の水分がたっぷりあると、静電気が起きにくいってご存知ですか。手の水分をしっかり補う事で、ドアに触るのも怖くなくなります。ハンドクリームもいろいろな種類がありますが、水分がしっかり浸透するうるおいタイプの方が、効果が期待できます。

水分を摂りましょう

冬になると水分をとる量が減り、実は身体が水分不足になっていることがあります。しっかりと水分をとる事は、身体が潤うのはもちろんですが、血液がサラサラになる効果もあります。冬だからといって油断せず、こまめに水分補給しましょう。

バランスのいい食事を摂りましょう

バランスの良い食事を摂ることも、静電気の発生を防ぐためには必要なことです。偏った食事をしていると身体が酸性化し、静電気を帯びやすくなります。

静電気を防ことが期待できるチーズ、胡麻、わかめ、干しエビなどに豊富なカルシウム、のり、イワシ、大豆製品などに豊富なマグネシウムを積極的にとるようにしましょう。

静電気防止対策グッズおすすめ12選

静電気をなるべく防ぐための方法をご紹介しましたが、実際緩和できても、静電気を完全にシャットアウトする事はなかなか難しいですよね。そんなときに役立つのが静電気防止グッズです。スプレーやブレスレッド、キーホルダーやシートなど幅広いアイテムがありますので、おすすめの12アイテムをご紹介します。気になるアイテムはぜひ試してみてください。