ネジ・釘不要!ぬいぐるみのディスプレイ収納アイディア9
ちいさな子どもがいる家庭で困るのが、増えすぎたおもちゃ。特にぬいぐるみは子どもが遊びに使うだけでなく、プレゼントにもらったり、パパがゲームセンターで取ってきたりして、どんどんと増えてしまいがちです。油断するとおもちゃボックスからあふれて邪魔になってしまうので、お部屋の中に飾りながらきれいに収納してしまいましょう。
今回ご紹介するのは、100均ショップなどでも購入できるアイテムなどを使った、簡単&安価な収納方法。ネジや釘を使わないので、壁や建材に手を加えることができないアパートなどにお住まいのパパやママもぜひ試してみてください。子どもも参加して収納できるので、お片付けの良い習慣が身につきます。
子育て4コマ漫画~ぬいぐるみ収納編
お店のようにキレイにディスプレイされていれば、数が多いことで逆に見守られている気分すら味わわせてくれるぬいぐるみ。ところが子供がいると床の上に散乱したり山積みにしたり。何となくぬいぐるみに「ピカピカチュー」「まじ!ないわー」と恨めしそうににらまれている気がすることも。
箱を使って収納しているご家庭も多いのですが、箱にしまうと底にあるものが取り出しにくくなってしまうため、子どもが箱をひっくり返して遊び、結局お部屋が散らかってしまうことに。これではママもお片付けが追い付きません。
ベストは子供が使いやすく片づけやすい収納!今回は子どもが取り出しやすく、片付けやすい方法として100均ショップでも手に入るグッズを使った方法をご紹介しますので、ぜひ飾りながらぬいぐるみを片付けていきましょう。
なんでもぶら下げちゃえ!ハンガー収納3
まずは床の上でぞんざいな扱いを受けているぬいぐるみ達を、地上あるいは空中に引き上げる3種類のハンガー収納を見ていきましょう。
1タオル掛けハンガーで収納
材料は100均で売られている「タオル掛けハンガー」のみ!タオル掛けハンガーは掛けるタオルの数を増やすための便利アイテムですが、家の中にあるちょっとした手すり、取っ手がバーになっている引き出し、棚などを利用して簡単に設置できるのでとっても便利。
針金で出来ていて形を変えられるので、大き目のぬいぐるみでもしっかり挟め、コンパクトに収納できます。
2スカーフ用小物ハンガーで収納
材料は100均やニトリなどで売られている「スカーフ用ハンガー」のみ!スカーフ用小物ハンガーは、いくつもの丸い輪が連なった独特の形をしていて、それだけでも目を引くアイテム。もともとはニトリやIKEAなどで売られていたものですが、最近は100均などでも同様のものが安価に購入できます。
ぬいぐるみを輪にひっかけていくと可愛いディスプレイのできあがり♪滑り止め加工がしてあるハンガーなら、ぬいぐるみが滑って落ちないのでおすすめです。
収納できるぬいぐるみは小型で腕のあるものが望ましいですが、いくつかのハンガーを連結させて使うと、ディスプレイとしてグッと見栄えが良くなります。
3スラックス用ハンガーで収納
パパのスラックスをかけるハンガーも、ぬいぐるみの収納に使えます。バーの隙間にぬいぐるみをひっかけていくだけです。
ただし針金タイプなら多少の融通はききますが、プラスティック製品のものは厚みのあるぬいぐるみに使うと割れてしまうので気を付けましょう。
スカーフで作ろう!ぬいぐるみハンモック収納
突っ張りポールなどをつける空間があれば、手軽に収納スペースを増やせるのがこちらの収納方法。使わなくなったスカーフを活用してぬいぐるみを収納するハンモックを作りましょう。
スカーフでなくても、バスタオルや帯状の長い端切れ布でも作れます。赤ちゃん期に使っていたスリングやおくるみ等をリサイクルして活用してもよいでしょう。ぜひ使ってみてください。
スカーフで作るぬいぐるみハンモックの材料
- スカーフ2枚
- S字フック2個
- スカーフを2枚重ねてそれぞれ角を結び、3つの結び目を作ります。
- 残った端はそれぞれS字フックに結びつけます。
- S字フックをポールにひっかけたら、そのままポンポンとぬいぐるみを投げ入れていくだけ。意外とたっぷりと収納ができます。
パッチン!ぬいぐるみのチェーン収納
ホームセンターや100均ショップなどで購入できる、軽くてカラフルなプラスティックチェーン。カーテンレールやポールの端にS字フックでひっかけると、子どもが遊びながら収納できるディスプレイ収納が出来上がります。
パッチン!ぬいぐるみチェーンの材料
- プラスティックチェーン
- 紐付き洗濯ピンチ
- S字フック
プラスティックチェーンのところどころに、洗濯ピンチを止めつけておきます。S字フックを使って上からチェーンを吊り下げたら、ピンチにぬいぐるみを挟んで止めていくだけ。ぬいぐるみの数が増えれば増えるほど、お部屋の面白い飾りになります。
意外とたっぷり飾れる!突っ張り収納2
自宅の構造や家具の配置にもよりますが、ちょっとした隙間には突っ張り棒が使えます。ぬいぐるみは中身が綿で軽いですし、落下しても破損する必要はないため、収納にもそれほどの強度を気にする必要はありません。
1隙間を利用!突っ張り棒収納
突っ張りポールで隙間ディスプレイの材料
- 突っ張りポール 2本
- 段ボール(布やワイヤーネットでもOK)
- まず家の中を見直して、壁や家具の隙間や、棚などに余分なスペースがないか確認をしましょう。
- 隙間が見つかったら、突っ張りポールを平行に2本取り付け、上に段ボールを置けば簡単にぬいぐるみを飾れる収納スペースが増やせます。布を巻き付けたり、ワイヤーネットを使ったりするのもおすすめです。
2窓を利用!突っ張り棒収納
小物などを置くことができない幅の狭い出窓の場合でも、突っ張り棒1本だけでぬいぐるみの収納スペースは増やせます。
カーテンのリボンポケット
壁面収納という意味では、カーテンも使えます。室内でも大きな面積を占めるのがカーテンですので、ちょっとした一工夫で子どもが楽しんでぬいぐるみのお片付けができるスペースを作ってみてください。テープとカーテンの隙間に、遊び終わったぬいぐるみを入れていくだけで簡単に収納ができます。
カーテンのリボンポケットの材料
- リボンテープ
- 安全ピン 数個
手芸店や100均ショップで購入できるリボンテープを、少し余裕を持たせてカーテンに安全ピンで止めます。
引っ張らないで!安全ピンや使い方に注意
リボンテープをカーテンの下の方に取り付けておけば小さな子どもでもお片付けがしやすくなりますが、安全ピンが外れていないかは大人が確認してください!
安全ピンの針が大きいとカーテン地が傷むので、細めの針を選ぶのがポイント。またあまりたくさんのぬいぐるみをかけたり、無理に引っ張ったりするとカーテンレースが歪みます。ほどほどの数に抑え、使い方には注意しましょう。
捨てずに飾れる!カーテンレール収納
子どもが遊びに使うぬいぐるみの収納は、子どもでも簡単に手が届く場所に作るのが基本。ですが最終的に増えすぎたぬいぐるみの処分を検討しているのなら、手の届かないカーテンレールの上にディスプレイしながら様子をみるのも良い方法。カーテンレールのほこり対策にもなります。
カーテンレールの上に作る簡易棚の材料
- 段ボール(幅7cm程度)
- 両面テープ
段ボールの両端に両面テープをつけてカーテンレールの上に固定し、ぬいぐるみを置けばできあがりです。幅が狭いのでディスプレイできるぬいぐるみは小型で軽いものに限られます。
カーテンを動かすときに落ちないように、ぬいぐるみの手足が段ボールから出ないように工夫をして飾りましょう。
カーテンレールの上に簡単な棚を作ってしばらく子どもの目のつく室内に飾り、子どもが興味を示さない場合はそのぬいぐるみを卒業したと判断し、ホコリがついて良い機会だと考えて処分を検討していくとよいでしょう。
もし子供が捨てるのを嫌がったら、上手に洗ってリフレッシュさせてあげるとよいでしょう。