買いだめしても無駄にならない!おすすめ食材や日用品リスト9選
買いだめには賛否両論あり「安い時にまとめて買えばお金も手間もお得」という人と、「結局使わず節約にならない」という人がいます。
保存食とされる食品にも賞味期限や消費期限があるため、買いだめした食品をほとんど使わない人にとっては、ハッキリ言って何を買いだめしても損になりがちです。
ただし一週間分の献立を決めておくのは家事を時短するためのテクニックの一つですが、その時間や気力がない主婦でも、日持ちして使いまわしできる食材を買いだめしておけば、金銭面だけでなく時間も節約できます。
まず押さえておきたいのが、「賞味期限」と「消費期限」の違いです。消費者庁や農林水産省の説明によると、賞味期限は「おいしく食べられる目安」で、過ぎてもすぐ食べられなくなるわけではありません。一方、消費期限は「安全に食べられる期限」で、こちらは過ぎたら食べないのが基本です。買いだめには、この違いを意識して「日持ちする=賞味期限が長いもの」を選ぶのがコツ。それでは、買いだめしても無駄になりにくいおすすめ9選を、保存の目安とあわせて見ていきましょう。
1缶詰!ただし日常の食事に使いまわせる種類のみ
買いだめの定番ですが、缶詰にも賞味期限はありますので、家庭でよく使う種類以外を買いだめするのはおすすめできません。逆に言えば、いつもの食卓で回せる缶詰なら、長期保存できて備えにもなる優秀な買いだめ食材です。
ソーセージ、焼き鳥、フルーツなど、そのまま1品として出せる缶詰や、コーン、トマトなど日常の料理に使いまわして消費できる缶詰を選び、目につきやすい場所にまとめて収納しましょう。開けるだけで一品になるので、疲れた日の「もう一品」にも重宝します。
ツナ缶も、野菜いためやカレー、お好み焼き、味噌汁にプラスワンするだけで、料理にうまみとボリュームが出て、味の物足りなさを手軽に補えるのでおすすめです。
2乾物!小分けパックの商品を選ぶと長持ち
買いだめの定番、乾燥わかめや干しシイタケ、高野豆腐などの乾物。乾燥わかめや干しシイタケの賞味期限の目安はおよそ1年、高野豆腐やゴマはおおむね6ヶ月と長く、買いだめに適した食品です。汁物や煮物にさっと使えて、料理のかさ増しや彩りにも役立ちます。
ただし残念ながら、開封すると湿気で劣化し「開封後はお早めに」の対象になります。買いだめした乾物を無駄にしないためには、使いきりの小分けパックを選ぶのがおすすめです。
とはいえ買いだめしすぎは無駄の元。目につくところに置いておかないと、ストックがあるのにまた買ってしまったり、賞味期限切れになったりしやすいので注意してください。
3乾麺やパスタ類!未開封なら3年前後の保存が可能
買いだめ食品として人気のカップ麺は、確かに備蓄食になるので必要なのですが、製造日より6ヶ月ほどと他の備蓄食に比べて賞味期限が短く、無駄にしてしまうことも多いので、買いだめの際は数量に注意が必要です。
一方、乾麺や乾燥パスタは、未開封であれば製造後3年前後の保存ができるので、買いだめにおすすめ。ゆでるだけで主食になり、味つけ次第で和・洋・中と展開できるのも便利です。ただし直射日光に当たると変質しやすいので冷暗所に保存し、開封後は密閉容器に移しましょう。
4冷凍食品!カット野菜は生より安くて長持ち
買いだめ癖のある人におすすめの冷凍食品は、カット野菜。生野菜に比べて食感はやわらかくなりますが、価格が安く、切る・下ゆでの手間が省けて味や使い勝手も普段使いに十分。時短になる分、家事ストレスをポジティブに対処するのに役立ち、時間も節約できます。使う分だけ取り出せて、余りが出にくいのも魅力です。
ただし冷蔵庫や冷凍庫への詰め込みすぎは、電気代の無駄につながり節約になりません。停電の際にすべて無駄になる恐れもあるため、冷凍食品の買いだめは冷凍庫がいっぱいにならない程度(8割くらいまで)にとどめるのがベストです。
5粉類!安い時に買いだめすればうっかりミスをカバーできる
買いだめ食材の中でも賛否が分かれやすいのが粉類。小麦粉、片栗粉、カレールー、お好み焼き粉などは、買い忘れのうっかりミスをしやすい一方で、賞味期限切れにもなりやすい食材です。その理由は、ズバリ買いだめしすぎ。
粉類は同じ場所にまとめて保管し、安売りの日の買い出し前に在庫をチェックしてから出かければ、よく使う食材なので無駄になりません。開封後は虫や湿気を防ぐため、密閉容器に入れて早めに使い切りましょう。
6調味料!毎日使う品は確実に消費できる
買いだめにおすすめの調味料は、塩や砂糖、醤油、油などの毎日のように使うベーシックなもの。子供のいる家庭では、ドレッシングやマヨネーズ、ケチャップ、ソースなども頻繁に使うのでおすすめです。確実に消費できる定番こそ、買いだめ向きといえます。
ただし珍しいスパイスなど、めったに使わない調味料は買いだめしても結局使わず、場所だけとって無駄にしてしまいがち。開封後は風味が落ちるものも多いので、使う頻度を思い浮かべてから買いだめしましょう。
7シャンプーや洗剤類!ただし新製品好きには不向き
シャンプーやリンス、石鹸や洗濯用洗剤などは、買いだめしていること自体を忘れがちな日用品。しかも新商品の発売サイクルが短く、新しいものに目がない人は、買いだめしたストックに興味をなくしてしまうこともあるため、無駄な買いだめをしがちです。
無駄な買いだめをしないためには、シャンプーや洗剤などの日用品は常に目につくところを収納場所にして、ある程度減ってから安売りの日を見計らって買いに行きましょう。詰め替え用を選ぶと、収納もかさばらず経済的です。
8トイレットペーパーやティッシュペーパーなどの紙類
買いだめ品の中でも、一番人気なのはトイレットペーパーなどの紙類です。台風や停電、断水などの災害対策の備蓄品としても重要な商品で、ライフラインが止まるとすぐに店頭で品切れになる商品でもあります。
備蓄という意味でも、ある程度は買いだめしておきましょう。ただし場所をとるのが難点なので、収納スペースに合わせて買いだめする数を決め、ストックが減ったら新しいものを買い足す習慣をつけると、無駄なくちょうどよい量をキープできます。
9サランラップやアルミホイル類!災害時にも役立つ備蓄品
ラップやアルミホイル類は、日々の調理や食品保存で必ず使ううえ、災害時にも大活躍。お皿にラップを敷けば洗い物を減らせて断水時に役立ちますし、体に巻けば保温にも使えるなど、いろいろな場面で重宝するので、買いだめしておくと安心です。安売りセールが狙い目ですが、過剰なストックは控えましょう。
買いだめ向き食材・日用品の保存期間の目安一覧
買いだめの前に、日持ちの目安を知っておくと選びやすくなります。以下はいずれも未開封の場合の目安で、実際はパッケージの表示を優先してください。開封後はどれも早めに使い切るのが基本です。
| 品目 | 保存の目安(未開封) | 買いだめのポイント |
|---|---|---|
| 缶詰 | 約1〜3年 | 普段使いできる種類だけを選ぶ |
| 乾物(わかめ・干し椎茸) | 約1年 | 小分けパックが無駄になりにくい |
| 高野豆腐・ゴマ | 約6ヶ月 | 使う頻度に合わせて少量ずつ |
| 乾麺・パスタ | 約3年 | 冷暗所で保存、開封後は密閉 |
| カップ麺 | 約6ヶ月 | 期限が短めなので買いすぎ注意 |
| 冷凍食品 | 約1年 | 冷凍庫は8割程度までに |
| 粉類(小麦粉など) | 約1年 | まとめて保管し在庫を可視化 |
| 調味料(塩・砂糖) | 長期保存が可能 | 毎日使う定番を優先 |
災害への備えにもなる「ローリングStock」で無駄なく回そう
日持ちする食材の買いだめは、そのまま災害への備えにもつながります。おすすめは、農林水産省の「家庭備蓄ポータル」や政府広報オンラインでも紹介されている「ローリングストック」という考え方。普段の食品を少し多めに買っておき、古いものから消費し、使った分を買い足していく方法です。
特別な非常食をため込む必要がなく、いつもの食材を少し多めに回すだけなので、賞味期限切れの無駄が出にくいのが利点。ポイントは、新しいものを奥に、期限が近いものを手前に置いて、手前から使うこと。買いだめの「損」を防ぎながら、いざというときの安心も手に入ります。
買いだめのメリットやデメリット!性格次第なので注意しよう
買いだめにはメリットとデメリットがあり、メリットを実感できるか、デメリットを感じるかは、その人の性格にもよります。
人は思い込むと他の考えが見えなくなりがちです。買いだめを得だと思っている人も、損だと思っている人も、一度ここでメリットとデメリットを整理しておきましょう。
買いだめの5つのメリット!お金も時間も手間もお得
買いだめは、向いている人が行うと次のようなメリットがあります。週末以外は夫に頼れず、ほぼ一人で家事や子育てを行うワンオペ育児やフルタイム勤務などで、こまめに買い物へ行けない人にとって、買いだめは心強い味方です。
- 安売りなどを利用すれば、必要なものを安く購入できる
- 買い物の手間を減らせ、交通費を節約できる
- ストック切れで慌てずに済む
- 無駄な買い物を削減できる
- 安心感や満足感が得られる
買いだめの5つのデメリット!お金も物も無駄になる
一方、買いだめは向いていない人が行うと次のようなデメリットがあります。安売り広告につられてしまう買いだめ癖のある人は、他にも主婦向けの節約術は色々とありますので、生活に取り入れられないか検討してみましょう。
- 保管場所をとる
- 消費期限内に使いきれない
- 忘れて二重買いをしてしまう
- 新商品に目移りしてしまう
- 安心感から、無駄に消費量が増える
あなたの性格は買いだめ向き?それとも不向き?
買いだめについて知れば知るほど、自分の性格とマッチしていなければ、買いだめしないほうがお得な気がしてくるでしょう。
一度、買いだめに向いている性格か不向きかをチェックし、不向きな人は買いだめ上手になるコツを確認してみましょう。
買いだめ向きの性格とは?管理や節約を楽しめる人
買いだめに向いているのは、きちんと予算管理や在庫管理ができる人や、節約を楽しんで取り組める人です。
ただし、管理ができる人でも完璧さを求める性格の場合、ちょっとした失敗でバランスを崩し、ストック切れの不安を大きくしてしまうことがあるので注意が必要です。
買いだめ品が切れても、すぐに買い足すことはできます。おおらかに考えて、家計の節約に取り組んでくださいね。
買いだめ派です!
私は買い忘れが多いので、必要なものは気が付いた時にまとめて購入して、買いだめをするようにしています。
ある程度の予算をたてて、在庫も管理しながらお買い物をすれば、お菓子などを無駄買いしなくて済みますよ。
自宅近くに3,000円以上の購入で割引券プレゼントのスーパーがあるので、日用品などの保存可能なものであれば節約になります。
買いだめに不向きな性格とは?好奇心が強く飽きっぽい人
買いだめに不向きなのは、新しいものを試したい好奇心の強い人や飽きっぽい人、整理整頓が苦手な人です。だからといって、買いだめをしてはいけないわけではありません。
買いだめに不向きな人が無駄を出さないためには、商品を手に取ったときに一呼吸おき、「収納ができるか」「期限内に消費できるか」「飽きずに使いきれるか」をイメージし、本当に必要なものを見極めることが大事です。
お買い物上手になりたい
私も一時期、「買いだめは、お得!」って思っていました。冬の間は値下げ品のパンを買いだめしてホクホクだったのですが、梅雨の時期はすぐにカビが生えてしまうので、結局無駄になってしまうんですよね。
買いだめするものや、季節ごとの保管管理ができないと、節約ママ向きではないのかも。私の場合は買い物がストレス解消になっていて、買い物に行く頻度も減らなかったので、買いだめの意味もないと感じてやめました。
買いだめ癖のある人は要注意!ためこみが負担になることも
買いだめの向き不向きに関係なく、もはや癖になっている人は、心の背景に「不足するもののない安心な暮らしがしたい」という気持ちがある傾向があります。過度な買いだめで無駄が多い場合は、やはり見直したいところです。
買いだめ癖がエスカレートすると、つねにストックをいっぱいにしておかないと落ち着かず、少し使っただけですぐに買い足したくなってしまうことも。
こうしたこだわりが強くなりすぎると、気持ちが休まりにくく、無駄が出て家計や生活を圧迫しかねません。心当たりがあるときは、収納量を減らす、置き場所を一か所に決めるなど、一度環境を見直してみると気持ちも軽くなりますよ。
ストック切れが恐怖
私のお祖母ちゃんは、買いだめ食材をため込まずにはいられない性格です。母は「貧しい時期に5人も子供を育てたからよ」とあまり強くは言わないのですが、家の大型冷蔵庫は常に食品がパンパンですし、棚にはお菓子があふれ、物置にある予備冷凍庫は冷凍食品でいっぱいです。
しかも消費期限を超えて冷蔵庫に入れていたちょっと怪しい食品を、「冷凍すれば持ちが良いから」と冷凍庫に移していくので、毎日の食卓が危険なんです!
お祖母ちゃんはいま私の両親と3人で暮らしていますが、家族の人数に見合わない大きな冷蔵庫や冷凍庫があるのもいけないのかも。
買いだめ上手になる3つのコツ!お金を無駄にしない節約術
買いだめをする人は、マメに在庫管理をすることが必須です。とはいえ仕事や育児で逃げ出したいほど忙しいワーママの場合、なかなか計画的な在庫管理ができません。
買いだめをしつつ、お金や物を無駄にしない方法はないの?と思うあなた。今日から次の3つのポイントを生活に取り入れて、節約上手になりましょう。
1買いだめ品の専用置き場を作る
無駄な買いだめをする人の多くは、専用の場所を作っていません。同じ食品をあちこちの空いたスペースに収納してしまうため、買いだめした食品や日用品を無駄にしてしまうのです。
まずは、買いだめ食材はここ!と決めた場所を作り、「買いだめ品を見える化」しましょう。決めた場所以外に仮置きせず、スペースを増やさないことも、無駄な買いだめを抑えるコツです。
買い物前にはストックスペースを確認し、いつも買いだめしている品が不足していたら、メモに書き出してから出かけましょう。
2買いだめNGリストを頭に入れておく
新しい商品に目がない人にとって、入れ替わりの早い商品の買いだめはNGです。香水や化粧品などの流行に左右されやすい商品は、入れ替わりが早く目移りしがち。
季節ごとのセールは多いものの、買いだめしても使いにくくなり、デッドストックになるリスクが高いので、頭の中のNGリストに加えておきましょう。
またスーパーでは商品の入れ替え時期に旧商品を値引きしますが、いつか使うかはっきりしない商品は買いだめに向きませんので、これもNGリストに入れておくと安心です。
3アプリを活用する
買いだめ品をどうしても消費できない人には、在庫管理をしてくれる無料スマホアプリの活用がおすすめです。買い物前にダウンロードして登録しておきましょう。
たくさん登録できるアプリよりも、決まったイラストをタップするだけで登録や買いだめ品の確認ができる、シンプルなアプリのほうが続けやすいですよ。
「これ、家にある?買物リスト」
買いだめの無駄を省いて節約できるだけでなく、買い忘れの予防にも効果的な、シンプルで簡単に操作できる買い物アプリです。
買いだめについてよくある質問
Q. 賞味期限と消費期限は何が違うの?
賞味期限は「おいしく食べられる目安」で、多少過ぎてもすぐ食べられなくなるわけではありません。消費期限は「安全に食べられる期限」で、こちらは過ぎたら食べないのが基本です。買いだめには、賞味期限が長い日持ちする食品を選ぶと無駄が出にくくなります。
Q. どのくらいの量を買いだめすればいい?
目安は「家族が使い切れる量」かつ「決めた収納に収まる量」。まずは1〜2週間分+ローリングストックで少し多めに、を基準にすると、使い切れずに余る失敗を防げます。
Q. 買いだめは本当に節約になるの?
毎日使うもの・確実に消費できるものなら節約になります。反対に、目移りしやすいものや期限切れになりやすいものは、かえって無駄になりがち。「使い切れるか」で判断するのがコツです。
Q. 冷凍庫にはどのくらい入れていい?
詰め込みすぎは電気代がかさみ、停電時のリスクも高まります。取り出しやすさもふまえて、8割程度までにとどめるのがおすすめです。
子育て4コマ漫画:買いだめしてもきりがないのはなぜかしら?
子育て中は、洗剤などの日用品や食品があっという間に品薄になり、買いだめしてもキリがないと感じますよね。ただし、サイズアップや卒業までの期間が短い紙おむつの買いだめだけは、注意したほうがよいと言われています。
とはいえ紙おむつは、備蓄品としても重要。買いだめをする家庭では、余った紙オムツの活用方法もチェックしておきましょう。
買いだめは、やり方と性格しだいで「お得」にも「無駄」にもなります。日持ちして使いまわせるものを選び、専用置き場で見える化し、ローリングストックで古いものから回す。この3つを意識すれば、節約しながら災害への備えにもなる、賢い買いだめが続けられますよ。



