買いだめしても無駄にならない!おすすめ食材や日用品リスト9選
買いだめには賛否両論あり「安い時にまとめて買えばお金も手間もお得」という人と、「結局使わず節約にならない」という人がいます。
保存食とされている食品にも賞味期限や消費期限があるため、買いだめした食品をほとんど使わない人にとっては、ハッキリ言って何を買いだめしても損!
ただし一週間分の献立を決めておくのは家事を時短するためのテクニックの一つですが、その時間や気力がない主婦でも、日持ちがして使いまわしできる食材を買いだめしておけば、金銭面だけでなく時間も節約できます。
1缶詰!ただし日常の食事に使いまわせる種類のみ
買いだめの定番ですが缶詰にも消費期限はありますので、家庭内でよく使う種類以外を買いだめするのはおすすめできません。
ソーセージ、焼き鳥、フルーツなどそのまま1品として出せる缶詰や、コーン、トマトなどできるだけ日常の食事に使いまわして消費できる缶詰を買いだめし、目につきやすい場所にまとめて収納しましょう。
ツナ缶も野菜いためやカレー、お好み焼き、味噌汁にプラスワンするだけで、肉に偏りがちな栄養バランスを整えられるのでおすすめです。
2乾物!小分けパックの商品を選ぶと長持ち
買いだめの定番、乾燥わかめや干しシイタケ、高野豆腐などの乾物。乾燥わかめや干しシイタケの賞味期限の目安はおよそ1年、高野豆腐やゴマはおおむね6ヶ月と長く、買いだめに適した食品です。
ただし残念ながら開封すると湿気で劣化し「開封後はお早めに」の注意書き対象となります。買いだめする乾物を無駄にしないためには、使いきり小分けパックがおすすめです。
とはいえ買いだめ過ぎは無駄の元!目につくところに置かないと、買いだめ品があるのに間違ってまた買ってしまったり、賞味期限切れになったりしやすいので注意して下さい。
3乾麺やパスタ類!未開封なら3年前後の保存が可能
買いだめ食品として人気のカップ麺は確かに備蓄食になるので必要なのでが、製造日より6ヶ月と他の備蓄食に比べると消費期限が短いので無駄にしてしまうことも多く、買いだめの際は注意が必要です。
一方乾麺や乾燥パスタは、未開封であれば製造後3年前後の保存ができますので、買いだめにおすすめ。ただし直射日光に当たると変質しやすいので冷暗所に保存し、開封後は密閉容器に保存しましょう。
4冷凍食品!カット野菜は生より安くて長持ち
買いだめ癖のある人におすすめの冷凍食品は、カット野菜!生野菜に比べて味は落ちますが、価格が安く栄養価も生と比べてそれほど落ちていないですし、調理の手間が省ける分だけ家事ストレスをポジティブに対処するのに役立ち、時間も節約できます。
ただし冷蔵庫や冷凍庫への詰め込み過ぎは、電気代の無駄につながるため節約になりません。停電の際は全て無駄になる恐れがあるため、冷凍食品の買いだめは冷凍庫がいっぱいにならない程度までにするのがベストです。
5粉類!安い時に買いだめすればうっかりミスをカバーできる
買いだめ食材の中でも賛否両論に分かれやすいのが粉類。小麦粉、片栗粉、カレールー、お好み焼き粉などは買い忘れのうっかりミスをしやすい食材なのに、賞味期限切れになりやすい食材でもあります。その理由は、ズバリ買いだめ過ぎ。
粉類は同じ場所にまとめて保管し、安売りの日の買い出し前にチェックして買いだめに出かければ、よく使う食材なので無駄にせずにすみます。
6調味料!毎日使う品は確実に消費できる
買いだめにおすすめの調味料は、塩や砂糖、醤油、油などの毎日のように使うベーシックな調味料です。子供のいる家庭ではドレッシングやマヨネーズ、ケチャップ、ソースなども頻繁に使うのでおすすめ。
ただし珍しいスパイスなどめったに使わない調味料は買いだめしても結局使わず、場所だけとって無駄にしてしまいがちなので注意しましょう。
7シャンプーや洗剤類!ただし新製品好きには不向き
シャンプーやリンス、石鹸や洗濯用洗剤などは、買いだめしていることを忘れがちな日用品。しかもシャンプーや洗剤類は新商品が発売されるサイクルが短く、新しい日用品に目がない人は買いだめしていたストックに興味をなくすこともあるため、無駄な買いだめをしがち。
無駄な買いだめをしないためは、シャンプーや洗剤などの日用品は常に目につくところを収納場所とし、ある程度減ってから安売りの日を見計らって買いに行きましょう。
8トイレットペーパーやティッシュペーパーなどの紙類
買いだめ品の中でも、一番人気なのはトイレットペーパーなどのペーパー類です。台風や停電、断水などの災害対策の備蓄品としても重要な商品で、ライフラインが使用できなくなるとすぐに店頭で品切れになる商品でもあります。
備蓄という意味でもある程度は買いだめしておきましょう。ただし場所をとるのが難点なので、収納スペースにあわせて買いだめする数を決め、ストックが減ったら新しいものを購入する癖をつけましょう。
9サランラップやアルミホイル類!災害時にも役立つ備蓄品
サランラップやアルミホイル類は災害時の保温や、救急キッドがない場合の包帯代わりにも使えるので、買いだめをしておくと安心です。安売りセールが狙い目ですが、過剰なストックは控えましょう。
買いだめのメリットやデメリット!性格次第なので注意しよう
買いだめにはメリットとデメリットがあり、メリットを実感できるか、デメリットを感じるかはその人の性格にもよります。
人は思い込むと他の考えが見えなくなる傾向がありますので、買いだめを得だと思っている人も損だと思っている人も、一度メリットとデメリットを確認しておきましょう。
買いだめの5つのメリット!お金も時間も手間もお得
買いだめは、向いている人が行うと次のようなメリットがあります。週末以外は夫に頼れずほぼ一人で家事や子育てを行うワンオペ育児やフルタイム勤務などでこまめに買い物に行けない人にとって、買いだめは必要不可欠。
- 安売りなどを利用すれば、必要なものを安く購入できる
- 買い物の手間を減らせ、交通費を節約できる
- ストック切れで慌てずに済む
- 無駄な買い物を削減できる
- 安心感や満足感が得られる
買いだめの5つのデメリット!お金も物も無駄になる
買いだめは、向いていない人が行うと次のようなデメリットがあります。安売り広告につられてしまう買いだめ癖のある人は、他にも主婦向けの節約術は色々とありますので、生活に取り入れられないか検討してみましょう。
- 保管場所をとる
- 消費期限内に使いきれない
- 忘れて二重買いをしてしまう
- 新商品に目移りしてしまう
- 安心感から、無駄に消費量が増える
あなたの性格は買いだめ向き?それとも不向き?
買いだめについて知れば知るほど、自分の性格とマッチしていなければ買いだめしない方がお得な気がしてくるでしょう。
一度買いだめに向いているか性格か不向きかをチェックし、不向きな人は買いだめ上手になるコツをチェックしてみましょう。
買いだめ向きの性格とは?管理や節約を楽しめる人
買いだめに向いている性格の人は、きちんと予算管理や在庫管理ができる人や節約に楽しんで取り組める人です。
ただし管理ができる人でも完璧さを求める性格の場合、ちょっとした失敗でバランスを崩し、ストック切れの不安を増大させやすいので注意が必要です。
買いだめ品が切れてもすぐに買い足すことはできますので、おおらかに考えて家計の節約に取り組んでください。
買いだめ派です!
私は買い忘れが多いので、必要なものは気が付いた時にまとめて購入して、買いだめをするようにしています。
ある程度の予算をたてて、在庫も管理しながらお買い物をすれば、お菓子などを無駄買いしなくて済みますよ。
自宅近くに3,000円以上の購入で割引券プレゼントのスーパーがあるので、日用品などの保存可能なものであれば節約になります。
買いだめに不向きな性格とは?好奇心が強く飽きっぽい人
買いだめに不向きな性格の人は、新しいものを試したい好奇心の強い人や飽きっぽい人、整理整頓が苦手な人です。だからといって、買いだめをしてはいけないということではありません。
買いだめに不向きな人が無駄を出さないためには、商品を手に取った時に一呼吸おき、「収納ができるか」「期限内に消費できるか」「飽きずに使いきれるか」などをイメージし、本当に必要な物を見極めることが大事です。
お買い物上手になりたい
私も一時期、「買いだめは、お得!」って思っていました。冬の間は値下げ品のパンを買いだめしてホクホクだったのですが、梅雨の時期はすぐにカビが生えてしまうので、結局無駄になってしまうんですよね。
買いだめするものや、季節ごとの保管管理ができないと、節約ママ向きではないのかも。私の場合は買い物がストレス解消になっていて、買い物に行く頻度も減らなかったので、買いだめの意味もないと感じてやめました。
買いだめ癖のある人は要注意!追い詰められる危険な心理
買いだめの向き不向きに関係なく、もはや癖になっている人は、心の背景に「不足する物のない安心な暮らしがしたい」という心理がある傾向があり、過度な買いだめで無駄が多い場合はやはり好ましくありません。
単なる買いだめ癖がエスカレートしてしまうと、つねにストックいっぱいにしておかなければならないという強い不安が生じ、少しでも使ったらすぐに買いだめたくなるケースも。
買いだめへの脅迫観念のような心理を抱いている場合は心が休まりませんし、無駄が出て家計や生活を圧迫しかねませんので、一度環境を見直すことが大切です。
ストック切れが恐怖
私のお祖母ちゃんは、買いだめ食材をため込まずにはいられない性格です。母は「貧しい時期に5人も子供を育てたからよ」とあまり強くは言わないのですが、家の大型冷蔵庫は常に食品がパンパンですし、棚にはお菓子があふれ、物置にある予備冷凍庫は冷凍食品でいっぱいです。
しかも消費期限を超えて冷蔵庫に入れていたちょっと怪しい食品を、「冷凍すれば持ちが良いから」と冷凍庫に移していくので、毎日の食卓が危険なんです!
お祖母ちゃんはいま私の両親と3人で暮らしていますが、家族の人数に見合わない大きな冷蔵庫や冷凍庫があるのもいけないのかも。
買いだめ上手になる3つのコツ!お金を無駄にしない節約術
買いだめをする人は、マメに在庫管理をすることが必須です。とはいえ仕事や育児で逃げたしたいほど忙しいワーママの場合、なかなか計画的な在庫管理ができません。
買いだめをしつつお金や物を無駄にしない方法はないの?と思うあなた、今日から次の4つのポイントを生活に取り入れて、節約上手になりましょう。
1買いだめ品の専用置き場を作る
ムダな買いだめをする人の多くが、専用の場所を作っていません。同じ食品をあちこちの空いているスペースに収納してしまうため、買いだめした食品や日用品を無駄にしてしまうのです。
まず、買いだめ食材はここ!と決めた場所を作り、「買いだめ品を見える化」しましょう。決めた場所以外に買いだめ品を仮置きせず、スペースを増やさないことも無駄な買いだめを抑えるためには大切です。
買い物前にはストックスペースを確認し、いつも買いだめしている品が不足している場合は、メモに書き出してから出かけましょう。
2買いだめNGリストを頭に入れておく
新しい商品に目がない人にとって、入れ替わりが早い商品の買いだめはNGです。香水や化粧品などの流行に左右されやすい商品は、入れ替わりが早く目移りしがち。
季節ごとのセールは多いのですが買いだめをしておいても使いにくくなり、デッドストックになるリスクが高いので頭の中のNGリストに加えておきましょう。
またスーパーでは商品の入れ替え時期に旧商品を値引きしますが、いつか使うかはっきりしない商品は買いだめに向きませんので、NGリストに加えておきましょう。
3アプリを活用する
買いだめ品をどうしても消費できない人には、在庫管理をしてくれる無料スマホアプリの活用がおすすめです。買い物前にダウンロードして登録しておきましょう。
たくさん登録できるアプリより、決まったイラストをタップするだけで登録や買いだめ品の確認ができる、シンプルなアプリがおすすめです。
「これ、家にある?買物リスト」
買いだめの無駄を省いて節約するだけでなく、買い忘れの予防にも効果的な、シンプルで簡単に操作できる買い物アプリです。
子育て4コマ漫画:買いだめしてもきりがないのはなぜかしら?
子育て中は買いだめしてもキリがないほど洗剤などの日用品や食品が家庭内に品薄になりますが、サイズアップや卒業までの期間が短い紙おむつの買いだめだけは、注意した方がよいと言われています。
とはいえ紙おむつの買いだめは、備蓄品としても重要。買いだめをする家庭では、余った紙オムツの活用方法もチェックしておきましょう。