100均の折り紙活用術~簡単にできる!おしゃれなラッピング
100均の折り紙コーナーには、色んな種類がたくさん並んでいます。両面に柄がある折り紙や、透明の折り紙、英字新聞のような柄など、折って遊ぶだけではもったいないようなおしゃれなものがあります。
子供からお年寄りまで楽しめる折り紙ですが、遊び道具としてだけではない使い方も注目されています。
こちらでは、100均の折り紙にまつわる子育て4コマ漫画をはじめ、テトラ型ラッピング袋、ボックス、ポチ袋のといった100均の折り紙を使って簡単にできるおしゃれなラッピング術をご紹介しましょう。
子育て4コマ漫画~100均折り紙どう使う?
100均には次々と新しいデザインの折り紙が登場し、どれもおしゃれで集めたくなる方も多いようです。
折り紙は正方形なので様々な形を作りやすく、アクセサリーやちょっとしたお菓子をラッピングするのにちょうど良い大きさですし、枚数がたくさん入っているので、大人数に配る際のコスパも最高です。
100均の折り紙を使って、おしゃな「ちょこっとプレゼント」をしてみましょう。
100均の折り紙で作るテトラ型ラッピング袋
小さいテントのようなかわいいラッピング袋は、キャンディーやチョコレート、ハンドメイドのアクセサリーなどを入れるのにおすすめです。折り紙を半分に切って使うので、1枚でラッピング袋が2個作れてお得です。
とっても簡単なので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
テトラ型ラッピング袋の材料
- 折り紙
- はさみ
- 両面テープ(又はテープのり)
- マスキングテープ
材料は全て100均で揃います。
テープのりは、はがす手間がないのでおすすめです。
テトラ型ラッピング袋の作り方
- 折り紙をはさみで半分に切ります。
- 半分に切った折り紙を裏にし、横に置き、片側の端に両面テープ(又はテープのり)を貼ります。
- 両面テープが付いていないほうを、半分より少し超えたぐらいまで折ります。
- 両面テープのシートをはがして、上の写真のように貼り合わせます。
- 上の写真のように、片側を0.5~1cmぐらい折り、マスキングテープを貼って閉じます。
- 中を広げて、お菓子などを入れましょう。
- お菓子などを入れたら口を広げたまま、底とは逆の向きに折り、テトラ型にします。
- マスキングテープを貼って、封をします。ホチキスで留めてもOKですが、子供に渡す際は安全のためにマスキングテープまたは、のりを使用するようにしましょう。
- マスキングテープを貼った側を横にして、形を整えたら完成です!
テトラ型ラッピング袋のアレンジ例
次に、100均の折り紙で作ったテトラ型ラッピング袋のアレンジ方法を見ていきましょう。アイディア次第で、色々なアレンジができます。
材料と道具、アレンジ方法をご紹介します。
テトラ型ラッピング袋のアレンジ例の材料と道具
- フレークシール
- リボン
- 革ひも
- 穴あけパンチ
全て100均で購入
テトラ型の先端に、穴あけパンチで穴を空け、お好みの革ひもやリボンを通して、シールで飾ります。
リボンやシールのひと手間で、100均の折り紙で作ったシンプルなテトラ型ラッピング袋も、インスタ映え間違いなしの可愛くておしゃれなアイテムに変身します。
リボンや革ひもの他に、毛糸や刺繍糸、チャームなどで飾ったり、袋に直接メッセージを書いてもかわいいです。選ぶ折り紙の柄や色によってイメージが変わりますから、中に入れる物や、渡す相手に合わせてアレンジを変えて楽しんでみましょう。
100均の折り紙で作るボックス
100均の折り紙を2枚使って、写真のようなボックスを作ることができます。
ハンドメイドのアクセサリーなどをラッピングする際などに重宝します。中にスポンジや綿を入れると、折り紙でも豪華なラッピングになります。
パカッと開けるのが楽しいので、子供にも喜ばれるでしょう。
折り紙ボックスの作り方
- 折り紙2枚を用意し、1枚は端から0.5㎝ぐらいのところをぐるっと切っておきます。
- 縁を切っていないほうの折り紙の角と角を合わせて半分に折り、三角形になるようにします。
- 2の三角の端と橋を合わせて半分に折り、さらに三角形に折ります。
- 折り紙を広げます。すると、写真のように折り目がつきます。
- 折り紙の4つの角を、折り目の中央に合わせて、写真のように折ります。
- 左右対称に2ヶ所だけ広げましょう。
- 広げていない部分を中央の折り目に合わせて折っていきます。
- 折り紙を縦に置き、先端を横の折り目部分の一番上のほうに合わせて折ります。
- 8で折った部分を広げて、折り目を生かしながら写真のように潰すように折ります。角は中央に折り込むようにしましょう。
- もう片方も同じように折ると、ボックスのふたになる部分の完成です。
- 縁を切ったひとまわり小さい折り紙でも、同じような手順でボックスを作ります。
- 最初に作ったふたの部分をかぶせたら、できあがりです。テトラ型ラッピング袋と同様に、シールやリボンで飾るとより素敵に仕上がります。
100均の折り紙で作るポロシャツ型ポチ袋
種類豊富な100均の折り紙の柄を生かしたポロシャツ型のポチ袋は、お小遣いを入れたり、ポチ袋の裏にメッセージを書いてミニレター代わりにしたりすると良いでしょう。
プレゼントをラッピングした折り紙とお揃いの柄のミニレターをつけたら、プレゼントを受け取った相手のも嬉しさ倍増するはず!
作り方は簡単なので、子供と一緒に作ってみましょう。ポロシャツ型のポチ袋ということで、お父さんの誕生日や父の日などにもぴったりです。クレヨンでネクタイを描くなどのアレンジもして、感謝の気持ちをおしゃれな手紙で伝えましょう。
ポロシャツ型ポチ袋の作り方
- お好みの柄の折り紙を1枚用意します。
- 折り紙の3分の1ぐらいを折って、はさみで切ります。
- 残った3分の2のほうの折り紙を使います。
- 横長に置き、写真のように半分に折り目をつけます。
- 中央につけた折り目に向かって、上の写真のように両側を折ります。
- 折り紙を縦に置き、上1cmぐらいを残して折り目をつけます。
- 折り目がついたら広げて、写真のように折り目を斜めに開きながら折ります。
- 6の手順のようにもう一度折ると、7で広げた部分が袖になります。
- 襟を折っていきます。写真のように、邪魔な部分は後ろに折りましょう。
- 最後に襟の上の余った部分を後ろに折ります。
- かわいいポロシャツ型のポチ袋のできあがりです。
はさみなどを使う際は、大人が作業するほうが安全です。もし子供が行う場合は、子供用のはさみなどを使い、親が必ずそばで見守るようにしましょう。
はさみをはじめとする小さな部品や材料などは安全のため、使い終わった時や使わない時は子供の手の届かないところに置きましょう。
色々使える100均の折り紙
日本では昔から身近な遊び道具として楽しまれている折り紙ですが、海外では「ORIGAMI」と言われ、日本人の器用な特徴を生かしていると評価をされています。国際交流のためのアイテムの1つとして折り紙が用いられることもありますし、海外留学時にホストファミリーや仲良くなった人へのお土産としても喜ばれるでしょう。
海外では折り紙を遊び道具としてではなく、飾りとして使われることも多く、お部屋のインテリアやウェディング会場の飾りなどとしても人気を集めています。
日本では、100均で手軽に折り紙を手に入れることができますし、その種類や素材もとても豊富です。ちょっと手を加えると、普段見慣れている折り紙がおしゃれなラッピング材に早変わりしてしまいます。
折り紙は手先を器用に使うことで、子供の脳の発達にも役立つと言われていますから、今回ご紹介した簡単なラッピング術の他にも、子供の日に折り紙でこいのぼりやかぶとの箸袋やポチ袋を作るなどして、親子でチャレンジしてみましょう。