二世帯住宅の同居でストレスを溜めないに関する記事

『二世帯住宅で同居のストレスを溜めないコツ体験談』

二世帯住宅で同居すると義両親に気をつかいストレスが溜まります。台所を別にしたり義両親と関わらないなど工夫することで同居が上手く行くこともあるようです。

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二世帯住宅で義両親と同居した経験者15人の体験談

二世帯住宅で義両親と同居するとどうしてもストレスが溜まります。最悪の場合は夫婦生活に支障がでて離婚となるケースもあるようです。円滑な同居生活にするためには義両親の生活スケジュールを把握してなるべく会わないようにするなど、適度な距離を保つことが大切です。

実際に義両親と二世帯で同居生活を過ごした15人の方の体験談を紹介します。義両親と同居生活をしている方も今後、二世帯住宅で同居を考えている方も参考にしてください。二世帯住宅のメリットやデメリットも体験談に盛り込まれているので、ストレスが溜まらないように今後のことをしっかり考えてみましょう。

Q二世帯で同居したときにストレスを溜めず継続する方法は?

モモ
32歳

A言いにくいことは旦那や子供を頼りに。

2人の子供を持つ夫婦です。結婚してすぐはアパート暮らししていましたが、家を建てるときに思いきって二世帯住宅にしました。旦那の実家の土地は十分な広さがあり、その方が費用面で安く済んだからです。もう5年目になりますが、玄関やお風呂、トイレ、キッチンなど全て別なので、ストレスは少ない方だと思います。二世帯住宅のメリットは、子供を任せられることです。

子供が2人いると、どちらかの用事で出掛けることが多いのですが、もう1人を留守番させられるので助かっています。デメリットは、生活スペースが違っても、近い距離にいるとお互い小さなことが気になるということです。例えば私がママ友達との飲み会で遅くなると、翌日どこ行ってたの?と聞かれます。言いたくないわけではありませんが、鬱陶しく感じるときもあります。そんなときは、子供を通して伝えてもらったり、旦那にあまり構わないように言ってもらっています。直接言うとどうしても衝突してしまいそうなので、上手く周囲の人間に頼って生活しています。

ゆりか
30代前半

Aせめて険悪にならないためのコツ

夫の両親と二世帯同居を始めて5年経ちます。同居は気乗りしませんでしたが、結婚前から長男である夫に頼まれていたことなので、嫁の自分に決定権はありませんでした。自分は他人と同居する感覚に慣れておらず、結婚していきなり「義両親との同居」のハードルが高すぎて、一時期夫に「狭いアパートでもいいから2人で暮らしたい」と泣きついたほど苦痛でした。ストレスの要因は、四六時中見られている感覚がしてピリピリすることにあります。何年か同居するうちに理解したのは、気が抜けないのはお互い様なので、せめてお互いの生活スタイルを尊重しながら暮らしていくのが最善ということでした。

そのため、義両親の起床時間や食事の時間以外にも、「お義父さんは日曜日に囲碁へ出かける」や「お義母さんは8時までに洗濯物を済ませて、夕食の準備は15時までに終わる」などの細かな1日のスケジュールも把握して、それに沿って自分の行動時間も組み立てていきました。これを行ったおかげで、やろうと思っていた家事をお義母さんが終わらせていたりなどの気まずい思いをすることもなくなりました。つまり二世帯同居のメリットは、自分がしっかりした妻になれることです。

kuro
30代後半

A甘えすぎない適度な距離が大事

私は結婚14年目、義父母との2世帯同居を始めて11年の主婦です。結婚生活3年の間に義父母の家を頻繁に往復しその人柄や生活スタイルを冷静に判断し、この人たちとだったら2世帯同居大丈夫と確信したのが同居のきっかけです。2世帯同居によって子供たちの食事の支度中心に臨時の時のお世話など、どうしようもない時に頼む人がすぐそばにいて安心して生活ができるようになりました。私がどうしても譲れなかったのはキッチンで、主婦が二人いる家庭になるわけですから、キッチンも二つ作ってほしいとリクエスト。

それは大正解でした。基本生活時間の異なった家庭が一緒に暮らすので、その食事の好みも違います。我が家のお風呂は共同ですが、キッチンは別にしたおかげで私も自分の居場所を確保、やり方を変えずに生活でき、メリットが大きいです。2世帯同居で言えるのは甘えすぎない適度な距離を保つことです。

ぽっぽ
20代後半

A甘かった

主人のご両親と同居し、4年が経ちました。結婚と同時に二世帯住宅を新築し、家が建ってから同居しました。同居になったのは、主人(長男です)が両親と一緒に住んであげたいということでその頃は義両親もいい感じでしたし、好きな人の親なのだから大丈夫だろうと甘く考えていました。ところが同居し、子供も生まれると色々と生活面や育児に関して干渉がひどく精神的にしんどくなってきました。価値観は全く違うし、やはり他人だと思うのか主人や義妹、孫には優しいが嫁である私に対してはどうでもいいように感じられる言動があり寂しいです。

子供たちをお風呂に入れてくれたり相手してくれたりは助かります。主人だけは私の味方であることが唯一の救いです。同居なんて辞めておけば良かったと思うのですが、二世帯住宅を共同ローンで建てたからこそ自分にとってこんな立派な家に住むことができるんだと良く考えるようにしています。あと、最近はイライラしたりストレスが溜まっていると思ったら極力義両親とは関わらないようにしています。同居するならばキッチン、トイレ、お風呂は別々の二世帯住宅のほうが精神的に負担はないと思います。

さなたま
30前半

A台所は別で!

結婚してからすぐに同居が始まりました。といっても完全な同居で、二世帯につくられた家ではなく、そのまま入った感じです。はじめは仲良く笑いながら過ごしていましたが時が経つにつれ、お互い気をつかいすぎてから疲れてきて、お互いの嫌なところに目がいくようになりました。洗濯もお互い気をつかい、やられるまえにやらなければとか掃除もやられる前に先にやらなければと探り合いでした。特にいちばんたいへんだったのが料理です。

誰が今日つくるのか、全く決まりもなかったので自分が率先して作っていましたが、姑もはいってきて口だししてきたり、のんびりやるのが好きなわたしと、せかせかバタバタ作ってくしゃくしゃにしていく姑と、だんだんとストレスがお互いたまっていきました。冷蔵庫も掃除してもすぐなんでもいれて腐らすこともしばしば。結局二階に台所をつけてもらい食事は別、洗濯も別、完全に二階を自分たちの暮らしでわけました。そしたらお互い気をつかわずイライラもなく以前よりもさらに仲良しになりました。今ではうまくやっています。

みゆみ
30代後半

A言いたいことをハッキリ伝えると良いです!

結婚当初から義両親と二世帯住宅で同居生活をしています。玄関は別ですが、お互いの生活音等が気になりとてもストレスが溜まります。義両親の所に毎週のように義妹が子供達を連れて来るのですが、私達の所へ来て居座ったりします。私達は週末にはなるべく外出して、しばらく義妹と会わないようにしていたのですが、そうしたら私達の所へ来る回数も減っていきました。

義両親とあまり干渉し合うとお互いに疲れてしまうので、適度な距離を保って接するようしています。光熱費や消耗品などのお金に関することも、きっちりと分けた方が後で揉めないので、前もってお互いに確認するようにしています。我慢は良くないので、伝えなければいけないことはハッキリ言った方が良いです。

きき
30代後半

A酒癖の悪い父と夫の関係がこじれないか心配です

2年前に家を建て替え、妻である私の両親と二世帯住宅に住んでいます。一緒に住んでいるのは、実家の敷地が広かったことと、経済的なことを考えてのことです。今、私のストレスになっていることは、夫と私の父親の関係です。私の父はややアルコール中毒気味で、お酒が入ると言葉遣いが乱暴になったり、人に絡んだり、だらしなくなったりします。週に一度は、私の両親も一緒にみんなで食事をすることにしていますが、父がお酒を飲んで私の夫にも絡むことがあるので困っています。

母も私も父が夫に絡まないように気を遣っているのですが、お酒の入った父は人から注意されると逆上することがあるので、強く止めることも難しいのです。夫はもともと温厚な性格の人ですが、きっと私の父にだいぶ我慢しているのだろうなあと思うと、申し訳なくてしょうがないです。これまで一週間に一度くらいはと思って一緒に食事をしていましたが、回数を減らすか、なしにするかしようかと考えています。男の人同士は一度関係がこじれると修復が難しいと聞くので、そこまでこじれる前に、父と夫が顔を合わせる回数を減らすようにした方がいいかなと思っています。

ちょびこ
34歳

A同居は適度な距離感が大事

私は子供が生まれてから主人の実家で同居を始めて2年が経ちますが正直もう限界です。初めは義理の両親との関係も良好で2世帯同居でも大丈夫だと思っていたのですが甘かったです。我が家は部分共有型(キッチン・トイレ)の2世帯住宅になっていて母屋に義理両親と祖父母が住み、廊下でつながった離れに私たちが住んでいます。同居で一番嫌なことは子供の事に口出ししてくることです。我が家の場合両親のみだけでなく祖父母までもが口出ししてくるので毎日苦痛です。

子供の食事内容を見て文句を言ったり、私に言わずに勝手に食べ物を与えたり、子供が泣いているとかわいそうだと言われます。しかし私の手が離せない時に代わりに見てもらうなどのメリットはありますし、子供にとってはとても良い環境であることに間違いはありません。私は二世帯同居がうまくいくのに必要なことはやはり適度な距離感でお互いあまり干渉しないことだと思っているので必要な時以外は離れから出ない様にしたり週末は出かけたりと顔を合わせる時間を減らす様にしています。また主人にお願いして離れにもキッチンを設置するリフォームも検討しています。

いちご大福
30代前半

A夫婦の認識を共通化していたら・・・

私は、夫の両親と5年間2世帯同居していました。残念なことに、現在は離婚し別々の人生を歩んでいますが、やはり義理の両親との距離感を見誤るとこのような結果になってしまうのだと大きな教訓になりました。産後の手伝いや、日々の家事の手助けなど何かと助かっていた面もありましたが、やはりお姑さんの世話好きな性格とおとなしいお舅さんの性格とがどうしても私に合いません。2世帯同居を成功させるコツはやはり、義理の両親との距離感をきちんと夫婦共通の認識として共有することでしょう。

ある年代の女性には特に世話好きな側面がお節介になってしまうことが多く、それが女性側には大きな負担になります。一方、男性側は自身の実家にいるのと変わりませんので、ずっと気を抜いていられるのです。これでは、夫婦の関係も破たんしてしまっても仕方がないのではないでしょうか。私たち夫婦に足りなかったのは、お互いの認識を共有することと、そのための努力です。それなりの年数を生きている義理の両親の性格や認識を変えることなど到底不可能なのですから、夫婦の認識を改めていくしかないのです。

れたす
31

A二世帯の男は弱い

私の家は、一階に私の両親、二階に私と妻と子供2人の4人で暮らしています。玄関は共同で、入ってすぐに階段がある造りとなっています。新築当初、妻は二世帯住宅に何の不安も不満も持っていませんでした。最初は一階に親がいると子供の面倒をみてくれて助かるなぁと思っていました。住み始めて半年ほど経ったある日、妻から相談を持ちかけられたのです。その相談内容は私の母親への不満でした。我が家は玄関が共同であるため、外出するときや帰宅したときによく顔を合わせるのです。

私は自分の親なのであまり気になりませんでしたが、妻の言い分ではいつも監視されているようでとても不快だと言うのです。妻の実家は近くにあるので、よく実家へ行きます。帰るたびに「また実家行ってきたのかい?」と。母からしたらコミュニケーションのつもりだと思うのですが、妻からすると「また」というフレーズが引っ掛かるそうです。私が妻と母との間に入ってうまくやろうと思うのですが、小さな不満が次から次へとでてきています。現在同居5年目ですが、妻の口癖は「引っ越したい」になっています。

りかこ
30代後半

A二世帯同居の良いところ・悪いところ

私の両親と私たち夫婦、私たちの子ども(1人)で二世帯同居をしています。主人はいわゆるマスオさんです。結婚当初貯金もなく、実家は改築してローンが残っていたのでどうせなら一緒に住んで二馬力でローンを返していこうと同居することになりました。両親はリタイアし主人と私が働いているのですが、良いところはなんと言っても私たちが出ている間に子どもの世話をしてくれることです。保育園に迎えに行ってくれたり、病気のとき看病してくれたりと私が会社に迷惑をかけることなく働けるのは両親のおかげです。

一方デメリットもあります。私の母と主人はお互い気が強く馬が合いません。母が私に主人の悪口を言い、主人が私に母の悪口を言い、板挟みになる私は聞かされるたび本当にストレスです。長引きそうなときには私が母と主人を誘って食事に出かけたり旅行の計画を立てたり楽しいことに気を向けるよう努力をしています。両親にももちろん感謝していますが、私の家で一緒に暮らしてくれている主人にもとても感謝しています。みんなが仲良く暮らせる努力は私がしなければと思っています。

さあや
40代後半

A生活のリズムの違いがあると厳しい

夫は長男で、結婚する時に夫の両親からいずれは同居したいと伝えられていたので、結婚して10年目くらいに両親の住んでいた家を、3階建2世帯住宅に建て替えて、同居するようになりました。それからもう15年近く経ちます。お互いのプライバシーを尊重し、適度な距離を保っているおかげで、特にトラブルと言えるような事はありません。1Fが両親のスペース、3Fが私達夫婦のスペース、2Fが共同スペースと決めています。ただ、私達夫婦のバストイレキッチンが2Fにある為、両親が2Fに来る事はめったにありません。

1Fと3Fに別れて暮らしているため、話し声が気になるなどの事も殆どなく、ストレスはあまり感じません。両親がいつまでも元気で、介護等がいらない状況のおかげもあります。それでもたまにストレスに感じるのが、インターフォンで寝ている時や手が離せない時に呼ばれる事。両親は朝起きて夜寝るというごく普通の生活をしているのですが、私は完全な夜型で、寝ている時にインターフォンで呼ばれて起こされるのが一番のストレス。起きていったら、セールスマンの相手をさせられるのは辛い。いずれはあちらに生活を合わせなくてはならないのでしょうね。

るん
30代後半

A二世帯住宅を建てました

もし、家を建てるなら二世帯住宅にしたいと思っていました。それは、夫婦共働きだからです。主人は帰りが遅いので、子育てと家事、仕事を1人でこなす事が大変でした。仕事がフルタイムなので、帰ってきてから子供を寝かすまでの時間が戦争のようでした。そのため家を建てるなら二世帯!と思っていました。二世帯になって3カ月ですが、今の所、子供の面倒を見てくれるし、家事をしてくれるし、ローンの一部を負担してくれるしでメリットがたくさんあります。

両親と無理のない生活をお互いする為に、間取りをかなり考えました。主人の部屋は、一階の寝室に当たらないようにする事、生活の時間がみんなバラバラなので、気にしないで家の出入りが出来る事、水回りの配管などに防音をして夜中のシャワーや、トイレの水の音にも気をつけました。住む前から、頭の中でシミュレーションをして、負担のない生活を考える事が大切だと思います。あえてデメリットを上げるなら、両親に私の毎日の生活を把握されているので、少しでも帰りが遅くなると『今どこ』と電話がかかってくることがストレスになってます。

みつ
20代後半

A監視されているみたいでストレスがたまります。

義両親が全額家を建てるお金を出してくれるということで、それまでは、別々に住んでいましたが、二世帯住宅を建てました。同居して3年がたちました。ローンがないので、金銭的には楽なのでラッキーだったのですが、なにしろ二世帯ということで監視されている感じがハンパないです。外出していれば、どこに行っていたのとか夜ご飯は何にしたのとか一つ一つ首をつっこんできます。

私たちの行動を一つ一つ把握していないと気が済まないみたいです。そんな生活にはかなりストレスがたまってしまいました。私は気にしていてもストレスがたまるだけなので、はーいと言って右から左へ聞き流すようにしています。そうすることで、いろいろ考えなくてよくなりました。

うのき
41歳

A同居をしていてうまく行っている家庭はないと思います。

結婚15年。自営で二世帯住宅です。玄関は別ですが、中を入ると扉ひとつで繋がっている感じです。同居と自営というのもあり、毎日かなりストレスです。嫁の立場だと言いたい事あってもそれを言うとあとが気まずくなるというのがあり、なかなか言えず我慢しなければいけません。感謝すべき事もありますが、それよりも不満な事のほうが多いです。義母が口を出す事で一番許せないのは子供の事を悪く言うことです。

子供のことを悪く言うときには私も黙っていません。同居で家にいると病気にもなりかねないので私の場合、外でパートをしています。午前中はパートしているのでそれでかなりストレスは減っています。あとは一人でカフェに行ってのんびり過ごすなどもします。そうじゃないとほんとに耐えられないです。友達とランチして色々話を聞いてもらったりするとスッキリするのでたまにランチもします。そんな感じで自分なりにストレスを溜めないように行動しています。

この記事を書いたライター

木村さくら

自称「健康オタクで美容オタク」。最近自家栽培にハマってます。