バツイチ子持ちの再婚事情8
子供にとって親の離婚、再婚は精神的にストレスがかかりやすいです。特に再婚は思春期や多感な時期の子供がいる場合は子供のことを考えて慎重にならなければなりません。
そこでこちらではバツイチ子持ちで再婚した方々に「子供とお相手の方が合わなかった等の問題はなかったか」を伺いました。
Qバツイチ子持ちで再婚をした方に質問!子供とお相手の方の仲は良い?
子供にとって再婚は複雑なものです。特に小学生や中学生のように思春期を迎えた年齢だとなかなか素直に受け入れられない場合が多いです。子供とお相手の方が合わなかった等のような問題が起こらなかったか、また、どのようにして問題を乗り越えたかを教えていただきました。
関係は良好
A二人の子持ちで再婚
私は子供を二人抱えて離婚をしました。一人で二人の子供を抱えるのは生活面でも精神面にも大変でした。でも子供たちのために一生懸命仕事をし子供との時間も過ごし生活してきました。そんな中仕事先で出会った男性がいました。その男性は私より年下で未婚者です。色々とお話をしたり会う機会を重ねお互いのことが必要な存在となっていきました。もちろん私が離婚経験が有り子供も二人いることもお話しています。それを理解した上で私との時間を大切に過ごしてくれ、時には子供も一緒に遊びに行ったりなど子供のことも大事にしてくれました。そんな彼に私は惹かれ彼となら幸せになれると確信しました。ただ結婚についてはなかなか踏み出せないでいました。でも彼と過ごす時間の中で彼が将来のことを考えてくれていることが分かりお互いの両親に話すこととなりました。
再婚で悩んだことは子供のことよりも男性の両親の了解がなかなか得られなかったことです。離婚していて子供が二人いることがやはり納得いかなかったようです。男性の両親を説得するのに3年以上掛かりました。親に反対されるほど二人の絆はどんどん強くなっていきました。ようやくお互いの両親に納得してもらい再婚することになりました。離婚経験があっても再婚したい相手と最後まで諦めないで説得しお互いを信じて行くことが一番大事なことだとわかりました。今では再婚相手との間に子供も生まれ幸せに過ごしています。
A年下の男性と再婚したとき
私は2児の母でしたが、最初の主人とは折が会わないという理由で離婚をして、別れる前に知り合った年下の男性と再婚しました。年下の男性ながらいろいろなことを知っていて気遣っていてくれたので、再婚するに当たって彼がとても気を配ってくれました。その中でも彼が特に強調していたのは私にだけ集中するということでした。子供のこともすべてを含めて全部私のことだけを考えてすべてをすると言うことでしたね。
そのことに関して私にもよく説明をしてくれましたし、その結果すべてが上手く行く形になりました。子供たちも私だけを愛してくれる年下の男性を見てとにかく熱いといっています。確かに私にだけ集中してくれると彼は私に対してとても優しいのです。その気持で私も熱くなって、なんだか家族が冷え切らないで上手くいっている感じです。
ゆっくり時間を掛けて
A時間をかけました
娘が1歳の時に離婚しました。娘は離婚当時相当な寂しさを感じていたようにみてとれました。4歳になったころ私と今の主人の交際が始まりましたが、再び同じような思いをさせないということが大前提でしたので、まずは大人同士が上手くやって行けそうかどうかを見極めるのが先だと思い、初めの1年半くらいは大人だけの交際をしました。彼との会話に娘が「娘として」出てくることが当たり前になって来てから娘と彼を会せました。会った日は公園で遊ぶなど子供を中心にし、次は1ヵ月くらい間を開けて・・・ということを何度か繰り返しました。
その生活に彼も娘も慣れたら会う間隔を段々短くして、結婚直前では毎週末は彼の部屋に泊まりに行くという生活サイクルになっていました。彼と交際を始めてから6年、娘と対面させて4年半の月日をかけました。途中、小学校の入学があり、転校を避けるために結婚に踏み切ろうと思ったこともありましたが、今の娘と父親としての彼の姿を見ると娘のためだけでなく、彼に自覚を持ってもらうためにも時間をかけて本当に良かったと思っています。
直接話し合うことが大切
A子供にいつ、どう伝えるか
娘が2歳の時に離婚して、その後はシングルマザーとして母の手も借りながら生活しました。娘が5歳の時に今の夫と出会い再婚しましたが、子持ちであることを知らせた上で付き合いが始まり、まず娘がなついて夫も喜んでくれたことが大きな弾みとなりました。
その後、息子も生まれて穏やかに暮らしていましたが、本当の父親がいることを娘にいつかは伝えなければならず、時期を見計らっていましたが先日、中2になった娘に夫が一人で話しました。娘も事実として淡々と受け入れているようで時に問題は起きていません。親戚で集まることも多い付き合いですが、これまで誰一人として娘に子連れ再婚であることを話してしまった親戚はいなくて、それはとても珍しく良好な例だと知り合いに言われました。親よりも先に周りの人から事実が子供に伝わってしまうと、しかもそれが思春期であると感情や話が悪化しそうなので、必ず親の口から直接話さないといけないと感じました。
Aバツイチ2人の子持ち再婚を成功させたコツ
子供が上の子12歳、下の子5歳の子持ちでの再婚をしました。周囲の大人の反対は勿論覚悟していました。上の子供は多感な時期だったので、再婚どころか付き合う最中も慎重に行動しました。うちの場合、旦那さんと子供二人の関係は付き合う時からわりと仲が良かったです。ただし、上の子が女の子なので異性にありがちな考えや感じ方のずれは未だに生じます。何か問題が出てきた場合は、なるべく隠さない様に話し合うルールを設けています。それで解決する時もあれば、ケースによってはそこまで至らないこともあります。しかし、思っていることを相手に吐き出すことによりお互いが何を思いどう感じているのかを把握できるだけでも違うのでは?と考えます。気が合う相手でも、何かしら問題は生じます。思春期の子供が相手の場合、子供の意見を無視せず尚且つ自分の意見も押し付けないのがポイントではないでしょうか?時間がかかってもご縁があれば、最善の形に現れると感じています。
叱り方に要注意
Aバツイチ子持ちで再婚して
私は小学三年の子どもを連れて、初婚の女性と入籍しました。妻と子どもは小学一年の春休みには会っていて、妻は子どもの事をよく見てくれていました。しかし、その時だけなら困るなと思い入籍するまでは様子見をしていました。何故なら、子どもの実母が育児放棄をしたからです。子どもにまた辛い思いはさせたくないので、とても慎重になっていました。幸い子どもも妻になつき、休みが日曜日しかない私ではなかなか連れていけない水族館や映画館などに連れて行ってくれました。再婚を決意した時、子どもに「彼女が新しいママになってもいい?彼女のこと好き?」と確認して、「新しいママになっても良いよ。大好きだから」と言ってくれました。
入籍してからは、とりあえず子どもを優先に考えようというのが夫婦の暗黙の了解で、お互い不安があればちゃんと話し合うようにしました。しかし、妻が妊娠した時は神経質になり過ぎて、子どもにきつく当たっているのを見た時は可哀想になり、妻に注意しました。妻もだらしない子どもをしっかりさせなきゃ!と必死だったのだと思いますが、私と妻の子どもとして育てたいので差が出るのはダメだと思い再度話し合いました。子どもは未だに妻のことが大好きなので色々助かっています。
A細かいことはありますが仲良くやっています
子連れ同士で再婚しました。私の子供は小学三年生、旦那の子供は中学一年生の時でした。旦那の子供はもう中学生で、自分の母親の記憶もしっかりあり、今でも交流があるようなので、私は母親というよりも、友達感覚で接しています。お母さんは好きなようで、お母さんの話もききます。もちろん、大人しかわからない事情で離婚しているので、私が知っている詳しい情報は話しません。
私の子供の方は小学三年生で、ちょうど生意気になってきた年頃なので、旦那にしょっちゅう怒られています。でも、怒り方が八つ当たりのような場合は私から旦那に注意して喧嘩になります。しかし、小学生の子供が、喧嘩する場面をとても嫌がるので、こっそり喧嘩します。子供には、お父さんにされていやだと思ったことは、どんな小さなことでもいいからママにいいなさいといってあり、ちょこちょこ報告してきます。しかし、全体的には仲良くやっていると思います。
Aゆっくり家族になろう
娘が10歳の時にバツイチ子持ち再婚しました。現在娘は12歳。もうすぐ初めての家族記念日(うちでは結婚記念日ではなく家族記念日と呼ぶことに決めています)を迎えようとしています。この1年、何もなくただひたすらに毎日平和な日々ばかりではありませんでした。思春期を迎えた娘は不登校気味で、なかなか毎日学校へ行くのが難しい状態が続いています。かといって、学校が嫌いなのではなく本人は行きたいと言います。が、朝になると、『お腹が痛い』『気分が悪い』と言ってトイレにこもり、結局休んでしまいます。
再婚が娘のストレスになっているのかとずいぶん悩み、主人とも別居について何度も話し合いました。ですが、普段の娘の生活を見ている限りでは、娘は主人のことが大好きです。生まれた時から本当の父親に1度も会ったことがない娘にとって、やはり自分にパパが出来たことは嬉しいと感じている様に思います。学校に行かせようと、主人が娘に対し声を荒げたことがありました。その時の娘は部屋にこもってしまいました。私も娘に対して声を荒げて怒る事はあります。その時の娘の反応と、主人が声を荒げた時の反応は違います。一緒に暮らし始めて1年足らず。主人が娘の事を本気で叱るには、早過ぎるなと感じました。そういう話し合いは娘抜きで主人と2人でします。まだまだ《家族》にはなりきれていない3人ですが、たくさん悩みたくさん話し、いつか本当の《家族》になろうと思います。