スーツのシワを取る方法に関する記事

スーツのシワ取りはアイロンが決め手~毎日じゃなくてもOK

スーツのシワ取りはアイロンが決め手~毎日じゃなくてもOK

スーツにシワがないと旦那さんも気持ちが引き締まり、きっと仕事がはかどります。スーツのシワの取り方がわからないとお悩みのママさん、これを読めば全て解決ですよ。毎日ピシッとしたスーツで旦那さんを送り出してあげましょう。

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スーツのシワ取り方法!アイロンを上手に使ってピシッと復活

スーツを着ているサラリーマン

毎日スーツを着るお仕事をしている人にとって、スーツは大事な身だしなみの一つですよね。シワシワだったりヨレヨレのスーツだと恥ずかしいけど、頻繁にクリーニングに出すこともできないし、替えのスーツを何着も買うわけにもいかない。毎日ピシッとしたスーツで会社に行きたいとお思いの方は必見です。シワが少しの場合のシワ取りの方法や、アイロンを使って本格的にシワを取る方法などをご紹介します。シワを作りにくくするコツもお教えしますよ。

スーツのシワがたくさんある場合

後でご紹介するスーツのシワが少しの場合のやり方でも十分シワが取れるのですが、それでもとりきれない場合や、ゆっくり時間のとれる休日にたまにはやりたいのがアイロン。スーツのシワ取りに一番おすすめなのはやはりアイロンです。アイロンの使い方をご紹介します。

アイロンを使いましょう

正しいやり方でアイロンをかけると、ピシッときれいなスーツに復活します。大切なスーツは、長い間きれいに着つづけたいですよね。自分でアイロンをかけるのは難しいとお思いかもしれませんが、正しく行うことで簡単にお手入れをすることができます。きれいなスーツを維持するためには、アイロンでお手入れするといいですよ。

スーツのシワが目立ちやすいところ
スーツのシワを眼立ちやすい処

アイロンをかける前に覚えておきたいのが、スーツのシワが目立ちやすいところです。それは襟、肘、胸、腰、ズボンのお尻です。襟や胸は顔に近い部分でもあるので目につきやすいです。肘は曲げ伸ばしするためシワになりやすいですし、腰やお尻の部分は座るときにぐしゃっとなりやすいですよね。これらのシワが目立ちやすいところを覚えておいて、アイロンをかけるときに気をつけるようにしましょう。

アイロンをかける順番

アイロンは面積の広いところからかけ始めましょう。順番を守ってかけることで、シワを残らず伸ばしてきれいに仕上げることができます。袖→前→後ろ→襟の順番でアイロンをかけると、仕上がりがきれいになるのでおすすめです。

最初にブラッシングする
洋服ブラシのイラスト

スーツには見えないほこりがたくさん溜まっています。アイロンをかける前にブラシを使ってほこりをしっかり落としましょう。そのままにしておくと、繊維の中に入ってしまい虫食いの原因となります。ブラッシングのやり方は、まず全体を軽くたたいてほこりを浮かせます。ジャケットは上から順番に、パンツは逆さに吊るして裾から腰のほうへブラッシングしていきます。襟の裏側やポケットなども忘れないようにしましょう。

アイロンをかける前に当て布をする

スーツにアイロンをかける際は当て布が絶対に必要です。当て布なしでアイロンをかけてしまうと、アイロンの熱でスーツがテカり、素材が傷んでしまいます。当て布には、木綿製の手ぬぐいやハンカチがおすすめです。

アイロンの温度は中

衣類にアイロンをかける際には温度が重要です。適切な温度は生地によって変わるので洗濯表示を確認しましょう。わからない場合は「中」に設定しておくと安心です。オールシーズン向けのスーツはウールのものが多く、ウールは「中(140~160°)」が適温となっています。

アイロンのスチームをかける
アイロンのスチーム

普通にアイロンをかけるよりも、スチームでかけたほうがより効果があります。シワがついた部分を重点的にかけていきます。スチームでもシワが伸びなかったり、お手持ちのアイロンにスチーム機能がない場合は霧吹きを使ってみましょう。ふんわり仕上げたいときには、アイロンを1cmほど浮かしてスチームをかけます。

アイロンは何度もこすらない

広範囲にアイロンをかける場合にはアイロンを軽くすべらせるようにします。襟の部分やパンツの折り目など、折り目をつけたいときは、何度もこするのではなく押し当てるようにしましょう。

まずは袖から始めます。片方ずつアイロン台に乗せてアイロンをかけていきます。アイロンを持っていないほうの手で生地を軽くひっぱりながらシワを伸ばしていきましょう。袖の縫い目に合わせてアイロンをかけることで、きれいな形を保つことができます。

アイロンをかける女性

次に前です。生地の流れに沿ってアイロンをかけていきます。生地の切り替えがある脇の部分は形に沿って、パットが入っている肩まわりはアイロン台にスーツを着せるようなかたちにするとアイロンをかけやすくなります。

次は後ろです。アイロン台にジャケットを着せるように置いて、上から下に向かってアイロンをかけていきます。背中は一番シワが目立ちやすいので丁寧にかけましょう。

最後に襟です。折り目を強くつけすぎると形が崩れてしまうので、軽くなでるようにアイロンをかけます。襟は首の丸い形に沿ってできているため、手で平らに伸ばしながらアイロンをかけていきます。変なシワが入らないようにゆっくり丁寧にかけましょう。

襟とズボン折り目はピシッとさせる

折り目がしっかりついていないと、だらしない印象を与えてしまいます。背中や前の面など広くて目立つところはもちろんですが、折り目はピシッとアイロンをかけるようにしましょう。

アイロンをかけ終わったらハンガーに吊るす
アイロンをかけたスーツをハンガーにかける主婦

スチームでアイロンをかけたあとは、スーツに湿気や熱が残ったままになっています。そのまま着るとシワがついてしまうので、スーツが乾くまではハンガーに吊るしておきましょう。この時、ボタンを留めておくと型崩れの心配がありません。

それでもだめならクリーニングへ出そう

霧吹きやスプレー、アイロンでお手入れしてもきれいにシワが伸びないことがあるかもしれません。そういうときはクリーニングに出してみましょう。頻繁に出しすぎても生地を傷める可能性があるので、半年に一回程度が適切です。また、あまりに安いお店を選んでしまうと技術力が低い場合があるので、値段だけで選ばないことをおすすめします。

アイロンがけのいいところ

少し手間だと思う人もいるかもしれませんが、自分でアイロンがけをするのにはメリットがあります。ここでは、アイロンがけをするメリットを4つご紹介します。

クリーニング代が節約できる

スーツを上下でクリーニングに出すと、1500~2500円程かかってしまいます。年に数回または何着分かこの値段がかかると思うと家計が苦しいですよね。家でアイロンがけをするだけで、これを節約できるのはかなりお得です。

消臭効果がある

アイロンの熱によって雑菌が消滅することで消臭効果があります。夏は汗のにおい、飲み会でタバコのにおいがつくことは少なくないはずです。アイロンがけをすることで、シワが伸びる以外の効果があるとやる気が出ますよね。

スーツのシワが少しの場合

忙しくてアイロンをかける時間がなかったり、家にアイロンがないという人もいるかもしれません。極端にシワシワでなくスーツのシワが少しの場合、外出先でもサッとできる復活方法を4つご紹介します。

スーツをお風呂に吊るす

お風呂の蒸気

霧吹きスプレーでスーツに湿気を与えることでシワをとることができるのですが、霧吹きがない場合におすすめなのがスーツを浴室に吊るしておく方法です。お風呂に入ったあと、まだ蒸気で温まっている浴室に2~3時間吊るして干しておきましょう。そのあと風通しの良いところで陰干しをして乾かしてください。出張中ホテルの浴室でもできるのでとても役立ちます。浴室の蒸気がスチームアイロンと同じような役割を果たしてシワを伸ばしてくれます。注意しないといけないのが、パンツはセンターラインまで伸びてしまうことがあるので、ジャケットだけにしておくということです。

シワ取りスプレーをかける

出張のときなど出先で便利なのがシワ取りスプレーです。短時間でシワを取ることができるので、スーツを休ませる時間がないという場合におすすめです。しっかりアイロンをかけたのと同じようにはなりませんが、即効性を重視するのであればこれが一番です。

スタイルケア 服のミスト
スタイルケア服のミスト

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一回着ただけでは洗わないようなスーツや制服のシワや、汗やタバコのにおいをとります。スプレーするだけでシワやにおいをとってくれる優れもので、静電気防止効果もあります。さわやかな香りつきですが、乾いたあとは残らないので男性も安心してお使いいただけます。

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ーツをハンガーにかけ、10~20cm離したところから全体が少し湿る程度にスプレーします。シワやにおいが特に気なる部分には多めにスプレーしましょう。スプレーしたあと手でスーツを伸ばし、そのまま乾かします。スプレーがシミになることもないので安心してお使いいただけます。

スチーマーを使う

忙しい平日はお風呂に干しておいたり霧吹きだけでもいいですが、週に数回はスチーマーを使うことでスーツをきれいな状態に保つことができます。

衣類スチーマー
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このスチームアイロンのポイントは、衣類をハンガーに吊るした状態のままシワを伸ばすことができるという点です。アイロンやアイロン台を用意しなくても高温の蒸気で素早くシワを伸ばすことができます。においを除去してくれる効果もあります。

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スーツをハンガーにかけた状態で、スチーマーをスーツから少し浮かせて使います。アイロンのようにしっかり当てるというより、蒸気をスーツにかける感覚です。生地によっては蒸気をかけてはいけないものがあるので、洗濯表示を確認して目立たない裏地などでテストをしてから使うようにしてください。また黒や紺などの濃い色は直接当ててしまうことで、テカりの原因になることもあるので注意が必要です。

ドライヤーで乾かす

ドライヤー

アイロンが家にない場合の対処法の一つに、ドライヤーで乾かすというものがあげられます。スーツをハンガーに吊るし、シワを取りたいところを水で少し湿らせます。その箇所をひっぱりながらドライヤーの温風をあてます。ドライヤーは近付けすぎず、温度は熱すぎないようにしましょう。これでシワが目立ちにくくなります。

スーツにシワを作らないために

ここまでスーツにシワができたときの対処法をご紹介してきましたが、そもそもシワを作らないようにすればお手入れの頻度も少なくて済みますよね。毎日簡単に誰でもできるお手入れをご紹介します。

毎日同じスーツを着ない

何着もスーツを持っていないという人には厳しいと思われるかもしれませんが、スペアパンツ付きのスーツを選ぶことで少しは解決します。一着しか持っていない場合でも、パンツを二日に一回交代で履くことで毎日のお手入れが半分の回数で済むようになります。

ハンガーに吊るす
毎日仕事から帰ってきて、スーツを脱いだらすぐにハンガーに吊るすことが大事です。また、薄っぺらいハンガーではなく、3~6cm程度の厚みのあるハンガーを使うことで型崩れを防ぎます。ポケットにものを入れたままにしておくこともシワになる原因なので、ポケットの中のものは必ず出すようにしましょう。

この記事を書いたライター
木村さくら

木村さくら

自称「健康オタクで美容オタク」。最近自家栽培にハマってます。

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