夫婦喧嘩は子供に悪影響に関する記事

夫婦喧嘩が子供に与える悪影響&年齢で違う正しいフォロー

夫婦喧嘩が子供に与える悪影響&年齢で違う正しいフォロー

夫婦喧嘩が子供に与える悪影響ともし夫婦喧嘩を見せてしまったときの子供への対応の仕方を解説。まだ小さくても心は傷つきます。

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夫婦喧嘩が子供に与える影響/心身の発育を阻害しないために

夫婦喧嘩は夫婦だけの問題ではありません。夫婦が一番に考えなくてはならないはずの子供に対して、大きな悪影響を与えているのです。
具体的には、夫婦喧嘩が子供の成長にどのような影響を与えているのでしょうか?2014年にアメリカの発達精神病理学学会で発表された、「貧困と家庭崩壊・夫婦喧嘩は、子供の認識能力を低下させネガティブな感情を形成する」と題する調査報告から見てみましょう。

(参考:Development and Psychopathology(2014)「Poverty, household chaos, and interparental aggression predict children’s ability to recognize and modulate negative emotions.」

夫婦喧嘩を見て育つと、キレやすい子供になる

スマホを握りしめて怒り狂う子供

人には生まれ持った性向がありますが、環境によっても人格が作られていきます。穏やかな環境で育った人が穏やかな性格になるのと同様、終始喧嘩を目にする環境で育つなら、いらだつ気持ちを止めることができないいわゆる「キレやすい」性格になってしまいます。

「キレやすい」ということは、自分の感情をうまくコントロールできないということでもあります。ちょっとした嫌なことや納得ができないことがあっても、ある程度は我慢して調和を優先させることができないならば、学校生活や社会生活にうまく順応することができにくいでしょう。

子供が将来、楽しい学校生活や社会生活を送るためにも、夫婦喧嘩を子供の前ですることはやめましょう。

夫婦が口論する様子を見て育つと、周りを気にしすぎる子供になる

他人に気を使って泣いてしまった子供

常に言い争いが絶えない家庭で育った子供は、周りを気にしすぎる傾向にあります。相手が突然怒り出すのではないか、気分を損ねてしまうのではないかと常におびえ、必要以上に他人の顔色をうかがう人間になってしまいます。

幼いときに親が離婚すると、子供は「自分のせいでお父さんとお母さんは別れてしまったのでは?」と、離婚の原因が自分にあると考えるようになると言われています。同様に、夫婦の口論を見て育った子どもも、「言い争っている原因は、自分にあるのかも」と、自分を責めるようになってしまうことも考えられるのです。結果として、物事に対してネガティブな感情を持ちがちになり、現在を否定的に考えるだけでなく、将来に対しても楽天的に考えられなくなるケースも多いのです。

夫婦の口論の様子を見せることで、子供が自分の意見を言えない人間になってしまいます。自由な感性を育てるためにも、子供の前で口論することはやめましょう。

夫婦の暴力行為を見て育つと、相手の気持ちを察せない子供になる

わがままに育った変顔する子供

口論だけではなく、身体的に傷つけあうような夫婦喧嘩を見て育った子どもは、相手の感情に対して鈍感になる傾向があります。口論を見て育つと他人の感情に過敏に反応するようになりますが、暴力行為を見て育つと子供自身の心に傷が付き過ぎて、心を防御するために感情にシャッターが下ろされてしまうのです。

結果、どんなひどい行為や感動する出来事、心を打つ話を聞いても、何も感じないようになってしまうのです。そのため、相手の気持ちを察することができないだけでなく、相手がどのような気持ちでいようと気にならない人間になってしまうのです。

健全な心の成長を願うなら、子供の心にシャッターを下ろしてしまわないように、子供の前で暴力行為を見せることはやめましょう。

夫婦喧嘩をしてしまった後の、子供への接し方

両親と仲良しの可愛い女の子

子供は、大人が思っている以上に敏感に空気を察します。口論することや暴力行為をすることももちろん子供の心に傷をつけますが、夫婦お互いが無視し合うだけでも、子供の心は傷つくのです。

では、心ならずも子供の前で夫婦喧嘩をしてしまったら、どのように子供の心をフォローすることができるでしょうか。

子供が小学生以上で、大人の話を理解できる場合

お父さんとお母さんが喧嘩しているのは、決して子供のせいではないこと、二人とも子供の味方であること、そして喧嘩したことを後悔していること、仲直りしてみんなで仲良く暮らしていきたいと願っていることを、子供が分かりやすいように話して聞かせるようにしましょう

夫婦が仲直りしたとしても、子供はいつまでも悩んでいるかもしれません。夫婦喧嘩をしたら夫婦で解決して終わりなのではなく、子供にも事後報告することで、子供の精神的なケアができるのです。

子供が幼く、大人の話を理解できないと思われる場合

2歳、3歳程度でも、家の重苦しい雰囲気に子どもは気付きます。口論や暴力行為を見ることで、子供が泣くことも少なくありません。「幼いから分からないだろう」と判断するのではなく、1人の家族の成員として迷惑をかけたことにたいして、子供にもしっかりと対応する必要があるのです。子供の年齢に合わせた言葉で、「悪かった」「お父さんもお母さんもあなたを大事に思っている」ということを伝えましょう。

無理のない夫婦のあり方とは?

人間ですから、喧嘩をしてしまうことはあります。ですが、家族と言う世の中の最も基本的な単位において、「信頼」と「愛情」が常にベースにあることが、子供の健全な成長に欠かせないということを忘れてはいけません。「絶対に夫婦喧嘩しない」と無理な目標を立てるのではなく、「喧嘩はしても、すぐに仲直りする」という目標を持つことで、子供の情操教育と無理のない夫婦を両立することができるのです。

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この記事を書いたライター
木村さくら

木村さくら

自称「健康オタクで美容オタク」。最近自家栽培にハマってます。